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sacaiのロマンティックスポーツ モンクレールも!ヘルノも!

2013年1月15日

手に取ればなるほどこういうわけ!と理解できるのが普通の展示会ですが
手に取れば取るほど、もっと裏を見たくなるのがsacaiです。

一見セパレーツに見えながら、実はつなぎ、
単品コーディネートに見えながら実はドレス!

毎度お馴染みの手法とはいえ、本当に毎シーズン
見事に視点を変えたアプローチで驚かせてくれます。
2013年春夏は、得意の清潔なスポーツのテーストが主流になっています。

ボーダーやプリントと無地を合わせたドレスなど普通ですが少しローウエストだったり
ボーダーのバランスが不規則だったり、ちょっとしたところで新鮮さを加えています。

シンプルなドレスも実は、ディバイデッドスカートになっていたり、
重ね着に見えるスカートのレースも
ちょろりとレースがヘムに付けられていたり!

sacaiのバイカーズブルゾンの人気は根強く、パリコレクションの会場でも
色違いを着た人が隣同士に座っていたり、バッティイング率は、かなり高し!!
今回は私が着ていったドレスと、同じシリーズを着た人を会場で発見!

今季はレース使いやヒッコリーストライプ使いで
袖をロボット風にカクカク接ぎ合わせた新しいシルエットが提案されていました。

そして、いつも大人気!sacaiの定番といってよいほど名品
ニットと布帛を合わせたドレスをご覧下さい
フロントとバックの表情ががらりと変わったスウェットドレス!
ロングプリーツスカートを合わせた今季風コーディネートになっています。

春のダウンが人気を呼んでいて、色んなブランドが提案を始めていますが
ここは本家本元モンクレールで、春のシリーズを御紹介します。

まず、ええっ! と驚くスポーツメッシュにサテンのトリミング
シフォンをフェザーのように見立てたロマンティックスポーツ!
これは素敵でした

一見シャネルジャケット風のスタッズ使いや
パイソンプリントや水玉使いでダウンと言うより、ジャケット感覚

ダリアの花のような大柄のプリントやフリルがふんわり可愛いフード付きもでています
モンクレールは、デザイナーを2年おきに変え、新たなブランドを創り続けていますが
蓄積されたノウハウは、素晴らしい財産になっているようです。

そういえばダウンで最近人気めきめき上昇中のHERNOでも
こんな可愛いダウン地でトリミングしたカーディガンジャケット
薄地のリバーシブルの春物ダウンが提案されていました。

冬のもこもこダウンは定着しましたが、そろそろサマーダウンをティーシャツの上に
羽織ったりと言う着こなしが日本でも出てきそうですね。


ラフ・シモンズのディオールは、華麗なミニマル!

2012年12月27日

表参道のショールームに入ると、いつもと違って白い壁面が真ん中に作られ
大きなモニターを取り囲むように、パリコレクションの会場を思わせる
ペールピンクブルーイエローなどのシフォンのカーテンが揺れています

サーブされるフルーツドリンクや、マカロンもカーテンと同じトレンドカラー!

壁面の向こうには、HラインAラインのディオールの伝統を踏まえた
モダンですが、格調高いイブニングドレスがずらりと揃っています

さすが、ディオール! サンプル数も多く、みんなDVDのコレクションに釘付けになりながら
一見シンプルに見えながら、意外な仕掛けに富んだドレスなどをめくってみたり
裏返してみたり、クチュールアイディアが詰まったミニマリズムに驚きつつ
会話も弾んで、滞在時間がとても長い展示会でした

ちなみにモニターを見ていると、また新たな情報が!

ラフが着ているジージャンなんですが、てっきり自分のブランドを着ていると思ったら
なんとショーの前日に、友人であるポーランドの女優のソフィアからプレゼントされた
ジャケットだそう!ソフィアさんとはとても仲良しだそうです!初耳!!

ソフィアさんの事、誰も知りません。検索しても出てこない、、、。
どなたかご存知じゃありませんか?

まずコレクションのオープニングを飾ったバージャケット
リッツホテルのバーでカクテルを楽しむイブニングドレスの前の時間に着る服として
ムッシュディオールが提案したもの

ラフの手にかかると伝統がこんなに、モダンに甦ります
構築的だけど、軽やか!

