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今週の一皿

2012年6月15日

最近の展示会はほとんど表参道か銀座。
この2箇所に集中していて 廻りやすいので、
夜の打ち合わせもいずれかでというのが多くなります。

今晩は、銀座のロエヴェやエルメスの展示会の後に落ち合って、
ご飯を食べながら打ち合わせです。

ジャッジョーロ銀座で美味しいイタリアン。嬉しいな!

このレストランは、世界最古の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラ
自然治癒や予防医学の思想を元にした、
素材本来の味を重んじたトスカーナ料理が得意です。

ご一緒したのは、アジアンクルーズから帰ったばかりのKさん

ゴージャスなクルージングの話しにしばしうっとり!
そろそろシンガポール行きたいな~!
ゴージャスなお話にぴったりのピンクシャンパンでまず、かんぱ~い!

Kさんも展示会廻りお疲れ様でした。

まずお店一番のお薦めには山盛りのハーブサラダ

何と20センチ近く盛られたサラダは、見とれるぐらいの高さ!!
様々なハーブをミックスしてあって
食べても食べても、新しい味のハーモニーが楽しめます。

一緒に供されるオリーブオイルパルメザンチーズブルーベリーなどを
好みでかけ、味を変化させるので、舌の上はいつも新鮮!

これとパンと赤ワインがあれば、ある意味充分な食べ応え!

フルコースで頂きましたが、あれも食べたい、これも食べたい
(ショージ・サダオ並の)

食欲旺盛な2人なので、結局異なるメニューを取ってシェアすることに

パスタは、からすみのスパゲッティーと手打ち麺のトマトソース
味も食感も異なる2つのパスタは、それぞれにとびきり美味し~!

お肉もお魚も両方いただきました

まずお薦めのイトヨリの蒸し物
取り分ける間に、お鍋で登場



イトヨリの蒸し物も、尾崎さんが育てている黒毛和牛の飛騨ビーフも
とびきり美味しくいただきました。

最後にサンタ・マリア・ノヴェッラのハーブティを選んでいただきます。
私はデトックス効果のあるNo13をいただきました。

デザートは濃厚チーズケーキをチョイス
デトックス効果も相殺されそうなコンビネーションです。


少しずつに見えますが、それぞれに食べ応えがあって
心もお腹も大満足!
銀座をしばらく散歩して、お腹が平らになった頃に帰りました。


今週の一皿

2012年6月14日

展示会を駆け巡っていると、その合間に打ち合わせが入ったりします。
この日はやや疲れ気味だったので、神楽坂へ(事務所の近く)に来ていただきました。

大好きなビストロ ルクドゥノム ブション リヨネでランチしながら打ち合わせ
T島屋のYさん、A新聞のOさんと3人でメニューを選ぶところから
すでにうるさい状態に!

ここはリヨン料理専門。
美味しく量もたっぷりしているところが出色で、
蕎麦懐石みたいなパスタがでてくる盛りつけ至上主義の
フランスやイタリア料理は、断固反対の私には味からお皿のボリュームまで、
ぴったりとはまります。

ワインも美味しいので夜だったら、絶対に赤で行きたいのですが
打ち合わせなので、バドワでおとなしく、、。

一番簡単なコースにしたのですが、それでも質量ともに満足!
隣のフランス人2人組のメンズは、さすがに2倍のコースをぺろりといっていました。

グリーンサラダと一緒に供されたレンズ豆のサラダが美味しいこと!
これまた美味しいバゲットにつけてたっぷりいただきました。

最近肉食系なので、豚のローストをチョイスしたら、なんと丸ごとポテトが付け合わせに。
こういうサプライズ大好き!パリの下町のビストロみたい!

デザートは大好きなババ
実は昨日もババをこっそり事務所で食べていました、、(他の人はそれぞれ好きなケーキを)

ナポリの王宮の側にある何とかというクラシックな有名なカフェで
ババを食して以来、そのめくるめく美味しさにすっかり虜になってしまったのです。

離れがたく、未練がましく、ナポリの空港のカフェテリアでも食べてしまったくらい
(これはNG、、、でした)

ここのババの素晴らしいところは、まずこの大きさ!!!
付け合わされる豊かなクリーム

そこになんときゅっと引っかけたくなるグラス一杯のラム酒が添えられ
ババを半分に割って、断面にラム酒をかけていただくのです。

ラム酒を全部かけてババを堪能した私は、ランチ、もとい打ち合わせが終わった後
なんだか千鳥足風になって、気持ち良く初夏の神楽坂を歩いて帰りました。

あ~美味しかった.幸せな午後になりそう!


