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ユニオンジャックでいっぱい!のロンドンウインドー

2012年7月19日

ユニオンジャックでいっぱい!のロンドンウインドー

ロンドンであまりオリンピックムードが高まらないのは
メインのスポンサーが米国大手飲料メーカーと
韓国大手電子メーカーだから、英国人は好きじゃないんだ!という説を聞きました。

本当かもしれない!と思うほど、オリンピックムードはなく、百貨店もショップも
ダイアモンドジュビリーが、ビジネスの宝庫になっています。

我らが王室万歳!!と聞こえてきます
まずもっとも可愛かったのはセルフリッジの店頭
大きなスパンのウインドウは、すべて大英帝国がらみのディスプレイです。

顔はお面をかぶせ、変えてありますが、まるで女王夫妻を思わせる、
勲章をたくさんつけた夫婦の食事風景
ただし、王宮ではなくダイナーのようなしつらえ

お抱えシェフをもじったのでしょうか、シェフは、若くて健康的!
「朝からカロリーたっぷりなブリティッシュブレックファースト!
k氏によれば労働者階級の食べ物だよ!とのことです

細部まで手を抜かない作り込んだ、まるで映画のセットのようなディスプレイです。
コーギー犬が女性のそばにいるところが、いかにも女王を模している感じで
ほほえましい!

Rock&Royalityな感じの伝統の制服とパンクのコントラスト

主役は男子というのも、なんだかジェントルマンズクラブのような英国の伝統を思わせます

女子はなんだかちょっと前の渋谷のギャル!
いまなら日曜日に地方から出てきた感じの2人組です。
ヘアメイクも、靴下のコーディネートも全体的に日本的!
聞くところによれば、ロンドンでは、いま日本的であることはCoolだそう!
(by K氏)

テレビで流れる車のMATSUDAのコマーシャルは、日本人のデザイナーが
登場して、全部日本語で、ロータリーエンジンがいかに優れているか、ずっとしゃべります。
なかなかかっこ良いです!

こちらは、ロンドン名物イートン校の生徒(キャメロン首相もここの出身なので
再びこの学校が脚光を浴びています)を思わせる男子2人

アナザーカントリー」のルパート・エヴェレットとコリン・ファースの
二人を思わせます。あれは20年前,、、!男子校の文化も英国的ですね。
女性禁止、男性だけのクラブの伝統は上流社会の証ですもの!

男子ストーリーが続きます。
こちらはパブでくつろぐジョニー・ディップ風の男子二人
タータンチェクのパッチワークのスーツがなんだか80年代の
チェッカーズ風と思ってしまうのは、日本人の私だけ?

まだあるんですね!こんな感じ

パブの細部やカウンターの中にいるマスターも、しっかり作り込んであります。

英国名物ロックフェスの風景
ユニオンジャックのクッションやリュックがアクセントです。

ユーモラスだったのが「ワーキングクラスのアフタヌーンティ
道路工事のリフレクターのベストを着て、ヘルメットをかぶった
こちらもメンズ!本当に英国は男子2人カップルが普通に出てきます。
美味しそうなアフタヌーンティが飾られて、美味しい物はみんな平等に!

ごついメンズとカラフルなスイーツの組み合わせは、意外と可愛く、
ありそうな感じでもあります!


ファッションストーリーの打ち出しも、良く見ると
ダイアモンドジュビリーの文字が隠されています。
とにかくお祝い!お祝い!ケーキにも勲章が付いていたりして!

可愛かったのはこれ!
コーギー犬とお天気予報を喋りまくるテレビマン(可愛いウインドペン
ルダンゴット風スーツを着て、下には編み込みのカーディガン、黄色のハンターの長靴、
黄色のレインハット!というあくまでも英国調!)
背景にはグレイトブリテンの地図にお天気がマークされていて
どうやら天気予報は土砂降りのよう!

コーギー犬もレインハットに、深いビニール傘に囲まれています。
クイーンの愛犬がコーギー、雨の日には濡れないよう、またクイーンが
傘の中でも、周りからよく見えるよう深くカーブしたビニール傘を
さされるので、そのパロディのようですね。

御隣のGAPでは、KIDSがウインドーになっていましたが
パリでは同じコーディネートのウインドーだったのに、
国旗はスター&ストライプだったんですよ!

やっぱりロンドンではユニオンジャックじゃなきゃね!

Tシャツ、パーカもユニオンジャックの重ね着、ハートもユニオンジャックに
分割されて、ひと手間かかっているので可愛い~!!
 

そしていよいよオリンピックのムードは??
本当に少ないけれど、デベナムがモードストーリーを
スポーツに見立てたウインドーにしていました。

迫力の人はフローレス・ジョイナー
意識していますね。懐かしい

アーチェリーや重量上げ?

隣のウインドーでは、吊り輪や棒高跳びのイメージで強そうな女性!
街ゆく人もその迫力に思わず立ち止ります。

オリンピックと言おうかサッカーと言いましょうか?
顔にフェイスペイントを施したマネキンは、大きなユニオンジャックの旗を
掲げていますが

よく見ると周りのメンズはテニス仕様、コーギー犬も
テニスのヘッドバンドをしています。

最高にオリンピックを感じさせたのはセントパンクロフト駅
ユーロスターから降りると大きな五輪がお出迎えです。

他に見かけたのは,道路がオリンピック専用車が走るグリーンロードと
名ずけられた専用レーンには、アスファルトに五輪マークが描かれていました
お店のドアにはこんなステッカーが良く貼ってあります。

やっぱりオリンピックより、ダイアモンドジュビリーなんですね
ウイリアム王子にキャサリン妃、即位と結婚60周年を健康に迎えた
女王陛下夫妻は、英国の誇り!とビンビン伝わってきました。
ハリー王子も最近メキメキかっこよくなりましたし!

ロンドンはやっぱり素敵!
カシミアニットは夏でも持参することにします!

ついでに、今回泊った可愛いホテルのエントランス
メリルボーンハイストリートとオクスフォードサーカスのすぐ近くです。
お勧めです

寒かったので、オクスフォードサーカスのトップショップの
B2にある「EAT」でスープを飲んでいたら
来る人の恰好が冬みたいでした。ダウンとバイカーズ率高し!

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