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2019春夏はラグジュアリーorカジュアルスポーツ

2018年11月14日

2019年春夏展示会を見ていると、スィートでフェミニンな装飾系から、
クールでミニマルなエレガンス系など、今シーズンのトレンドの振り幅の広さに改めて、
装飾からシンプルへの反動が混在する時期だと実感しました。
その中でスポーツインフルエンスは、ストリート系とラグジュアリー系へと
完全に二極化しているようです。
フーディはもとより、若い層では消えかかっているジャージやスタジアムジャンパーも、
マダムのターゲットには、サテンや光沢素材でキラリとゴージャスな感じ!
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レースやオーガンジーの透けるエレガント素材や、曇りガラスのような
半濁したシアーな合繊使いはスポーティに。
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消えそうで消えないスポーツラインディテールは、輝きテープやスパンコール刺繍に変化し、
テクニカルでエレガンスなアクセントに
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打って変わって若いストリート系では、コートやジャケットに、
ケープやケープスリーブがビッグトレンドになっています。
ショート丈の大きいお袖のように見えるキュートなケープ
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カラーブロックや花柄を使ったバックボリュームのある可愛いケープは
ショート丈で揺れるのが可愛い!
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こうやってみると、優雅なマダムはゴージャスなスポーツウエアでゆっくりランチを楽しみ、
ケープを着た若者は雨でもないのに、おしゃれにケープを着て
時にはセットアップで着こなして、街に繰り出すと言う感じですね。
どちらもやってみたいな!
 
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ラグジュアリーorカジュアルなスポーツのより詳しい解説は
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ミレニアル世代が大躍進!新星は誰??

2018年11月1日

ロンドンコレクション初日のことでした。
ショー会場に詰めかけるファッション界の人々の中で、ひときわ目立つ
ボリュームたっぷりなダークなフローラル柄の服があちこちに!
ロールスロイスでコレクションを回っている、
中国のブロガースージー・バブルもその一人でした。
決して大柄ではないにも関わらず、大きな分量に大きな花柄を描いたドレスを
着こなしていて、他の人に引けを取りません
「あの服はいったい??」と、一緒にいたロンドン在住のジャーナリストに聞いたら
リチャード・クインよ」と即答。
前回の2月のロンドンファッションウィークの最終日、私はもうミラノに発つ準備と、
展示会を周り、あまり重要そうではない(失礼)コレクションはパスしていたのです。
何しろ例年のミラノは初日がグッチからスタートですから、気が抜けません
ですが、その日がリチャード・クインの第1回目のコレクションだったのです(涙)
しかも、エリザベス女王までご臨席という前代未聞のデビューショー、、、。
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リチャード・クインはなんとデビューショーで、「英国クィーンエリザベス2世アワード」の
第一回受賞者となったのです。
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なんとベースボールキャップにネルシャツ、スニーカーのいで立ち
周りの人が黒でドレッシーにしているのに対して、彼はなんとも無邪気な感じ
日本では羽生結弦選手が安倍首相に国民栄誉賞をもらった時でさえ礼服を着ていましたが
お国柄の違いでしょうか(笑)
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リチャード・クインの画期的な点は商業的な計算がクリアにできる新世代というところです。
セントマーチンズ卒業後、大学院へ、その途中で「H&Mアワード」を受賞
その賞金5万ポンド(約650万円)で、プリンターを購入
リチャードは堅実にも、自分のプリンターで、テキスタイルビジネスをスタートし、
得意のフローラルプリントで、バーバリーのようなハイエンドのブランドから、
チャールズ・ジェフリー・ラバボーイのような新進ブランドまでをクライアントに持つ
プリントデザイナーとしてサイドビジネスをスタートさせ、そちらも大成功
まだ30歳というのに、、堅実すぎる、、‼️
これまで決していなかったタイプのクリエイターです。
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その後もリバティロンドンやH&Mとのコラボを成功させ、
シグネチャーとなるフローラルプリントの取扱店舗は、クィーンエリザベス2世アワード受賞後は倍以上に増え、独特なダークでシュールなフローラルは世界中に拡散されつつあります。
2019年春夏も絶好調!トレンドの流れが春夏にも関わらずダークな花柄になってきたのも、リチャードの存在があってこそでしょう。
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リチャード・クイン以外にも、イケてる若手が続々登場。
全員がミレニアル世代で30歳前後というのも、ある種脅威を感じます。
リアルで堅実、ロマンティックこういった特性を持ち、のびのびと個性を発揮して
時代のインフルエンサーとなりつつあります。
2017年のLVMHグランプリを受賞したマリーン・セル
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「ルメール」のアーティスティックディレクターを務めながら、
自分のブランド「コシェ」を立ち上げたクリスタル・コシェは、パリのストリート感を映し出します。
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LVMH特別賞受賞で、売り上げが2倍に伸びた、若くして大物感が漂うジャックムス
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老舗パコラバンヌを見事に蘇らせたジュリアン・ドッセーナ
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ケリング系列のアルテミスの傘下に入り、60年代のクレージュで「プラスチックよ、さようなら」といったヨランダ・ゾーベル
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次のシーズンには、もっと活躍していること間違いなし!
あるいはどこかのビッグメゾンに引き抜かれて、再び話題になるかもしれません
何にしてもミレニアルは「恐るべき子供達」の世代に間違いないようです。
コレクショントレンドセミナーではこれらの若手を網羅しておりますので
是非、11/6(火)の最終公演をお楽しみください。


