紫の砂丘 プラダ2015春夏
2014年9月25日
高い階段が会場を取り囲むように作られ、その階段を下りて
自分の席に着く設定です。
登ったり、下りたり。やっと自分の席にたどり着いた時にはふ~!
もう一仕事終わった気分です
目の前に広がるのは、大砂丘!なんと紫の本物の砂で作られていて、
まるでサハラ砂漠の映画のワンカットのように広がっていました。
モダンなインテリアに砂丘!もうこれだけで幻想的です。
いつも観念的だったり、メッセージ性に富んだコレクションなのですが
今回は、服に集中し、フェミニンなクチュールの手仕事が施されています。
今回のキーワードは
ステッチワーク
まるでデニムのステッチのような太いステッチが服を彩ります
ベーシックなのに、構築的な印象です。
パッチワーク
ステッチが施された個所はほとんどが、パッチワークされているという凝りよう!
三つ目は60~70年代の素材、19世紀の素材、特にブロケードにフォーカスして
30種類のブロケードを新たに開発。ちょっとレトロなクラフト素材を
服のパーツやパッチワークに用い、しかも切りっぱなし。70年代調とも異なる
不思議なシックさを醸し出しています。
足元も凄く可愛い!
アンクル丈のブーツやサボに何種類も編み地を変えた、
魅力的なソックスが合せられ
視線は足元にも釘づけです
ソックスだけでも欲しい!!!!
フィナーレは、紫の砂漠の周りをモデルがパレード。
映画を見ているような圧巻の風景でした
やっぱりプラダはすごいな!
汲めども尽きぬクリエーションの泉です