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ピアッツァ センピョーネでハイティを!

2012年11月23日

ミラノの中心部から少し離れたパラッツォにショールームを持つピアッツァ センピョーネは
ちょっと遠いですが、わざわざ行く価値ありのカジュアルな可愛いコレクションと
見晴らしの良いバルコニーがあります。

今季は、ユニフォームミリタリースポーツを組み合わせた
若いカジュアルがカラフルに展開されていました。

若者の定番モッズコートフリンジ付きのホットパンツの組み合わせや
スパングルで大きな花刺繍をほどこしたローズのTシャツドレスなど
すぐにでも着られそうなストリート感覚溢れる物ばかり

軽快なショートジャケットはバイカーズのようなジップが付き
ティーシャツには、スプリングダウンが合わされます。

MDセミナーでも御紹介したように
2013春夏は、スプリング、サマーともダウンが大活躍しそうです。

ローズ色の身頃だけダウンのジャケットは便利そう!
さり気ないウエストの紐結びも軽やかでGOOD!

盛夏にはパープルのジャージーマキシドレスとカラフルジャケットの組み合わせ

アシンメトリーのオーバーサイズセーターもプラム色の半端丈のショートパンツと合わせて

ラックにかかっているカラー展開も、盛夏の雰囲気を良く表しています
オレンジプラムカラーが、晩夏にかけて活躍しそう!

ショールームは大きな開口部に面していますが、眺めが抜群に良いのです

ミラノらしい尖塔の舘を眺めながら、外に出てひなたぼっこしたり
なにやら食しながら談笑している人々も目に付きます

そうショールームの側には、昼ぬきの身には天国のような光景が広がっていたのです

カナッペから、茸のスープサラミやサンドイッチ、サラダも種類がたくさん!

ここで10分間の休憩!!!

ハトムギのサラダ凄く美味しかった!
日本ではあまりありませんが、イタリアでは、ハトムギのサラダは
わりと普通にあり、レストランでもよく食べる好物のひとつです

初夏がハトムギの旬らしく9月の最後のチャンス

デザートコーナーもありましたが、コーヒーだけ頂いて行きました

フルーツ美味しそうだったけれど、、ちょっと心残り。


ブルネロ クチネリはご飯もうっとり!

2012年11月21日

日本では、マダムエレガンスの雰囲気が強いのですが
実際展示会で見ると、若い感覚の上品なスポーティさが素敵で
いわゆるイタリアの上流階級のデイリーウエアとして
若い女性にも、とても人気のあるブランドです。

市内の少し外れたところにあるショールームは緑の庭園に囲まれた
一軒家で、まるで別荘を訪れたような心地よいリラックス感が漂っています。

2013年春夏は、スキンベージュを中心に同系色のテクスチャー変化
スタイリングした「スラウチ」な着こなしが提案されています。

糸フリンジのセーターやベストがさり気なくショートパンツやマキシドレスに合わされたり、

サマーカシミアの半袖ニットや、ドルーマンスリーブのたっぷりしたティーシャツに
ニュアンスに富んだカラービーズネックレスを付けただけのシンプルなパンツスタイルも、
ありそうでなかなかなかったものです。
色使いが絶妙です。

春夏には、難しいバルキーニットのカーディガンも、コンパクトなサイズだと
スポーティでしかもエレガントな着こなしです。

お洋服を見ていたら、なんと、外のお庭ではガーデンパーティが始まりました。
夕暮れて来る空の色に合わせたように、煙が漂い、なにやら良い匂い!

庭園では、コックさんやウエイターが慌ただしく動き回り、調理が始まっていました。
同行したKさんと、15分だけいましょう!と固く約束しながら、パスタやら生ハムやら

ステーキやら、15分は軽くオーバー。

それでも、気持ちだけは忙しく、腰を浮かしながら食べた感じです。
悔しいことにデザートまで行き着かなかったのですが
トライアスロンのようにブッフェを楽しみました。

パーティ仕様にしつらえられた庭園には、季節のフンギポルチーニや様々な
葡萄(Waoow!大好物なのです。ひと房持ち帰りました)が飾られ
思い思いの場所で、皆くつろいだお食事を楽しんでいます。

こんな素敵な夕暮れ、ゆっくり楽しみたかったのですが 次もあったので、
名残惜しいかったのですがデザートを横目で見ながら 次へGO!