Richard Quinnを知っていますか?

2018年10月15日

ロンドンコレクションの初日に見かけた風船のように膨らんだ、
ビッグシルエットのフローラルプリントのドレス。
着ていたのはロールスロイスでコレクションを回るリッチブロガーのスージー・バブルでした。
「あの服は一体??」と唖然とする私に、ロンドン在住の友人が
「リチャード クインよ。コレクションを始めたばっかりの若手よ」と教えてくれました。
ダークでシュールな配色とモチーフ、巨大といっても良い大きさ。あまりの強烈な印象に
リチャード クインの名前はしっかりと脳裏に刻み込まれました。
スージーの写真を撮らなかったのは痛恨です。
代わりに例えばコレクションからこんな写真を。
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ロンドンといえばリバティや、キャス・キッドソンなど小綺麗で可愛い花柄という
先入観を見事に打ち砕き、ダークでシュールなフローラルの世界を確立しています
今年の2月のコレクションは第一回「英国デザインクイーンエリザベスⅡアワード」を受賞。
H&Mリバティ社とのコラボも成功を収め、急激に知名度を挙げている若干28歳の
コスチュームデザイナーであり、テキスタイルデザイナーでもあります。
今季は、黒のマスクで覆ったオープニングでしたが
シュールで大柄の作風はブレません
日本で大人気となるかどうかは、バレンシャガ のビッグシルエットと同じように
一部のファッション好きの人達だけになるかもしれませんが
影響力の大きさは、計り知れないものがあります。
2019年春夏のコレクションより
Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 Paris Pictures by Lena Knappova To Wear Spring Summer 2019 Paris Paris Fashion Week
その後、ロンドンからミラノ、パリへと移りましたが、ダークカラーに大柄のフローラル、
黒をアクセントにしたフローラル、大柄のぼかしなど
リチャード クインの流れを思わせるフローラルが今シーズンは主役になりました。
それぞれのデザイナーが自分の持ち味で、素敵なダークフローラルを演出していました。
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黒地の大柄から白地の花柄、そして小花柄をパッチワーク感覚で
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MSGMはシュールなぼかし柄の転写プリントが登場
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クリスチャン ・ワイナンツは、爽やかに黒のアクセントにしたフローラルをパッチワークプリント
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ブルマリンは全部暖色系でまとめた大花柄のぼかしが、すごく可愛かった
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真打はドリスヴァンノッテンのブルーやグリーンのぼかし柄
クリーンなぼかし感が、ドリスらしい洗練を見せています
今季最高のフローラルでした。
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花柄もシーズンによって変化してゆきます
春夏なのにちょっとダークサイドを感じさせるのは、若いブランドの特徴かもしれません。
 
