藤岡篤子BLOG
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シャネルのテーマは「マリー・アントワネットのプチトリアノン」!

シャネルがある日はパリコレクションもピーク。

今シーズンもグランパレの壮大な建築の中に草原干し草の山を作って気分は山小屋 「アルプスの少女ハイジ」?かと思ったらなんとテーマは「マリー・アントワネットのプチトリアノン」。

プチトリアノンとは マリー・アントワネットヴェルサイユ宮殿離宮に作った農村を模した小集落ですが、ショーの開始は「こけこっこー」と時を告げる鶏の声で始まるという凝りよう!

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招待状も柔らかな水彩画で描いたお花が描かれ、いつもより優しい雰囲気です。
あたたかみのあるピンクベージュシフォンブラウスリネンのようなかっちり感のあるのベージュのパンツを合わせた「ベージュ オン ベージュ」のコーディネートでスタート。

白でオープニングするパリコレが多い中で、ベージュのスタートはナチュラルな感じで久々にシャネルに若々しさが戻ってきました。

CIMG84311.jpg中盤では朝顔の花のアップリケやプリント、クロッシェまで登場し、かつてなかったほど 素朴な可愛らしさが漂います。そういえば、前日のサンローランでも、赤とグリーンの小花刺繍プリントで登場しちょっとびっくり!みんな日本風「カワイイ」が大好きになったのかな?

シャネルでは、いつもメンズモデルが登場してくるけれど、今回は何とウエディングまで出てきました。ガーデンウエディングって感じのカジュアルなカップルスタイルでした。

おまけはプリンスフロントローにいたこと!わざわざ?プリンスの前のステージがせり上がりバンドが演奏するというサプライズもあり、会場は大盛り上がりでした。

玉木宏君が斜め前に座っていて、結構カッコ良かった!
ディオールの黒のスーツに、スタッズきらきらの(ブランド名ど忘れ!ごめんなさい)靴を履いていました。玉木君は靴マニアで、履くことより、コレクションするのが大好きだそう!
玉木君の写真とシャネルのお洋服写真は次号のブログをお楽しみに!

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Dsquared2 「森ガール」出現!

26度の暑さに残暑厳しい湿度の高さ

ミラノのコレクションは、スケジュールのハードさとともに自然環境も厳しい~!

前シーズンは4日間昼ご飯抜きの記録を作りましたが今シーズンの新記録は、午後に8件の展示会を回ったことです
もちろんお昼はフェンディロロピアーナで美味しそうに飾り付けられたスナックをつまみ食い!頻繁につまむので、体重は減るどころか、ひょっとしたら増えてるかもと新たな心配も加わりました。

朝9時から夜12時過ぎまでのハードな生活のミラノからやっとパリに入りましたので、ミラノのホットな情報を送ります。

朝9時のショーに「森ガール」出現

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毎回大きな話題のDスクエアードですが、今回も不景気な話題を吹き飛ばすような森のキャンプ場を舞台に、森ガール、森ボーイたちが、セクシーでカッコ良い重ね着を見せました。

デザイナーダンディーンももうすぐ来日するので期待も高まるブランドです。

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NYコレクションレポート。不景気時代のトレンドとは!

2010春夏のコレクションレポートは、まずはニューヨークからです。

残念ながら今シーズンのNYコレクションも不景気の影響が拭いきれず(毎回楽しみのショーのお土産もほとんど無し!)ラグジュアリーブランドさえ、きらびやかなドレスよりも買いやすいレディトゥウエアをたくさん出す傾向が見られました。トレンチタイプやテーラードジャケットなど着こなしやすいアイテムをうまく取り入れたり、花柄でも油絵風マルチカラー使いでイメージを限定せずに合わせやすくしたり…。

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そして圧倒的に多いのがミニスカートミニドレスパンツは細身ですがペンシルではなく腰にゆるみが入ったタイプ。ドレスはアシンメトリーやさりげないドレープ使いが多く、今シーズンもドレープは重要です。米国ヴォーグの編集長アナ・ウィンターもボルドーのドレープ使いのドレスを着ていました。他のエディター達も、花柄などの派手なものでなく、ドレープ使いのドレスをシックに(ある意味では地味に)着ています。

