美しいパンツスーツでマスキュリン×フェミニン ~uccieのつぶやき~
2019年3月22日
こんにちは、uccieです。
いよいよ27日(水)から2019-20年秋冬のトレンドセミナーが開催となります。
ご紹介する資料も大詰めの段階で、日に日に気持ちが高まります!
3月27日・28日・29日、東京・大阪・名古屋にて開催
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前回のブログでご紹介するトレンドを一部アップしています、是非ご覧ください
「2019-20秋冬コレクションの主役はこれ!」
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Uccieが今回の2019秋冬で美しいと感じたのは、「パンツスーツ」です
メンズでも、スーツスタイルが再び主役に踊り出ましたが、
レディスでも洗練されたパンツスーツがいくつも登場し、マスキュリンの流れが来ています。
中でもNew Yorkで口火を切った、TOM FORD
フェミニンな配色のベルベットとサテンでの、ジャケット×パンツのスタイルは美しいの一言
キュートなジジ・ハディッドも、大人のマスキュリンスタイル

Londonの主役になりつつある、若手筆頭のMOLLY GODDARD
メンズライクなチョークストライプの、新しいパンツスーツ
新鮮な配色のアーガイルをアクセントにしたり
5つボタンでのフェミニンなシルエット、チュールのグローブで繊細なムードは
これぞ新しいマスキュリン・フェミニンを感じるパンツスーツです。

今回もMILANOの話題集中のGUCCI
ブラウンのワントーンカラー3ピースはベストではなくシャツのレイヤードも新しい
ビッグショルダーからのゆったりとシルエット、衿もタイも大きめ
さり気ないパンツのリブ裾と、アレンジの幅も広がっています。

最後のParisからはPaco Rabanne
ブロックチェックのパンツスーツは美しい細シルエット
フェミニンなシャツや、しなやかなドレスを合わせた、
スタイルミックスも今期のマスキュリン×フェミニンの醍醐味です。

何シーズンか続いたスポーツも落ち着き、各ブランドがジャケットスタイルを提案
マスキュリンとフェミニン、2つのスタイルミックスが鍵となりそうです。
2019-20秋冬コレクションの主役はこれ
2019年3月18日
ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリとコレクションサーキットを周り
今季のトレンドはだいたい、これで出揃ったとレポートをまとめる頃に
とんでもないどんでん返しに会う事がよくあります。
今季はパリのセリーヌがそれでした。
「デュアリティ」やロマンティックな「マスキュリンフェミニン」などが各都市に出揃い
リアルクローズがロマンティックにまとまってきたなと思っていたのですが
セリーヌの「70年代のニュートラの復活」を見て、衝撃でした。
70年代セリーヌの第一次黄金時代に出たのキャンペーンフォトを思い起させるルックの数々。トリオンフ(セリーヌのシンボル)モチーフを使ったプリントやベルト、刻印されたチェーンなど
まさに奇跡の復活です
あらゆるアイテムにトリオンフが用いられています。


創始者セリーヌ・ヴィピアナのアーカイブから探し当てた
オールド・オールド・セリーヌスタイル!
これがなんとも魅力的だったのです
メゾンのDNAが復活しました。
ネッカチーフを大きく巻いて、白のフリルブラウスに英国調チェックのキュロットスカート!
ルックとしては本当にそのままなのですが
展示会で見ると全部プリーツやボリューム、デザインが異なるキュロットだったのです。

キュロットに箱ヒダ、プリーツの膝下丈という、コンサバな感じが
いかにもパリシックなBCBGの上流階級トラッドを想起させます。
だけどエディ・スリマンは、単なるノスタルジーではなく、様々なテクニックで今風にアップデート
英国調のチェックの上にびっしりスパンコールをつけて
まるでコーティングしたように見せたり