ブルネロ・クチネリのニットとドリス ヴァン ノッテン

2012年11月13日

ブルネロ・クチネリは大好きなブランドのひとつ
ショールームに伺うたびに、まるでお家に招待されたようなくつろいだ気分になり、
上質でシンプル
、だから品が良くて余分な装飾がないニットを
うっとりとしながら手触りを確かめ、色使いの美しさに目を見張っています。

今シーズンはテープヤーンの紙のような感触で編まれた
オーバーサイズのアースカラーセーターと変形プリーツスカートの組み合わせや
ファインゲージのノースリーブニットにカットリボンで作ったフリルの袖が甘すぎず
大人にぴったりの穏やかな品の良さと愛らしさがミックスしたものが、
着やすくてしかも、トレンドの雰囲気があってとても素敵だと思いました。

シンプルな台形のシルエットチュニック丈のセーターに大判のスカーフ
首元に巻いたさり気ないけど、ゆとりのあるリッチさを感じさせる
コーディネートも素敵でした。

ヘアーバンドも今季は色んなところででていますね!
カチューシャと違って頭を一巻きするタイプです
ルイ・ヴィトン
のコレクションでも同じタイプがでていました。

もう一つはチュニックカーディガン
今季はチュニック丈がブラウスからニットまで登場しています
トレンドの丈
ですね!

アンサンブルツイン(真ん中の写真)なのですが、半袖かぶりタイプになっていて
カジュアルさが増しています。

ロングカーディガンでプルオーバースタイルは珍しいですね!格好いいです!
下はランニングやチューブトップでも良いし、季節を通じて活躍しそう!

アクセサリーは今シーズンは、ニュートラルカラーのビーズをびっしり付けた物が目立ちます。

もう一つ気になったのはスプリングダウンキルティング
杢糸使いの深みのあるコットンに薄い中綿を入れたダウンベスト
バイカーズのように斜めにジップを入れてあるのがスポーティに見せるポイント

ティーシャツの上に着るかぶりのベストも、ボトムは細身のラップマキシスカートを合わせ
リゾートの夕暮れなどに着たい感じです。

春のダウンは大流行の気配で、ダウンの専業ブランド「HERNO」では
こんな綺麗な春色の半袖やダウンベストを提案しています。
春先だけではなく、サマーファーと同じで、夏でも夕刻肌寒い時は羽織りたくなります

中綿は入っていないけれど、キルティング効果で陰影を出したドリス ヴァン ノッテンは
ブルゾンからコートドレスまで、花柄にキルティングを施し表面効果を演出しています。

今季のドリスはアイディアが一杯で、コサージュもそのひとつ。
ドレッシーにではなく、ベーシックなティーシャツドレスの前面だけ
同系色のリボンコサージュをびっしり付けています。
立体的だけど、色使いのカジュアルさと着易そうなところが新鮮!

プルオーバーで気になったもう一つのタイプは、スポーツメッシュ
シアー&マットの切り替え

これはカラフルな今年のトレンドにはなくてはならないレイヤーアイテム
下には必ずカラーモチーフを着て透ける効果の着こなしを楽しみます。

ああ~もっとお見せしたい物がたくさん、、ストライプやボーダー
テクスチャーが変わって
きて、凄く新しい印象になっているし、柄パンの次に
必ずくるボールド柄、、、

2013年春夏は、久しぶりに新しいアイテムや着こなしが大量に出現
楽しい季節になりそうです。


バイカーズブルゾンは、カラーと輝きでGO!

2012年11月5日

コレクションでもバイカーズブルゾン気になっていました

でも黒のレザーの定番デザインが多く、今更トレンドで取り上げる必要はないのかな
とも思っていましたが、やっぱり多い!

黒のレザーが主流ではありますが、ミラノやロンドンではカラー使い、光沢、
トランスペアレント素材使いなどニューフェイスが伸びてきました。
マダムエレガンスにぴったりの女らしいプリント使いも!

