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Royal Babyが占拠したデニムのウインドー

2013年7月30日

コロネーション(戴冠式)60周年記念が昨年のダイアモンドジュビリーに続いて
ロンドンを挙げての祝祭になっています。

街を歩いてもオックスフォードやリージェントストリートなどの目抜き通りには
60」という数字と王冠の横断幕がたなびいて、タワーブリッジも
ロイヤルブルーライトアップされています。

バッキンガム宮殿の庭園で開催されたコロネーションフェスティバルでは入場料30ポンドという
高額にもかかわらず、王室御用達
(ロイヤルワラント)を持つブランドが
限定商品の販売や、ファッションショーを行い、大賑わい!

ラッセル・ワトソンのコンサートが終わった夜11時近くには

会場から出てくる人達で、宮殿前の広場は溢れ、写真どころではありません

年齢層が高いのは、入場料の高さから推測してもそうでしょうね

百貨店のウインドーもコロネーション!

ロンドン中産階級奥様御用達のちょっとおすまし百貨店Jhon Louisでは
エリザベス女王の戴冠式が行われた
1953年のデザインのドレスがウインドウ一面に展示
Jhon Louis
のアーカイブに残るデザイン画とプリントデザインを再現したとか!

フィット&フレアーのドレスに添えられた当時の典雅な雰囲気を伝え
しばし、うっとりと見とれてしまいました。

ウットリしたのもつかの間、あれれオックスフォードサーカスを下って行くと
セルフルリッジ
から、トップショップPRIMARKにいたるまで
ウインドーは
デニムのオンパレードです。


ブルーデニムからホワイト、ブラックデニムと豊富
小物類も充実しています。





まだSaleの真っ最中ですが、通りがかったユニクロでは
早くも秋物が立ち上がり、ここでも
デニム!それとダウンのカジュアルコーディネーション

ヘアアレンジは展示会の時と同じく加茂克也スタイルで決まっていました

セルフリッジは、やはりロンドンでファション感度NOのウインドー
この夏のテーマは「
DENIM STUDIO

デニム製品だけではなく、ライフシーンを彷彿させる小物雑貨に至るまで
細部の充実ぶりが完成度を高めています。


しかしRoyal Babyが誕生した翌日には、こんな事に!?
こんなに簡単でイイノー?

上に張っただけ、しかも写真のモデルにIts a Boy!と吹き出しで言わせるアニメ仕立て
王室犬??のコーギーが風船持ってお祝いしてますが、、、。

デニムを占拠したロイヤルベビーです

☟☟


 

他のメディアが騒いでいるから、これでよいのかも、、。
ついでに、アイルランド生まれの激安ファーストファッション
PRIMARK
ここに来て260店を数えるほど急成長しているのは

ご存知の通り。

ロンドンでも大変な人気で、バングラディッシュの大惨事が起こった後でも
不買運動など起こる気配もなく、相変わらずすごい人気ですが

やはり憂う人はいました。

人気急上昇のエリア 若いエリート達が住むショーディッジの住宅街を歩いていたら
家のドアのこんなシールが貼ってあり、結構点々と目立ていました。

一時間で7ペンスの工賃と書いてあります
HP
には「私達の倫理」というコーナーが設けてはありますが、、、。


14SSのメンズジャケットは3Bとダブル! uccieのつぶやき

2013年7月23日

こんにちは uccieです

今度は14SSメンズのアイテム、ジャケットを中心にまとめたいと思います!
日本のクールビズにはちょっと難しいですが、特徴的なアイテムがズラり

uccie的にトレンドは3つボタンのジャケット
3Bの良さはVゾーンのタイトさ、ウエストがシャープなところですが、
今シーズンは春夏らしいカラーでの同系色スタイリングに大注目!
逆にPRADAのような総柄インナーも、狭めのVゾーンなら主張は少なめ

生地はシルエットの出やすい張りのあるのウールやコットンが主流のようです

今回の3Bで最注目したいのは裾のラインと丈
LANVINとPRADAのような股上が深いものを合わせるものは、ラウンドしたカッティング
上がタイトなら、ボトムは少し緩めだと、今シーズンのバランス感となりそうです

ボタン幅はベーシックですが、3つ目のボタンはシワが少し出るぐらいの
タイト感で止まるぐらいがベスト、3つ目のボタンだけ外して、インナーを見せるのもポイント

裾のラインと丈のバランスを考え、インナーを生かす着こなしが重要となりそう!

