レザーのバリエーション アクネ
2012年2月24日
ロフトの会場に入り口には、ヴァイキングの子孫だなとお改めて
思わせるごっつい体つきのメンズが、オレンジキュラソーとウォッカのカクテルをサーブ
にこりともしないで説明してくれるが
無愛想というわけでもなく、とにかく立ち続けてご苦労様です
大きなロフトを障子のような仕切りで細長く廊下のように作り
モデルがかく部屋を歩き回ってくるという演出
ランウエイが長く、こちらもお疲れ様という感じ
人気ブランドだけに、遅いショーですがエントランス周辺は人だかりがしていました。
今回はファーストルックはブラウンのコート!
先シーズンは、カジュアルなスポーツウエアで可愛らしいショーでしたが
今回はモダンでシャープなシルエット、存在感のあるテキスチャー素材
あるいは思い切り光沢を出したエナメルのような素材と
クールでミニマルな雰囲気が打ち出されました。
ウールのモッサやビーバー、縮絨で凹凸感を出したもの
いかにも温かそうでボリュームのある仕上げです。
カラーもブラウンからベージュのバリエの中に
アニスグリーンがアクセントのように入ったり!
基本はオークル、ベージュ、ライトブラウンです。
オレンジはニットやテクスチャーウールに多く使われ、見た目にも暖かさを強調しています。
想像以上に冬のオレンジは着やすい色調に応用されて、たくさん出てきそうです。
小物はベルトだけ!
しっかりとウエストマークする役割とシンプルな服に強いアクセントを付ける
役割の両法の重要なアクセサリーになっています。
ロンドンで見た初めてロンドンらしくない(とてもよい意味で)
スタイリッシュなコレクションでした。
カラーブブロッキングや、ドレープを入れたパッチワークなど
ミニマルなシルエットがとてもクラフト的に見えたショーでした。