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ギンガムのバラエティとカラフルボーダー

2011年12月14日

ショールームに一歩入ると、
ぎっしりとラックに架けられたマーク・Jの世界が広がります。

テーブルの上には美味しそうなスィーツやフルーツ
思わずつまみたくなりますが、ガマン、ガマン!飲み物だけ!



2012春夏はチェックが消えたブランドと
変化させながら継続しているブランドとが、はっきり分かれていますが
マーク・Jは継続派

オーガンジーやコットン、それも透けるプリントを3枚も重ねて3D効果
狙う使い方など、永遠の定番ギンガムを新しいアプローチで提案しています。

まずオーガンジーのギンガムは、ジル サンダーなどでも多く使われていましたが
重ねて目の錯覚を誘う2枚重ね3枚重ねのテクニックで
ドレスやビスチエで提案されています。


ギンガムをバイヤスにプリントし、ジオメトリックに変化させた使い方で

ローウエストにギャザーを入れたチュニック(ミニドレスにも)や
定番トレンチコートもカラーギンガムで新しい表情に甦っています。

今シーズンはギンガムがグレー落ち着いたブルーフォレストグリーン
白赤、白紺などと違いカジュアルではないカラーと合わせることで、
大人っぽく変身しています。


もう一つ魅力的だったのがレースと輝き素材

どちらも今季のスター級の素材ですが
煌めき感、ゴージャス感にテクノタッチを加えたレースや光沢は
単なる古いゴージャスさとは一線を画した若々しさがあり、
花火のような大きいモチーフ使いがとてもモダンです。


オーガンジーのビスチエにもヘムがゴージャスレースであったり
セロハンテープをオーガンジーで挟み込んだキラキラ素材
のビスチエ、ハンドテクニックなのにハイテクという
不思議な、でも新しいゴージャス感が新鮮です。

ボーダーはマーク・Jは大好きなモチーフ
必ずコレクションには出なくてもクルーズなどには登場していますが
今季もボーダー豊作です!!

トロピカルなカラーボーダーからトリコロールのバリエーションまで
マークならではのキュートな配色でティーシャツから
ジャージーのマキシスカート、
ドレスまで、様々なアイテムに落とし込まれています。

私は同行したMさんにマキシスカートを強く薦められ
目下思案中です。真夏に着るとリラックスしつつお洒落で良い感じになりそう!

同時にマークならではのポップ感は小さなハート柄やモノトーンの小花柄の
ティーシャツやドレスなど着やすく、可愛いアイテムにも登場します。
ハート柄のティーシャツ凄く可愛い!!ウイッシュリストに入れました。


カーキも消えそうで消えないストリートの定番カラーです。
ジャケットなどに提案され、さすが若者のマークバイです。

バッグにもギンガムチェックがたくさん

服と同じく落ち着いたカラー使いが、定番のギンガムのイメージを
がらりと大人っぽく変化させています


定番のレザーバッグはピーチピンクベージュのバリエーションで
甘くガーリッシュな雰囲気で。
グラフティ感覚のポップな柄行きも今年らしい明るさでいっぱいです。

お土産は嬉しい来年のダイヤリー

早速来年の予定をもう入れています。
カバー付きで、使いやすいレイアウトになっており
本当に嬉しい!!

アロマキャンドルも、ちょうど良いサイズですぐ使えそう

 


蔦屋書店 TーSITEオープニング

12月2日にオープニングのパーティがあったのですが
蔦屋書店」「OTONA   TSUTAYA」と謳っているだけに
書籍の充実ぶりは目を見張るばかりです

重厚でありながらモダン落ち着く空間は
待ってました!!と言いたくなるほど大人の時間の流れを
充実させてくれる予感に満ちています。

パーティはAnjinのラウンジで開かれたのですが
パーティの始まりがウエイターに混じって、
同じウエイターの格好をしたヴェルヴェッツの面々が
「トューランドット」の「誰も寝てはならぬ」を会場のあちらこちらで歌い出し

「エッ!何?」と驚いている内に

全員がステージに上がり、最後を一緒に歌うと言う心憎い演出で始まり
さすがに「知の殿堂」とさりげなくも確実に出席者が心に刻んだ瞬間でした。

増田社長の挨拶も主賓の小泉元首相の挨拶も
リラックスしつつも、誠意ユーモア知性に溢れ
プレミアムなOTONAの雰囲気を体現して、本当に素敵だった!!

