ドロワー 毛皮とウールとスポーツで大人のエレガンス
2012年6月6日
靑山のドロワーへ行くと、いつも欲しい物がいっぱいです。
上質な素材とシンプルなデザインで、クラッシックを一捻り
なんとも大人の女性ならではのゴージャスさを醸しだされ、いつも素敵だな~と見ているのですが
残念な事に私には、やや小さくサイズ的に難しいという悲しい話しが、、。
まず目に入るのは、ボリュームたっぷりの毛皮や部分使いと
シェアリングにプリントなどの、贅沢感溢れるジャケット
ジップ使い等スポーティなデザインやウールの縮重素材のブルゾンの衿や袖に毛皮
今季はこんな部分使い、特にお袖にボリュームを持たせた使い方が多いですね。
ベストも幅広でキュートな感じ!
次に目に付くのは色鮮やかなウールコートやスーツ
ニットも旬のグリーンが新鮮です。
やっぱり色は欲しいです!それもクリーンな色があると
この秋は黒を出しているところが多いので(コレクションでもそう)
カラーがあるとハッとするほど惹かれます。
コートはもちろん、英国ダンディ調のコートもあります。
ダブルフェイスの一枚仕立てや、比翼仕立てでボタンを見せないミニマルな
仕立てだったり、でも衿裏に鮮やかな色を配していたり
クラッシックをどんどん遊んでいる感じ!
この辺りが大人の雰囲気ですね。
私は、こういうアメカジっぽいスポーツのひねりも好きです。
ダルメシアン柄のスタジャンは、よく見るとお衿がリブのショールカラーで
ちょっとノスタルジック風味のエレガンスが漂います。
カラーブロッキングのスウェットも配色センス抜群!シック!
一見おとなしそうだけど、キラキラやモアモアニット
今季はこんな英国調のジャイアントチェックのケープレット大流行の兆し!
ティーシャツドレスも、エレガント。形はシンプルだけど、刺繍やジャカードで
テクスチャーが凝っているのがポイント
靴はまだまだオトコ靴と乗馬ブーツ、それにしても今季はスタッズが大盛り!!
正反対にイヤリングは幻想的な羽根が素敵~!
でもピアスなので、私には無理
クラッチバッグが提案されていますが、これもビーズやメタリックなグリーン
グリーンに焦点が当たっていますね。
伊勢丹のマザーオブパール 見たかったコレコレ!
伊勢丹はリモデルを控え、いつもよりボリュームを押さえた展示会でした。
でも、これこれ!見たかったブランドがやっぱりセレクトされていました
「マザ- オブ パール」は、あのダミアン・ハーストのパートナー
マイヤ・ノーマンがデザイナーのブランド!
前から海外誌などで紹介されていて、すごく気になっていました。
ダミアン・ハーストといえば英国モダンアート界で大活躍のアーティスト
ミラノのプラダのショールームには、彼の代表的な作品の
「ホルマリン漬けの羊」が飾ってありますし、そういえばずいぶん前ですが
フィレンツェビエンナーレが開催されたとき、ミウッチャ・プラダとダミアン・ハーストが
コラボした作品(といっても山羊を放した小屋。生きてる山羊でした)を出していました。
アレキサンダー・マックイーンもダミアンと仲良しでした。
良くコラボしていたマッキーンの若き黄金時代に
ロンドンでコレクションを見られたのは、ジャーナリスト冥利に尽きる幸せでした!
印象に残っているのは、大きな水槽に見立てたプールに墨を流し
そこからずぶ濡れのモデルが登場し、メイクのラインも流れている状態で
ウォーキングするという、衝撃的なショーでした。
激ヤセモデルのジョディ・キッドのマスカラの流れた姿もよく覚えています。
これは、ダミアン・ハーストのアイディアが大きかったと話題になりました。
そのパートナーであるマイヤ・ノーマンもただ者ではなく、プリントが得意なのですが
三点だけですが、こんな鳥モチーフのプリントやインターシャを出しています。
夫婦揃って動物好き??
