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プリングル ミルク工場跡地で、アートとコラボ 

2011年9月22日

アリスタ・カーにデザイナー交代した新生プリングル

マイアミバーゼルアートフェアとコラボした
モンドリアン風カラーブロックトートバッグがお土産です。
座席の下に置かれています。

まちが付いていて使いやすいので一日持ち歩きました。

コレクションンはオープニングから
プリングル伝統のアーガイル柄のアレンジ

ミニマルなスポーツ感覚に置き換えていて
なかなかスタイリッシュでモダン。新鮮でした。

春夏ということもあって、ニットも軽やかです。
白黒や色使いはシャープで、革のストラップでスポーティさを感じさせます。



ロンドンらしいピンクマンが目の前の席にいて、釘づけになっちゃいました。


折り紙ラインをクローズアップ クリストファー・ケーン

全面ガラス張りの大きな商業施設のホールを使った
クリストファー・ケーンは若手ナンバーワンの人気デザイナーだけに
今シーズンのカラージェル入りのプラスティックトリミングの
服やバッグを持った人が何人も目につきました

今シーズは「折り紙」風のタックやプリーツが入った、
シンプルなシルエットに凝ったディテールが特徴の服でした。

チルデンセーターをアレンジしたデザインも目につきます。


中堅がなかなか育たない、育ってもすぐミラノやパリにでてしまう
ロンドンでは、貴重な宝石のような存在です。


パープルレディ ミステリアスで官能的なトム・フォード

2011年9月21日

ポール・スミスのショー会場から歩いて5分ぐらいのところにある
トム・フォードのスタジオが会場です。

周りは黒塗りのリムジンがずらり。

近ずくに連れ、心なしか緊張感が高まり、この日のために
持参したハイヒールで背筋を伸ばして女っぷり??を少しでも
上げて、ショーに臨みます。

トムの描く女性像は高いヒールの靴が似合う女だから
少しでも近ずきたくて、、、!

こんなにコレクションで緊張したのはの
トムがグッチを手掛けていた頃のミラノコレクション以来。
OBSESSION 女性は官能的な生き物であるべきという
強迫観念をかんじるのはすでに、トムの術中にすでにはまっているから。

スタジオの入り口には大きな生け花が飾ってあり
シャンパンジントニックでまずみんな良い気分に盛り上がります。
久しぶりに見た社長のデ・ソーレさんは以前にもまして素敵なおじさまぶりで、
みんなハッピーな雰囲気。

小さな会場にびっしり並べられた椅子の上には
すべてこの白い紙が乗っています
ここでお見せできるのは残念ながらこれだけ、、、。

アナ・ウインターレイチェル・ゾエなどと一緒に
中央の席にはリチャード・バックレイ氏の姿も。
(ご存じだと思いますがトムの長年の恋人で映画「シングルマン」のモデル)

なんだか、すでにトムの世界、
タンゴの音楽に乗ってピンスポットからモデル登場

パープルのスペンサージャケットに裾フリルのミニスカート
菫の花がプリント、そして刺繍してあります。
首元にはゴールドのネックレス

良く見ると黒白のチェッカーフラッグチェックの上に
菫の花のプリント。大きなフープイヤリングもゴールド!
サテンのマーメイドスカートレースアップブラウス、揺れるフリンジ
タッセル、シャーリング、すべてトムが好きなものばかり。

ドラマティックで、官能的、繊細でゴ-ジャス!

見たことがあるテクニックばかりですが、描き出す女性像は
天下一品の新鮮さ!!

そうそうこんな感じで、グッチの時もノックアウトされていたのを
思い出しました(YSLはちょっと違う感じでした)

イブニングはラフィアの短いフリンジが幾重にも重なった
エキゾチックなクチュールドレス

ブラウスやドレスはほとんどがパフスリーブで
カフスはフリフリ!

パープルはロングのトレンチも登場し、
印象はパープルレディ。(青味が強かったからバイオレットでしょうか)

ちなみにメイクアップはリップ赤紫、アイメイクもバイオレットで
神秘的なスモーキーアイズでした。

必死で取ったノートを判読しつつ、また蘇る久々の興奮
心に沁みわたる美味しい水です。

ファッションの醍醐味を堪能しました。

何と翌日にも話題にする人が多く、興奮していたのは私だけではなかった!
トムはフィナーレに上機嫌で登場し、友人に囲まれている気安さか
とても開放的な様子でした。


ACNE スポーティなミニマル、カラフル

うっとりと興奮しながら次のマシュー・ウイリアムソン、そして
最後にアクネ!!

もともとすごく好きだったのですが、ショーは久しぶり。
ランウエイは細長く側面はミラー張り、客席も鏡に向かって造作してあり、
モデルと同時に映った姿も見える。

視覚的な面白い趣向でした。
長いのでウォーキングは迫力です。

キャップをかぶったり、スポーティな着こなし、アイテムも
ビッグブルゾンビッグパンツなど風をはらんだ
軽やかななスポーツウエアが主流ですが、とにかく色がきれい!

カラーと軽やかと着眼点は、まるでジル・サンダー(両方にごめんなさい
でもデニムが出てくる以外は印象がすごく似ている!!両方とも
すごく素敵って意味ですけれど)

フィナーレは圧巻でした
セーラムグリーン、白、オレンジオーカーイエローコバルトブルーなどが
柔らかいニュートラルと配色され、シャープリラックスした
モダンなスタイリングがミラーに何重も映り込み幻想的な美しさでした。

ごろごろした凄い石畳を歩くしか車に乗る道がなく
ハイヒールにはなかなかハードな帰り道でした、、、


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