ニューヨークではラグ&ボーン、レベッカ・テイラーなど
若手に多く使われました。

もはや、スポーツの定番アイテムといった感じで
ニューヨークはちょっとハードな感じのきこなしで続いています。

ロンドンでは、マルベリーのコレクションで、ふくらはぎ丈のドレスやスカート
イブニングにオーバーサイズ小花柄のバイカーズが合わされ、
コーラル系の春色と柄でぐっとフェミニンに提案されています。

ミラノでは、ショーではあまり目に付きませんでしたが
展示会に行くとバイカーズジャケットはもう定番扱い

バラエティに富んだカラーで服とコーディネートされています。
まず、ニットのミニドレスや、セーター&スリムパンツの上に
カラーコーディネートしたバイカーズ。やや小さめにぴたっと着ています。

正統派の黒の革ジャンも少し洗いをかけた良い感じに
スタッズを打っても、あまりハードな感じではありません

厚手の白のコットンギャバジンにスタッズを打ったバイカーズ風ジャケットを
パジャマパンツの上に緩くカーディガンのように羽織った着こなし

シルバーが多いのも今シーズンの特徴ですが、デニムをブロンズにコーティングした
輝き素材も多く使われています。

春と言うより、秋っぽいカラー使いですが
マックスマーラボッテガヴェネタ等のエレガンスブランドでは、ブルゾンを
こういった草花とアニマル柄の組み合わせや、リブジャージーまで同柄をプリントして
ソフトフォーカスのような同系色配色で提案しています。

今シーズン気になるのが、タータンマドラスなどのチェック使いです。
ハリのあるオーガンジーやタフタ等エレガント素材でオーバーサイズに仕立てられています。

裏地はタータン、表地はルーレックスヤーンのジャカード
ドリスヴァンノッテン

変わり種!!と言いますか横須賀名物スカジャンエミリオ・プッチで満開!
デザイナーのピーター・デュンダス自身もスカジャン大好きで
何着も持っているそう。

アジアンインスピレーションのひとつとして、ドラゴンやタイガーの金糸刺繍が
サテンやオーガンジーのブルゾンに施されています。

刺し子風のステッチもプッチプリントだからグラフィック効果が生きて来るんですね

ぴったりフィットで着こなすか、オーバーサイズで緩く着こなすか?
セクシーモード系かの分かれ目ですね。

アジアンインスピレーションには日本の影響も大きく
アトリエに飾られていた今シーズンのインスピレーションマップには
こんな日本の入れ墨の写真が貼ってありました。
任侠ですか??


ステラとクロエ祭り ガールズパワーが炸裂!

2012年10月18日

ガーリーブームを巻き起こした起爆剤の2人。
甘さスポーティさを兼ね備えながら全く異なる個性の持ち主です。

まず「サー ポール・マッカートニーの愛娘」と言う肩書きはとっくに取れ
今はポールがステラのパパと言うわけで、コレクションには必ずフロントローに着席です。

場所はステラが愛するパリのオペラ座。前回はパリ市庁舎の格調のある会場でしたが
ステラは、ゴージャスで風格のある場所が好きなようですね!

国宝級の建物に悠々と入場できるのもステラのショーがあるから!
Thank you STELLA!
シャンデリアも素敵です。

オープニングはスポーツメッシュの透けるジャンパーとマキシスカート
オーバーサイズのトップスにスリムボトムの組み合わせ

白のメッシュに白のポリエステルのドレスやスカート、ゆったりパンツが合わされます。

今シーズンはオーバル(楕円)の大きなカラーブロッキングがグラフィカルに
合わせられ、人工的な白と鮮やかでスポーティなコントラストを描きます。


白黒、白オレンジ、白グリーン
細かいプリーツのドレスに、大きなオーバルの切り替え、あるいは
プリーツ風に見えるシフォンテープをびっしりと打ち付けていたり展示会で見てびっくり!

一見グラフィック処理に見える箇所も、ハンドクラフトで有機的な暖かさを感じさせます

もう一つはレースがとても可愛らしく、
甘さ控えめスポーティなアイテムに用いられ、爽やかでした。

こちらはシルクコットン製のアイレットレースでした。
色は白と黒ですが、直線裁ちでも可愛く見えるところがステラの持ち味です。

今季はオーバーサイズのスポーツウエアというステラの定番に
ローウエスト使いで更にリラックス感を漂わせ
肩肘張らない軽快な女子力を披露しています。

アクセサリーや雑貨類ではルーサイトというアクリル樹脂を大きく使い
クリスタルのような効果を出し、新たな展開に広がっています。

さて、日にちが変わり、場所もチュルリー公園のテント

クロエの日はなぜか何時もピーカンで、陽射しの強い席に座った人は
暑いは、眩しいは、日に焼けるはで、防御策が大変です。
景色は綺麗ですが、今回の日本人席は日陰側で良かった!

