水晶の柱がそびえ立つシャネルの透明な輝き
2012年3月7日
最近はシャネルのショー会場グランパレに入ってゆくのが楽しみです。
マリー・アントワネットのプチトリアノンに始まって、氷山や深海を
あの広大なグランパレいっぱいに創造して
そこにいるだけで、見る人をうっとりとシャネルの世界に誘ってくれます。
舞台装置と服が一体となった素晴らしいパフォーマンスが、最近の
シャネルの醍醐味と言えるでしょう!
足を踏み入れたら、なんと今シーズンはクリスタル、つまり水晶の
巨大な柱があちこちに建てられ、きらきらと光を放っています。
お洋服も光沢が多いのかな?と想像していたら
オープニングから黒のキラキラした素材のスーツ
そして結果的にすべての素材が輝いて、ドレスからニット、ジャンバースカート
等のデイリーな服からイブニングまで、
すべてが、ラメ、フィルム、コーティングなどで輝いていました。
まるで水晶のパウダーをまぶしたように!
ブルーの輝きも新鮮でしたし、シルバーやブロンズも黒のレースも
すべてが砂金のように輝き繊細な光を放っています。
子供服も登場
本当のママに手をひかれて、おちびちゃんはパリコレデビュー!
長いランウエイをきょろきょろと珍しそうに歩いていました。
夜の服はさすがに黒が多かったのですが、ニットはカラフルでした。
フィナーレの写真でまとめてご覧ください
カール・ラガーフェルドは、いつものフロックコートスタイルで
今回一人で登場
いつもモデルやミューズと一緒なのですが
一人だとさみしいのか、あっという間に引っこんでしまいました。