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優雅なホテルが舞台 ルイ・ヴィトン@ジョエル・ロブション

2013年6月3日

ジョエル・ロブションは、ご存知のようにシャトーレストランとして、また三つ星レストランとして
名高いレストランですが、2013年秋冬展示会は、このジョエル・ロブションの
一階から3階までを借り切って行われました。

 
なぜここで?と言う疑問は3階のレディスの会場に到着してすぐ答えがわかりました

今回のコレクションは、場所が「ホテル」という設定。
パリコレクションの会場と同じような、クラッシック
な壁紙や絨毯、
シャンデリアが輝く格調
高い雰囲気を再現出来るのが、
まさにこのシャトーレストランの古典的フレンチシックだったわけです。

オーストリッチや、艶めかしいレースとメンズ風素材との組み合わせ、パジャマ風など
ちょっとけだるい官能的な雰囲気が再現されていました。

まず、エントランスに飾られているのは今季を象徴するナイトガウンとネグリジェ

 

これがショーで登場したときは圧巻でした
たっぷり毛足のあるファーを贅沢に裏地に使ったガウンコートは、
表地がマットなウールからニードルパンチで次第にジャカードの花柄に変化してゆく
夢心地の素材で仕立てられています。

インナーはメンズチェックのネグリジェですが、これも裾からゴールドのスパンコール
煙のようにニードルパンチで上がってくるメンズ×ファンタジー仕立て

今回は「ホテル」がテーマですが、マーク・ジェイコブスは
のぞき見って、誘惑的だよね」とインタビューで答えています
何とも本能を刺激する言葉ではありませんか!

「ぼくは堕天使が好きなんだ!今シーズンのミューズは映画『バターフィールド8』の
エリザベス・テイラー
、グロリア・スワンソンなどのゴージャスな女優だ」とも。

そういえばバーバリープローサムのテーマも60年代の高級コールガール
クリスティン・キーラー」でしたし、エリザベス・テーラーもこの映画では
コールガールの役でした。

しかもアカデミー主演女優賞まで取っています。

ミューズにセクシーさがに戻って来ている象徴がコールガールなのでしょうか?!

 

今季はメンズ風素材(メンズ素材ではなく)にスパンコールの輝きやオーストリッチの
華やかさを加えたファンタジックなミックス感がルイ・ヴィトンの特徴です。

メンズのスカーフ柄がしだいに無地に変化して行くニードルパンチ
キャミソールは20年代のギャルソンヌのようなジェンダーミックスのセクシーさ

メンズチェックのテーラードスーツは、かっちり仕立てながら
スカートの裾のレースには、羽根まで刺繍されるという繊細なゴージャスさ!

チェックのウールコートの裾にもスパンコールがニードルパンチで煌めき
インナーには黒のレースのネグリジェドレスが!
一見メンズに見えながら、脱ぐと凄いんです!!

このメンズコート×ランジェリーもコレクションの主流でした

小花模様も今季多く登場しています
大人の小花柄は、グレーやベージュなど同系色でシックに!

バッグも服と同じく、毛皮やオーストリッチ、スパンコール、ニードルパンチ使い等が目立ちます
私のお気に入りは、オールドローズのオーストリッチで作られた「スピーディ」です
欲しいなあ、、!

2013年満を辞して登場したバッグがこの「W」です
バッグのボディを3つに区切るくっきりしたラインが「W」の文字を連想させ
様々な素材が組み合わされています。

千鳥格子のパッチワークや、モノグラムのグラフィックがスタイリッシュに配されています
サイズは2種類でした

ファッションジュエリーは、ブランドの原点に立ち返り、モノグラムがモチーフに使われます
鼈甲風
のカラーレジンやブラックレジンにモノグラムフラワーとロゴを配した
バングルやヘア飾り、、、素敵です

細部までよ~く見て下さいと拡大鏡までおいてある自信作ばかり

続けてuccieによるメンズコレクションをご覧ください

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