クロエもリラックスした抜け感が魅力ですが、ぐっと甘さが増し、女の子っぽいのが特徴
今回はオーバーサイズ、あるいは逆にクロップド丈のトップスにミニという
バランスの新しいカジュアルセットアップが多く登場しました。

プリントはバイカラー配色のボタニカル

クリーンな白が様々な素材で用いられ、改めて2013年春夏は「白」と確信。
コットンのポプリンなどハリ素材が中心です。
プリーツやフリルなど透けながら揺れるアイテム!注目して下さい!


服と同素材で作られた小花のコサージュがパンツやブラウス、
スカートに付けられているのが服がシンプルなだけにとても効果的です。

透けるプリーツのアシンメトリーやレイヤーが造形的でロマンティック

ベージュやピンクの優しい色が添えられました。

フィナーレも壮観です!山のような観客の間に揺れる白のシフォン
可憐です


ダミエル・ビュレンに啓示! ルイ・ヴィトン

2012年10月10日

遅刻しないようにドキドキと早起きして、
恒例となったコレクション会場ルーブルの庭へと急ぎます.。
今回のエントランスはサンジェルマン通りからです。

30分前に着いたというのに、エントランスはすでに大混雑
ルーブルに一歩足を踏み入れると、大きな市松柄が目に飛び込んできました。
江戸のふすま柄のようです。

昨日まで覆われていたルーブルでは、こんなテントが立てられていたのですね
テントが市松なら、階段も市松、、、「和」かしら???

ルイ・ヴィトンのロゴももとはと言えば、日本の紋様から取られたものだし、、
などと思いながら会場に入るとビックリ!

今度は蒸気機関車に続いて、予想した飛びものではなく
エスカレーターが4機キラキラ輝く黄色の星が
またたく天井の下に設置され、広い会場は黄色と白
大きく塗り分けられた市松になっています。

朝からシャンペンが振る舞われますが、私はお水かコーヒーが欲しい派です。

10時きっかりに暗くなりショースタート

煌めく星の下エスカレーターが一斉に動き出します
モデルさんが二人ずつペアで登場

ペアは今トレンドですね!
数歩歩いて、左右に分かれてグルリとランウエイを廻ります。

まず市松というより「ダミエ」柄のお洋服が次々に登場
今回は、コンセプチュアルアーティストのダニエル・ビュレンがインスピレーション

ダニエル・ビュレンは、あのパレロワイヤルを260本のストライプの円柱で飾ったアーティスト。世界文化遺産に指定されています。フランスの5本の指に入る現代作家です。
ストライプを用いたアートやインスタレーションで有名

黄色と白から始まり、ベージュと白の組み合わせが新鮮
カーペットのように繊維をパイルのように立てたものからカットワークまで
シルエットがシンプルなだけ、素材は3Dで触感が伝わります。

丈は先シーズンに引き続いてミディ丈から膝が隠れる丈が多く
夜の服はほっそりとしたマキシ丈です。

最後に黒が登場しましたが、ぬめり感のある素材の輝きで、
先シーズンのようなオーナメントの輝きではありません。

どの服にもリボン付きのカチューシャを付け、バッグはお洋服と同系色など
比較的おとなしめになっています。

フィナーレにはエレベータいっぱいにモデルさんが並んでおりてきて圧巻でした。

そしてマークが駆け下りてきて、また駆け上がり約10分でショーは終わりました。
張り詰めた緊張感とともに思い切りエンターテーメントで楽しませてくれました。

さて、次はMIUMIUへGO!