ところでNYコレクションの楽しみは、フロントロウを彩るセレブや、名物エディターのファッションですが、今年は地味目。ブレザー、タキシードやダブルブレストのジャケット、ライダース、シャネル風のジャケットを中心に黒、グレーなどのモノトーンでまとめ、イットバックを持っている人はほとんど見かけられません。悲しいかなバッグの時代はとうとう終わった…のでしょうか。景気の悪さ2000ドルのバックを買えないかわりに、(クローゼットから引っ張り出したような)シャネルのヴィンテージバッグを持ち出している人が多く、ほとんどの人がシャネル…というほど頻繁に見かけました。

ちょっとテンションが下がってしまいそうですが、新しいトレンドも登場しました!今シーズンの大きな変化はにあります。 ランウェイで多くのデザイナーが出していたのが、プラットフォームのハイヒール。つま先の所がプラットフォームのソールで、ヒールは細身の10センチ以上。いわゆるドラッグクイーンが履きそうなデコラティブなものです。ほとんどのメゾンがこの靴に合わせて服をコーディネートしていますが、フロントロウのセレブもこのタイプの靴。プラットフォームでない人を探すのが大変なほどでした。オープントゥのハイヒール、くるぶしまでカバーされているオープントゥもあります。黒、グレーを基本にトータルではシックにまとめていますが、「足元はラジカル」が不況時代のスタイリングなのです。

最後に注目のデザイナーです。まずは今シーズンも実力を見せてくれたアレキサンダー・ワン。大きなピアを借りて盛大なショーを披露しました。アメリカンスポーツウエアでは今、ナンバーワンと言えるかもしれません。アレックスのコンセプトとして、「メンズアイテムを女性にうまく取り入れる」というのがありますが、今回はトレンチコートをアレンジしたスタイルなど、今欲しいものがいっぱいです。スポーツブラ風のトップスなど、夏に不可欠なアイテムもうまく使いこなしていました。

ミッシェル・オバマがまさに着たくなるようなドレスも多く登場したのがジェイソン・ウー。シャネルをイメージさせるツイードのモダンなスーツやジャケット、レントゲン写真をテーマにした柄がブラウスやワンピースなどにプリントされ、ハードなイメージを上品でエッジーなスタイルにまとめていました。もちろん足元はプラットフォームのオープントゥで、底は黄色やピンクなどのアクセント使い。全体をモノトーンでまとめながらもシューズやコーディネートの一部にきれいな色を効かせる上手なコーディネートです。アシンメトリーショルダーのドレスも多く見られました。

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元気のないメゾンが多い中、今回5番街に店をオープンし、盛大なパーティを開催したのがトミー・ヒルフィガーです。この時代にマッチッした買いやすい価格MDが成功し、ますます力を増して行く勢いでした。今日のような不況期は、無意味なラグジュアリーは去って行き、本当に必要なラグジュアリーだけが生き残るようです。一般の人は、手頃に買えるラインを求めているのは間違いありません…詳しくは10月の「4都市コレクショントレンドセミナー」でご報告します。次回はミラノのコレクションレポートをご期待下さい!(今回の掲載写真は現地新聞から)

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ARNE & CARLOS (アルネ&カルロス) 2009AW展示会

arne_carl01.jpgノルウェー大使館にてレセプション

ノルウェーのデザインデュオ カルロス・サキリソン&アルネ・ネルヨデット来日のレセプションが展示会形式で開催された

なんと首都オスロまで車で2時間半かかるというノルウェーの片田舎に住む感じの良い、素朴な青年達でした
arne_carl02.jpgノルウェーのおばあさんの手作りニットからヒントを得てニットコレクションを始めたと言うアルネとカルロス。

ノルウェーの伝統カジュアルにデザインした、ニットコレクションは手作りの暖かさと北欧の素朴さが漂って、一つ一つとても可愛い。
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 そう言えば、昨年パリのボンマルシェでも「北欧展」で北欧のデザイナー達の展示会をやっていた。90年代のアントワープの時代が20年続き、次は北欧か!

