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【トレンドメッセージ】2025春夏完全予測トレンド 講師から旬のメッセージをお届け

2024年6月14日


 
日本市場のリアルな売れ筋動向から、
2025年春夏のマーケットトレンドを具体的に読み解く
完全予測トレンドセミナーを 来月7月に開催致します。

第1部 は 弊社fプロジェクト代表 ファッションディレクターの藤岡篤子、
第2部 は ファッショングッズ ディレクターの M OFFICE代表 鈴木 雅子氏が
講師をつとめます。
 
【講師のご紹介】

藤岡篤子
ファッションディレクター/fプロジェクト代表

国際羊毛事務局(IWS)を経てファッションジャーナリストへ。
朝日新聞、毎日新聞、AERAなど新聞からモード誌まで幅広いメディアに執筆。「25ans」「Precious」「marieclaire」など連載多数、情報知識辞典「IMIDAS」のファッション分野執筆。
神戸芸術工科大学客員教授。名古屋学芸大学 メディア造形学部ファッション造形学科客員教授。

@fiorinatokyo


鈴木雅子
ファッショングッズディレクター/M OFFICE 代表

桑沢デザイン研究所卒業。
百貨店(株)松屋の研究所のファッションコーディネータとして11年在籍し、ファッション雑貨、化粧品、ラグジュアリーブランド、宝飾アクセサリーなどを担当。
その後、(株)ワールドのセレクトショップOPAQUEのPB雑貨ディレクター兼チーフバイヤーを経て現在に至る。

@masa_moff_acce


今回は、1か月後のセミナーに向け、トレンドリサーチ、編集作業の真っ最中のお二人から、
いま届けたい!と旬のショートメッセージを少しずつお届けしてまいります。

講師のインスタグラム アカウントにて配信いたしますので、ぜひフォロー&チェックしてください。
 
[講師 インスタグラム アカウント]
@fiorinatokyo ▶藤岡篤子 インスタグラム アカウント
@masa_moff_acce ▶鈴木雅子氏 インスタグラム アカウント
 
2024年春夏の商戦を、先のシーズンを見据えながら皆さんと伴走している講師の
目に留まった景色をシェアしてまいります
どうぞお楽しみに



2025春夏完全予測トレンドセミナー
詳細はこちらから
セミナー詳細はこちら

 


ファッション界最強のインフルエンサー、「アナ・ウィンター」が貫く信念と美へのアティテュード Precious.jp掲載 藤岡篤子のTimeless Style ICONS

2024年6月12日

【掲載のお知らせ】

ラグジュアリー メディアサイト Precious.jp(プレシャス)にて連載中の
藤岡篤子のTimeless Style ICONSが更新されました。

ファッションジャーナリストの藤岡篤子が「クイーン・オブ・ファッション」を分析!
ファッション界最強のインフルエンサー、「アナ・ウィンター」が貫く信念と美へのアティテュード

米国版『ヴォーグ』の編集長として、長年モード界の頂点に君臨しているアナ・ウィンター。
メットガラを主催し、映画『プラダを着た悪魔』のモデルともいわれている彼女の
素顔や個性を藤岡が紐解いて解説しています。

ぜひ掲載記事をご覧ください!

掲載記事はこちらから
https://precious.jp/articles/-/48314

 


2025春夏完全予測トレンドセミナー開催のご案内

2024年6月10日


決定版 2025年春夏はこれが売れる!
日本市場のリアルな売れ筋動向から、

2025年春夏のマーケットトレンドを具体的に読み解く
完全予測トレンドセミナーを 来月7月に開催致します。
皆さまのトレンド分析、商品開発へぜひお役立てください。


   受講のPOINT

・商品企画に際し、実際の市場動向を加味した、リアルなトレンド情報が知りたい
・コレクショントレンドを、具体的に売れる商品として落とし込むには?方向性を確認したい
・MDや販売員など、売り上げをリードするための店舗計画、販売戦略に活かしたい
・企画職だが社内ではトレンド分析に十分な時間を割けず、常にトレンドを分析している専門家の目線を借りたい 
 


<プログラム>

[第1部] 13:30-15:00

マーケットとコレクションから予測する2025年春夏リアルトレンド

講師: 藤岡 篤子
(fプロジェクト代表/ファッションディレクター)