風力発電とソーラーパネル シャネル

2012年10月7日

原子力大国フランスへのアンチテーゼかと思うほど、
舞台には風力発電機がずらりと立ち並び
ランウエイにはソーラーパネルが敷き詰めてあります。

グランパレが、太陽光と風力発電の聖地になりました。

これが今シーズンの招待状とプレスリリースです。

「前回の水晶の時はミネラルがテーマだったんですが、今度はエコとは関係ないんですよ」
と広報のYさん。じゃあテーマは?と聞くと「今回はないんですよ」、、、

ファーストルックを見てすぐにわかりました。

今回は純粋に綺麗なもの、そしてシャネルが、カールが愛した
シャネルのアイコンがずらりと揃ったのです。
大粒の真珠を散りばめたドレスやスーツ、パールの大ぶりのネックレス、ブレスレット、髪飾り
服も黒か白のどちらか。あるいは白黒です
まさに古典的なシャネルルック

パンツスーツはぐんとスリムになり、トップスは、クロップド丈です
アクリルの透明のツバ簿広いカンカン帽(ココシャネルが愛したカノチエ帽の巨大版!)
をバッグのように各自手に持っています

そして、ここからが多分カールが一番見せたかった箇所ですね
カラフルで軽やかなシャネルツィードの数々
コバルトブルーやコーラルピンク、アクア、グリーン、赤など
春らしい華やかな色がミニ丈の軽やかなプロポーションで登場してきます。

白襟は大きな丸襟やシャツドレス風もあり、カフスも白
シャネルの原点的なアイコニックなデザインです
白いパネル風に見せたクロップドトップとの組み合わせも
他には見られない大胆さ!

白の太いトリミングなど白を効かせた配色がデザインされています。

デニムが大きく取り上げられたのも今季のシャネルの特徴です
パールが付けられ、エレガントな感じに。
シリーズとしてショーで展開したのはシャネルとミュウミュウだけでした。

夜の服はソーラーパネル柄のタンクドレスや、テント型の大きなメッシュレースドレス

シフォンのプリント地を割いてフリンジのように使った花びらのトリミングのように
みえるドレスや幅広のパンツスーツも幻想的で素敵でした

リゾートっぽい白地に刺繍のエスニックなスリムマキシや

フラフープのような巨大なシャネルバッグを持った水着は
いかにもカールらしいユーモラスなもの

こういう物がぽんと混じるとシャネルらしい粋な感じが漂うんですよね!

100メートルはあるランウエイをモデルパレード
多分一人一点で体数分だけモデルさんがいます。

余裕たっぷりのカール・ラガーフェルド
ネクタイが異様に大きく思えたのですが
メンズ的には、これでよいのかしら??


コレクションを通して見えてきたのは
未来への明るい展望

本来のマドモアゼルらしいユーモアとウィットを取り戻した。
シャネルは、「エコ」と言う手段を提示しながら
その先に見えてくる明るい未来を
軽快なカラフルさに託したように思えました。


エディ・スリマンの夜 YSLコレクション

2012年10月3日

今シーズンは、毎日のようにショーが開かれるグランパレ
サンローランもグランパレでしたが、大会場ではなく2階の小さなサロンで開かれました。

エントランスには、黒字に大きくYSLと書かれた布が張られ
暮れなずむパリの夜に、期待はわくわくと膨らみます。

ですが問題が一つ! 小さなサロンを会場に選ぶという事は、、、、
見たい人は山ほどいるけれど、 会場は小さく、、、限定された人数しか招待されない
という事です。 いわゆるプラチナチケットというわけです!

編集長でさえ2列目、ただでさえ狭い会場のフロントローにだれが座っているのか
思わずチェックしてしまいました。 なんと座った前の席がフラッシュの嵐で、真っ白!

誰かと思えば、イブ・サンローランのパートナーであったピエールベルジェ
ミューズであったベティ・カルトローが。

その隣には、オランド大統領のパートナー
(名前失念、、失礼! 写真で見るよりずっと美人、女優並みの美貌でびっくり)
アナ・ウインターと続く豪華ラインナップ!の後ろの席だったんです。

後姿しか見えないのが残念ですが、盛り上がりの臨場感がひしひしと伝わってきます。
マークジェイコブス(ルイヴィトンのショーの前というのに!)
アルベール・エルバスが次々にフロントの方々に

挨拶に来るのをまぶしい中で眺め 向かい側には、ケイト・モス夫妻、
ヴィヴィアン・ウエストウッド夫妻、 オーナーであるサルマ・ハイエックと
フランソワ・ピノー夫妻とこちらも豪華な顔ぶれが。

フラッシュでフロントローはもう真っ白!!!

