やっぱり可愛いプラダのアバンギャルド
2012年12月21日
ショールームに一歩入ると、あの「たつめぐみ」の歌声が流れています
コレクションに時ずっと流れていた情感たっぷりな重めの歌声
まるでエディト・ピアフのような切々と謳い上げるドラマティックな歌声です
コレクションラインがずらりとメインにディスプレイされています
テーマは「ジャポニズム」
なぜ今「日本」?と疑問に思いましたが、あの未曾有の災害に対して
抱き続けた思いをファッションとしてこういう形でやっと1年後の今
消化されたのではないかと私は思います
アジアへの関心などと書いたところもありますが
それはあまりにも安易ではないでしょうか?
そういう思いを抱いたのは、春夏にもかかわらず、
色使いもデザインもあまり軽やかではなくむしろ秋冬のようなムードが強いのです
でも、それはコレクションライン。MDラインは60年代のマリー・クワントを
思わせるモダンなひな菊の花がプリントやアップリケで
可愛らしく施されています
リトルブラックドレスもシンプルモダンで、プラダの本領発揮!何点も提案されています
何を隠そう私はプラダのLBDは同じようなデザインを何着も持っているのです
(つまりタンスの●●●というわけ!でも買わずにいられないほど可愛かった!!)
Tシャツにお花の刺繍やジュエリーの刺繍は、オリジナリティがあって
人気が出そう。刺繍物はひとつ欲しいコレクターズアイテムになりそう!
更にバージョンアップしたジュエリーアクセサリーも「お花」を強調したモチーフで
カラフルでボリュームもアップ
ピアスもでました!
とは言えプラダはやっぱり靴とバッグのバリエーションと凄いです
コレクションラインは、「お花」のアップリケ等モチーフ使いでお洋服と同じ
定番になりそうなジップ使いで大きな開口部のあるバッグ
ダブルストラップのバッグなど使いやすそうなデザインに
ピンクやグリーン、オレンジなど春のトレンドカラーが付けられ、
フレッシュな感じに提案されています
靴は、プラダは「厚底」に決めました!!と強い決意を感じるほど
厚底オンパレード
極め付けはこれ!!散々メディアにも取り上げられた「2段型ポックリ(連結型と言いたくなります)」履くには色んな意味で勇気がいるなあ、、、。
他のブランドでは、薄いソールのピンヒールなどが出始めているのですが
一部のスリッポンは例外ですが、スニーカーも全て厚底
スタッズ付きの「男靴」タイプが本当に増えました