久しぶりです!
こんなにリラックスしつつセクシーさも感じる大人のパーティなんて。
和みながら、新しい大人の空間の誕生をお祝いしました。

私は後にもう一つ予定があったので
早々に失礼しましたが、もっとゆったり過ごしたかった。
と本当に残念な気持ちでパーティ会場を後にしました。

お土産に頂いた。
落雁がおかしかったのでご紹介します。

蔦屋書店の壁面ブロックと同じ「T」の文字が可愛らしく組まれているのです!
なんだかこのまま永久保存版にして持っていたいほどでした。

書店らしく本が3冊お土産です。

建築のコンペティションについて書かれた「11
これは代官山プロジェクトを巡る11建築家の提案

空間建築家池貝知子の仕事と意見」池貝さんはとてもチャーミングな
今回のT-サイトの空間デザインをコーディネートした女性です。

そして、Tーサイトの建築を担当した「クライン ダイサム アーキテクツ」の
初の書き下ろし本

「11」は持っていましたが、他の2冊も読みやすく、かつ的確な表現で
あっという間に読むことができ、私は自分の部屋を片付けながら
読んでいたら、やめることができなくなり
何と自分の部屋で立ち読みで完読してしまいました。

お薦めの本です。

私の大好きなシネマ名言集も入っていました。

これは365の映画に出てくる名台詞を集めた物
私の好きなページをご紹介します。

あと色々ありますが、次号ではここにできた
アイビープレースのレストランの様子もお伝え致します。
お酒好きにはたまらない美味しい物がたくさん用意してありますよ。


プリントとレースがいっぱい2012年春夏のヤング伊勢丹

2011年12月8日

展示会場は、編集者でいっぱい。
みんな真剣に写真を撮ったり、打ち合わせしたり身動きもできないほどの混雑ぶりです。

最初に目に着いたのは、たくさんのプリント
そしてスタイリッシュなハットです。

昨年までブームだった中折れ帽の次に来る物を捜しているのですが
赤と黒のトリミングが効いたストロー製の女優帽
ロープに金のチェーンを絡ませた
ハンチング型、

スカーフプリントのリボンをまいたパナマタイプ

レディライクな深めの ブリムハットなど、あ~これが欲しかったという
ハットがたくさん提案されています。


人気継続のボーダーはトリコロールのバリエーションもありますが
新しいのはこちら!

サーマーダークのボーダーTシャツの胸元には
おしゃまなリボンを付けた「カウ」とカラフルな「LOVE」の文字が。
今季のボーダーは、サマーダークがカッコ良いですね!

この春どこの展示会でも目に付くデニムですが着々と復活です。

ここではダメージデニムと太いブロッキングボーダーのパフスリーブのドレスが
提案され、カジュアルなシンプルドレスで提案されています。

アフリカンなホットカラー同士をパッチワークにし、更に異なる色でトリミングまでした
カラフルボーダーのティーシャツもでていて
フレンチボーダーからアフリカンカラーへと賑やかなボーダーに変化しています。

ヤングスポーツのお洋服はとにかくモチーフ使いが勝負です。
やっぱり来春はプリントが重要!!