モデルに全員ティアドロップ型のサングラスをかけさせ、
エディ好みのロックなBadgirl風に装わせています。

今季のキーワードの一つはゴールド
最後のイブンニングのセットアップに用いられたゴールドのスパンコールは
九人の職人によって1200時間かけて仕立てられたという。

なんだかこのブログはセリーヌのことばかり書いてしまいました、、。
他にもご紹介したいブランドを用意していたのですが
文字数がもうそろそろ尽きるようです。
セリーヌのショーが終わってから、みんなと話す話題はもうセリーヌばかり。
女心は鷲掴みされました。
他のブランドでキーテーマになるものは、また続きを書きますね〜
To be continue
CHANEL涙のお別れコレクション
2019年3月8日
CHANELのコレクションは朝10時半スタートに長年決まっています。入場するのに
時間がかかるから、その日はちょっと緊張して30分前には会場に着くようにします。
会場が面白いので、それをじっくり見る時間も欲しいし。
今回はカールラガフェルドが亡くなった最後のコレクションだけに、
会場に入る前から、もうドキドキ。
30分以上前にグランパレに到着したというのに、もう会場前は人でいっぱい。
セキュリティ一も厳しい〜。
会場に1歩入るとそこは雪国でした。
サンモリッツやシャモニーなど、ヨーロッパ有数の高級スキーリゾートの
シャレーが立ち並んでいました。

早く来て良かった〜。まだ着席していないステージをゆっくり探検。
席の上にはいつもの様に香水やコスメのミニバッグが置いてあります。
これも嬉しい
ショーのスタートは、1分間の黙祷で始まり、その後カールの肉声で、
CHANEL就任当初のコメントが流れました。
最初声をかけられた時は、「もうこんな古いブランドはやめた方が良いと言われた」などと、
貴重な話が聞けました。
そして、ファーストルックは、白黒のツィードのコートを着たお気に入りのモデルだった
カーラ・デルヴィーニュでスタート。



その後に白黒やブラウンのチェックシリーズが続きます。

CHANELの白黒はチェックもスタイリングも素敵

CHANELと言えばツィードですものね。
今回は特に若々しい感じです。

その後はカラーにシフト。カラーもカラフル感満載でパステルはなしです。

復活したダウンもCHANELでは可愛く、デザインされて登場しました。

そしてまたキラキラの黒白。ビジューやイブニングがシンプルなデザインで提案されます。

そしてメインテーマ雪の世界を可愛いニットを中心に提案されます。
白の雪玉のようなドレスを着たペネロペ・クルスが一輪の花を持って登場。
カールへの献花でしょうか?可憐でした。


カイヤ ガーバーなど、可愛い系モデルが着ると白がいっそう清純に感じられます。

フィナーレでは涙を抑えるモデルもいて、見る方も万感の思いが。
でも湿っぽくなく、CHANELらしいゴージャスな華やかさが漂うコレクションで、
これこそカールが望んだショーだったのではと強く感じました。
Simone Rochaの美しいファンタジー -2019-20秋冬ロンドンコレクション速報-
2019年2月21日
シモーネロッシャは、モンクレール ジーニアスの1人に選ばれたように、
独特の才能を輝かせる、ロンドンの若手を代表する1人です。
いつも、会場に特別感があって、今回はどこでやるのだろう?と会場への期待も膨らみます。
今回はリージェントストリートのRCA(ロイヤル アカデミー オブ アート)美術大学が会場。
アートに彩られた校舎は、見て回りたいほど素敵でした。

ショーは小部屋に別れて、モデルさんが丁寧に一回り目の前を回ってくれます。
最初のルックから釘付けでした。黒のトレンチの上に黒のレースを重ねて



黒の魅惑にボッーとしていると、次はピンク。品の良いことこの上なく、大人で可愛らしく、
肌なじみの良いピンクが、、透けたオーガンジー、レース、サテンでレイヤーで表現されました。
ベージュとピンクのレイヤーもすごく素敵でした。
こんなに合う色だなんて、予想もしませんでしたが、さすがジーニアスです。




ゴールドもアンティークのような抑え気味の輝きが上品で、黒の光沢同様、
リアルクローズにも着られるスタイリングになっています。



最後は赤とフローラルです。どれもファンタジーに充ちて、着てみたいものばかり。
トレンドは自分で作り出すもの。と気概も感じたのはショーでした。
ちなみにショーが終わったあと、みんな口々に言っていたのは、「ピンクが着てみたい」でした。
同感。