今年の冬はグリーンマン!?by uccie

2012年6月12日

こんにちは!

いよいよ梅雨入りです…折り畳み傘が手放せなくなってきました。
毎年この時期になるとマウンテンパーカを買っておけば…orz
と後悔しております。

そんな梅雨の時期では、今日のような肌寒い時には秋冬の妄想が1番!(?)
夏をすっ飛ばして、今回は秋冬の色に注目!

少し前のuccieのつぶやき↓ではキャメルに注目してました。
http://f-fiori-cafe.com/?p=4170

12-13年秋冬のメンズではプラダやサンローランのような
フォーマルな黒のイメージが強く、間違いなく黒が中心になると思います。
そんな中!個人的に注目しているのがグリーン!グリーンだよ~

緑らしい鮮やかなボトルグリーン、エメラルドグリーン
やや青寄りの深みのあるテールグリーン
やターコイズグリーン、
カーキで見られるシトロングリーン、アイビーグリーン…などなど様々です!
(詳しいお色はこちらから→世界の伝統色 洋色大辞典 http://www.colordic.org/y/ )

やっぱり印象的だったのは、ジルサンダーのグリーンのニットでした
ラフでの最後のショーとなってしまったので、思い入れが強いです…(´;ω;`)
本当に綺麗です、ニットはもちろん、ウールのブルゾンなんかで着てみたいです。

鮮やかなグリーンだけではなく、渋めなかすんだグリーンも豊富
ディオールのグリーンを中心としたコレクションは記憶に新しい所
全身グリーンのなかで、ワンポイントのが映えますね。緑×白はやっぱ相性いいです

そしてやっぱり外せないのが、カーキ
ウミットベナンのミリタリーは大人のミリタリーで好きです。
色味の違うグリーンを1着で合わせるのもおもしろそうです。

去年のGQの海外スナップなんかでも、結構見られます。
というかこういうスナップは本当に参考になるというか、かっこいいですね。

グリーンのニットカーディガンハットの着こなしなんか唸ってしまいました。
ちなみに自分がハットを試着したら残念なスナフキンでした…

自分の洋服を見返してみると、冬物はグレーや黒ばかり
今年は脱却するべく、このグリーンを着こなして立派なグリーンマンを目指したいと思います!
ジルのニット売り切れにならないで~(笑)

ちなみにグリーンマンでも、この人↑達ではないので、あしからず…


AKRISとサンガレンレース

2012年6月11日

スイスを代表するファッションブランドAKRISのコレクションが
南麻布のスイス大使公邸で開催されました。

同時にAKRISのあるサンガレンは、刺繍レースの産地としても有名で
サンガレンレースを使ったドレスと素材も展示されました。

AKRISといえば、モナコのシャルレーヌ妃のご用達しとして有名です。

個人的にも信頼され親しいといわれるアルベルト・クリムラーがデザイナー。
先シーズンはパリコレのブログでもご紹介したように
日本人席の目の前にシャルレーヌ妃が着席されたので、
そちらに目が釘付けになってしまいました。
わ~きれい…!

シャルレーヌ妃の隣に座っている金髪の素敵なメンズは
AKRISのCEOのピーター・クリムラーアルベルトの弟です。

パリコレクションでファーストラインは見ているのですが
今回はセカンドラインの”AKRIS PUNTO”も一緒にお披露目されました

まずスタートはAKRIS PUNTOから
テーマは70年代の映画「ある愛の詩」!ハリウッドの歴史に残る恋愛映画の傑作です。

大学生同士で恋に落ちたヒロインは、身分違い??(例えアメリカでも)に悩み、
不治の病に倒れる悲恋ものですが、主演のアリ・マックグローのファッションがとっても素敵で

