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ダミエル・ビュレンに啓示! ルイ・ヴィトン

2012年10月10日

遅刻しないようにドキドキと早起きして、
恒例となったコレクション会場ルーブルの庭へと急ぎます.。
今回のエントランスはサンジェルマン通りからです。

30分前に着いたというのに、エントランスはすでに大混雑
ルーブルに一歩足を踏み入れると、大きな市松柄が目に飛び込んできました。
江戸のふすま柄のようです。

昨日まで覆われていたルーブルでは、こんなテントが立てられていたのですね
テントが市松なら、階段も市松、、、「和」かしら???

ルイ・ヴィトンのロゴももとはと言えば、日本の紋様から取られたものだし、、
などと思いながら会場に入るとビックリ!

今度は蒸気機関車に続いて、予想した飛びものではなく
エスカレーターが4機キラキラ輝く黄色の星が
またたく天井の下に設置され、広い会場は黄色と白
大きく塗り分けられた市松になっています。

朝からシャンペンが振る舞われますが、私はお水かコーヒーが欲しい派です。

10時きっかりに暗くなりショースタート

煌めく星の下エスカレーターが一斉に動き出します
モデルさんが二人ずつペアで登場

ペアは今トレンドですね!
数歩歩いて、左右に分かれてグルリとランウエイを廻ります。

まず市松というより「ダミエ」柄のお洋服が次々に登場
今回は、コンセプチュアルアーティストのダニエル・ビュレンがインスピレーション

ダニエル・ビュレンは、あのパレロワイヤルを260本のストライプの円柱で飾ったアーティスト。世界文化遺産に指定されています。フランスの5本の指に入る現代作家です。
ストライプを用いたアートやインスタレーションで有名

黄色と白から始まり、ベージュと白の組み合わせが新鮮
カーペットのように繊維をパイルのように立てたものからカットワークまで
シルエットがシンプルなだけ、素材は3Dで触感が伝わります。

丈は先シーズンに引き続いてミディ丈から膝が隠れる丈が多く
夜の服はほっそりとしたマキシ丈です。

最後に黒が登場しましたが、ぬめり感のある素材の輝きで、
先シーズンのようなオーナメントの輝きではありません。

どの服にもリボン付きのカチューシャを付け、バッグはお洋服と同系色など
比較的おとなしめになっています。

フィナーレにはエレベータいっぱいにモデルさんが並んでおりてきて圧巻でした。

そしてマークが駆け下りてきて、また駆け上がり約10分でショーは終わりました。
張り詰めた緊張感とともに思い切りエンターテーメントで楽しませてくれました。

さて、次はMIUMIUへGO!

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