 

続いて…こちらも増加傾向だったダブルのジャケット
黒を中心に暗めのカラーですが、PRADA、DRIESのようにダブルでも総柄インナーは増加中

ダブルではリラックス感ラグジュアリーを感じるファブリックや色使いが目立ちます
おススメはサテンのような光沢とドレープ感が生まれるものが相性良さそうです。

ボタンは数が2~6個とバリエーション豊富、よって止め位置も様々
個人的にはドリスとAmiのような、ボタン位置が少し低く、丈が長めのものをチョイスしたいです
襟やVゾーンが長くなってスッキリした印象になり、春夏らしい着こなしが出来ます

スタイリングで総じて言えるのはリラックス感
着こなしに遊び心があるのがポイントです、サンダルやクロップドパンツを合わせ
足元を軽快にしたり、袖を大胆にまくり上げシャツを見せるなど、
着る人が色々チャレンジしたくなる、14SSのダブルはそんな魅力があります。

それにしても両方でPRADAをピックアップしてしまいたが、ちょっと子悪党のような
少し古いような、力感のないジャケットスタイルはピカイチでした!

来シーズンは3Bとダブル、いつもと違うジャケットにチャレンジ!

 

今度はこちらの画像をご覧ください↓ スーツスタイルをまとめたものですが、ある共通点が…

そう、全てアンクル丈!クロップドタイプ以外の方が見ない気がする程、主流となってます
14SSではややテーパードのシルエットがトレンド、足首が強調されてかっこいい

ソックスは履いてなかったり、見えないものが完全に定番化してますね
最近ではメンズのフットカバーも店頭でよく見かけるようになりました。
←こちらは無印良品

さて、このクロップドタイプのパンツですが、クールビズに最適では…
と思いつつも、実際は日本のビジネスマンでは中々お目にかかれません!

もちろんアパレル関係だとクールビズは毎シーズン洗練されて、着こなし幅も拡大
最近ではインナーをカットソー足元はスニーカーを合わせるなど日々進化しています

もちろん環境が大きく違うのもありますが、通勤時の電車内では見ることもなく
たまにクロップドパンツのスタイルを見ても、アパレル関係の人かな? 
と思ってしまうほど、着こなしの差を感じます。

ちょっと勿体ない!そんな感じで電車で暑そうなビジネスマンを眺めたりしてます…
クールビズを実践している、ビジネスマン
はどれぐらいいるのだろうか?気になるので
近々街頭調査に出させていただきます!限られた範囲内のクールビズはどうなっているのか
中々お目にかかれない、今のクールビズをお伝え出来ればと思います。

 

最後にポロシャツにハマってるuccieがどうしてもお伝えしたい、14SSのポロシャツ

ラフのロングポロ(ワンピース)などアイテムでインパクトのあるものが多かったですが、
実はスタイリングにかなりの新しいアイデアが!

タックインはベルトなどのアクセントがポイント、トップスもスッキリした印象
レイヤード自体は多くありましたが、シャツインは難易度高そう!ネックのカラー+カラー
新しいバランスです!でも半袖+長袖+前のみタックインのプラダは着こなすのは困難?

スカーフなどの小物使いは柄のシーズンだった14SSにはピッタリはまります。
まだ夏も続くので、気に入ったスタイルはチャレンジしてはいかがでしょうか?

 


2014SSのメンズの注目カラーは!?  uccieのつぶやき

2013年7月16日

ドーモ、uccieです!
今回は2014SSのトレンドということで、カラーからまとめてみました!

全体的に見ると話題になっていたのは、ダークトーンでまとめられたカラーたち
素材感も軽やかなものではなく、秋冬のような素材感によって
より暗めのカラーが引き立ちました!