トレンチ姿や長いニットのマフラーをなびかせる着こなしを
当時の女子は競って真似したものです。


 「ある愛の詩」のサウンドトラックでスタートしたショーは
膝上丈を中心に若々しい、だけどキチンと感の強い英国調を取り入れながら
お行儀の良いリアルクローズです

なにしろヒロインは貧しいけれど名門ヴァッサー女子大という設定!
知的で美しい女性の象徴です。PUNTOのコレクションもその通り。
ちなみにヒラリー・クリントンもここの出身です。



ショートトレンチ
ムートンのケープレットもヒロインの着こなしを思わせ
カジュアルな若々しさを感じさせます。

そしてファーストラインAKRISと続きます
こちらはうって変わって、60年代のアクションペインティングのアーティスト
フランツ・クラインNo7のアートからアイディアをとったもの。

作品の前のフランツクラインと作品No7

墨絵のような太い白黒の筆致が有名ですが、AKRISでは、
カラーブロッキングで表現されました。

  素材は得意のカシミアダブルフェイスのコートドレスやコートも

  ニーハイブーツが多かったけれどヒールのカーブが凄かった!


イブニングはパープルや黒の無地でシックに

フィナーレはミッドナイトブルーグリーンオパールベルベットのドレス
太いベルトで締めただけのノーアクセサリーが、虚飾のない感じ!
スイスブランドらしいピュアな美しさを漂わせます。

ショーが終わると、AKRISの本拠地サンガレン
(チューリッヒから一時間ぐらい言ったところにあるレースの生産地)
のレースを使ったアーカイブ製品とレースが展示されてあり
レースの名品を触りながら、刺繍レースの美しさを堪能しました

 

展示スペースの傍らでは
スイス人ジャズピアニストがピアノを弾き、風格のあるギャルソンがサーブする
フィンガーフードをつまみながら、美味しいスイスワインやシャンペンを楽しみました。

 

スイス大使館はこじんまりした居心地の良いスペースで
お庭は初夏の緑で深呼吸したくなる美しさ!!

 うっとり見ていたら、ウルス・ブーヘル大使が、
「夜はもっと綺麗ですよ!、でもトラや豹がでますよ!」と
ユーモアたっぷりに話しかけて下さいました。

「じゃあ夜のお庭も見たいので、今度はミッドナイトパーティ
開いて下さいね」とお願いしてきました。


クィーン オブ ザ シャンプー プログノ126EX

話は変わりますが、最近私の回りで髪の毛ばっさり切る人が目立ちます。
新聞社のAさん、アーティストのSさん。

理由は、忙しいので髪の手入れが出来ない、ロングだと手がかかるというもの。
確かに汗ばむ季節は、特にふわふわ広がったり、逆に意に反してぺったり寝てしまったり
ロングにしていると気になる事だらけです。

美容院に半年に1回しかいかない私にとって、もう頼るのは
シャンプーのみなのですが

いろいろアドバイス頂きましたが、ベストはこれに決定です

友人がプロテイン配合の弱酸性アミノ酸系洗浄剤のスグレモノと薦めてくれたシャンプーは「使ってると爪が伸びるのが早い」「手肌が綺麗になる」とか言うので、
「嘘でしょう!?」と話半分に受け取っていたのですが

爪が早く伸びるかどうかはわかりませんが
髪の毛に張りこしがでてきたのは実感! さすが業界初の高濃度の「プロテイン配合
でも、プロテイン特有の匂いはしないんです。

その上、某大手ヘアケアブランドの発表会に行ったら、プレスの人に
「髪の毛が綺麗!」と褒められました。(そこのじゃないんですが、、)
ふわっと立ち上がる感覚はやっぱり、このシャンプーを使ってからの感覚です。

私は時間がないときはシャンプーだけ、これだけでも充分というのが
このシャンプーの凄いところで、コンディショニング成分も入っているので
充分に滑らかで艶が出るのです。

時間に余裕があるときは、プログノ136トリートメントパックをします。
これは髪に付けると言うより、地肌をマッサージして
放置して身体を洗ってから流すくらいの適当さなのですが、洗い上がりは抜群にふんわり!!