Burberry 英国Love溢れるリカルド・ティッシ -2019-20秋冬ロンドンコレクション速報-
2019年2月20日
実力を問われるデビュー2回目のコレクションはテート・モダン美術館で開催されました。
地下に降りてゆくと、お部屋は二つに分かれ、ゴールドの間とシルバーの間に。
私はシルバーの方でした。
今回のテーマは「テンペスト」。シェークスピアとは関係なく、英国の2面性を表現したものです。
ちなみに、ゴールドは、権威的なものを表し、私たちが案内されたシルバーは自由を象徴するということでした。どおりで招待状がシルバーだったんですね。
始まると、ものすごい勢いでモデルさんがウォーキングしてきます。自由を表すシルバーの
お部屋はステージが蛇行していて、とても私の腕では写真が撮りにくく💦💦
男女とりまぜて106点というメガコレクション。
ノーティカルがもうひとつのテーマなので、冬にも関わらず、タコのプリントやPコート、
見えないけれど、コートの下には、帆船のプリントやオパール加工のシャツを着ていたり、
全くショーだけでは、見えてこないリカルドの才能にため息をつくばかり。

本物のファーは使わない宣言をしましたが、シープスキンは可愛いボーイブルーに
バーバリー本社の住所を書き込んだり、タイポグラフィがアクセント。
ファーはフェイクですが、ボリュームたっぷり。

レディースは「ガール」と「レディース」の2部に分けて展開。
最初はストリートスポーツウエアをレイヤードしたスタイリングショーの時は、
分からなかったのですが、展示会で見ると、こんなに重ねてたの?と驚くばかりのレイヤード。
ラガーシャツを上下に縫い合わせ、お袖も、よく見ると、ラガーシャツの襟になっています。
展示会で見て、初めて組合わされた単品が分かります。


後半はレディースです。品のあるコンサバティブなマダムのファッション。
と思いきや、細かいラップスタイルのドレスやタイトスカート。
箱ひだだったり、細かいプリーツにビジューを沢山つけたり、一見コンサバティブ、よく見ると
オートクチュール的な装飾で彩られています。


【最後】
リカルド ティッシは、ロンドンのセントマーチンズで学びました。
90年代、時分の青春時代にすごしたロンドンのパンクで自由な精神と、
現存するクラス階級の権威を対称させ、ゴールドとシルバーに分けたわけです。
それにしても英国Loveがすごくて、ややビックリ。
フィナーレには、べっ甲模様で、丸くくり抜かれた黒のドレスがとても素敵でした。
ゴールドのスパンコールドレスも、スパンコールが小さいので、大袈裟さより、
アンティークな感じでリアルクローズな感じです。


最後にメンズで、最も印象的だったのはこれです。007??の映画を思い出しました。
高所から飛び降りると、パラシュートが開き、大きなユニオンジャックが、大画面に広がる。
そんなことを思い出しました。

モリー・ゴダード可愛さの秘密 -2019-20秋冬LONDONコレクション速報-
2019年2月19日
LVMHプライズのファイナリスト、英国若手デザイナー支援の受賞など
数々の賞を総なめにしているモリー・ゴダード。
今季のショーは英国連邦外務省のホールを舞台に開催されました。
これはgreat Britainキャンペーンの一環で、優れたデザイナーに与えられる特権です。

英国らし格調のある建物。政府機関だけに入場も厳重で、手荷物検査から、
パスカードを身につけ、写真会場以外は写真禁止でした。
最近は見なくなった高いランウェイがあったので、珍しいなと思っていたら、
これは、演出だったんですね。

ステージの周りを歩き、そのあとでステージに上がると、床に仕掛けられた送風機で、
ビッグなシルエットが軽やかに舞い上がる仕掛け。
モリーの得意なオーガンジーやシフォンの大きなふんわりドレスが、風のように揺れ動きます。

シャルトルーズとピンクの組み合わせが新鮮です。 
ふんわりドレスばかりではなく、アーガイルやノルディックなニットをカラフルにまた、
ニュートラルにアレンジしたり、どれも等身大の可愛いいものばかり


圧巻のフィナーレはピンクのドレスオンパレード。
どれも風に吹かれて舞い上がり、ファンタジーがかき立てられます。
シンデレラのような夢見るドレス。
リアーナが愛用するのも、分かります。
誰でもお姫様になれそう。