洗練されています
kenzoのコレクションは、スペシャルバージョンだそう
70年代の黄金期の感覚がよみがえりつつ
カジュアルで来やすいアイテムが揃っていて
その時代を知っている人も、知らない人にも魅力的なコレクションでした。
トレーナーと見せながらブロッキングや、ヘムを絞ったり
レトロなプリントやチェックも可愛いです。
レトロではないのですがアイルランド生まれのキルトや
タータンチェックのスカートがまだまだ新鮮に見えました。
エバーグリーンアイテムですし、配色がスコットランド製より
シックなところが新しく見えるのかしら?
最後に可愛かったのがこのスヌード!
表がリブで、裏がスカーフプリント
ジップで開閉して裏を覗かせます。
色々使えそうな便利物です
サンモリッツ?モンクレールは、ますますお洒落ダウンへ
2012年6月4日
靑山にモンクレールジャパン社が出来、その大きなショールームで
モンクレールの全ライン揃えてのコレクションです。
パリでは、モンクレールガムルージュのショーを見ましたが
吹雪が吹く雪山の真っ白なゲレンデを舞台に、それはそれは
ゴージャスなウインターバカンスの世界が描き出され
まるで70年代のフランス映画を見ているような気分になりました。
主人公はナタリー・ドロン! もうご存知じゃない方が多いでしょうね、、、。
そんなことを考えながら、展示会場へ
圧倒的なボリュームにびっくり!
何しろフルラインですから、当然ではありますがそれにしてもダウンのワンアイテムだけで
このボリューム!
今季は長く愛され続づけてきたダウンジャケットのイメージを一新するアイディアがいっぱいです。ツィード、ニット、レザー、毛皮がアクセントに
まずツィードと合わせて、あるいはツィードをキルティングしたタイプ
メインのディスプレイにもショートパンツと合わせたツィードダウンが。
ダウンなんですが、まるでシャネルジャケットのようにノーカラーで
シルエットを細く、ツィードとダウンをコンビにしたデザイン
しかもニットの襟付き、、。
かなり欲しいです
ツィードではありませんが、3D素材はかなり多く、ツィード風に見える
細かい凹凸がある素材使いが気になります。
もうつるりとしたナイロンだけでは、新鮮みがありませんから。
そういえばメインの打ち出しのひとつが、このサッカーのように波打つテクスチャーの
ジャカードのグレンチェックがありました。
殆どのダウンには毛皮が付けられていますが
今季はポストファーのシープスキンが目立ちます。
キュートなキャップスリーブのダウンベスト!
凹凸感のあるダウン素材にアフガンラムのカラー付きジャケット
ベストはこんなフレアータイプも登場しました。
看板娘O嬢が持ってくれました。
マフラーのように毛皮の衿も、軽く結ぶなど
ボリュームを感じさせるゴージャスな扱いが目立ちます。
ニットとのコンビネーション・ダウンも今季はぐっと増加
衿だけニット、身頃がスェット、身頃が横ニットなどバラエティが多く
ダウンのアウトドアイメージがぐんとタウン寄りに変化しています。
レザー(超軽量)で仕立てられたダウンも登場
ナイロンより軽い?持ってビックリ
小物雑貨や、インナーの提案も多く、大充実のコレクション
お店のウインドーディスプレイも世界観を表現していて大好きだけど
展示会もブランド力の濃さに圧倒されそうです。
マーカス・ルプファー登場 ようこそ日本へ
ロンドンコレクションに行くたびに展示会を見て可愛いな~と思っていたマーカス・ルプファー
オンラインやセレクトショップではありましたが
今季からユニット&ゲストがインポーターになり、展示会が始まりました。
ロンドンのセルフリッジにもコーナーがあり、定番のティーシャツやティードレスを
オリジナリティ溢れるユーモラスな個性に変えるマーカスの世界は
ある意味ロンドンらしい革新に溢れていると思います。
ウエストミンスター大学を首席で卒業し、卒業作品もすぐ発注され
2001年にはロンドンファッションウィークで、New Generation Awardを受賞し
ロンドン期待の実力派若手です。
例えば、こんなクルーネックセーターが彼の得意の作品
アニメ調の刺繍も小さなスパンコールを使った繊細な刺繍でワンポイント
ティーシャツのワンポイントもプリントにスパングル、チェーンなど手が込んでいます。
プリント違いを合わせたカレードスコープティシャツも旬な感じ!
クルーネックセーター本当にIdeafullで可愛いものがたくさん!
ケーブルにボーダーを合わせ、カフスだけスパンコールがきらり!!