⚫︎ ロマンチシズムのディテールに注目。フリル、プリーツ、リボン
⚫︎ 50〜60年代クチュールのデザインをカジュアルに活かす
⚫︎ボヘミアンのタッチ。プリントやディテール。花柄、フリンジ、ティアード


[第2部] 15:15-16:45

最新情報で解説する日本市場にフォーカスしたリアルな雑貨トレンド

講師: 鈴木 雅子
(M OFFICE 代表/ファッショングッズディレクター)

●オケージョン復活で、バッグはマルチなセレモニーやリッチなリゾートがキーワードに
●テックスニーカーやサンダルが台頭。ロマンチック要素と好相性で、鮮度アップへ
●アクセサリーはエスニック、ボタニカルモチーフに注目。ミニマルなメタルと双璧に


<セミナー日時>

【会場セミナー】

2024年 7月18日(木)

1 部:13:30 – 15:00
2 部:15:15 – 16:45
両部:13:30 – 16:45

会場 : 長井記念ホール
東京都渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館 B2F


【ウェビナー(動画)配信】

2024年 7月26日(金)

1 部:13:30 – 15:00
2 部:15:15 – 16:45
両部:13:30 – 16:45

 

会場セミナーはお席に限りがございますので
お早めのお申込みをお待ちしております。



2025春夏完全予測トレンドセミナー
お申し込みはこちらから
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2024-25年秋冬 ヨーロッパコレクション トレンド解説 JAFCA ColorTrendMagazine「流行色」2024 SUMMER No.617 掲載

2024年6月5日

【掲載のお知らせ】
藤岡篤子が、JAFCA ColorTrendMagazine「流行色」
2024 SUMMER No.617にて
2024-25年 秋冬ヨーロッパ コレクションの
トレンド傾向について解説しています。

写真左 Courtesy of MIU MIU 、写真右 Courtesy of UNDERCOVER

今季は、ポストパンデミックの落ち着きを求める「定番」志向は継続しつつも、
その反動も同時に兆してきた、新たなステージにステップアップ。

「ロマンスという考え方に触れて見ました。今、特にファッション界において、その言葉はある意味タブーなのかもしれません。」
とショーのテーマについて、プラダのデザイナー ミウッチャ・プラダは語った。
ほかにも多くのブランドが「ロマンチック」「ニューロマンチック」に言及し
LGBTQ等多様な性のあり方を指し示す時代の潮流の中で、
「女らしさ」「ロマンチシズム」の感覚が、改めて脚光を浴びています
 
藤岡篤子が紐解いて解説していますので、ぜひ発売中の本誌をご覧ください。
 

 


アイルランドの手工芸と「女性の仕事?」がテーマ ROISIN PIERCE 2024-25秋冬コレクション 若手デザイナー【2】

2024年5月28日


ここ数シーズンは、パンデミックを経て試行錯誤の中から、老舗メゾンでも若手デザイナーを積極的に登用し、年齢も国籍も多様なデザイナーの抜擢が続きました。
また、LVMHプライズや、ロンドンのNPO法人FASHION EAST、英国ファッション協会が主催するNEWGENなど、若い才能を育てる支援の動きが高まっています。
今回は2024-25秋冬コレクションで藤岡篤子が取材した、Z世代など若き才能あふれるデザイナーにフォーカスしてお届けしています。

第2回目の今日は、今季からDover Street Market Paris(以下 DSMP)の支援が決定したアイルランド出身のデザイナー、ロイシン・ピアスに注目!

ロイシンはアイルランド、ダブリンのアート&デザイン国立大学にてテキスタイルデザインを学び2019年卒業。
デビューコレクション「Mná i Bhláth (Women in Bloom咲き誇る女性達)」は
2020年に第34回イエール国際フェスティバルにてシャネルのメティエダール賞を受賞し、
2022年にはLVMH賞の最終選考に選出され、
2022年Forbes誌の30 Under 30 Europeアート&カルチャー部門にも選ばれました。

ROISIN PIERCE 2024FWコレクション 繊細なクロシェや手仕事 DSMP展示会にて

まず一目見て特徴的なのは、純白、白一色で作られていること。
ガーゼやシルクに、母との共作であるアイルランド・クロシェ、レース編みを織り交ぜ、スモッキングや垂れさがるリボンが幻想的な造形美を生み出しています。

