藤岡篤子BLOG
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AORを制するもの それはブラウスとシャツ!!

2017年春夏のコレクションは大きな流れは前シーズンからの
ロマンティシズムを基本にしながら、落ち着きのあるリアルクローズへと
一歩踏み出しAOR(Adult Orienred Romace)
大人主導型のロマンチシズム)へ変化しています。
そのキーアイテムがブラウスとシャツ

ブラウスはこんな風な割とシンプルなTシャツブラウスのようなものも出始めました。

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シャツ地で作ったボウブラウスも新鮮です。

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素材をコットンに変えるだけで、シルクとはこんなに表情が変わります。

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シャツ地は今季の台風の眼といって良いほどトップスからドレス、
セットアップ、コートまでシャツ地使い!

特にブルーと白の典型的なシャツストライプ使いは「主役」級の出番の大さです。

この春はお袖のボリウムが巨大化しているので、こんなバタフライスリーブから
サイドのフリル(ストライプとボーダーをバランス良く配しています)

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普通に見えるパフスリーブも、大きなバナナスリーブでカフスに乗っかるほどの
ボリュームがさりげなくあしらわれています。

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さりげないTシャツもシャツ地にフリルを使うだけでこんなに新鮮!!

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シャツ地を縦横にバイヤス使いでこんなにボリュームたっぷり!
ブラウス顔負けのフェミニンさです。

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メンズシャツはオーバーサイズ使いで、裾を出して大きく着こなします。

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でも私はやっぱりブラウス派かな!?
こんなにスィートなディテールが、満載!でもコットンレースなど印象は素朴です。

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デザインブラウスは、シンプル化が進んでいます。

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品が良くて大人のロマンティックブラウスにぴったり!
でも、こんなシャツ地をお見せしていながら

私が来春買うのはきとこれでは?!と心密かに決めております、、。

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それでは、MDセミナーでボトムやドレスのお話もしたいと思います!
See You♪

11月17日(木) 2017年春夏のトレンドセミナー第2弾!
【2017年春夏マンスリーMDセミナー】受付中!

お申込みはこちらから!

11/17(木) 13:30-16:45
フォーラムエイト401会議室
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2-10-7
新大宗(しんたいそう)ビル401会議室(4階)

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ディオール初めての女性デザイナー マリア・グラッチア・キウリ

ディオール史上初めての女性デザイナーが就任しました。
元バレンティノのデュオの一人、マリア・グラッチア・キウリです。

バレンティノには、デュオの片方であるピエロ・パウロ・ピッチョーリが残り
デザインを担当しています。

パリを代表する2大クチュールブランドに、長らくデュオを続けてきた2人が
分かれて就任するとは前代未聞の事件!

その意味でも、ファッション界にとって興味津々なコレクションでした。

 

取り急ぎ速報をお送りします

ファーストコレクションのオープニングは「ホワイト」

Christian Dior Paris Fashion Week Ready to Wear Spring Summer 2017

Christian Dior Paris Fashion Week Ready to Wear Spring Summer 2017

フェンシングの胴衣を思わせる、スポーティで清潔感のある白が前半を彩ります。
後半は繊細な手仕事のビーズ刺繍のイブニングなど、バレンティノの遺産を思わせる
クチュールのアトリエ技術を感じさせる美しさに拍手がわきました。

私も、とても繊細で華麗でクチュールブランドらしい品格にあふれ、美しいと思いましたが
モデルのドレッドのアップヘアが、あれ!1年前のバレンティノと同じ?などと
変なところに目がいってしまいました。

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何はともあれ、大成功のディオールでした
あとはバレンティノを待つのが楽しみです。

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今回の2017春夏コレクションキーワード AORとは?

ロンドン、ミラノ、パリと移り、まだパリは中盤にさしかかってきたところですが
そろそろトレンドの方向性が見え始めました。

気分はAOR(Adult Oriented Rock)のファッション版です。

最近は音楽もボズ・スキャッグスなどAORな音楽が大復活していて、
復刻版のCDなどが日本でも発売され人気を呼んでいます。

肩の力を抜きながら、洗練と落ち着き、華やいだリッチな雰囲気をかすかに
漂わせる大人のミュージック!