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待ちに待った新生バーバリー❤

2018年9月19日

リカルド ティッシによる新生バーバリーのお披露目コレクションが、
中心部から離れた古いビルを会場に開催されました。
1歩足を踏み入れると、漆黒の世界。
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足元もよく見えない会場で席まで案内して頂きました。
なんとソファ席!が2列だけ。
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席の上には何やら素敵なポーチが置いてあります。
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バーバリーの新しいロゴをプリントしたスカーフでした。
私が好きなトラッド柄です
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リニューアル中のリージェントストリートのお店も、新しいロゴで覆われています。
同じロゴのスカーフです。
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暗闇の中で待つことしばし、なんと屋根が動きだし、
暗闇からあっという間に、ロンドンの初秋の青空が天井に全開です。
そして日本の襖や障子を思わせる仕切り、カーテンなどが一斉に登場し、
広い会場を仕切ります。

そしてショースタート。
オープニングはバーバリーへのリスペクトに溢れたトレンチコートでした。
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そしてロゴプリントが様々にアレンジされて、ブラウスやスカートに大活躍。
アニマルもぐっと品よく、ドレッシーな品格を纏って。
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コートも赤が若々しくてとびきり可愛い
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赤と黒は今回のテーマでもあります
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着やすそうで、エレガント。
新たなバーバリーには、これから大きな未来が開いているようです。
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フィナーレはシックな黒のイブニングドレスで洗練された大人の雰囲気が漂います。
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全部で134ルックのメガトンコレクション。
90年代に大活躍したステラ テナントから、リカルドのミューズであるマリアカルラまで登場、
懐かしの顔ぶれが並んだ、コレクションでもありました。
ロンドン最大の話題のコレクションを見て、なんとも充実感に満ちた1日が終わりました。
もちろんこのあとも、幾つかショーがありましたが、もう心は満足でいっぱいでした。


「ゴープコア」ってなに? 2019-20秋冬の主役

2018年8月28日

ゴープコア」という言葉がささやかれ出したのは、2018年春夏のロンドンの
メンズコレクションでマーティン・ローズが発表したコレクションが話題を呼んだのがきっかけです。
ニューヨーク誌のWEBマガジン「The Cult」でも紹介され、
ノームコアに続き、機能性をふんだんに取り入れたアウトドアスタイル
GOAP COREのブームが来ると予測しています。
すでに日本でも、ちょっとお洒落な男性の通勤着にスーツの上にパーカやウインドブレーカーを
着て、リュックを背負い、足元はスニーカーという人を多く見かけます。
アウトドアに用いるアイテムをタウンウエアにミックスする着こなしが、
当たり前の光景になってきました。
最近はメンズのハイファッションのルイヴィトンやヴァージル・アブローなどから提案されているLuxury Street(通称ラグスト)が、メンズを席巻し、ジェンダーレスの流れに乗って、レディスにも、大きな影響を与えています。
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高機能素材のレインコートやファイヤーマンジャケット、ウエストポーチも、
ダウンもゴープコアの流れでレディスにも続々登場してきています。
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ファイヤーマンジャケットも大活躍
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ダウンは高機能ながら、デザイン性の高いファッション感覚が強いものが
デザイナーからも、モンクレールなどの専業ブランドからも
バリエーション豊かなニューダウンが登場しています。
この数年立て続けに「sacai」を初め、レディスでも、「North Face」や「Patagonia」など
アウトドアブランドとのとのコラボが増加しているのも、その兆しを反映しているからでしょう
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ビッグなGORP Coreの組み合わせ!
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HYKEは、高機能素材を使いながら、ウルトラミニ丈のパーカをシャツドレスに合わせて
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さて、このゴープコアですが、メンズとは相性は抜群ですが
レディスで取り入れる時は、アウトドアのハードさを生かしたアイテムと、
フェミニンなマキシスカートやプリントのドレスなど、
コントラストを効かせたハード&ソフトのミックスが大切です。
またダウンも進化して、ウール先染めやボディフィットのジャケットや、スカートなど、アイテム、
デザインのバラエティが増加してきました。
スリップドレスにMA-1のミニダウン。丸いシルエットが可愛い
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ダウンにコサージュ使いでダークな装飾性
フレアースカートも薄くダウンが!
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60年代風ミニも、ダウンで新鮮に蘇る
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ベロア、サテンなどエレガント素材も多く出ていますが
ウールの伝統チェックもパッチワーク使いなど
これまでなかったクラフト感が!
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ツィードの華やかさとダウンのダブルジャケットで
女らしさも、プロテクト力も抜群
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パーカもデコなフローラルパターンで、ハードさより、女っぽさが引き立ちます
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またオリジナルアイテムのハード感はそのままに、バランスを変化させたレイヤードを前提にしたアイテムや雑貨、小物も増加しています
プリントなどのダウンストール可愛い!!
新鮮アイテムで欲しくなります。
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レディスは、あくまでもレイヤードを基本に
パーツアイテムでジェンダーレスな「ゴープコア」をフェミニンに取り入れるのが、
新鮮な女らしさを作るポイントになるようです。
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来週9/4、9/6、9/7開催の【2019-20秋冬FTFセミナー】では
「ゴープコア」についても解説予定、気になる方は是非ご参加ください
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Ligtning 藤岡篤子のコレクション名品 「ポケットの中の博物館」

