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HUNTERとガールズカジュアル マーカス&アンティポディウム

2014年2月19日

マーカス・ルプファーは、英国的なチャーミングさに焦点を当てた
品の良いコンサバの香りを漂わせつつ、ミドルクラスの英国ガールの雰囲気を伝えます

場所の設定もマンチェスターカフェやダイナーで出される、
イングリッシュブレックファースト
(このフルブレックファーストという言葉に
ちょっとワーキングクラスの
生活感が匂います)

二つ目はブライトンの海の前にある雨にぬれたカフェ、ブラックプールフェアグランドなど
カフェやダイナーのステージ設定なのですが
背景にはとても英国的な魅惑が漂います。

英国の普通の人々の暮らしを愛して撮り続けた写真家マーティン・パー
ユーモアとカラフル
さも大きなインスピレーションになっているようです。

今回もガールズが集うカフェやダイナーをイメージした
舞台で、モデルが三々五々、おしゃべりをしたり、本を読んだり

リラックス
した時間を過ごしているのが、プレゼンテーションタイム。

見る方も、リラックスした感じで、アツアツのポテトチップスのボックスを
サーブされながら、のんびりお喋りしながら、眺めつつ写真をとったりします

 

今季はウールのライトグレーが大活躍!特にバーミリオンレッドと組み合わせた
シックなトラッド配色でありながら、可愛いガーリッシュなカラフルさが

なんとも今な感じです。

ちょっと野暮ったくて、それが60年代のガーリッシュなお洒落!!
いくつかのブランドと共通しているトレンドです。

グレーはジャンパースカートや、ドレス、地模様のあるグレージャカードなど
様々なアイテムや素材で用いられ、シルエットは張りのある

ミ二のフィット&フレアー
ガールズカジュアルの定番ですが、シルエットのシャープさが

なんともモダンな今日の顔に仕上げています。

 

花柄も中サイズですが、やはりグレーがベースになり、華やかになりすぎず
落ち着いたお嬢様の雰囲気が漂います

ノーアクセサりーで靴はバックストラップの黒のローヒールというコンサバぶり!
これがなんとも、リアルながら実は最近はほとんど実生活では、見られないアンリアルで

本当に可愛い!!


ジッパー使いのコートやブルゾンジャケットが多く、トラッドなカラー、素材、
モチーフと相反するシャープさが若々しい感じです

 

アンティポディウムもプレゼンテーション
アレクサ・チャン
やスージー・バブルのような女性がイメージということですが

これもまたとびきり若い小枝のようなモデルを集合させた
ぎゅうぎゅうに詰め込んだ見せ方!

ここではグレーとオレンジが目立ちました。
コートもジャンパースカートもリブニットもみんな一緒に集合写真!

オレンジは他のブランドでもコートなどアウトフィットによく用いられています
凹凸感のあるオレンジコート
!!新鮮です


シャードゥ効果のあるモノトーンジャカードのパーカ
若々しく着ると、スポーティな感じ

ティストラップの靴先に毛皮が付いて、トラッドな靴が特別に見えます。
またふくらはぎ丈のソックスは、今年いろんなブランドが提案しています


本当は別ブログにしたかったのですが
ショーの写真が今一つちゃんと取れなかった
HUNTERのデビューコレクション!

ステラ・マッカートニーの旦那様がプロデュースしたことでも
話題になりましたが、これはなかなかセンスのよいスタイリッシュなコレクションでした。

パーカダッフルデザインのレインコート等、カラーもカーキを中心にしながら
バリエーション豊かで、ロンドンではスマッシュヒットのデビューです!

木々と川?堀?を作ったキャットワークを軽々と動くモデルたちのスピードに
私の撮影技術が付いて行かなかった、、、

カメラマンが撮った写真もありますので、これはのちほどたっぷり見て頂きます

まずは会場の雰囲気だけでも、暗闇に広がる木立、フィナーレのモデルたち、
最後になぜだか、トランプが木の葉の代わりに降ってきました

私の前にひらりと舞い降りたのは、スペードのキングでした、、、
天の啓示?なのでしょうか?何を意味するのかわかりませんが?

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