中でも深めのネイビーブルーくすんだパープルなどの寒色系は全身でのスタイリングで
使用されることが多くて、かなりのブランドで見られました!
HAIDER ACKERMANNのトーンの違う着こなしは大好物!(パープルの右から2番目)

重めのアウターなどの使用が増加傾向のボルドーは完全な秋冬カラー
そしてグリーンは様々な素材によって表情が違いを見せるので、要注目!

え~秋冬なのに暗いカラーしかないの!?
大丈夫です、そんな方にはエネルギッシュな3色!

大本命なのはオレンジ!差し色使いからセットアップまで、幅広く使えそう
ピンクはビビッドからダスティとトーンで遊びたい、ブラックと合わせてより存在感アップ!
ブルーは透明感のあるスカイブルー、シアンで印象が一気に爽やかになります

スタイリングはTシャツやポロでのセットアップで大胆に!

注目カラーを紹介しましたが、実は一番多く見られたであろうニュートラルカラー
ベージュやグレイとリッチ感を演出できるものが目白押し
ここでも単色や微妙なトーンの違いを楽しむスタイリングが提案されてます!

 

カラーを紹介しましたが、柄の存在感が光ったシーズン
あえてピックアップしたいのは、個人的に推していたパターン×パターン
ここでは左からペイズリー×小紋柄、花×チェック、花×花、チェック×チェック…を紹介

共通点はパターンシャツを使用しているので、トレンド間違いなし!

カラーと柄を紹介してきましが、そのカラーや柄のバリエーションが豊富だったのは
アノラックやパーカー!アウトドア、マウンテンスタイルが豊富だった今シーズンならでは!

左からカラー、パターン、素材とまとめてみました。圧巻のバリエーション!


ドリスによるメンズのための花柄提案! uccieのつぶやき

2013年7月8日

引き続きお送りする、パリのメンズはDries Van Noten
レディス共にセールスも絶好調のドリス、14SSも勢いそのままに
得意のプリントで花咲きました!

ファーストルックは全て異なる花柄を合わせてます、とにかく花柄が凄い!
ドリスの春夏では定番となったハーフパンツにサテンのコートのコーディネート
このコートにハーフパンツの着こなしは、今シーズンのポイントのようです

13SSでも使用していた光沢のあるサテンダークカラーでより繊細な印象に
シャツやパンツにも使用しますが、かなり柔らかく着やすい素材です
大きく開いたネックラインとハーフパンツのカジュアルなものと合わせています

ちょっと毒のあるハワイアンにランの花、小花やスキャンしたフラワーなど本当に様々!
全てのアイテムで異なった柄、素材を使用したバリエーションには圧巻です

花柄なのにどこか陰があり、落ち着いた印象は生地がダークカラーで統一されているため!
ドリス流のメンズの為の花柄を提案!

uccie的に一番グッときたのは、シンプルですがワンポイントで花柄を使用したアイテム
コートはウエストマークが高めで、今シーズンかなり見られたトレンド!
このモデルのタイトなシルエット×アフロが妙にグッときました!

地がブラックだと、色鮮やかな花が特に映えますね、そして穏やかな印象
ですが、自分は同系色の花を重ねるのがより好み!コットンのかすれ具合もいい風合い!

コートやシャツがアイテムの中心ですが、アノラック型のトップスも総柄で登場
スポーツウェアも柄で攻めたい気分なのが今シーズン!

唐突に現れるパッチワークは花柄の上から大胆にレイアウト
花の総柄が難しいと思うなら、ポップにしてしまえばいい!そんな発想でしょうか
実は「9」の持つ意味はわからないまま…(笑)

クラウンやバロック刺繍のワッペンもワンポイントでかわいらしく

バッグはミニマム化が多かった他ブランドとは異なり、大きめ
コットンのカジュアルなバッグはドラム型やトレンドのクラッチ持ちなど
ドラムバッグは新鮮で、ベルトも持った持ち方も新しい提案

シューズはスリッポン、柄の服に合わせるなら、極シンプルなものが一番!
シャークソールPRADAなど主要ブランドでも見られているので、トレンド待ったなしです

毎シーズン提案するサンダルも花柄とパイソンなど、ここでもシャークソール
ドリスのサンダルは、ベロクロベルトのホールド力は本当に履きやすいんですよ
一番欲しいアイテム、というか猛暑になった今欲しい…

花柄のパラダイスって感じのコレクションでしたが、本当に様々な花柄を豊富な素材で提案
毎度のことながら、楽しいコレクションで着たいと思うものが多すぎる、最高のコレクション!