2018年8月9日

思えば6月の中旬に取材されていました、、すっかり忘れていましたが
急な依頼だったので慌てて、わかりやすいものをかき集め
これで本当に良いものだろうかと悩みながら撮影していただきました。
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男性がターゲットの雑誌「Ligthning」に「ポケットの中の博物館」という
グラビア連載ページがあります。
ここに女性として初登場するという光栄な機会をいただきました。
ここには毎回BMWのバイク300台とか自転車何百台、高級時計を何百個収集など、
メンズの大好物のコレクターが登場しそれを披露するという内容になっています。
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そこにファッションの招待状やショーで渡される様々なものが
可愛らしくて、刺激的なので
ついつい、取っておいてしまう断捨離できない性格なので
災い転じて福???となっているのかどうかわかりませんが
とにかくカオスのように事務所には所蔵しているのです。
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エルメスの透明のケリーバッグなど美術館アイテムになったものも持っています。
デザイナーの渾身のアーティストとのコラボ招待状など
あ〜素敵すぎて捨てられません。
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そういうものの一部をご紹介いたしました
もし機会がございましたら
ぜひ手にとってご覧くださいませ
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サマーウールと新鮮ハイブリッド FACETASM×WOOLMARK ~uccieのつぶやき~

2018年8月3日

こんにちは、uccieです
FACETASMの2019年春夏
18/19秋冬から「THE WOOLMARK COMPANY」をパートナーとして発表した
2シーズン目のコレクションとなりました。
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今回のウールコレクションは、価値あるもの同士の組み合わせで
新しい価値を表現。2019春夏で注目のハイブリッドが提案されていました。
サマーウールは肌ざわり、風通しが気持ちよくて、とても軽やか
ハイブリッドを中心としたレイヤードしたアイテムも、かさばらずスッキリとした印象batch_DSC_2082 batch_DSC_2089
短く折り畳まれたトレンチコートは、レインボーのジップで調節が可能
素材を組み合わるだけじゃなく、来期欠かせない2wayの着こなしも提案されていました。
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Gジャンやフーディのベーシックアイテムも、ハイブリッド仕様
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レイヤードの提案も新しくて、異なる素材とアイテムを部分的にドッキング
テーラードとファンシーなライダースはそれぞれのジップでつなげると
アシンメトリーな着こなしに早変わり!
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ウール以外には艶のあるトランスペアレントなチュールを重ねてみたり
ただのレイヤードではなく、ジップで自由に調整可能なのが新鮮
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カラフルなニットレースを駆使したアイテムも充実していたのですが、イチオシはスカート
カラーで区切って作るシルエットは、パンツに見えるユニークなものも
バックスタイルも変化をつけて、大きく緩ませてポケットを見せたりと新鮮
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旬のトラックジャージも気になりました、配色もベーシックですが、
ラッフルやプリーツ切り替えを駆使してフェミニンに変身!
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WOOLMARKとのコラボに旬のドッキングや2wayの新解釈と
メンズに続き、レディスも大充実のFACETASM
今後も大注目!