そして黒いバージャケットの首元にスカーフをたなびかせれば、ヒーロー!の完成!
スカーフの形に作られており、ぱっちんと留めれば皆さまもヒーローに!
赤、ピンク、黒とありましたが、黒のバージャケットにはピンクがぴったりです。

白い壁の向こうにはイブニングドレスがトルソーに着せられずらりと並びます
圧倒されるディオール&ラフの美の世界!

艶々と輝くグロッシーな素材のオンパレードに、みんな素材を必ず手にします。
濡れていないか確かめたくなるほど、リキッドな輝き!
殆どは、2枚や3枚重ねで3Dの視覚効果を出したトランスパレントレイヤードの
手法が使われています。

一見シンプルに見えるHやIラインのドレスも、裾にこんなプリーツが隠されていたり
サイドがプリーツで動き出すと大きく揺れたり

バックだけ曲線のプリーツ状のヒダで校正され、丸いフォルムを作っていたり
驚く仕掛けが一杯で、一つ一つ手に取ってみたくなるものばかりです。

シンプルなレースのドレスも、ついつい裾をめくってしまうと
ピンクのレースの下には、もう1枚オレンジのレースが重ねられ、
複雑なニュアンスを生んでいます

プリーツの下にも、もう1枚ボーダーが隠されていたり

また今回はクチュールの手法をとった刺繍があちこちに潜ませてあるのが特徴です。
ショーのときは気が付きませんでしたが、思わぬところに
手の込んだ輝き刺繍が部分的に!
(パリの展示会のときは人が殺到してなかなか服の近くに近寄れなかった、、
凄い人出の展示会でした)

ダブルジャージーダブルフェイスはジャカードで
糸を抜いたようなドットになっています。
難しい技法だとのことです。
そういえばラフは、テキスタイル担当者をジル・サンダーから引き抜いて
一緒にディオールに移籍したんですよね!
ラフのミニマリズムの完成度の高さは、素材の革新性に裏付けられているからこそ!!

蝶々の刺繍と羽根のようなオーガンジーが付いたドレスは、白眉でした

バッグや靴も新たなシリーズ登場です

これまでのDー ダイ(故ダイアナ妃が愛用していたので、こういう愛称)バッグこと
レディディオールと同時に、ラフが考案した新たな使いやすさも満点な
シンプルなバッグがお目見えしました。
名前はDIOR BAR(ディオールバー) 新しいデイバッグです。

縦長のバランスにサイドにメタルの留め金が付き、はずすとトート状の形状に
変化し、たっぷり容量が増える仕掛け
シンプルでモダン! 欲しくなりました

従来のバッグにはルーラルパステルのシフォンのお花がびっしりと付けられ

蝶々を形作った羽根やビジューが付けられたり、
独特のダイナミックな装飾感に変化しています。

同時に今回ラフ・シモンズだから出来たこと!Diorissimo(ディオリッシモ)の誕生です。
DIOR」のロゴメタルを、包んでしまいました。シックです!

それにしても、ベルギーのデザイナーって包むのが好きですね。
M・マルジェラといい、、、。

メタリックな靴はハイヒールからバレーシューズまで。
ジル・サンダーでの、最後のコレクションからずっとラフが継続しているタイプです。

アクセサリーも、透明の樹脂にクリスタルをのせた、身に着けると輝くモチーフだけが
浮かび上がるヌーディなブレスレットやベルトが提案されています。

あの印象的なツートンのサングラス。チュールは何と帽子スタイルになっていてビックリ!

今季の展示会の最後を飾るスーパーコレクションでした。
展示会は去りがたいほど素晴らしく、帰りにはみんな「良お年を!と」挨拶しながら
名残を惜しみながら、解散してゆきました
これでジャーナリストやスタイリストの知人達とも、来春まで会う機会はなさそうです。