英国調はユナイテッド アローズの基本?

2013年7月5日

まだまだトレンドとして柱の一つになっているブリティッシュスコティッシュですが
古くさく見えるところもあり、新鮮で若々しいコーディネートになっているところもあり
今シーズンは紙一重のラインを、ロックパンクヴィンテージユニフォームを組み合わせ
ストリート系に持って行くのがポイントのようです。
 

ブレザーの上に羽織るMA-1。これがなければウインドペンのパンツにスウェット、シャツという
行儀の良いカジュアル。ニット帽多し!

進化形スェットはセーターに変わるインナーとしてシンプルなタイプから
ネックの刺繍や装飾など、バリエーションはさまざまに広がっています。

本格的な紺ブレの下にはヴィンテージのロスアンジェルスオリンピックの
レア物ティーシャツでリラックス

レトロなロゴ入りスェットやボーダーのポロシャツを大人っぽくスタイリングしたり

タータンやグレンチェックなど典型的な英国チェックアランニット
今シーズンっぽくアンゴラやモヘアの起毛ニットも一緒に提案されていますが
ここでも、
プレッピー風シャツやネッカチーフのアクセントがマスト

カジュアルにしながら、ちょっとダンディ風味が入るのがUAらしさです!

 

ちなみにスコティッシュなキルトスカートは出るところでは出てますが
それほど多くはありません

伊勢丹では、スコットランドから表彰されただけに伊勢丹オリジナルのクランタータンを制作
こんなにシリーズで提案されていました。

カモフラージュもブリティッシュとの相性抜群
スウェットの上下から、キルティングジャケットの下に

薄いジャケットとしてきたり
スカーフから、テディベア風コートまでアイテムが広がっています。

アニマル柄もカモフラージュ風の一味としてグルーピング

とびきりカッコ良かった!!さすがにアローズと思わせたのが、シューズのセレクト!
スニーカーというのに、ネクタイ柄やリバティ柄でハイカットに作られたり

オペラシューズはベルベット素材の正統派だけど

なんと
ポインテッドトゥ!

タータンのローファー!!! 基本柄を大胆なサイズ感でアップデート、可愛い~~!

極め付けはこちら
スタイリストのタビサ・シモンズのデザインのメリージェーンシューズ
赤いグレンチェックにネクタイ柄をコラージュした
正統派ブリティッシュなのに、モード感メチャ高し!

こういう大人っぽいつう好みの小物が、自然に忍び込ませてあるというのが
アローズの品揃えに奥行きを与えてるんでしょうね!

あと私が個人的に心引かれたのがこのニット帽

フツーのバルキーニットキャップですが、チュールネットを重ねるだけで
エレガントに突然変異!

このアイディアは、ジル・サンダー時代のラフ・シモンズがオリジナルと思います
あの時は、ジャージー使いだったけれど、バルキーもカジュアルで若々しい感じ!

アローズの展示会でいつも思うのは、手作りの暖かいおもてなしで迎えられることです
あるときは社員のお母様の手作りのお料理が振る舞われたり!

今回も、会場の一部に作られたCoffee Kioskには、黒板に書かれた飲み物と
手作りのスコーンとジャムが。

カップケーキと野菜チップスのコーナーもありました。

こういうのってちょっと立ち止まって一息入れられるし、時間を取られないので
とっても嬉しい心遣いです


今週の一皿 つけ麺デビュー「麵屋 波」

雨がしとしと降る日に興味半分、気分転換に鎌倉で行われた
パタゴニアの40周年パーティ
に行ってきました。

波打ち際のイベント会場からは、台風接近か波がしだいに高くなる様子が手に取るように見えアスリートが多い招待客の中でもサーファーの方々は
今こそ、「海に入りたい!!」と浮き足立つ様子