エキゾチックムードに“ひとひねり” TOGA PULLA 2019SS ~uccieのつぶやき~

2018年7月23日

こんにちは、uccieです
2019春夏シーズン展示会は第3弾 「TOGA PULLA」をご紹介します!
今シーズンもTOGA PULLAらしいウェスタンやエスニックなどの、エキゾチックな雰囲気に
ビニール素材やメッシュなどの部分使いを効果的に魅せるアイテムなどが充実
ボルドーやピンク、エネルギッシュなオレンジ
グリーンのバリエーション、さらにベージュ、カーキなどの自然な色と
エキゾチックムードなカラーパレット
褪せ感の風合いが好みなボルドーは軽いサマーウール
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部分切りかえや、後ろ裾は大きくビニール素材での切り替えで
トランスペアレントな着こなし
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19年春夏で多く見られる、生地を内側に畳んだディテール
ベルトで調節して変化を楽しめる、いわゆる2way仕様!
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メッシュを用いたアイテムは、スポーツテイストを感じさせない素材感
身頃をあえて短くして、メッシュの裏地を見せるテクニック
キュッ肩で結んで、フェミニンなワンポイントディテールなどでバランスをとる感覚
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マルチカラーニットはエキゾチックな配色で展開
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バックスタイルの変化はやっぱりトレンドなのか
上記のコートやリブニットやメッシュ、レースなどの様々な色、素材を使ったニットカーディガン
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uccie的に一番良いなと思たのは、プリーツスカートのバリエーション
ただプリーツ仕様というわけではなく、部分的に透けていたり
トレンチ要素をドッキングしたりと、ひとひねりの効いたデザインが楽しめそうです。
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トップスとドッキングしたタイプのプリーツスカート、大胆なサイドはリボン使い
使用されていたグリーンもロイヤルブルーもイチオシカラー!
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随所に見られたスラッシュ加工、縁取りのカラーリングも施され
こちらもエキゾチックを感じるデザインとなっていました。
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スタッズと合わせたシューズはカラーバリエーションも豊富
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全体を見ても一貫したエキゾチックムード漂わせつつ、そこに色々なテクニックのデザインを加え
より取り入れやすいアイテムに仕上げていると感じました。
TOGAといえば、7/27にTOGA×Barbourのコラボアイテムも発売されるようです
バブアー得意のオイルド系アイテムに、TOGAのエスニック要素が加わって、魅力的な1着!
完売しそうな気もするので…お早目にチェックですね!
TOGA Barbour


ハイブリッドでの新しいバックスタイル MIHARAYASUHIRO 2019SS Pre Collection ~uccieのつぶやき~

2018年7月19日

こんにちは、uccieです。
2019ss Pre Collection展示会の連載 第2弾
MIHARAYASUHIRO 2019 SS pre Collection 展示会のご紹介
これまでのアーカイブにフォーカスした、2019春夏メンズコレクション
そのテーマ同様にショー内でも登場したレディスも、
これまでの得意とする、ハイブリッドの作り、ギミックがたくさん見られました。
全アイテム通してみても、バックスタイルの変化が様々見られました。
身頃が大きくカットされ短く、逆に長かったり、
一部を大きく膨らませてレイヤード、裏地の見せ方
前身頃のデザインをあえてバックに
そしてハイブリッドな素材の組み合せ
ジャケットのセットアップも、ダブルにメタルボタン、大きなピークドラペル
裏地とのレイヤード風のバックスタイルに、スカートはスカーフのアレンジと
特徴的なデザインが、二つ三つと登場しています。
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ビッグシルエットのGジャンは、襟と大きな後ろ身頃をカット
レイヤードを楽しむ仕様に
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ベーシックなニット類も、後ろ身頃に前襟やボタンが
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今回主役とも言えるスカーフとの組み合わせは様々
前はベーシックなTシャツ、ニットの丈なのに、バックスタイルに
ロング丈のスカーフを合わせたワンピ、ハイブリッド
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他にもチェック柄とレイヤードしたスカート
ベルトを調整することで、身頃がめくれる2way仕様と
1つのアイテムで、複数の表情があるアイテムが登場していました!
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ギミックは凝っているものの、春夏らしい素材感、カラーにパターンを効果的にミックスして、
日常で着やすいアイテムとなっていました。
【スカーフ】
2019年春夏のトレンド筆頭とも言えるスカーフ使いは
やはりハイブリッド感がポイントになりそうです。
広げたり、結んだりすることで印象がガラリと変わります。
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最後にスニーカーもご紹介!やっぱりミハラヤスヒロのシューズは楽しいものばかり
今回はどこかで見た事あるようなデザインを、敢えてドッキングしたもの
本当に色々なスニーカーが合わさったようなデザインで、分かる人は
ついニヤリとしてしまう、ユーモアたっぷりの一足
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