今週の一皿

忘年会やパーティが昨年に較べるとぐんと増えた今シーズンですが
年末にひっそりとf プロジェクトの忘年会を開きました。

場所は神楽坂のリヨン料理で3年連続ミシュラン一つ星をとっているビストロ
ルグドゥノム ブション リヨネです。

ミシュランの☆付きとは言え、リーズナブルで質量ともに大満足のお店
私は昼、夜と一週間に1度は足を運んでいます。

まず前菜 パテやリエット、サラミなどの盛り合わせ
凄くフレッシュで美味しい!
これだけで、バゲットと赤ワインが進みます。

もう一つはリヨン風サラダ
半熟の黄味を崩しながらいただきます。
こってり、高カロリー、、典型的なフレンチですが、たまに凄く食べたくなります

メインはリヨン名物クネルのバターライス添え
淡泊な真鯛のクネルを濃厚なバタークリームソースが包みます。

バターライスが凄く美味しい!!
私は付け合わせがすごく美味しいお店は、本物だと思っています
例えば、バターライスとかマッシュポテトとか、高カロリーばっかり!(笑) 大好きなんです

隣のSさんがオーダーしたグリルしたスズキの下にリゾットを引いたもの
uccieは、初うさぎに挑戦です。


デザートにタルトタタンを頼んだら、Ohhhp! 丸ごとリンゴが登場!
結構食べるのに時間かかりました
丸ごとリンゴにバニラアイス 美味しかった~!

また来年も頑張りましょう!!!と決意を新たに!

 

今年も色んなシュトレーンをいただきました
大賞シュトレーンを発表します

サンマウンテン ガーデン 庭山なをさんのシュトレーン
身体に優しい焼き菓子とパンのブランドを立ち上げたばかりのパティシエですが有機素材に徹底してこだわって水から小麦から

中に入れるフルーツまで、全てが有機のものや自家製。

口に入れるとあっさりした感じで、濃厚なシュトレーンとはちょっと異なりますが
後からラム酒の香りが追いかけてきて

風味たっぷり!
何だかロンドンにあるオーガニックカフェの味に似てるなと思っていたら
何と原宿のブラウンライスカフェのパティシエもやっているとか!
有機つながりですね!


やっぱり可愛いプラダのアバンギャルド

2012年12月21日

ショールームに一歩入ると、あの「たつめぐみ」の歌声が流れています
コレクションに時ずっと流れていた情感たっぷりな重めの歌声
まるでエディト・ピアフのような切々と謳い上げるドラマティックな歌声です

コレクションラインがずらりとメインにディスプレイされています
テーマは「ジャポニズム

 なぜ今「日本」?と疑問に思いましたが、あの未曾有の災害に対して
抱き続けた思いをファッションとしてこういう形でやっと1年後の今
消化されたのではないかと私は思います

アジアへの関心などと書いたところもありますが
それはあまりにも安易ではないでしょうか?

 

そういう思いを抱いたのは、春夏にもかかわらず、
色使いもデザインもあまり軽やかではなくむしろ秋冬のようなムードが強いのです

でも、それはコレクションライン。MDラインは60年代のマリー・クワントを
思わせるモダンなひな菊の花がプリントやアップリケで
可愛らしく施されています


 

トルブラックドレスもシンプルモダンで、プラダの本領発揮!何点も提案されています
何を隠そう私はプラダのLBDは同じようなデザインを何着も持っているのです
(つまりタンスの●●●というわけ!でも買わずにいられないほど可愛かった!!)

 

Tシャツにお花の刺繍やジュエリーの刺繍は、オリジナリティがあって
人気が出そう。刺繍物はひとつ欲しいコレクターズアイテムになりそう!

更にバージョンアップしたジュエリーアクセサリーも「お花」を強調したモチーフで
カラフルでボリュームもアップ
ピアスもでました!

 

とは言えプラダはやっぱり靴とバッグのバリエーションと凄いです
コレクションラインは、「お花」のアップリケ等モチーフ使いでお洋服と同じ

 

定番になりそうなジップ使いで大きな開口部のあるバッグ
ダブルストラップのバッグなど使いやすそうなデザインに
ピンクやグリーン、オレンジなど春のトレンドカラーが付けられ、
フレッシュな感じに提案されています


 

靴は、プラダは「厚底」に決めました!!と強い決意を感じるほど
厚底オンパレード

極め付けはこれ!!散々メディアにも取り上げられた「2段型ポックリ(連結型と言いたくなります)」履くには色んな意味で勇気がいるなあ、、、。

 

他のブランドでは、薄いソールのピンヒールなどが出始めているのですが
一部のスリッポンは例外ですが、スニーカーも全て厚底
スタッズ付きの「男靴」タイプが本当に増えました

 

 


