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ダーラムキルト@バーバリープローサム

2015年6月28日

2015年秋冬のバーバリープローサムのテーマは「パッチワーク、プリント&ペイント」
70年代オピュレントな雰囲気をボヘミアンなアイテムで構成したコレクションは素晴らしく
ショー会場でのパフォーマンスクレア・マグワイアの60年代のカバー曲のBGMも最高でした!

今季はヨークシャー州のダーラム地方に伝わるダーラムキルトにフォーカスしています。
ヨークシャーと言えば有名な炭坑町でした。

夫の帰りを待つ妻が、ちくちく手を動かして仕上げたのが、ダーラムキルト
ミシンは人間が作った物。手は神様がつくられたもの」という
英国人のダーラム研究家の言葉が語るように、1枚の布を様々なパターンでキルティングし
その陰影がとても美しく印象深い逸品です。

そういえば、クリエイティブディレクター兼CEOのクリストファー・ベイリーもヨークシャー出身。
思いが深いのでしょうね!

まずファーストルックでぐいっとをわしづかみ!

大きなショールは裏表とも、パッチワークされたダーラムキルト。
少し膨らみのあるテクスチャーに繊細な刺し子のようなステッチが陰影を作ります。

今季のコレクションで、個人的に欲しいと思ったウールコート。
やや丸みのあるバルク型のシルエットが
着ると何ともエレガントなボリュームを作り出します。

ボタンはトレンチコートのボタンを使っています。

アイコンのトレンチコートにも、ダーラムキルトのトリミング!
ブラウンに赤のアクセント!新しい

ストールやショールが多く提案されていますが、
コート代わりに防寒機能も持つ方にぴったり合うパターンになっています。

ウールストールが、今季ならではのフリンジ使い
アシンメトリーな打ち合わせが大人っぽいですね。

他にもフリンジはいっぱい!

ボヘミアンな雰囲気はインドミラーの刺繍でスェードフリンジのドレス
こちらはゴージャスそのもの

ロマンティックだったのは、イングリッシュレース同士の組合せのマキシドレス
黒もグリーンもイングリッシュレース使いです!
クリストファーの愛国心が伝わります


こちらはイングリッシュレースに、プリントされたフレンチレースを組み合わせたドレス

イングリッシュレースをカモフラージュ風に見せるお花柄
カモフラワー」と言う造語で呼ばれています

展示会では細長いストールをコーディネートしています。
様々な着こなしと変化する表情を提案しています。


プレフォールもロマンティックでした
純白のイングリッシュレースのドレスに合わせるのは、シープスキンのバイカーズ!
コントラストをきかせたスタイリッシュなコーディネートですね

カラーと編み地のブロッキング
ニットのコートも渋いカラーと編み地のブロッキング。カジュアルで着やすそう!

メンズもレディスと同じコンセプト
このキルティングのジャケットは可愛い!レディスでも欲しいです。

トレンチはコーデュロイ!これもレディス欲しいです

化粧品がいよいよ発売されることになりました

あくまでもこだわるのは「バーバリーチェック
パッケージはもちろん、コンパクトや口紅までチェック柄、、

使うと少しずつチェックが変化して行くのも面白そう!

秋には大型店舗がオープン予定だそう!世界有数の規模になるとのことです。
楽しみですね。

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