 

2017春夏コレクションでは、まさにぴったりのトレンドが主流になっています。
Adult Oriented Rockのファッション版と言えると思います。

過剰な装飾は、次第に程よい女らしい分量へと変化し、
大人の女性が肩肘張らずに楽しめる服へと変化。

楽なシルエットだけど、美しいプリントや配色、
ボーダーやストライプでビジュアル効果は華やかに!
主張は強くないけれど、存在感は豊か。

これまでの子供っぽい可愛らしさに変わって、大人の時代がやってきそうです。

写真等は今パリコレクションの最中で、綺麗な写真がないので、改めて配信致します。

お楽しみに!

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80年代のストリートに夢中 ディースクエアード

コレクションが終わった直後、次回からレディスコレクションをメンズに統合して
メンズコレクションの時期に開催というショッキングなニュースが飛び込んできました。

ディースクエアードはオリンピックのカナダ選手団のユニフォームを手掛けるなど、
カナダの誇る世界的な人気ブランドです。

ショーを見ると漲るエネルギーにいつもこちらも元気になる
素晴らしいコレクションを見せてくれます。

レディスを取材している私としては、もうメンズの時期に行かない限り
見られないという残念なニュースでした。

今回も、圧倒的なゴージャスストリート!

マーチングバンドにインスパイアされた、ディテールが輝き、誇張され、
キラキラ輝くデニムオパンツやアニマル柄が印象的なコレクションでした。

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Tropico Italiano! 楽しさ弾けるドルチェ&ガッバーナ uccieのつぶやき

こんにちは uccieです

今回は非常にタイトスケジュールのミラノ現地に代わり
uccieがミラノコレクションが代打でお伝えいたします!

「Tropico Italiano=イタリアン トロピカル」がテーマのドルチェ&ガッバーナ!

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※こちらは現地の藤岡から instaglam

デザイナー曰く
『今回のクリエイションの原点は、もはや服は着るだけのものではなく
それは物語であり、感情の表現であり、人生そのもの』

そのテーマ通りに、得意のフラワープリント、ドラムやマンダリンなどの楽器
パスタやピザといったイタリアの食、色鮮やかな魚に、チャームやキリスト教モチーフ

見ていて「楽しい!」という感想が真っ先に出るコレクション

カクテルをプリントしたパジャマスーツ、カラフルな配色が素敵です

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一瞬本当のアクアリウムに見間違えてしまいそうな、バッグとシューズ

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得意のフラワーのプリントドレスも軽やか♪dolce-and-gabbana-summer-2017-women-fashion-show-backstage-64

また、今回はスポーツウェアやポロシャツ、ロゴTといったカジュアルウェアも増え
より軽快な印象を受けました

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リアルなピザプリント、ロゴデザインも実際にありそうなピザ屋風

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なんと91体ものルックで構成されていますが、どのルックを見ても華やかで楽しいコレクション
現地で見た方は、きっと幸せな気分になったに違いありません!

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ファンタジックなGUCCIの招待状!

絶対に招待状もアレッサンンドロ・ミケーレらしいものがくると読んんでいましたが
これには本当にびっくり!

数ある招待状の中でも、封筒からしてこんな存在感に溢れたデザインです。
ファティマの大きな目が描かれているミケーレらしい
ゴシックな装飾の魅力を漂わせています。

表から見る、こんな感じ。ホテルのアドレスも、まるで印刷物のパーツのような印字に。

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後ろにはファティマの目が大きく見開いて開ける人を凝視しています。
う〜んミステリアス!