レンチな小花と同時にグラフィックなデイジー(やっぱり50年代から60年代初期の
ミッドセンチュリースタイルが来てますね。)ハートや鳥など新たなアニマルモチーフ
果物などが小さくプリントされており、よーく見るとクスっと笑い出しそうな
ユーモラスな柄がたくさん提案されています。
スマイルは、この時代に何よりの宝物です。

スカーフプリントや夏らしいタイダイ柄、お花の写真プリントなどもでています。

靴はトレンドの「男靴」がミュールタイプからモカシンオックスフォードメダリオン
ずらりと揃いヤングの言う「おじ靴」がしっかりフォーカスされていました。



でも私が好きだったのは、シンプルゴージャストングサンダルやニナリッチレース風に
カットアウトされたローヒールサンダル!
今季のニナリッチは頭のてっぺんから、足のつま先まで、うっとり素敵なコレ
クションでしたから。

レースは様々に登場していますが、
圧倒的に多いのはテーブルクロスのような大きな柄使い

ドレスもこんな風にパネル柄で用いられ、モダンでロマンチックな雰囲気でした。

モロッコ風だけど、見た事が無い新しいデザインのクラッチバッグ?
なんだかイモムシみたいで可愛いでしょ!
ピンクのポンポンのチャームにも心打たれ、購入しようかどうか迷っているところです、、。


ベジタブル&フルーツガール チープ&シック

2011年11月29日

モスキーノ チープ&シック、アルベルタ フェレッティ フィロソフィなどを
抱えるアエッフェグループの展示会です。

ガーリッシュなテーストからフェミニンな大人のブランドまで
一堂に見られるので私たちにとっては、必見の展示会になっています。

会場に入って、まず目に付くのはお野菜と果物のコーナーです。
ミラノではもっと大きい野菜やさんがショーの背景になっていました。

そばにディップソースが4種類置いてあって
好きなお野菜をお好きな味で食べられるので
みんな人参やアスパラガスなどをポリポリ。生野菜は女性の大好物です。

食べ物が先に目に入ってしまいましたが
実はモスキーノコレクションラインがエントランスに飾られています。

モノトーンに見えますが、実は細かいゴールドの箔が散らしてあるゴージャスなラップドレス

レースを上張りしたノーカラージャケットは大きなパールボタンがブローチのように
とめてあり、アールデコ風の白黒ドレスには、クールになりすぎないよう
ハンドクラフトの刺繍がワンポイント付いており
ショーアップされた見せ方とは違って、服のリアルさを手にとって見ることが出来るので

あ~実はこうなっていたんだと目から鱗が落ちるようです。

チープ&シックでは
赤カブや人参、サヤエンドウなどの野菜果物ずくし柄や60年代初期風のリンゴ柄
ドレスだけではなく、特には、イメージも可愛いためか大人気!

籠バッグの飾りや留め金、ブローチにまで使われていました。

フィロソフィーは私の大好きなブランドのひとつ

ラブリーに見えるけど一捻りしてあって、大人が着るカジュアルに昇華しています。
光沢糸で編まれたチルデンセーターの縁飾りはシルバーヤーン、

合わせたシルバーメタリック
スカートは実はニットにメタリックテープが貼ってあり、
実はとってもカジュアルな光沢。

こんなところが大好きなのです!

ウォータリーパステルの花柄や白いレース使いもドレスにたくさん使われています。
プリントの上にお花だけ刺繍なんて手が込んでいます。



ここでも気になったのはマリンボーダー

トリコロールブルー&ホワイトをどう使ってゆくか、
人気のテーマだけにどのブランドも工夫がいっぱい!

フィロソフィでは、大胆なジオメトリックのデザインでドレスから
レースをはさんだボーダーティー、ボウブラウス風、テーラードジャケットまで
登場しています。

どれも新鮮!



スカーフプリントは数多くはありませんが、しっかり押さえてあります。
よく見るとトリコロールで貝殻タツノオトシゴなど海の生き物が
描かれ、リゾートっぽい感じです。

シャツとパンツのシンプルアイテムがスカーフプリントで提案されています。

レースは大きいモチーフが中心でドレスからブラウスに
挟み込むデザインまで様々に展開。

私が一番好きだったニットのツインセット!!
ロマンチックで飾り気があるけど、ごちゃごちゃしてない
ほどよいシンプルさにノックアウトされました。

小花は意外に活躍しています。リバティではない、むしろソレイヤードなど
フレンチテーストの小花がマキシドレスや、ビスチエなどに用いられ
清潔な若々しさを感じさせました。

ロックフェスで着ると似合いそう!

