NY、LONDON 気鋭のデザイナーは サステナブルでド派手!
2022年4月8日
![](https://f-fiori-cafe.com/fwp/wp-content/uploads/2022/04/Collina-Strada-22-23FW-BFA-Screening-guests-press-21-684x1024.jpg)
22-23秋冬コレクションは
半年前のアフターコロナを見据えた祝祭感から一転、
ブラックをキーカラーとしたメゾンが目立つ中、
NYやLONDONの若手デザイナー達は
自身のファンタジックな創造性を惜しみなく発揮し
ポジティブな世界観を披露!
NYコレクションで注目を集めたのは
2009年から活動する デザイナー Hillary Taymour(ヒラリー・テイモア)が手掛ける
COLLINA STRADA(コリーナ ストラーダ)。
有機繊維や環境に配慮した染色、地元の工場での生産など
サステナビリティを追求しながらも
派手で底抜けに明るい服作り。
ランウェイに登場するモデルの年齢層も幅広く、
自分の身の周りやコミュニティの、未来のために活動するという
地に足の着いた姿勢が伝わる。
今季はアメリカで大ヒットしたリアリティ番組
「ザ・ヒルズ」のパロディだという、
Y2K感覚のショートムービーで発表し話題をさらった。
![](https://f-fiori-cafe.com/fwp/wp-content/uploads/2022/04/Matty_Bovan_22fw_press-34-683x1024.jpg)
LONDONコレクションで注目を集めるのが
MATTY BOVAN(マッティ・ボヴァン)。
2015年 セントラル・セント・マーチンズの卒業コレクションが
LVMH Gdraduate Prizeを受賞し、
2017年 若手デザイナーを支援する非営利の新人合同ショー、
FASHION EASTからランウェイデビューした。
今季はデザイナーが幼少期にあこがれた
ポップなアメリカン・カルチャーをテーマにしたという。
ファーストルックを飾ったモデルのイリーナ・シェイク以外は
全員が男性モデル。
というのも、自身のクリエイションに性別は関係ないと考えているからだ。
アメリカン・キルトのパッチワークのセットアップ。
下にレイヤードしたデニムには
アメリカの農耕民が魔除けに用いたというヘックス・サインや
星条旗の柄など、大胆なハンド・ペイントが描かれている。
アルファインダストリーズのフライトジャケットなど
既製服のクラシックな定番アイテムを
リメイクしてコレクションに組み込むなど
パーソナルなカスタマイズで、
ピースフルな世界観を表現した。
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