愛と生きる喜び、純粋な楽しさを求めて ルイ ヴィトン
2011年10月10日
ルーブルでコレクションを開く唯一のブランドとなったヴィトンですが
いつも20分ぐらいのショーのために、贅沢に大きなテントを張ります。
前回はテントの中にエレベーターを作って驚かせましたが
今回はなんと本物のメリーゴーランドがステージいっぱいに廻っていました。
でもテントに入る前にもヴィトンらしいこだわりがあちこちに
散りばめられています。
メイド姿は定番になりそうですが、今回は白に変わりました。
トレンドの白のユニフォームはリボンタイ付きのシャツにサロンエプロン
白のフレアースカートにバレーシューズという可愛くもヨーロッパの
定番メイドスタイル。と思いきや案内する手先を見ると
なんとLVのレース編み地の手袋をしているんです!可愛い~!欲しい~!
売るのかな?なんて期待しながら中に入ると、朝10時前というのに
アルコールドリンクがサーブされました。
朝ご飯抜きで駆けつけた人も多いので、みんなアルコールがほどよく廻って
朝からみんなよい機嫌。
コレクションはパリの贅沢さをこれでもかと見せてくれました
白と水彩画のような淡いパステル、そこにふわふわしたオーガンジーや輝き素材の
2枚重ねやレースのロマンティックな雰囲気と
髪に付けたカチューシャやティアラが
まるでお伽の国のプリンセスのようでした
「生きる喜び」これが今回のルイヴィトンのテーマです
まずスタートしたのは、ティアラを付けた白いレースのドレス
そこにオーガンジーをもう一枚重ねて、ふんわり揺れ、透明のようで
すりガラスを通したような不思議なエアリーな感じを演出しています
レースの柄そのものも大きいのですが、シャツ衿の大きなアイレットレースにもびっくり。
大きな丸いボタンもアクセントですが、先シーズンに較べると
ぐっとラブリークチュールな感じが増しています
カラーは白からペールピンクやイエロー、コーラル、ミントグリーンなど
トレンドカラーが透明感のある素材で表現されています
シャツにレースやクロコのタイトスカートとなんて粋でお洒落!
レースや光る素材の上にシフォンやオーガンジーを重ねるなどの
素材レイヤードも多く使われました
薄く霧がかかったようなフェアリーな雰囲気です
デイタイムからイブニングまで登場しています
ボディスやセーターとショーツもティアラを付けてラブリーに
グレンチェックのコートにはレース刺繍が施され、コントラストを効かせて
また黒も少数ですが登場し、淡い印象のコレクションにアクセントを付けています
最後に登場したのは友情出演??のケイト・モス
オフィシャルフォトには登場していないので、急遽出演したのかも知れません
マークも白のシャツに白いパンツで登場し、「白の季節」を
印象づけました