いつものパーティの顔ぶれとは全く異なるゲストの顔ぶれにも
興味津々!アルペンからタヒチまで多くのパタゴニアのアンバサダー
活躍していらっしゃる事も知りました。

パタゴニアの社会貢献環境への配慮など興味深い話しも多々聞くことが出来
有意義なパーティでした。

 

だが、、、しかし鎌倉の地元の美味しい食材を生かしたお料理には
長い長~い行列が出来、、、

とてもそこに並ぶ時間と元気はなく
鎌倉在住のスポーツマンN氏とカフェで夕食をとろうと雨の中歩き出したのですが

鎌倉は観光地ですが、日帰り客が多いため7時過ぎると街が真っ暗になってしまうのですね。昼間の喧噪とはかけ離れた寂しさに、ビックリ!
お目当てのカフェも閉まっており、近辺に赤いネオンがぽつんと一つ灯っていました。

「ここ普段はすごい行列なんですよ なんでしょうね?」とN氏。
雨降りの九時過ぎ、しかも中心地から離れたつけ麺やさんには、人っ子一人いません。
もうここしかない!!

どんな店かも知らず、入ったつけ麺やさんは大当たりでした
出されたお皿にまたビックリ!パスタと見まがうようなヘルシーで美しい盛りつけ

付けるスープはカレーのみ
中に大きいチキンがごろりと入っています。

2度楽しめる仕掛けになっていて、麺を食べ終わるとお茶漬けと称して
御飯のお椀と魚介と鳥ガラでとったスープが、まるで蕎麦湯のように供されるのです!
この頃には食べるのに夢中になっていて、もう写真どころではなく、、、、

N氏は、私が残した麺をそばめしと称して、御飯と一緒にお茶漬けにしてさらっていました。
材木座海岸の近くの「」というお店だったと思います。
もう2度とたどり着けないかも…

uccieが気になって調べたところ、麺屋 波 (WAVE)さんは鎌倉No.1の名店でした!
羨ましい!


GUCCIは幸せのマウンテンスタイル uccieのつぶやき

2013年6月29日

ミラノコレクションも終了し、あっという間にパリへ!
もちろんミラノをまとめる上で、忘れてはいけないのはGUCCI

GUCCIのデザイナーといえば、フリーダ・ジャンニーニですが
3月に出産してから初のショー、心境の変化があったのか気になるところ!
コレクションは幸せを感じる、ニューGUCCIを感じさせるものでした!

ファーストルックはTシャツとパンツのTシャツセットアップ、そしてリュックと
ジャケットスタイル中心の例年とは一味違った開幕!

さらにフラワーマウンテンスタイルの融合は、新しいアウトドアを感じさせます
ボタニカル柄でのTシャツセットアップはダークカラーが新鮮です。


Tシャツセットアップは東京のストリートでもよく見かけます。注目中!

もちろんシャープなジャケットスタイルも花柄!
グッチのイメージを崩さないダークカラーでシックな雰囲気に

終盤ではより明るめの花柄も登場!ゆったり目のチュニックの相性はバッチリです
首元にもドット、花柄のスカーフを合わせて、ここでも柄×柄が登場してます。

ちょっと予想のしなかった登場はアノラックパーカー
本格的なマウンテンスタイルはパープルやカーキ、グレーと暗めのトーン
ただアノラックには花柄は採用されず…折角いい柄だったのでちょっと残念

アノラックのディテールアップ、ギミックがガチです、シルエットも寒暖に対応出来るようゆったり
フードや袖にもアジャスターもついてます。こういうディテールはメンズにはたまりません

ジャケットとも合わせていた、切り替えパンツはこちらも本格的なマウンテンパンツ
膝の伸縮加工に内膝や裾の補強… あれ、これGUCCIの別ラインでしたっけ?
アウトドアスタイルに対する意気込みが表れてますが、ちょっと難しいアイテム、本格的すぎて

アノラックにマウンテンパンツと来たら、もちろんバックパック
…と、見せかけてレザーのリュック風のトートバッグを背負っていました。

ただ、背負った時に畳めるディテールがあり、フォルムが凄くいい!
リュックにも出来るバッグってよくあるんですけど、いざ背負ったりするとラインが四角で…
このデザインで生まれる、レザーのくたり感がたまりません

シューズはPRADAに続いて、なんとこちらも全ルックでスニーカー!革靴好きは無念。。
オールレザーで同カラーのレースはフォーマルでも問題なし!