デニムがメチャ可愛いミュウミュウ

プラダを抜けて、メンズを抜けるとミュウミュウのショールーム
やっぱり真っ正面の展示はこのスタイリング

ルーズフィットのブラトップ
ふくらはぎ丈のコートやスカートを合わせた
50年代風大人の女スタイル!
大きなタイダイもモチーフに使われています

なにしろコレクションのBGMは、マイルス・デヴィスの「真夜中のトランペット」でしたから!ちょっとしたファム・ファタールの演出です

 

今シーズン私が最も気になったのは、このデニム
他のブランドでもちらほら出ていますが

ミュウミュウほど新しい感覚で演出したところはありません

今シーズンのベストと言っても良いほど!
ミウチャさんは、「今シーズンのデニムは、私にとってはサテンと同じ意味があります」と
語っていました。

アイテムはコートからトップス、スカートまでありますがイ
ンディゴに当たりを付けたり、裂けた処理を施したり
デザインは丸襟などドーリーなのですが
やることはアヴァンギャルドです

 

ミュウミュウで可愛いのはMDライン!
今季は、白や淡いピンクのブラウスなどに混じって
プラダのコレクションを思わせる花柄スカートやフリルのジャージートップスや

ブラウスなどが提案されています
フリルがイレギュラーなだけで、こんなに新鮮!

 

バッグは縦長のかっちりタイプ、メタルの留め具を使ったニュートラタイプなど
新しいシリーズはかっちりした感じ、
定番のシャーリングタイプもカラフルで縦長のバランスが登場しています

 

靴はスニーカースリッポンが圧倒的!きらきら、きらきら☆☆☆☆
一部ポインテッドトゥーのハイヒールもありますが、スニーカーに圧倒されています

 

アクセサリーは絶品です!
不思議なループを描くチョーカーやブレスレット
曰く言い難い、アート的なアプローチでも付けてみたいチャーミングさがあります

 

プラダのドリンクはレモンやペパーミント入りのハーブドリンクが今季のお薦め
目盛りの付いたこのボトルが可愛かった!!
スィーツは苺、ラズベリー、アップルタルトなど
プチフールは全部フルーツでした


愛のパドロック ルイ・ヴィトン

2012年12月19日

ルイ・ヴィトンはいつものエスパスルイ・ヴィトンから、珍しくスパイラルホールで展示会です
あのGRID(縦線、横線)の平面世界が広がっているかと思ったら
意外にも、足を踏み入れたら広がっていたのは「愛のパドロック」の世界でした

今世界中で見られる「愛」のおまじない。2人の愛を永遠にロックしようと
パドロック(南京錠)に名前を刻んで、キーを封じ込めるのです
万里の長城から江ノ島まで、世界中で見られる現象だとか!ホントー???と
突っ込みたくなりますが、なにしろ証拠写真がたくさん飾ってあります

こういう写真が出てくると、なるほどと納得!
皆さまはご存知でしたか?
エッ もう願掛けもした?!

こういう展開になったのは、ルイヴィトンから発売される新作ジュエリーが
パドロックをモチーフしているから。チョーカーやペンダントチャーム、ダイアモンドが
眩しくてちゃんと撮影できないほど、ハイジュエリーのリングに至るまで
すべてパドロックとキーがモチーフになっています

ジュエリーの間を過ぎるとあの有名なダミエ柄のコレクションラインがずらりと揃います
市松柄の色違い、サイズ、素材違いを手にとって見ることが出来ます
プリントから極小サイズのスパングル使いまで。

それにしても、このレースは、オーガンジーにパッチワーク刺繍という手の込んだ物でした
ルイ・ヴィトンのお洋服は、シンプルだったり、カジュアルに見えたりしますが
実は手の込んだクチュール仕事が施されたものが多いのです。

コレクションラインのハイライトはやっぱりバッグと靴です
すべて市松か市松柄のはめ込みで作られ、デザイン自体はボストン型が多くシンプル
靴はポインテッドの中ヒール!まさにトレンドそのもの

アーティストとのコラボの新作です。
今回は日本人のAIKOとの協業ということですが

AIKOって??
大判スカーフの柄の細部にモノグラムがはめ込まれていたり、なかなか可愛いです

今回はストールの提案も多いのですが、大判になっているのが特徴。
春にも首元はストールでと言うのは定番になっていますね
もちろんベストセラーのアニマル柄はピンクやカーキの新色が提案されています。