 

実はショートにしたSさんにサンプルを上げたら、すぐに連絡があって
「アレすご~く良いわ!どこで売ってるの?」次の日に会ったら
ショートカットのSさんは何とモヒカン状態に髪の毛が立っていて
笑ってしまいました。友人のHさんはロングですが、艶々とした黒髪で

やっぱり「さらさらして、気持ちが良い」と惚れ込み使い続けています
髪のタイプが異なる人にもそれぞれ実感があるようです

 やっぱり、育毛サロンで生まれたシャンプーは、氏、育ちが違う

 洗うたびに、頭皮が健康になる感じがして、髪を洗うのがおっくうではなくなりました。
ちなみに開けたら2ヶ月以内に使わないといけないというのも

 成分の確かさを物語っているようです。


ダイアモンドジュビリーパーティ@英国大使館

2012年6月8日

エントランスの前は車の整理で大わらわ
平服でと言われたのに、やっぱりフルレングスのドレスの素敵な女性がちらほら、、。

イブニングドレス一着でパーティの雰囲気はぐんと盛り上がります。
正面にはユニオンジャックや連邦国旗の紋章が大きくライトアップされ
気分はぐんぐん上がります

レッドカーペットの側には ロールスロイスジャガーアストンマーチンダイムラーロータスなど英国を代表する
車がライトアップされ勢揃い!車の回りは熱心に見るメンズでいっぱい

入場チケットはバージンアトランティックのボーディングパスでした。
式次第のパンフレットも英国らしく「紋章」入りでスタイリッシュ!


忘れてはいけないグローブトロッター。展示会は英国大使館で特開催されます。

ダイアモンドジュビリーを記念したユニオンジャックカラーも限定で出ましたが
ディスプレイされていませんでした。売れちゃったのでしょうか?

まずサー・デヴィッド・ウォレン大使のご挨拶。
残念な事に三笠宮寛仁殿下が逝去された日だったので
一分間の黙祷から始まりました。

そして「To Queen!」の音頭とともにGOD Save The Queenが流れ
厳かな雰囲気。続いて日本側の返礼で「To Emperor」の発声で君が代が流れ
パーティは始まりました。

メインがヴィヴィアンウエスト・ウッドのスペシャルコレクションなので
大使館の美女Mさんにショーのベストポジションを教えていただき
知人達と場所取りしていたら…な、なんと大使の挨拶は遙か彼方で始まり、
お姿は遠く、ただキングスイングリッシュは、さすがに美しく、聞き取りやすく
ご挨拶は全部聞き取れました(と思う、、。)

そのあとサプライズが!!大使のご挨拶の後、
「耳栓の用意はいいか~!」のかけ声で布袋寅康のギター演奏が始まり大音量のロックが!
でも見えない、チラチラ、、、布袋さんのような姿がときおり見え、、。
ベストポジションからは遠く、、、見えません

携帯カメラの林立でもう無理

こんな感じです。ファンの方が入らしたらごめんなさい
私は氷室京介のファンだから良いもん(と強がっています)

待ってました 
ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドカーペット コレクションが始まります。
まさに真正面のベストポジション!

このコレクションはダイアモンドジュビリーを記念した「イブニングドレス」のコレクション
この時期はパーティが多いので、イブニングはクラスの人達には絶対に必要です。

ロンドンコレクションの時期にも、ステラ・マッカートニーが
イブニングドレスだけのカプセルコレクションを発表しています。

レッドカーペットの回りには、ヴィヴィアン・ウエストウッド上顧客の
ヴィヴィ娘ヴィヴィ男が詰めかけ、それも見応えありました。

ヴィヴィアンのコレクションはロンドンでもパリでも見ていますが
メッセージ性が強く、デザインも遊んでいる物が目立つのですが
このレッドカーペットコレクションは、本当にエレガント

ドレスメーカーとしての真髄発揮です。
膝丈からフルレングス、シンプルな物から、ヴィヴィアンらしい大きいバッスルや
バロック風の刺繍など、本当に素敵でした。


ゲストにはデヴィ夫人や萬田久子さんなどがフルレングスドレスで
スケートの安藤美姫さんも。

あまりの人の多さに酔いそうになりながら、久しぶりにお目にかかった
初代ヴィヴィアン・ウエストウッド日本代表の西田伸子さんや
マッキントッシュの八木洋三さんとしばし歓談

庭園にはテントが張られ、「英国のスーパーシェフ」達が揃って
美味しい料理をその場で、調理しています。

長蛇の列にたじろぎましたが、友人達とワイワイお喋りしながら
並んでいたら、離れたところに大きな揚げ物担当が見えて
名物フィッシュ&チップスまで供されました。

メニューはこんな感じです
美味しそうでしょ?