モールヤーンもキラキラふわふわですが、後ろはプレーンなニットでブロッキング
上下のブロッキングもさり気ないけれど可愛いです。
得意のティーシャツドレスはモチーフ刺繍からパイソンプリント、
総スパンコール使いまでテキスタイルを変化させるだけで
こうも印象が変わるんですね。
マーク・ジェイコブス 魔法のニットとプリントミキシング
2012年5月31日
マーク・ジェイコブスの展示会はいつもコレクションラインと
マークバイのセカンドラインがフルラインで揃い、
コレクションでつい見落としたものも揃っているので
時間をかけてじっくり見ます。
その上可愛い服がたくさんあるので、鏡を見ながら試着気分も味わい
もういろいろ時間がかかって大変です。
まずファーストラインの今季のメインはこのルック
ウールコートの上にテーラード衿のストールを重ねるトップスレイヤー
テーラードカラーのウールストールは、コートと同素材
大きなボタンで留められます。
一見地味なグレーですが、下に合わせたブラウスが凄い輝き!
今年らしいバランスですね。
広幅のテーラード衿は今季の特徴ですが
ウールの温かさを感じさせるモッサも人気急上昇
サーモンピンクの一枚仕立てのショートコートはキャンディのような
ボタンが付けられ、可愛らしさ倍増!
今季の本命盛りニット!
コレクションで見ても、凄いボリュームでしたが
実際にニットも想像以上にヘビーで手触りもしっかりしていて
身に付けてもちょっと重め!
でもさり気ないけど絶妙な配色といい、クロッシェの編み地といい、光沢糸のメランジ具合といい
マーク独特のオリジナリティが溢れています。
モールヤーン使いのタイトスカート、毛皮を植えたように?に見える
グレーのニットストールは大きな兜ピンで留めます。
大きなペーズリーや壁紙調のジャカードは今季の特徴
これも光沢入りで角度によってキラリ
今季は輝きが欠かせませんが、眩しいほどの極地はこれ!!
イブニングドレスはもうきらきらで眩しい!
びっしりと小さなスパングルを付けたオペラピンクのドレスは
それだけでも主役級なのにフロントにもバックにも
立体的なコサージュが付いてボリュームも満点
ウールをアフガン毛皮のように加工したコートは丸襟でフラップポケット付き
大きな丸いボタンが、なんだかお人形の服のようなバランスで可愛い!
セカンドラインのマークバイは、価格もこなれていてカジュアル
今季はプリントが特徴です。
プリントのミキシングがドレスからティーシャツまで!
シンプルなベーシックアイテムを小柄同士の組み合わせで
リフレッシュ!これは欲しいものばかり、、どれにしよう?
草間弥生の大ファンであるマークは、草間さんのアイコンの水玉は大定番。
今季はぐっと渋いカラーリングでフルアイテムに使われています。
マーク自身が愛用している、バロック風の靴は、近くで見てもやはり迫力!
サンダルもありました。想像以上にクリスタルが大きいです。
バレーシューズはぐっとシック
バッグも同じヒョウ柄で
お土産にいただいた不思議なバッグ
メッシュ地にハートの苺マークが可愛くて、しかもぺたんこになる
ポータブルバッグは、何を入れるのか目下思案中!
美味しいチョコとポーチもいただきました。
オニツカタイガーの"NIPPON MADE" by uccie
こんにちは
ご存知スニーカーでお馴染みのオニツカタイガーの展示会に同行しました!
まず色鮮やかな「MEXICO 66」がお出迎え
同色のソックスも展開されています。自分はイエローの発色が好み!
まず展示会場に入って驚いたのが、アパレルの充実っぷり
大変失礼な話ですが、スニーカーのイメージが強かったので知らなかったのです・・・すいません
最初に目についたのは、タイガーモチーフのプリント
勇ましい振り向きトラに、英文で表現したド迫力のプリント
さらにトラの頭蓋骨プリントもあるなど、インパクトは抜群です。
OT×EDWINのデニムは男心くすぐりまくりのクラッシュ具合
さらにトラの爪に引っ掻かれた風の加工がかわいいです!