純粋無垢な白一色の世界と繊細な手工芸による独特の造形美。
生み出されたドレス達は妖精のようにポエティックでフェミニンですが
その背景には強い想いが込められています。

デビューコレクションでは、自身のルーツ、アイルランドで実際に運営されていた女性の矯正収容施設、マグダレン洗濯所(※)への怒りをテーマに制作。
収容されていた女性たちが生産していた、クロシェやレース編みなど、アイルランドの伝統的で複雑な手工芸の技法を取り入れることで、歴史的に女性が強いられてきた事実や守られるべき権利について触れ、問いを投げかけるコレクションとなりました。


※ プロテスタント、のちにカトリックの戒律のもと、婚外交渉を行ったとされる女性や少女の収容施設・修道院として国家が運営していたが、収容された女性や少女達が過酷な強制労働を強いられ虐待を受けていたことが明るみに出て大問題となった。ダブリンにあった最後の収容所が閉鎖されたのは、1996年のこと

 

そしてもう一つ、彼女のコレクションで重要なのは、サステナビリティの考え方。
クリエイションにおいて、廃棄物をゼロにすることを重視しています。
学生時代から、サンプルを使用して何度も手を動かしていたという彼女ですが

正方形や長方形のパターンを用い、生地の切れ端も使用して過剰な廃棄物を出さないことが新たな造形を生んでいます。
アイルランドで母と協働し、少しずつ手作りしていく服作りは、これからの時代にものづくりを継続させるための答えの一つであり、ラグジュアリーを再定義するものとなるでしょう。


2024-25秋冬コレクションの招待状

 

2024-25秋冬コレクションのタイトルは、「O lovely one, girl that fell from a star」。
コレクション リリースにも記されたポエムは、詩人 Michelle Freyaとコラボレーションしたものだそうで、
彼女は平和と希望と愛をもたらすために地上にやってきた天使。
デザイナーの作りだす、繊細なクロシェやレース編みで小花や星を再現したエアリーなドレスたちは、さながら天使のようですが、
その背景には、この世の暗さを癒すようなデザイナーの視点があってこそのもの。
世の中の暗さをまっすぐに見つめたからこそ表現できる白と言えます。

今季のコレクションには1ルックだけ、アースカラーの深いブルーのドレスが。
今季からDSMPの支援が決定した彼女の、新たな展開が広がっていくことを示唆するかのようでした。
若きデザイナーのこれからの活躍に、ますます目が離せません!


パリ DSMPの展示会にて。写真右 黒のドレス:デザイナーのロイシン

自身のルーツ アフリカの職人と協働。ドルチェ&ガッバーナの支援に選ばれたFEBEN 2024-25秋冬コレクション 若手デザイナー【1】

2024年5月20日

FEBEN supported by Dolce&Gabbana 2024-25FW ランウェイショー

ここ数シーズンは、パンデミックを経て試行錯誤の中から、老舗メゾンでも若手デザイナーを積極的に登用し、年齢も国籍も多様なデザイナーの抜擢が続きました。また、LVMHプライズや、ロンドンのNPO法人FASHION EAST、英国ファッション協会が主催するNEWGENなど、若い才能を育てる支援の動きが高まっています。
今回は、2024-25秋冬コレクションで藤岡篤子が取材した、Z世代など若き才能あふれるデザイナーにフォーカスしてお届けしていきます。

第1回目は、今季 Dolce&Gabbanaによる支援プログラムに選ばれた
FEBEN(フィーベン)に注目!

デザイナーの Feben Vemmenby(フィーベン・ベンメンビー)は
アフリカ エチオピア人の母を持ち、北朝鮮の首都平壌に生まれ、スウェーデンの難民キャンプで育ちました。
18歳のときにロンドンへ留学。2020年にロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業後、
ビヨンセやエリカ・バドゥらも彼女のドレスを着用しており、ビヨンセのアルバム「Black is King」では衣装を手掛けるなど、早くからその才能を花開かせています。

©DOLCE&GABBANA

以前から自身のルーツであるアフリカの、ガーナの首都アクラの職人たちとの取り組みを続けており
アップサイクルのプラスチック・ビーズによる、マクラメ編みのドレスやバッグがコレクションに登場。