自転車にも無造作に新作バッグが!こういう風に使えたら素敵ですね
実用的かつカラフルな新色が可愛い。

スパングルでキラキラのフラミンゴのティーシャツにかっちりショルダ
オレンジ
がメインかと思いきや、ブラウンなど定番の使いやすいカラーがずらり
ポーチ型もオレンジを中心のカラーバリエーションでした

ピンクや赤の花柄でロマンティックな新型バッグやスカーフなど
ネバーフルにもピンクロゴがは入りました

サマードレスは、白いシャツドレスなど、シンプルなドレスが中心でした
私はルイ・ヴィトンのドレスが大好きです。

品が良くて仕立てが良くて、ヴィトンだとは絶対に悟られない
さりげなさが、本当にラグジュアリーな条件だと思います。

サングラスはたくさん提案されていますが、セルフレームのダブルカラー使いが主流
セルとメタリック等素材のコンビや、ブルーやベージュと
ホワイトなどのツートーン使いも素敵!

メンズはぐっと重厚なカラー使いのダミエで統一されています。

ボストン型は蛍光色で、
なぜか今シーズンはヘビーデューティぽいリュックもあちこちで見かけます
山ボーイ増加の兆し??

サービスされたお菓子やサンドイッチも想像通りダミエ柄でした


ハリウッドゴージャスのピュリズム グッチ

スリムで直線的なシルエットに、蝶が羽ばたくような大きなラッフルやフリルが揺れて
ミニマルから一歩踏み出したゴージャス感が漂います

コレクションは華やかなアゼリアピンクで始まり、カラーオンパレードでした
中でもピンクから赤は今シーズンの基調色です

フリーダが気に入っていたのは、グッチの黄金期であった60年代から70年代にかけて
グッチが皮革小物までよく使っていたイエロー
クロコやスェードまでイエローが使われていたそうです

しだれ菊のような大きな花柄も、今季のメインですが、これは何とジャポニズム
フリーダが来日したときに手に入れた、江戸のふすま絵の本からとったモチーフ!
小柄をジャイアントサイズに置き換えたそうです

ミズ蛇は服から小物まで、今季はよく使われています

もう一つ今シーズンのハイライトはこのパイソン柄です
実はこちらもジャポニズム!和紙を重ねて3D効果を演出したパイソン柄です
リネンのようなドライな感触で、フリーダは気に入っているようです

トランスパレント効果も、部分使いがお嬢さまっぽくて上品!
いかにもフリーダらしいシンプルさですが、よく見ると凝った素材です

今回はジュエリーが主役級の華やかな存在感を持っているのも特徴
50~60年代のアイコン達、エリザベス・テイラーや、マレーラ・アニョッリ
マリサ・ベレンソン
達が付けていたように
大ぶりのイヤリングとネックレスのセット付けが、セレブリティの王道を感じさせます

ティーシャツの襟ぐりに縫い付けたトロンプルイユも登場

イブニングクラッチもプレキシグラス製のシースルーバッグが素敵でした

レディスゾーンの向こうには、カジュアルで洗練されたメンズがちらり
こんなメンズが街に増えたらよいのに!

その向こうにはますます好調のキッズが、大人顔負けの完成度で
ディスプレイされていて
何だかそちらにたまる人が多し、、、
可愛いのでついつい足が向いてしまうのでしょうね


ゼロにリセット ジルサンダー&navy

2012年12月18日

7年ぶりにジル・サンダーが復活したのはご存知に通りですが
コレクションの時に渡されたリリースにも
1行目に「ゼロにリセット」と書いてあり、自分色にもう一度染め直す

ジルサンダーの並々ならぬ決意を感じたものです

今季のテーマは、構成主義からインスパイアされた球状に近いフォルム
ドレスの袖、スカート、パンツ全てが丸味を帯びたフォルムにカッティングされています。

袖を通すと、その絶妙なボリュームの美しさに、さすがにベテランの力量とセンスを感じます。素材はコットンが圧倒的に多く、ダブルフェイスコットンピケダイアゴナル等が
主流で、全体にハリのある素材が、簡潔かつデリケートなラインを形作っています。

 