お土産は何と新鮮野菜に果物の詰まった紙バッグに
モスキーノのトートバッグ

新鮮野菜は美味しかったので写真を撮るまえに食べてしまいました。
ホワイトアスパラガスグリーンアスパラ人参赤カブ
苺に葡萄でした! もう10分ぐらいで完食 健康的な夕食でした。


今週の一皿

広尾の展示会の帰り、今は珍しくなった「スパゲティナポリタンが美味しいのよ」と
一緒に行ったMちゃんに誘われ、イタリアレストラン「AQUAVIT」に。

メニューには載っていない幻の「ナポリタン」をいただきました
トマトソースではなくケチャップで味付けしてあるのがポイントのようです。

懐かしいと言うより、洗練された味付けで美味しかった!
お野菜のマリネもお花のような盛りつけで少しずついただきました。

何年ぶりでしょうか?ナポリタン、、、中学の頃まで食べていたような、、。



グラフィックな魅力 ジェイソン ウー&デレク ラム

2011年11月22日

展示会場に入ると、ドットストライプの「柄」「柄」「柄」が目に飛び込んできます。

何しろデレク ラムミッドセンチュリーがテーマでしたし、ジェイソン ウーは
グラフィティアーティストのKWASとのコラボレーションで「」の柄を
エレガントな木の葉プリントに潜めるように散らしています。

みんな若々しくて可愛いモチーフばかり!
水玉なのに、ライン使いデイジーに見えるような部分柄をいれ
面白い視覚効果を出しています。

パンジーのように見える小さなプリント柄は実はカラーアニマル

モノトーンの小花柄は細胞柄のようにも見え、今シーズンらしい
一捻りした「花」を象徴しています。
ウエストは緩い紐使いでリラックスしたミニワンピース

レースもゴージャスと言うより清楚でカジュアル感のあるラッセルレースが多く
繊細で手の込んだリバーレース使いが多いミラノやパリとは違います。

デザインもシンプルなシャツ箱ひだスカートなどスポーティなアイテムに使われます
もちろんお値段の差も大きい!

さすがに若い感覚でカッコ良いと思ったのはボーダーの使い方
カジュアルはニューヨークはとっても上手です。

トラッドが好きだからでしょうか?

もう流行になって2年経つマリンボーダーですがマリンはもうそろそろ飽きて
次に来るものを探し始めている時期ですが、その答えのひとつはこれ!

プレーンな黒白のボーダーのドレス。両サイドはナチュラルな麻使いでパッチワーク
シースドレスに仕立ててあります。
黒のトリミングがきいています。

カラーブロッキング風ボーダーのパッチワークティーシャツ

バーコードのようにラインを密集させたり、太さを変えたりマリンボーダーと言うより
グラフィックティーという方がふさわしいデザイン

モノトーンにオレンジパープルをアクセントにしたジャージーのボーダードレスも
リゾート感満載ですがタウンに着られそう 素敵です 欲しくなりました!

グラフィックはミッドセンチュリー風に大きな柄行き、陽気なカラフル感が特徴です
フラットに様式化された花柄タイル柄、シャツドレスの前身頃には小柄のモザイク柄が
はめ込まれています。

シンプルでベーシックな物ほど、今シーズンはディテールと素材が決め手です

スポーツメッシュパンチングでゴアスカートにしたり
スポーツムードは相変わらず絶好調です。

シャンブレーデニム素材をラブリー系のデザインに落とし込むのは
ニューヨークならではのアイディア。

チェックのショートパンツとブルゾンのセットアップもオレンジが効いていて
チェックはまだまだ終わらないぞ!といわんばかりのパンチがありました。


不安がいっぱいのいまだからこそ
ハッピームードに欠かせないアイテムがティーシャツです。

今シーズンはいつもあるロックティとは異なる
こんな感じの癒し系モチーフを
大きく使ったティーシャツが目立ちました。

会場のテーブルに置いてあるお菓子がとってもセンスが良くて可愛かった!!
どら焼きべっこう飴を塗りのざるに入れてあったり、甘納豆入りの最中

パンダの紙の入れ物に入った豆菓子など、ニューヨークブランドの展示会に
ドーナッツカップケーキなんか出さないで「和」で勝負するとは見上げた心意気!