フード&ドリンクの協賛はこんなブランド

英国の料理、最近は本当に美味しい物が多いです。

私が選んだのは、スモークサーモンハーブ入りのソーセージ
お野菜のマリネも美味しかった!

あるメンズの話しによると、出店されていたウイスキーは普通の種類ではなく
とびきりの上物が揃っていて、「うまい!」と激賞し
ずっと飲み続けていました。


パーティ会場の中には英国を代表する香りジョーマローンのコーナーや
ダイアモンドジュビリーを記念した限定60本のシリアルNo入りの
ダイアモンドウォッチなどが展示され(お値段は500万)
買える物なら買いたいと思うほど素敵でした。


華やかですが、底なしではない、英国流の質実剛健さも感じられた
大人のエレガントや夜会。予定時間を過ぎてもパーティは続きました。

本当にエリザベス女王お誕生日、即位60周年おめでとうございました。


ドロワー 毛皮とウールとスポーツで大人のエレガンス

2012年6月6日

靑山のドロワーへ行くと、いつも欲しい物がいっぱいです。

上質な素材とシンプルなデザインで、クラッシックを一捻り
なんとも大人の女性ならではのゴージャスさを醸しだされ、いつも素敵だな~と見ているのですが
残念な事に私には、やや小さくサイズ的に難しいという悲しい話しが、、。

まず目に入るのは、ボリュームたっぷりの毛皮や部分使いと
シェアリングにプリントなどの、贅沢感溢れるジャケット

ジップ使い等スポーティなデザインやウールの縮重素材のブルゾンの衿や袖に毛皮
今季はこんな部分使い、特にお袖にボリュームを持たせた使い方が多いですね。
ベストも幅広でキュートな感じ!

次に目に付くのは色鮮やかなウールコートやスーツ
ニットも旬のグリーンが新鮮です。

やっぱり色は欲しいです!それもクリーンな色があると
この秋は黒を出しているところが多いので(コレクションでもそう)
カラーがあるとハッとするほど惹かれます。

コートはもちろん、英国ダンディ調のコートもあります。
ダブルフェイスの一枚仕立てや、比翼仕立てでボタンを見せないミニマル
仕立てだったり、でも衿裏に鮮やかな色を配していたり
クラッシックをどんどん遊んでいる感じ!

この辺りが大人の雰囲気ですね。

私は、こういうアメカジっぽいスポーツのひねりも好きです。
ダルメシアン柄のスタジャンは、よく見るとお衿がリブのショールカラー
ちょっとノスタルジック風味のエレガンスが漂います。

カラーブロッキングのスウェットも配色センス抜群!シック!

一見おとなしそうだけど、キラキラやモアモアニット


今季はこんな英国調のジャイアントチェックのケープレット大流行の兆し!

ティーシャツドレスも、エレガント。形はシンプルだけど、刺繍やジャカードで
テクスチャーが凝っているのがポイント

靴はまだまだオトコ靴乗馬ブーツ、それにしても今季はスタッズが大盛り!!
正反対にイヤリングは幻想的な羽根が素敵~!
でもピアスなので、私には無理

クラッチバッグが提案されていますが、これもビーズやメタリックなグリーン
グリーンに焦点が当たっていますね。


伊勢丹のマザーオブパール 見たかったコレコレ!

伊勢丹はリモデルを控え、いつもよりボリュームを押さえた展示会でした。

でも、これこれ!見たかったブランドがやっぱりセレクトされていました
マザ- オブ パール」は、あのダミアン・ハーストのパートナー
マイヤ・ノーマンがデザイナーのブランド!

前から海外誌などで紹介されていて、すごく気になっていました。
ダミアン・ハーストといえば英国モダンアート界で大活躍のアーティスト

ミラノのプラダのショールームには、彼の代表的な作品の
ホルマリン漬けの羊」が飾ってありますし、そういえばずいぶん前ですが
フィレンツェビエンナーレが開催されたとき、ミウッチャ・プラダダミアン・ハースト
コラボした作品(といっても山羊を放した小屋。生きてる山羊でした)を出していました。

アレキサンダー・マックイーンもダミアンと仲良しでした。
良くコラボしていたマッキーンの若き黄金時代に
ロンドンでコレクションを見られたのは、ジャーナリスト冥利に尽きる幸せでした!