太めのキュロットも、サイドにタックが取られ、ふんわりと構築的に。
バックには大きなパッチポケットが付けられていますが、スポーティにはなりません。

深いVネックのチュニックやトップスも、複雑なカットが施され
不思議な立体感
を造型しています。

これぞ、ジルの真髄ですね!ミニマルでありながら、単純ではない。

フィナーレに登場したラバーディスクは、円形のレジンがコーティングしてあります。
このシンプルなドレスがフィナーレとは!ジル・サンダーらしい簡潔さですね。

全体は「ブラックとホワイトの可能性のパワー」をめざしたものが中心ですが
赤錆び色、ミッドナイトブルー、ファイヤーボールレッドなども提案されています
ブーツもバッグも2トーン使い

navy」は、ラフ・シモンズの最後の手が加わったものが今季まで出ています。
可愛いです!!靑山に直営店も出来て、益々人気上昇の気配です

品が良くて、清潔で、馴染みのあるデザイン
シャツドレスなどが定番ですが、どれをとっても一捻りしているところに凄さがあります

凄いぞ!と凄んでいないところが、本当に上品です。
ハリのある素材でシンプルなシャツドレスや、大きなカラーブロッキング

中でも秀逸と思ったのは、スポーツメッシュを使ったスプリングコートと
ふんわりギャザースカート!

とかくコンサバティブになりがちなステンカラーコートや、膝丈スカート

素材を変化させるだけで、こんなに新鮮に甦ります


新しくトートバッグが提案されていましたが、
これもハリのあるメッシュを差し込んだデザインや

総メッシュがあって、春らしい爽やかさとともに

健康的な強さを感じました
クール感がGOODです!!




ドルチェ&ガッバーナ 海、太陽そして愛 ハンドメイド

続いて向かったのが、同じく表参道にあるドルチェ&ガッバーナのショールーム

 入るなり、コレクションでBGMになっていた「メルヴィヨーゾ(イタリアの国民的な名曲)」が
鳴り響き雰囲気はもうシチリア!(ちなみに私のコレクション講演会でもBGMにしていました)

テーマは、ドメニコの故郷であり、2人が愛して止まないシチリアと地中海の海と太陽
そしてお約束!!アモーレです

明るく、生きる喜びに溢れたドルチェ&ガバナの世界は
私は、大好きです。いつもショーを見るたびに元気をチャージして貰っている感じ!

ショールームの入り口にディスプレイされていたバッグや靴も
カラフルなハンドメイド(今シーズンのテーマでもあります)
ラフィヤ使いがリゾート気分を盛り上げます


少し奥に入ると、まるでミラノのアトリエのように、たわわに実ったオレンジの木とともに
コレクションのイメージマップが飾られています

地中海的なもの、イタリア的なもののイメージ写真の中に何と1962年フランス映画の名作
突然炎のごとく(ジャンヌ・モロー主演、フランソワ・トリフォー監督)の写真を発見!!
きっと彼らの青春時代に強い影響を与えられたのでしょうね!

よく見て行くと60年大活躍した女優クラウディア・カルディナーレやシチリア特産の
カルタジローネの陶器等、今シーズンのインスピレーションが一目瞭然!

こういうプレゼンテーションは、世界観が伝わり興味深いです
ミラノのショールームに伺うときは、いつもコレクションの直後ですから
とにかく服の山なんです。だからマップなどはなかなか見られないので、、、。

今回はコレクション講演会の時にご説明しましたが
服のテーマはシチリアに伝わるストリートで行われる伝統人形劇
闘いがテーマの劇が多いのも、ギリシア、カルタゴ、ローマ、イスラムと戦い続けた

シチリアの歴史が伺えます

ドレスも緞帳を思わせるドレープが描かれ、甲冑姿の騎士の人形が描かれています
雄壮だけどユーモラス!

もう一つのテーマは、リゾートの雰囲気満点のボーダーとストライプ
これが近くて見るとプリントと思った物が、何と手描きだったり、
先染めかと思った物がプリントだったり!!

やっぱり気が抜けません
上下同じ柄でも、トップスがシルク、ボトムがキャンバスなどテクスチャーが異なったり


D&G最後のコレクションを飾ったスカーフプリントも
今回は、ティートップスでシチリア柄が描かれ、継承されています

コレクションのフィナーレを飾ったシチリア特産の籐細工。トルソーが飾られていました
例えリアルでなくても、これがなくちゃ始まりませんものね!


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