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そして「IDがないと絶対に入れません」と書かれ、
時代のインフルエンサーとしての人気ぶりが伺えます。

もちろんパスポートのコピーは必携です。

中を開けるとさらにびっくり!
立体的に立ち上がる、紙芝居の人形劇や絵本のような作りで、物語の一コマのようです。

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3本のエンタシスの支えられたような立体のカードが飛び出し、
中にはアレッサンドロのアイコンである「蛇とカラフルな鳥」が描かれています。

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ミケーレ劇場早く見た〜いの始まり!!早く見た〜い

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ジェンダーフリーのORLANDが象徴する、新たな装飾

今回はソーホーにある昔は大きな書店だった場所をmakers houseと名付け、
そこでショーが行われました。
狭い路地が続く、このエリアは、いつも混雑しているのですが、バーバリーのショーのため、100メートル四方にガードガーが立っていて、厳戒態勢。

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写真を撮ろうと立ち止まるのも許されず、中に入るとそこはもう素晴らしい
バーバリーの世界が広がっていました。

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中庭と通路にはおびただしい石膏の彫刻やお祭りのような電球飾りが

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建物の中に入ると、さらにヒートアップ。す、すごい!
オーケストラから、様々な職人さんが、英国の伝統技術を披露しています。

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タッセルを作り続けて25年の職人さん

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刺し子の職人。若い後継者です

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糸巻き、ハサミ陶芸、もう数え切れないほどの、英国を代表する伝統技術が
これでもかとプレゼンテーション。

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バーバリーコートをラップする昔のコートカバーも

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クリエイティブチームが作ったという今回のイメージマップ。
すごくファンタジックで素敵です。

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会場内も、てんやわんやの大騒ぎ。席に着くのも人をかき分けながら、結構大変です。

お席の椅子も特製のナンシー.ランカスター製の壁紙からインスパイアされたプリント。
その上には、各自にORLANDの本が乗っています。

これが今回のテーマを解く鍵になります。
隙間なく敷かれたカーペットもう、このためだけのもの。

このラグジュアリーな感じ、ロンドンではダントツです。
雰囲気に酔ってしまいます

今回からバーバリーも、see now buy nowのショーで、
その上、レディースとメンズが一瞬に提案されます。
初めて尽くしのコレクションだけに、力が入っています

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たくさん撮ったのですが、上手く撮れず、残念です(~_~;)

でも、ショーの後モデルさん達がそのまま中庭のカクテルに出てきてくれたので、
大撮影大会になりました。

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マリオ.テッシーノまで、モデルに囲まれ撮られる側に。

こうやってみるとアジア系モデルが増えましたね。
ボーイズもストリート系で、プロじゃない人が多いような

賑わうパーティに後ろ髪を引かれながら、パッキングが待っているので帰りました。
翌日には、リージェントストリートのバーバリーショップ出て、
実際店頭に並んだ商品が見られました。

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ショーを見た人々が詰めかけたようです。

オランドとナンシー.ランカスターの作品にインスパイアされ、そこにバーバリーのルーツであるユニフォームのタッチを加えた素晴らしいデザインとレイヤーリングの提案です。

ホントすぐ欲しいものばかり。

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本日の一皿 THE GATEビーガンも良いです!

忙しい日に限って、いろんな事情が重なり、もう今夜しか空いてないので
遅くなるけど食事しましょう!というのがよくあります。

 

元(今も)ロンドンにお家がある、そして東京に活動拠点を移した
ニールズヤードの社長K氏から、いきなりの連絡。

 

「ひょっとして今ロンドン?」「はい!」

「明日 東京に帰るから今晩ご飯食べよう」

嬉しい!日本でも、なかなかお目にかかれない方からのお誘い。

 

でも今日は朝9時から、移動につぐ移動でドロドロに違いないのに、、
女心としてはシャワーでも浴びてから行きたいところですが
行きました!重い荷物抱えてキングスクロスからエンジェルまで!