フリーダが出産後の初ショーは、なにか新境地を感じました!予想外のアウトドア
レディスもアウトドア…ということはなさそうですが、新たな一面に着たいです


RAF SIMONSのメンズワンピース uccieのつぶやき

2013年6月28日

メンズコレクションはパリに舞台を移し、いよいよ佳境
トレンドもある程度の方向性が固まってきつつも、パリのどんでん返しの可能性が!

パリの最初はChristian DiorのウィメンズデザイナーのRAF SIMONSから

前シーズンも後ろ身頃にスカートディテールのチェスターコートなど、
近年のラフはクロスジェンダーを感じさせます、特に春夏はその傾向が強いです

今シーズンは近年チャレンジしていたクロスジェンダーの集大成とも言えるシーズンでした。

ファーストルックは膝上まである、ポロワンピ…そう!完全にワンピースです
パンツも合わせず、男らしくワンピ一枚で勝負。ワンピですが

素材はラフが得意とするジャージー素材で、体に沿った綺麗なシルエットが際立ちます
メンズの骨格に仕立てられたワンピースは新鮮なフォルム
ベルトでウエストマークする着こなしなどは、レディスのトレンドでもよく見られます

前立てはワンピ丈に合わしてかなり長め、腰上ぐらいまでありそうです
ビッグサイズのポロシャツと見れば…チャレンジ可能!?

ポイントなのは大きめのメタルボタン!強めのカラーと合わせることで
フェミニンになり過ぎず、洗練された雰囲気に!

ロングのポロシャツはバリエーションも豊富!
こちらはビッグトップスで、かなりの裾広がりのシルエットはチュニックのようです

まあ、パンツを合わせるだけでかなりの安心感あります

ビッグサイズのポロシャツには、シャツのレイヤードを提案してます
トレンドのシャツ×シャツはここでも登場、ボーダー×チェックの柄重ねもトレンド!?

個人的にはラフといえば、黒のジャケット!そのジャケットに変化が

定番は極細ラペルにウエストをシェイプした、シャープなシルエットが主流でしたが、
14SSではラペルは大きく、カットラインは丸めのフォルムでよりフェミニンに!
ウエストの位置も高く、レディス感を盛り込んでます。

ジャケットにもメタルボタン、裾広がりでゆったりシルエットのラフは新鮮!
ミニスカートロングタンクトップと合わせると、より一層フェミニンです

ラフシモンズの定番といえば、もう一つ!ポッププリント!もちろん揃ってます!
…何から紹介したらいいのやら、今回はかなり飛ばしている模様

まず、飛んでます
足ピーン腕ピーンと美しいフォームでダイビングのプリント
ドットに車にメッセージプリントと1枚で色々おいしい仕様となっております

バックのプリントもやっぱりダイブ…ラフもダイブしたい心境なんでしょうか
ドリンクのボトルプリントも大胆にレイアウト、インパクトあります

一番爆笑…グッときたのは、謎のナイロン押しSUPER NYRON!のメッセージ
俺、超ナイロンなんだぜぇ~と見せびらかしたい…

果たしてSUPER NYRON とはなんなのでしょうか…素材好きのラフだけに謎は深まるばかり
アーティストのコラボか調べたのですが、情報は見つからず…続報待ち

シューズはグラデーションのローファーと、
近未来感のロボットのようなブーツ、スニーカーの2分化

スニーカーは5年ぐらい前から同じ型なので、既視感があったりもします。
アディダスとのコラボも同じ形なんですよね~…もう少し捻りが欲しい!ベロクロ復活に期待!

 

uccie的にはコートがイチオシ、チェスターコート!毎年外れ無し!
このルックが少しスクール感もあって、一番ラフらしい気がします

ショルダー、いわゆるヨーク部分切り替えのコートもかなりのAライン
ロング丈のインナーとスリムパンツでのスタイリング

今回のラフシモンズにはかなりのチャレンジのはず…
でも、なぜか凄くラフらしさが出ていたコレクションだと、個人的に思いました!