印象に残っているのは、大きな水槽に見立てたプールに墨を流し
そこからずぶ濡れのモデルが登場し、メイクのラインも流れている状態で
ウォーキングするという、衝撃的なショーでした。
激ヤセモデルのジョディ・キッドのマスカラの流れた姿もよく覚えています。

マックイーンのミューズだったジョディ・キッド

これは、ダミアン・ハーストのアイディアが大きかったと話題になりました。
そのパートナーであるマイヤ・ノーマンもただ者ではなく、プリントが得意なのですが
三点だけですが、こんな鳥モチーフのプリントやインターシャを出しています。

夫婦揃って動物好き??
洗練されています

kenzoのコレクションは、スペシャルバージョンだそう

70年代の黄金期の感覚がよみがえりつつ
カジュアルで来やすいアイテムが揃っていて
その時代を知っている人も、知らない人にも魅力的なコレクションでした。

トレーナーと見せながらブロッキングや、ヘムを絞ったり
レトロなプリントやチェックも可愛いです。

レトロではないのですがアイルランド生まれのキルトや
タータンチェックのスカートがまだまだ新鮮に見えました。

エバーグリーンアイテムですし、配色がスコットランド製より
シックなところが新しく見えるのかしら?

最後に可愛かったのがこのスヌード

表がリブで、裏がスカーフプリント
ジップで開閉して裏を覗かせます。
色々使えそうな便利物です


サンモリッツ?モンクレールは、ますますお洒落ダウンへ

2012年6月4日

靑山にモンクレールジャパン社が出来、その大きなショールームで
モンクレールの全ライン揃えてのコレクションです。

パリでは、モンクレールガムルージュのショーを見ましたが
吹雪が吹く雪山の真っ白なゲレンデを舞台に、それはそれは
ゴージャスなウインターバカンスの世界が描き出され
まるで70年代のフランス映画を見ているような気分になりました。

主人公はナタリー・ドロン! もうご存知じゃない方が多いでしょうね、、、。

そんなことを考えながら、展示会場へ
圧倒的なボリュームにびっくり!
何しろフルラインですから、当然ではありますがそれにしてもダウンのワンアイテムだけで
このボリューム!

今季は長く愛され続づけてきたダウンジャケットのイメージを一新するアイディアがいっぱいです。ツィードニットレザー毛皮がアクセントに

まずツィードと合わせて、あるいはツィードをキルティングしたタイプ
メインのディスプレイにもショートパンツと合わせたツィードダウンが。

ダウンなんですが、まるでシャネルジャケットのようにノーカラーで
シルエットを細く、ツィードとダウンをコンビにしたデザイン

しかもニットの襟付き、、。
かなり欲しいです

ツィードではありませんが、3D素材はかなり多く、ツィード風に見える
細かい凹凸がある素材使いが気になります。

もうつるりとしたナイロンだけでは、新鮮みがありませんから。

そういえばメインの打ち出しのひとつが、このサッカーのように波打つテクスチャーの
ジャカードのグレンチェックがありました。

殆どのダウンには毛皮が付けられていますが
今季はポストファーのシープスキンが目立ちます。

キュートなキャップスリーブのダウンベスト!
凹凸感のあるダウン素材にアフガンラムのカラー付きジャケット

ベストはこんなフレアータイプも登場しました。
看板娘O嬢が持ってくれました。


マフラーのように毛皮の衿も、軽く結ぶなど
ボリュームを感じさせるゴージャスな扱いが目立ちます。

ニットとのコンビネーション・ダウンも今季はぐっと増加
衿だけニット、身頃がスェット、身頃が横ニットなどバラエティが多く
ダウンのアウトドアイメージがぐんとタウン寄りに変化しています。

レザー超軽量)で仕立てられたダウンも登場
ナイロンより軽い?持ってビックリ

小物雑貨や、インナーの提案も多く、大充実のコレクション
お店のウインドーディスプレイも世界観を表現していて大好きだけど
展示会もブランド力の濃さに圧倒されそうです。


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