ウェア類はもちろんトレンドのスポーツテイストが満載
レディースだとロングTシャツ、スウェット素材のワンピが可愛いです。
ジャージとの合わせが凄いツボで、一人で黙々と撮影してました(笑)
ブルゾンは配色のバランスがよく、何より軽い!機能性抜群なもの豊富です。
スウェットカーディガンはトラッド要素も取り入れつつ、デイリーウェアに最適
デザインの力で意識のバリアフリーを目指す、ソーシャルプロジェクト
“NEXTIDEVOLUTION“とのコラボレーションしたアイテムは
機能性もさることながら、体の不自由な方にも着やすい、細部のこだわりが目立ちます
全天候保温素材「ラジポカ」を採用したり
目の不自由な方にも扱いやすいファスナー「イージー・トラック」を取り入れたりと
デザイン性がありつつ、着る人の事をよく考えられている素晴らしいアイテムでした。
スニーカーもシューレースにエラスティックゴムを使用し、脱ぎ履きしやすくなってます。
自分はこのスニーカーのブラックとホワイトのコントラストに一目惚れでした!
続いてはレディスモデルの新作 「LIBERTY」
可愛らしいフラワープリントが可愛すぎます!
スポーツ要素の多いスニーカーとの相性は、思った以上に抜群
最後は自分が一番グッときた「NIPPON MADE」の第1弾
『ULTIMATE TRAINER』は奥行きのあるカラーにゴートレザーの柔らかさ
さらに洗いがかかって、ムラのある光沢感など…うーんたまりません(笑)
やっぱり男は日本製!などの日本押しに弱いじゃないですか?
見れば見るほど、履けば履くほど良さがわかるシューズだと思います。
カモフラ柄は色合いもさることながら、スエードがスタイリッシュです。
お土産には今後の季節必須の折り畳み傘とラスクをいただきました!
傘めっちゃかっこいい!内側がトラ柄!しかも色味がシック
ラスクは一人でポリポリ食べきってしまいました…カロリーががががが…
オニツカタイガーではアパレルもさることながら、やっぱり新提案のスニーカーが魅力的でした!
さらに今年はロンドン五輪があり、特別なコレクションや新作を発表するらしいので
この1年は目が離せません!
品のあるハズシが素敵!マルティニーク
2012年5月30日
マルティニークと聞くと、反射的に思い出すのがカリブ海に浮かぶ
西インド諸島のひとつマルティニーク島。フランスの海外県のひとつです。
コロンブスに「世界で最も美しい島」と言わしめ、
ナポレオンの妃ジョセフィーヌの出身地としても知られています。
名前の由来がそこから来ているかどうかはわかりませんが
リゾート大好きな私は、イマジネーションがぐんぐんかき立てられ
絶対行ってみようと憧れている土地のひとつです。
というわけで、最初に「マルティニーク」のブティックを見たとき、
まず名前にそそられてしまいました。
代官山と中目黒のちょうど中程にある閑静なショールーム
この秋冬のテーマはClassic Today
クラッシックという言葉は範囲が広いのですが
50年代のクチュールに70年代前後のレイヤーなどはすでに
クラッシックやビンテージという認識になっているとさる識者に教えられ
70年代にはお洒落気分だった私は複雑な気分、、!
マルティニークでは、そのクラッシックをベースに構築的に仕立てた
ドレスやコートドレスが主流になっています。
私のストライクゾーンにすっぽりはまり、ぜ~んぶ好きなコーディネートです。
会場に入ってまず、最も目立つディスプレイは
このシルエットが美しいコートドレスです
まるで若きエリザベス女王が着られるような気品に満ちた仕立て
同色のフォックスストールと大きめのヴィンテージブローチをあしらいます。
それにしても今季はファーが本当に多いです!
今シーズンはヴィンテージ風ジュエリーがたくさん提案されていて
バッグに付けられたものからブレスレットまで、華やかな色石使いが印象的
同行したトップスタイリストMさんは激賞していました!!
70年代調の行儀の良いトラッドには、今年のトレンドパールのネックレス重ね付けで華やかさを。
合わせる小物も一緒に提案されていて、とてもわかりやすくイメージできます。
中心に飾られていたのはコートドレス
前身頃だけ大きなリボンベルトが結ばれた、バックはテントシルエット
グリーンのフォックスファーを合わせ、ハズシたポップ感覚をちらり
フォルムがしっかりしたセーターとスカートのシンプルな組み合わせも
フォックスファーを小物に使い、カジュアルが、今季らしいゴージャス風味へ
フロントはチェック、後ろは黒無地のセーターも軽くバルーンシルエット、
スカートもヘムが大きくテーピングされ、立体的なフォルムに
とにかく今季のマストハブアイテムはファー!!
