Royal Babyが占拠したデニムのウインドー
2013年7月30日
コロネーション(戴冠式)60周年記念が昨年のダイアモンドジュビリーに続いて
ロンドンを挙げての祝祭になっています。
街を歩いてもオックスフォードやリージェントストリートなどの目抜き通りには
「60」という数字と王冠の横断幕がたなびいて、タワーブリッジも
ロイヤルブルーにライトアップされています。
バッキンガム宮殿の庭園で開催されたコロネーションフェスティバルでは入場料30ポンドという
高額にもかかわらず、王室御用達(ロイヤルワラント)を持つブランドが
限定商品の販売や、ファッションショーを行い、大賑わい!
ラッセル・ワトソンのコンサートが終わった夜11時近くには
会場から出てくる人達で、宮殿前の広場は溢れ、写真どころではありません
年齢層が高いのは、入場料の高さから推測してもそうでしょうね
百貨店のウインドーもコロネーション!
ロンドン中産階級奥様御用達のちょっとおすまし百貨店Jhon Louisでは、
エリザベス女王の戴冠式が行われた1953年のデザインのドレスがウインドウ一面に展示
Jhon Louisのアーカイブに残るデザイン画とプリントデザインを再現したとか!
フィット&フレアーのドレスに添えられた当時の典雅な雰囲気を伝え
しばし、うっとりと見とれてしまいました。
ウットリしたのもつかの間、あれれオックスフォードサーカスを下って行くと
セルフルリッジから、トップショップ、PRIMARKにいたるまで
ウインドーはデニムのオンパレードです。
ブルーデニムからホワイト、ブラックデニムと豊富
小物類も充実しています。
まだSaleの真っ最中ですが、通りがかったユニクロでは
早くも秋物が立ち上がり、ここでもデニム!それとダウンのカジュアルコーディネーション
ヘアアレンジは展示会の時と同じく加茂克也スタイルで決まっていました
セルフリッジは、やはりロンドンでファション感度NO1のウインドー
この夏のテーマは「DENIM STUDIO」
デニム製品だけではなく、ライフシーンを彷彿させる小物雑貨に至るまで
細部の充実ぶりが完成度を高めています。
しかしRoyal Babyが誕生した翌日には、こんな事に!?
こんなに簡単でイイノー?
上に張っただけ、しかも写真のモデルにIts a Boy!と吹き出しで言わせるアニメ仕立て
王室犬??のコーギーが風船持ってお祝いしてますが、、、。
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他のメディアが騒いでいるから、これでよいのかも、、。
ついでに、アイルランド生まれの激安ファーストファッションPRIMARKは
ここに来て260店を数えるほど急成長しているのは
ご存知の通り。
ロンドンでも大変な人気で、バングラディッシュの大惨事が起こった後でも
不買運動など起こる気配もなく、相変わらずすごい人気ですが
やはり憂う人はいました。
人気急上昇のエリア 若いエリート達が住むショーディッジの住宅街を歩いていたら
家のドアのこんなシールが貼ってあり、結構点々と目立ていました。
一時間で7ペンスの工賃と書いてあります
HPには「私達の倫理」というコーナーが設けてはありますが、、、。