2008/09コレクションからデザイナーが交代
クリスティナ・オルティスが就任
「天才的な職人、そしてアーティスト」と創始者サルバトーレ・フェラガモを語るクリスティナ・オルティスは2008/09秋冬からフェラガモのクリエイティブディレクターに就任した90年代にはパリのランバンのデザイナーとして活躍、先シーズンまではミラノのブリオーニのデザイナーを務めていた
ゴールドからシルバーのグラデーション、ベルベットドレスからメタリックニットまでの輝きに溢れたコレクションに合わせるように、靴はグラフィックなシャープな持ち味だ クロームなど艶消しメタルが登場してきた
彫刻的なヒール(スカルプチャーヒール)はフェラガモ伝統のアート的なデザインを甦らせた。ウエッジヒールはフェラガモを代表するものだが、今シーズンは、プレキシグラス製の 透明ヒールが用いられ、履くと、さながら宙に浮いているかのよう!
バッグはエキゾチックスキンがますます増加
全体的に、ラグジュアリーブランドは、ますます高級化、高額化が進んでおり 中でもパイソン、リザード、クロコダイル(何とクロコダイルのスェードまで登場)など エキゾチックスキンがカジュアルデザインまで用いられるようになった フェラガモではブルーのパイソンのショッピングバッグのバリエーション
クラッチも提案されているが、主流は活動的な女性達に持ちやすく、機能的な大きめの ソフトバッグ。カラーはメタルグレーからベージュブラウン系のニュートラルから この秋冬のトレンドカラーボルドー系にオレンジがアクセントに加わっている