インテリアの素晴らしさも手伝い、うっとりと過ごしたコレクションでした。
最後に登場したモリーが一番似合っていました。


2020年春夏もダークロマンが継続?
2019年1月30日
個人的に今気になっているトレンドが二つありますが、
その中の一つがフォークロアの流れです。
エスニックなドレスやマキシスカートは夏には欠かせないものですが
定番でありながら、巧みに色調やモチーフを変化させながら
時代にあったフォークロアが提案されているのがファッションです。
2020年春夏は2019年のビーチやマリン、貝殻など、海にちなんだストーリーから
一転して、大地の豊かさ、めぐみ、自然の荒々しさ、伝統のクラフトワークなどを
駆使したものに変化して行きそうです。
モロッコやブラジル、メキシコなど、砂、土、プレーリー、土地に根付いた伝統工芸etc
この辺りが気になります。手作りの暖かさが気になります。
これまで寒色系が続いたので、拮抗するようにこのテーマでは暖色系が台頭しそうです。
とはいえ、泥臭さはなく、モダンに洗練されたフォルムに、プリントより刺繍、
スモッキング、パッチワークなど、凹凸感とハンドクラフト感が強調されるのが
ポイントになりそうです。
例えば、このシンプルですが、巧みな構築感とレースのパッチワークドレス。
「ダーク」に大地を感じさせながら、決して重さはありません。
新しいダークロマンのフォークロアをモダンに見せています。
もう少しホットなカラーとクラフトを入れたものだと
シャーリングをカラーヤーンで配したブラックドレス
パステルのマルチカラーに同系色のシャーリング
シャーリングは今シーズンMUSTのディテール!
様々なパーツに用いられ、繊細なクラフトでのボリュームを演出しています。
もう一つ意外なポイントが今シーズンに出てきました。
メタリック使いです!
単純なラメやルーレックス、アルミニウム的な箔ではなく、
鎖などメタルの留め具やチェーンなどのアクセントです。
フォークロアで、メタル使いというのはこれまでありませんが
通常のキャミソールやマキシの巻きスカートをモダンに見せるのは
この金属的なタッチがあってこそ、新しく蘇ります。
スパンコールなどもプリントされたものなどが、「ゴージャス」の文脈ではなく、
カジュアルに、かといって未来的でもなく意表をつく感じ!
このデザイン手法は新しいですよね!
ブラの上にちょっとつけたり、キャミのストラップをチェーンに変えるなど
いろんなパーツに使えそうです
コットンやリネンのナチュラルなオフホワイトはとても気になるカラー。
秋冬でも、人気のホワイトの流れに乗って、テキスチャーの感覚を生かした
ラフな素材でクラフト感を表現
でもやっぱり、ダークロマンの匂いを漂わせた、夏のダークの真打は久々に主役級に
飛び出してきた「ブラック」になりそうです
本来は「ホワイト」で仕立てられていたドレスやフリルが「ブラック」で、しかも
透け感やハリ感があって、とっても新鮮です!!
フォークロアって、とろりとよれっている感じありませんか?
今期はそうではなく、立体的でフォルムがあって、モダンでロマンチックな「ブラック」が
なんとも大人ぽいのです。
2020年春夏は、ダークカラーに要注意!!
【2020年春夏FTFセミナー お申込受付中】
2月6日(水)大阪:エルおおさか
2月7日(木)名古屋:デザインセンタービル セミナールーム3 ※第1部のみ
2月8日(金)東京:長井記念ホール
詳細・お申込はWebページにて
http://f-fiori-cafe.com/?p=22509
【セミナーのお知らせ】2月「2020春夏FTFセミナー」 3月「藤岡篤子 ファッション・トレンド速報セミナー 2019-20秋冬4都市コレクション」
2019年1月11日
fプロジェクト運営事務局です。
2月、3月に開催するセミナーの日程をお知らせいたします。
【2020春夏 FTFファッションフォーキャストセミナー】
2月6日(水)大阪:エルおおさか
2月7日(木)名古屋:デザインセンタービル セミナールーム3 ※第1部のみ
2月8日(金)東京:長井記念ホール
詳細・お申込はWebページにてご確認ください。
http://f-fiori-cafe.com/?p=22509

【藤岡篤子 ファッション・トレンド速報セミナー 2019-20秋冬4都市コレクション】
3/27(水)東京 :有楽町よみうりホール ※昼、夜の2回講演
3/28(木)大阪 :エルセラーンホール
3/29(金)名古屋 :名古屋デザインホール
4/2(火)東京 : TOKYO FMホール
※一部の会場が前回から変更となっております。
詳細webページ、お申込みの受付開始は1月末を予定しております。
大変恐縮ですが、もうしばらくお待ちください。

新年のご挨拶
2019年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
2019年は、混迷のファッション界に光明がさし
新たな活路が見えてくる年になると信じています。
皆様にも、素晴らしい発展の一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
藤岡篤子・fプロジェクト一同



