美味しい~と食べちゃうMちゃんを横目に
体重高め安定期に突入してしまった私は見るだけ、、。

でも眼とは素晴らしい日本語で、見ているだけでも幸せな気分になりました


2012春夏コレクションセミナー報告

2011年11月8日

東京、大阪、名古屋の各会場とも多くの方々に御来場いただき有り難うございました

お陰様で満席となり、東京初回以外は全て指定席とさせて頂きました。
東京の初回は読売ホールです。

御協賛も素敵なブランドにたくさんいただきました(アルファベット順)
まずトレンドブックの裏表紙とコレクション映像を交えたDVDを流して頂いたELLE

ラグジュアリーなお洋服のために開発されたエステー香りムシューダ

大切なお洋服を良い香りに包まれながら保管する
愛する服の無くてはならないパートナーです。

オーストラリアのオーガニック化粧品のJurlique.

オーガニック認定の農場で栽培された、濃厚なバラの香りが漂うハンドクリームを始め、
私もヘビーローテーションしているクレンジングローションなど
使用感や効果を実感するだけではなく、使うだけで癒される素晴らしい香りが特徴です。

バラのパッケージを生かした素敵なブースを作って頂きました。
バラのハンドクリームが特別な価格で提供されていたそうです、、、知らなかった!

滅多にないことです 友人で買って自慢していました。

ネスプレッソのコーヒーの香りに惹かれ、ブースに足を運んだ方も多いのではないでしょうか?
黄色ブルーオレンジなどトレンドカラーを選んだカプセルをご用意して 飲んで頂きました。

サンペルグリーノ 赤い紙ナプキンに赤いストローでよく冷えたサンペルグリーノの
バブルな舌触りは楽しんで頂けましたでっしょうか?

12月から ブルガリとのコラボボトルも登場します。
パリで見ましたけれど持ち帰りたいほど可愛かったですよ。

 

tula アーユルヴェーダにもとずいた驚きのインドハーブのサプリメント

私はまずコレクション前から「肥満防止」から飲み始め、
ロンドンからミラノに移ったときに「すっきりなった」と言われびっくりしました。

今は「デトックス」のヘビーユーザーで3本目を飲んでいます。
この忙しさと不規則な生活を支えてくれている、これ一本!

心と体のバランスが整ったようで循環が良くなり、もう手放せません


私がお願いしている御協賛のブランドは、全て自分が本当に良いと実感している物ばかりです。
本当の本物だから、みなさまにご紹介したくてブースのご出展をお願いしています。
サンプリングも出して頂いていますので、是非試してみて下さい。


ファッションナイトアウト

もう表参道は驚くばかりの人々で溢れ、
ブランドブティックの入り口には人だかりです

私は、まずバーバリープローサムへ。
クリストファー・ベイリーがこの日のために弾丸ツァーで来日。
彼が応援しているバンドKROOKSを連れてブティックでライブです。

クリストファーのコレクションのサウンドトラックにいつもうっとりしている大ファンの私は、
ロンドンに続いてまたまたクリスに遭遇!

日帰り?でも元気いっぱいなクリストファーは、
多分ラグジュアリーブランドの最年少デザイナー

キス&ハグでご挨拶してきました。

つぎにTODSのプレゼンテーションへ
デレクラムが来日し、TODSのお洋服コレクションを
自ら説明するという丁寧なプレゼンテーションしていました。

メインゲストのアナ・ウイントァーと一緒に熱心に聞き入っていました。


プラダの店頭のマネキンにびっくり!
さすがにプラダ、ただの服のディスプレイではありません。

ファンタジーで可愛らしく、英国の衛兵のような帽子をかぶっています
しかも小雨が降ってきたのでマネキンがビニール傘をさしていて、意外な幻想的な雰囲気に!