もうひとつ、彼女のシグネチャーの一つと言えるのが、シルクをツイストしたテクスチャーの技法のドレス。
今季はDolce&Gabbanaからテキスタイルや素材の提供、アトリエ・チームの支援を全面的に受けたことで、
ツイスト技法のドレスは重厚に輝くベルベットで表現されました。
ボディフィットのドレス等に用いられたタイガーストライプ(写真左)は、
ドルチェ&ガッバーナの1990年代のアーカイブファブリックのアニマル柄を、デザイナーがダクトテープと色紙のコラージュで再現し、プリントにしたもの。
ボトムスに合わせたカウボーイが着用するようなチャップス(ボトムスの上から足を保護する為に履くもの)は、
今季もアクラの職人との取り組みでアップサイクルのプラスチックビースで精密に制作されていました。

難民キャンプで育った経験を持つ彼女にとって、「コミュニティ」は必要不可欠であり、
自身のルーツであるアフリカの文化など、自分が所属し育むコミュニティと支え合う事、貢献する事が
彼女の作品制作の原動力になっていると言います。
今季老舗メゾンのサポートでさらなる推進力を得た、次世代を担う新しい感性に要注目です!

©DOLCE&GABBANA

 


草花や野生の馬など自然と触れ合う、ネイチャートリップがテーマ 2024-25年秋冬 コレクションの招待状【4】

2024年5月9日

コレクション取材中に、各メゾンから藤岡篤子の元へ届くショーへの招待状(インビテーション)。
2024-25秋冬コレクション取材中に、藤岡の手元へ届いた招待状のなかから、
4つのテーマに分けてご紹介してきました。

最終回は、
草花や動物、空、大地など自然環境をモチーフに、
自然と触れ合う旅、ネイチャートリップをテーマにした招待状をご紹介。

Sergio Rossi(セルジオ ロッシ)は躍動感ある馬をモチーフに。
WEEKEND Max Mara(ウィークエンド マックスマーラ)は、Joy Roadと題し、
ロードトリップの旅路を思わせます。
他にもブルーやグリーン、ブラウン等アースカラーを使用するなど、自然環境を意識した招待状が増加。

また、花一つをとっても、
その表現方法は、油彩画風などドローイングタッチの物から、
立体的な手法まで、デザイナーによって個性豊か。

JULIE KEGELS (ジュリ ケーゲル)
淡いアイスピンクに、立体的なレース刺繍の花模様と、
エンボス加工の文字で、ショーの場所や日時を知らせてくれました。
アントワープ王立芸術学院を卒業後、アライア等ベルギー出身デザイナーの下で経験を積み、
今季ついにパリコレデビューした期待の新星です。
デザイナーは学生時代から、熱でプラスチックを溶かして成形する、熱成形という技術を採用。
今季は「50/50」と題し、洋服の前と後ろが全く異なっている、遊び心に富んだ
コレクションを披露してくれましたが、
この熱成形によるレトロなレース柄が、バッグカバー等にも登場していました。
ノスタルジックな中に革新的なアイデアを織り交ぜていく、若きデザイナーの感性が招待状からも窺えます。

 

LORO PIANA(ロロ・ピアーナ)は、
テラコッタブラウンに、アザミの花が浮き彫りで描かれた招待状を送ってくれました。
創立100周年というアニバーサリーイヤーを迎えた今季。
「1951 年以来ロロ・ピアーナの伝統的な紋章のモチーフで、メゾンがカシミヤを起毛させ
ブラッシングするために用いてきたアザミの花 “フィオーリ・ディ・カルド”」をシンボルに選んだと言います。
招待状に描かれたアザミの花は、まるで歴史ある建造物に刻まれたレリーフ彫刻のようで、
メゾンの歴史と伝統を象徴的に表していました。

 

ETRO (エトロ)は、
デザイナー Marco De Vincenzo(マルコ・デ・ヴィンチェンツォ)からのメッセージとともに、
48×66 cmほどの刺繍の設計図が届きました。
「私が乗り出した旅には地図はない。しかし もしあるのだとすれば、私がいるここエトロでは、
このような記録文書のことでしょう・・・」

方眼紙の上に刺繍の図案が描かれたそれは、ちょうど見知らぬ土地で
行先を見つけるために手に入れた、折り畳まれた地図のよう。
ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』の冒険の旅をテーマとした今期、
先立って正解を示してくれる地図のない、クリエイティブな道のりを、
デザイナーは冒険の旅に重ねたのでしょう。
メゾンの培ってきたアーカイブのスケッチや記録文書を紐解いて見つめる作業こそが、
旅の手掛かりであり、地図なき旅を発見に導いてくれるもの。
今季はメゾンのアーカイブの刺繍の設計図がメタファーとして届けられたのでした。

