エレガントになったカーキ&カモフラージュ
2013年11月20日
何と言っても2014年春夏のカーキクィーンはクロエです
展示会に行くと、細かいプリーツ加工をした濃淡のカーキシフォンが縦横バイアスに
パッチワークされ軽やかな構築性を見せています。
プリーツ素材で仕立てられたショートパンツや裾にリボンを結んだティパードパンツなど
スポーティなアイテムも新鮮
レーシーニットはゴールドと配色され、同系色に見えるのが何とも大人っぽい使い方ですね
他のブランドでもカーキ×ゴールドは登場しています。
大人っぽく見せるポイントです!
もちろんカーキのパンツやジャケットは標準装備
今季のカモフラージュの主役はカルヴェンです。
カーキの迷彩柄を様々なグリーンやカラフルな配色に置き換え
新たな表情を提案
加えて、アップリケやカットアウトなどフェミニンなハンドクラフトを加え
決してプリミティブやミリタリーではない洗練されたカモフラージュをたくさん見せています。
ニットのビスチエもハッピーカラー使いで可愛い!
MSGMのメンズではカーキのカモフラージュを
こんな風に清潔感のあるタイダイで見せています。
可愛くて買い物リストに入れてしまいたくなります!
60年代調も要チェック!!
パオラ・フラーニでは、こんなに凝ったカモフラージュが!
ドレスやサロペットアイテムにカモフラージュでありながら
一色づつ異なるパイソン柄で出来ていたり
もうカモフラージュの域を超えたスーパーアイディアです。
ジル・サンダーは、カーキではありませんが
アリギエロ・ボエッティ(イタリアのアーティスト、今季のインスパイア源の一つ)の絵画を
モノトーンで、カモフラージュ風に見せるようにカジュアルに使っています。
ヘルノでは、グレ~ベージュの洗練されたニュートラルカラーでカモフラージュを
プラダもウールのカーキドレスや、膝丈の制服調ひだスカートという
定番アイテムにカーキ使いです。行儀の良いカーキも新鮮です。
注目のスペインブランドのデシグアルでは、モダンなグラフィック柄の主役がカーキ!
モンクレールの展示会ではスィートなレースや
花柄のリバーシブルコートやブルゾンの基本色がカーキで提案されています。
カモフラージュもゴールドアクセントを効かせた配色が
洗練されたゴージャス感を漂わせます。
でもモンクレールと言えばダウン
シャネル風のダウンジャケットは、カーキにジュエリートリミングという
新しい顔を提案しています。
気になるカーキのバラエティ、もうストリートでは90年代風のカーキに身を包んだ
若者を多く見かけますが大人もエレガントにゴージャスに、でもカジュアル
カーキでGO!