ここ数年、アンチファー意識とファッショントレンドがせめぎ合ってきましたが
もう今季は、ファーなしのコーディネートは考えられません
赤のドレスもファーの帽子で遊び心いっぱいです。
そういえばマイケル・コースは、同じ形で本物とフェイクファーの両方を作っていました。
ニューヨークならではの選択なのでしょうか?
モダンなコサージュのチョーカーがコーディネートのアクセント。
グリーンのドレスはジャカードで張りのあるシルエット
レースのインナーも英国調マスキュリンと合わせたスポーティな着こなし
新たなイメージに変身。この辺りのマスキュリン/フェミニン具合が絶妙です。
70年代のジェーン・バーキンが来ていたようなシンプルだけど懐かしいコーディネート
オークルオエローのセーターにカントリーハット、鳥のプリントのマキシスカートにぐっと来ました。
ウエストの緩いベルトも懐かしい!!
クラッシックを一捻りしたキャメルやグレーのウールコートは
カラフルなツィードやモヘア、プリントのミニスカートを合わせて
若々しい着こなしで
やっぱりドレスが多いのが、ぐっと来ます。
個人的には、ドレス好きなので、白衿アクセントや
丸襟のレースドレス、レースプリントのティードレスも上品で女らしく
着られる物なら、全部着てみたい、、。
閑静な住宅街の一角にあるので、ショールームからもグリーンが綺麗!
美味しいそうなロールサンドイッチや、イチジクと生ハムをつまんで
しばしくつろぎ、次へGO!!
アツギのストキッング「ASTIGU」の美意識とは by uccie
アツギから2011年夏に発売されたプレーンストッキングの「ASTIGU」
ASTIGUとは「ATSUGI」のアナグラム、急にフレンチの香りが漂います
アスティーグがまず打ち出したのは脚を美しく見せる11種類の商品ラインナップ、
「11の美意識で選べるパンスト」として買い手にわかりやすく提案していました。
どれぐらいわかりやすいかというと、11のラインが全て漢字一文字で表せます。
この通り!肌や輝、強など漢字一文字で持ち味が一目瞭然!
パッとみてわかるだけではなく洗練されたイメージ。
一目でグッと来ました。
ラインナップはこちらの通り
現代の消費者はストッキングを「はかなきゃいけない」という義務感がありますが、
このアスティーグでは、美意識やファッションで「はきたい」と感じるものを提案してます。
そりゃあ毎日履くものだと、変化がないと飽きますよね…
違いを求めても違いがわからないものが多かった中、めちゃくちゃわかりやすい!(笑)
11種類から求めてたものも間違いなく見つかるはず
さらに「プレーンストッキングの逆襲」と謳ってます。熱いこだわりを感じます!
2012秋冬の提案は「美意識で選べるプレーンタイツ」をコンセプトに
「暖かさ」から「美しさ」へと、タイツの価値変換を図っているとのこと
素材のバリエーションが豊富でしたが、実際触ってみると
美しい透け感のものや、深い輝きのもの、足裏に滑り止め加工がされているものなど、
タイツ素人な自分でも、違いのわかるものでした!
ちなみにイメージモデルはTAOを起用していて、プレーンさを感じさせず凄くスタイリッシュ
ちなみにフジオカはメッシュと強と圧を選んでいました。
細く見えるようにと願ってるのでしょうか?チェックが必要ですね
頂いた「輝」のパッケージもまたスタイリッシュ
続いて2ブランドの気になる12秋冬にも注目
「Je l’aime by Relish」では”Elegance Fantasy“というテーマで
レディライクなクチュールスタイルを繊細なディテールで表現していて、
優雅で魅惑的、洗練されたコレクションとなってます。
イメージのルックもエレガンスながら、甘さがあって一言かわいい
シンプルながら、レース使いなどディテールにこだわりが見られます。
またパーティなどの様々のオケージョンに対応する「Cocktail Line」も新登場
より華やかで、ドレススタイルに合わせやすいワンポイントやアンクレット柄が豊富!