「夜目、遠目、傘の内」と言いますが、ビニール傘だけで、
もの凄い演出効果です。道路は写真渋滞ができていました。


表参道をクルージングした後は9時からアメリカ大使館マイケル コースのパーティ
アメリカ大使公邸に大きなビニールのテントを立てて
噴水とキャンドルの幻想的な雰囲気です。

主賓はアナ・ウイントァーここでも娘と一緒
なんとプラダの2012年春夏の発表されたばかりのキラキラコートを着て登場です。

良く似合っていたけれどマイケルのパーティに、彼のドレスを着なくて良いの??

マイケルはちょっと貫禄ついてきました。


特別ゲストはマイケルの親友ジェニファー・ハドソン

さすが、ドリームガールズ
素晴らしい歌唱力で全員ノックアウト

歌い始めると写メの嵐 もう手しか写らない!


こうやってファッションナイトアウトの夜は更けてゆきました。
疲れていたけれど楽しくて行って良かった!!


シャツの季節 ブラジェール プリーツ

2011年10月20日

シャツが今季のコアアイテム

もうボウブラウスなんて影も形もなく、
2012年春夏はシャツの季節です。

ロンドンでもクリストファー・ケーンがスラッシュ等オリガミ風の
テクニックを使ったシャツバリエを出していましたが
ミラノに入ると、ぐっとテクニックが微細に込み入ってきます。

やっぱり大人の街ですね!

基本デザインを変化させるのではなく
張りのある素材、スカーフ素材などで、
主役級の存在感が生まれます。

張りのあるコットンの半袖シャツやシャープな開襟シャツを出した
ジル サンダーのように
造形美を感じさせるシャツは、パリのセリーヌに繋がって行きます。

アキラーノ・リモンディのように同色でかなり重厚な刺繍を施した、クチュール感覚も登場

NO21のように
ベーシックなにスカートと同じプリントや輝き刺繍などを施し、
華やかなアクセントを付けたデザインはかなり多く、
NYのジェイソン ウーもやっています。

レトロな感じが新鮮なのがスカーフプリントのシャツです。

今季はスカーフプリントをテーマにしたD&Gや、アーカイブのスカーフ柄を
復刻したエミリオプッチなどが意外にスポーティなパンツなどに合わせています。

プッチはスカーフをベルトのようなアクセントにも使っていて
60年代のリゾートの雰囲気を再現しています。

シャツが出てきたので、当然シャツドレスもたくさん提案されています。

これも4都市を横断的に出ています。

白だけではなくボッテガヴェネタのように革の部分使いや、
ジェイソン ウーのように社交界風のフィット&フレアー、
クリーンなジル サンダーなど

ディテールやシルエットのバリエーションは豊かです。

アールデコが注目されているので、当時コルセットの代わりに
出現してきたブラジエール(ブラジャー)にも注目が集まっています。

もちろんボトムにはブルマーガードルタイプが
一緒に出てくることも多かったです。

可愛い車プリントのプラダから、ランジェリーのようなプッチ、チェックのNO21まで
50年代風だけではない、様々なデザインが登場

完全にビスチエ代わりになってきており、ドルチェ&ガバナのように
ジャケット付きでアンサンブルで提案されたり、あえて重ね具着風な着こなしも!
パリでも増えていました。

若い子には流行りそうですね

アールデコでもう一つ重要なのはプリーツです。

今季はトップスがシャツ、ボトムがプリーツスカート
言う組み合わせがすご~く増えています。

でも制服調ではなく
風に揺れるフェミニンな雰囲気で
例え素材が革であってもアコーディオンプリーツやサンレイプリーツが
圧倒的に多くなっています。

アコーディオンのプラダ、コーティングや、
プリーツをリボンのように叩いて使ったボッテガヴェネタも、面白い使い方でした。

今シーズン私が一番好きだったのが総プリーツのドレス

ロンドンではバーバリープローサム、ミラノではプラダ
パリではクロエが徹底して提案しています。

あまりにも素敵なので
都市を横断してご覧下さい

 


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