レディスを強く意識させるアイテムが多いなかでも、あれ?これ着れるかも?と思わせるのは今までのメンズの体の構造を把握した、カットワークが生きているからだと思います。
ロンドンでもジェンダーレスの服が登場しまくりですが、ラフは完成形!

実は、ディオールのクリエイティブディレクター就任してから、自身のRAF SIMONSでは
フェミニンなコレクションを発表することが多くなりました。
ディオール就任がラフにとって、色々と影響を受けているようです。


ドウロワー 英国調を進化させる大胆なテクスチャー

2013年6月27日

いつも青山店で行われる展示会
お土産はシーズンの素材を使ったトートバッグと決まっていて
例外はときおりランドリーバッグが混じったりという女性感覚で選ばれた実用的で可愛い物ばかりです

今回はウールを縮重起毛させた今シーズンらしいアイボリーのフェルト素材で仕立てられています。

Drawerの店名は引き出しという意味ですが、「引き出しの上段に上質な物を入れた」という
英国の古き良き習慣から由来した名前です。
 

常に新しさを求められるファッションにおいて、ドロウワーは、マスキュリンなテーラードから
クチュール的な立体感を重視した女らしいパターンという大人の品格を保つクオリティを維持しながら

一瞬の高揚感というトレンドの醍醐味と普遍的なエレガンスを合わせ持つ希有な存在だと思います。

まず今シースンやっぱりメインに飾ってあったチェスターコートやピーコートなどクラッシックな英国調
もちろんウールツイルやウールモッサ風の薄起毛という正統派素材


かと思うとハリスツィード風にラフに起毛したテクスチャーの
レトロなカラーウールのコートも!

ポケットの黒白の大胆なジップがモダンなコントラストを!!

英国調は実際は多くて、タータンはあれだけ先シーズン登場したのに
今季も、まだまだ継続!

でも、基本はカジュアルでネルシャツっぽい洗いの仕上げや、チュニックシャツ、ガウン風に見せながら
リバーシブルやブロッキング使いで、昨年とは異なる表情が新鮮!
 

でも最も今シーズンの新鮮さを感じさせるのは、もあもあふわふわふかふかのうっとりテクスチャー!
毛皮からヘアリーニット、パイルヤーンを使ったツィードタイプ。

ショートコートからジャケット、ショートパンツ、チュニックセーターそして
今季もっとも気になるアイテム「進化形トレーナー」も、「バイカーズ」もモコモコ!

まず毛足の長い毛皮は今年のトレンドです。

ふかふかタイプから、うねるような毛足がデザインされたショートコート
テディベア
風も今季らしい!

ニットはモヘアやアンゴラのふんわり感と、そこに後加工で、少しヴィンテージ感を足したような
寝癖
のあるような毛足のものが、ベーシックなデザインに使われています。

気になる進化形トレーナーもバルキーな毛足から、つぶつぶのシープスキン風まで
毛足の長さも様々です。バイカーズも部分使いでテクスチャー変化

凹凸テクスチャーにとどめを刺すように登場したのが、このドライなパイルツィード
全体にウールの暖かさが重要な季節なのですが、意表を突くようにカサカサの風合いが登場!

シャネル風のジャケットからショーツ、ノースリーブのブラウスなどアイテムもバラエティに富んでいます。
これは、他ではお目にかからなかった新鮮素材です。

面白い使われ方だったのがアニマル柄です。
一見ツィードのプリント風に見える黒白が中心ですがよーく見ると
さらに凝っていて、小さなアニマル柄になっていたり

もちろん、カラーアニマルやジャージージャカードなど
想定外
に多かったのがアニマル柄です。

最後に今季は本当に多いフリンジ使いのバッグ
ドロウワーでは、エスニックではなく、白黒の小ぶりの

巾着型
が出ていて、大きなはと目、スタッズのアクセント

ストラップも編み込みという、手仕事の暖かみがミックスされたエッセンシャルな可愛らしさでした。

靴はルブタンのオペラシューズが可愛かった!
今シーズンは男靴は継続していますが、オペラシューズのバリエーションは更に増えて可愛くなっています。


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