食にうるさく、美味しいもの好きなK氏が選んでくださったのは、
今ロンドンで人気NO1のビーガンのレストランTHE GATE。

胃も疲れてるでしょうから、ベジタリアンで行きましょう!と有難いお心遣い

 

THE GATE  ロンドンで人気の若者向け雑誌「タイムアウト」でトップの人気になっていて、
かねてからK氏は気になっていたそう。

思ったより早くタクシーに乗れ、元パブだった名残を見せるカジュアルだけど
雰囲気のあるお店で、すっかりリラックス。

まずメニューをリサーチ。

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ビーガンメニューにはVマーク。グルテンフリーには
Gマークなどわかりやすい配慮がされています。
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MISO,TERIYAKIなどの言葉もちらほら!さすが文化遺産の和食のヘルシーさがここにも。
ウエイターにめちゃ勧められました。

もう、いつも食べてるってば、、!

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メニューを見ながらガス入りのお水を取ったのですが、
聞いたことがないブランドだったので裏を見たら、

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この水の利益を全部水事業に寄付していて、
これまでに100万ポンド以上寄付している会社だそう。

素晴らしい選択ですね。このレストランの意識の高さが伝わってきます。

 

まず、K氏はお店の強いお勧めにより、ナスの味噌田楽(にしか見えない)を。お味は意外にもスパイシーで、味噌田楽!?とは異なる味わい!エスニック風味で美味しかったです。

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私は山羊のチーズをグリルしたもの。チリソースが付いていてピリ辛ですごく美味しい。
キヌアがひいてあります

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メインはK氏はまたまたお店の強いお勧めで、ビーツのタルトを。

味見させていただきましたが、日本では考えられないほどフレッシュなビーツで、これは美味!ここでしか食べられないメニューです。

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私はオーソドックスにタイ風のカレーにご飯添え
何か温かいものが食べたかったのです、、、

ロンドンに来て以来サラダしか食べていないから。
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デザートはグルテンフリーのこれもまた強いお勧めに従ってストロベリーのメス、、
ようはメレンゲにストロベリーが入るパフェ風のものでした。

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知りませんでしたが、ビーガンはお砂糖OKなんですね!

 

2人で一つ取ったのですが、甘くて食べられず、これだけは残してしました
ビーガンはコーラもOKなのでK氏によるとビーガンで太っている人も少なくないとのこと!
イメージが違って驚きました。

いつもお洒落で素敵なアインシュタイン似のK氏!
今日はお疲れとのことでした。そんな時に有難うございました
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J・W・アンダーソン ボリューム、直線、ぼかし染め、相反するものが一体に

本当に病院の待合室のような心落ち着くヒーリンググリーンの壁に囲まれた
細長いランウエイが並列に幾重にも立ち並びます。

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こんなランウエイは初めて!

柔らかにドレープを刻むアイボリーとバニライエローのソフトなドレスからスタート。
足元はほとんどレースアップブーツでした。

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肘下からカフスにかけてののドレープが、存在感を放ちます。
アイボリーのドレスはドレープがアシンメトリーに柔らかな表情を出しています。

白黒の大きなハンカチーフ上のスカートが風を孕んで!

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本当にリネンのハンカチをつなげたようなアシンメトリーなドレスも

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尾錠や、キルティング、タッキングで独特のボリューム感を演出した服は
J・W・アンダーソンの真骨頂です。

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今回は、美しいぼかし染めが合わされました。

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アートっぽいペインティング調や黒でグラフィックな縁取りも強さを感じさせます。

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ニットが特別なボリュームを造形しています!

分厚いニットのチュニックセーターやランダムなヒダスカート。
でも不思議と重さを感じさせません。

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ぼかし染めのドレスはハンカチーフヘムとカラーブロックのバランスがなんともエレガント!
エスニックな素材をモダンに扱っています。
ドットもぼかし染めのテクニックでニュアンスがあります。

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バッグがたくさん提案されましたが、あまりの完成度の高さにロエベ効果を感じます
さりげなくも洗練されたコレクションでした

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会場を出る時も、バックステージに押し寄せるスージー・メンキスをはじめ
多数のジャーナリストやゲストに阻まれ出るのが一苦労でした。

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