 

全4回に渡りコレクション招待状の世界をお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
また来季も、藤岡の元へどんな招待状が届くのか、紐解くのを楽しみにしたいと思います。



藤岡篤子 ファッショントレンド速報セミナー 2024-25秋冬4都市コレクション
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ファッションジャーナリスト藤岡篤子がモードの現場でキャッチした「美の多様性」を示す新潮流とは? Precious.jp掲載

2024年5月8日

【掲載のお知らせ】
ラグジュアリー メディアサイト Precious.jp(プレシャス)にて
藤岡篤子が記事を執筆しています。

ファッションジャーナリスト藤岡篤子がモードの現場でキャッチした「美の多様性」を示す新潮流とは?

2024年秋冬コレクションの現地取材に赴いた藤岡篤子が感じ取ったのは、
「エイジズム(年齢差別)」へのメッセージ。

マチュアな女性たちがモデルとして多くランウェイに登場した、
「ドルチェ&ガッバーナ」「ミュウミュウ」「ヘルムート ラング」を中心に、
藤岡篤子がその動向を考察し、解説しています。
ぜひチェックしてください!

掲載記事はこちらから
https://precious.jp/articles/-/47456

 

 


ノスタルジックなセピア色が多数登場、象徴的に髪が貼られた招待状も。2024-25年秋冬 コレクションの招待状【3】

2024年4月30日

コレクション取材中に、各メゾンから藤岡篤子の元へ届くショーへの招待状(インビテーション)。
時代の様相を象徴的に伝えてくれる招待状ですが、2024-25秋冬コレクション取材中に、藤岡の手元へ届いた招待状のなかから、4つのテーマに分けてご紹介しています。

第3回目は、
セピア色やダークカラーを用いたもの、歴史ある建物や古代芸術をモチーフにしたものなど、
どこかノスタルジックな招待状に注目!
 

TOD’S(トッズ)は、
新クリエイティブ・ディレクターに就任したマッテオ・タンブリーニが、ミラノを象徴する歴史ある路面電車の車庫で、デビューショーを開催。
招待状へも、歴史ある車庫の内装がセピア色で写し出されていました。
ACT N1(アクト・ヌメロウーノ)はネガフィルムの上に直接白い文字を載せたデザイン。
今季は多くのメゾンで、ダークカラーやセピア色の招待状が目立ちます。
 

 
DRIES VAN NOTEN (ドリス ヴァン ノッテン)
今季のショーの直後、ドリス・ヴァン・ノッテンが自身のブランドから去ることをアナウンスしました。
惜しまれつつも、ウィメンズでは最後のショーとなった今季。
プレスリリースが 「彼女は、思い切って前髪を切った ─」という一文から始まる通り、
今季のインビテーションにはカットされたブロンドの髪が貼られていました。
アトリエのスタッフが皆で少しずつ髪を切ったのかしら、などと想像します。
例えば別れがあった時に女性が髪を短く切ってふたたび前を向くような、
象徴的なメッセージが込められていました。

 

FENDI(フェンディ)は、
幅32cm×長さ 154cmほどの、プリーツに折られた細長いポスターが。
まるで日本の和室の掛け軸のような大きさですが、
ダークカラーに、コレクションにも登場した、古代ローマ彫刻のモチーフがプリントされています。

今季、アーティスティック ディテクター キム・ジョーンズはコレクション制作にあたって、
メゾンの1984年のアーカイブのスケッチを紐解いていました。
そこに描かれていたのは、ブリッツ・キッズ(Blitz Kids)やニュー・ロマンティックス(New Romantics)等当時のユースカルチャーや、ワークウェア、
そして1980年代といえば、川久保玲さんや山本耀司さんら日本人デザイナーがパリへ進出し活躍していた時期。

コレクションには「チュッパチャプス」ホルダーも登場しましたが、
80年代のポップカルチャーと、ローマの古代芸術、そして和服風合わせのテーラード等、
いくつもの要素を掛け合わせた今季。
キム・ジョーンズの世界観が、招待状へさりげなく写し出されていました。

 



藤岡篤子 ファッショントレンド速報セミナー 2024-25秋冬4都市コレクション
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