 

ショーは素晴らしい演出でした。 暗闇の中、天井の黒いパネルが次つぎと斜めに角度を作り、その間から スペースオデッセイのように照明メカが降りて、強く輝くのです。

もうこれだけで、会場は「うわぁーお」と息をのみました もちろん私も写真を撮りましたが、
順調だったのはこの辺りまで、、。

ショーは暗い中でモデルが駆け抜けるので、 撮ってもと撮ってもすべてぼけてしまうのです。

残念です!メカ音痴の私。いったいどうすればこういう状況に対応できるのか
次回までにuccieに習っておきます

でも、すごいショーでした。

広いつばのフェードラ帽をかぶったモデルたちは サンローランの黄金時代も
こうだったのではと思わせるほどの スタイリッシュさ!!

黒のスモーキングジャケットにスリマン得意のスリムパンツでスタート
合わせたボウブラウスの、たっぷりした魅力的なボリューム。
ブランドアイコンのサファリジャケットを思わせるスエードのマキシドレス

ほとんどが黒で統一され、最後にサンローラン独自の配色といえる ビリディアングリーンと
コバルトブルーなどモロッコ風のマキシケープや チュニックなどが登場し、ほっそりした
素敵なマキシスカートも多く提案され、ボウブラウスとともに
来季は絶対欲しいウイッシュアイテムになりました。

いったい幾らぐらいにあるのかしら?ちょっとドキドキです。

イブ・サンローランへの敬意とエディ・スリマンの挑戦と才能が生み出した
新たなサンローランは、これからのパリコレクションをますます刺激的にしてくれそうで、
次回も早く見た~い。楽しみ~!


海、太陽、アモーレ ドルチェ&ガッバーナ

2012年9月28日

ドルチェ&ガバナのショーは、いつも何かイタリア的なもの、
シシリー独自の文化を教えてくれます

ドルチェ&ガバナの世界に憧れて、シシリーを訪れたこともあります
タオルミナの青い海とイスラミックなカラフルなタイルの美しさを思いだせさてくれるショーでした

会場に入ると、正面に見えるのは大きなサボテン

これはドルチェ&ガバナのアトリエにも飾ってあります
(我が家のリビングにも憧れて巨大サボテンが飾ってあります)

ふと上を見上げると、桟敷席にもサボテンと植物
がベランダの窓を思わせるように飾ってあります


コレクションは圧巻でした!
最初から、シシリーの伝統劇パペット(操り人形劇)の
ドラマが描かれたプリントのオンパレード。
いくつか代表的な物語があるそうですが、ほとんどが戦いの物語だそう!

シシリーはイスラムとカトリックがせめぎあってきた歴史があり
それが甲冑の騎士緞帳となって描かれ、時には3Dの装飾になって
花やラフィア飾りがあしらわれています

緞帳の扉が、インバーテッドプリーツになっているという凝りようです

私が大好きなタオルミナは、今回のテーマのメインになっています。

ラフィアのドレスに、大きくタオルミナと書かれ、
まるで土産物屋で良く売られているティータオルのようです。
ユーモラスで可愛い!

特産のカラフルに大胆な筆致で描かれた陶器もお皿のままプリントされています。



今回は3D効果のあるラフィア飾りが、フリンジコサージュのように
つけられ、服というよりアートピースのようなクラフトが目立ちます。
得意のレースも、今回はラフィア使いで!
ただラフィアは、編むのが時間がかかるので
実際は、ほかの素材に代わる可能性があるとか。

50年代ののどかな地中海のビーチサイドを思わせる水着もたくさん出ましたが
今回は、ビーチパラソルや、デッキチェア、テントに用いられる、
ストライプがたくさん使われました。
ボーダー、ストライプは、このところずっと続いていましたが
今季の特徴は、波のように揺らぐストライプ
大胆で意外な配色は、これまでのストライプの概念を覆す魅力がいっぱいです。
プリントからラフィアの編み込みまで。


フィナーレは、シシリー特産の籐を編んだドレス
固い枝を水につけて柔らかくして編んだそう!
これは、完全にショーピースですね。
存在感は抜群だけど、持ち運びに不便そう。第一座れないし!

最後に恒例になったモデルパレード。50人近くのモデルさんが
50年代風のセパレーツやワンピースの水着を着てパレード壮観でした!
ボラーレ!!!をBGMにイタリー情緒たっぷりのコレクション
ドルチェ&ガッバーナの二人も満足そう。
拍手喝さいのフィナーレでした。

シンプルな服が多い中、オリジナリティとイタリーへの愛があふれるコレクションは、
ひときわ感動的でした。


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