ドレス姿にはやっぱり惹かれますが、ワンポイントに可愛さがあるとグッときてクラッときます(笑)
今後はちらっとチェックしたいと思います!…いつも見るわけではないですよ?違いますからね
最後はアツギのハイエンドブランド「Exhale」の2012秋冬
”Mademoiselle Ricci“のテーマの12秋冬では、1963年からNina Ricciのチーフデザイナーだった
ジェラール・ピパールへのオマージュとともに、「マドモワゼル・リッチ」のエレガントでなドレスを
インスピレーションに繊細で美しいコレクションを提案するとのこと。
スタイリングの楽しさを知るこのブランドはデザインが豊富、さらに細部も凝ったデザイン
アツギの最新技術とイタリアの伝統技術が合わさって、凄くエレガンス
そんな中でも、ピンクのリボンがついたのが凄く可愛かったですね
単純ながらああいうワンポイントに弱いです…
あとは→のブルーグリーンは個人的に凄く好きです。色と光沢に惹かれます。
でもどう合わせていいか中々思いつきません(笑)
普段触れることのないタイツやストッキングでしたが、アツギの熱いこだわりをとても感じました。
どの商品みても素材すげー、柄可愛いな~とまじまじと見てしまいました(笑)
好んで履く方もしょうがなく履く方も、紹介した中にきっと出会いがあるはず
そう思わせる程、たっぷりなラインナップに洗練されたデザインが目白押しでした!
新生 see by Chloe
2012年5月29日
この秋から新たなクリエイティブチームに代わり新生see by Chloeに!
ディレクターはイザベル・マランのアシスタントだった人が就任(名前は不明)
ぱっと見にも、トレンドが上手に着やすいデザインに落とし込まれ
さすがイザベル・マラン仕込みとうなる仕上がりぶりです
展示スペースも以前に比べる数倍の広さ!力が入っています。
全体の雰囲気としては、see by Chloeのこれまでに較べて甘さが控えめで、
イザベル・マランな感じが強いのは初コレクションのご愛敬でしょうか?
コレクションは、単品コーディネートが中心で、
特にソフトなティーブラウスのバリエーションが目立ちます。
透ける素材の重ねやギャザー、ドレープで、分量たっぷりなフェミニンデザインと
ミニスカートやパンツとのシンプルな組み合わせが優しい雰囲気
モザイク調の写真プリントや細かい凹凸のあるワッフル素材のリラックスしたトップスは
クロエらしい甘さがあって素敵
得意のニットもたくさん登場
朱赤にゴールドの幾何柄の大小を合わせたジャカードのツインセットは、
これまでsee byにはなかったタイプ
グレーのスウェットをジャケットに仕立てたソフトなトップス
一枚あると季節の変わり目には重宝しそう!
きちんとダーツを入れて、シルエットを構築してあるところが流石です。
サイドライン使いのパンツも同素材でコーディネート
モノトーンでブロッキングしたクルーネックセーターはシンプルでクール
グレーのメランジと2種類の編み地違いのロングセーターは、
これまであまりなかったマスキュリンな感じです。
でも着るとリラックスしたシルエットで可愛くなりそう
ジップ使いの編み地違いを合わせたカーディガンはモヘア使い
今回は凹凸感の表現が重要なので、ノットや大きなネップをいれた
ツィーディニットも魅力的です。
とろりとした7分袖セーターに、なんだかただの長方形に見えますが
ミディ丈のニットスカートです。
キルティングは予想通りというか、やっぱり多く、間違いなくこの秋冬のトレンドです。
see by では、ブルーデニムのライダースやコートの身頃に使われました。
ラムファー使いの衿と、お袖がジッパーで取り外しでき
ベストやロングベストとしても、2ウエイに着こなせるのが特徴
2ウエイといえばこのジャケットが圧巻でした。
一見タキシードのアレンジに見えるマスキュリンなジャケットとシアー素材のマキシスカート
ウエストのミニギャザーが可愛い!
マスキュリンフェミニンの典型的なコーディネートだと思っていたら
近くで見ると、ビックリ!
ベストとジャケットが一体化したジャケットでした
もちろん別に分けて着られます。
コーディネートアイテム中心のコレクションですが
メインにディスプレイされていたのは、このドレス
ライトブラウンからカーキの落ち着いた写真プリントですが
see byのDNAはやはりドレスにあり という気がします。