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arne_carl05.jpgトナカイ雪の結晶の編み込みニットは、セーター、カーディガンはもちろんネックウォーマー、手袋、ショルダーバッグなど小物、雑貨も沢山

あまりのキュートさにトナカイ印のネックウォーマーを発注
あ~冬が待ち遠しい

お料理は北欧名物スモーガスボードにノルウェーのビールでした

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JIMMY CHOO (ジミーチュー)2009AW展示会

choo011.jpg星形のスタッズバッグが大ヒットしているジミー・チュー

何と、☆スタッズバッグの売上げは日本が世界一

ラグジュアリーブランドが落ち込む話が多い昨今
きらきら光り物好きの日本を象徴するテンションの上がる現象です

2009AWでもキラキラは継続。
☆スタッズにかわって、登場してきたのはゴールドのビス
でも繊細で洗練されていて、ロックテーストとは一線を画すゴージャス感.

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バッグ エキゾチックスキンとスタッズ使い

カラーパイソン
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トレンドカラーのコバルトブルーやオーキッドピンクの2色に白黒のゼブラ柄やレオパード柄などアニマルモチーフが主流.choo03.jpg

 

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メタルアクセント
細かいスタッズを幾何学柄につけたデザイン
choo04.jpgパイソンやレザー、スェード、ファーにつけたもの
繊細なスタッズと大胆なスタッズの組み合わせ、そこにスワロフスキーを付けたものなど、キラキラのバリエは絶好調の可愛らしさ

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パッチワーク
choo05.jpg初登場のフレームバッグもツーウエイに使えるダブルハンドル
黒のスェードに赤のパイソンのゴージャスな炎パッチワークが施されている。choo06.jpg

シューズ 
GIMMY CHOO得意の12センチヒール
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今シーズンは他のブランドが多く提案しているビブラムソール厚底などは日本での人気が高いため、今シーズンからは7センチヒールも登場
パイソンにメタリック加工を施したオープントゥ
はと目をスタッズのようにびっしり打ったハイヒールやショートブーツ

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村上隆とLOUIS VUITTONのコラボレーション「kawaii」シリーズ

ブログ更新遅れてごめんなさい

もう6月、、2009年も折り返しには入ってしまいました
急ぎ足で前半のイベントをレビューしましょう

GW直前のある夜の表参道

Photo0442.jpg表参道のルイヴィトンブティックの前には、チェックののシャツに腰回りが微妙に太いジーパン姿の、男の子達がぎゅうぎゅうに立っていて、通りの雰囲気とはすごい違和感

いったい何事?ねっとりした羨望の眼差しを向けられながら、招待状をだして、賑わう店内へ。

そうこれは、ルイ・ヴィトン表参道ブティック内で繰り広げられている「AKB48」のイベントを一目でよいから見たい!と切なく願うオタク系男子の集団だったのです


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村上隆とルイ・ヴィトンのコラボレーション「kawaii」(モノグラム マルチカラー)シリーズが大ヒット。

村上隆さんもこの「スパーフラット」で、ポップアーティストの枠を越えた、独自のビジネス路線を築いた画期的なシリーズでしたが、

この2009年バージョン「スーパーフラットファーストラブ」の完成披露試写会が、店内で公開され、秋葉原のアイドルユニット「AKB48」のパフォーマンスが、花を添えたのです

作詞、作曲はあのおにゃんこクラブの秋元康さん。得意のロリコン路線はますます冴えわたり、アニメの主人公アヤちゃんに扮して平均年齢14才の美少女の一人小野恵令奈が制服姿で歌い踊るのは、これぞJ-POP、日本独特のストリートカルチャーの真髄を感じさせました。


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ブティックは外観も、店内もカラフルな村上ワールド。ウインドーもLVのイルミネーションで一歩足を踏み入れると「kawaii」世界へワープですCIMG6461.jpg

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Photo027.gif今回のシリーズのアイコンはカラフル「パンダ」

大きいパンダがブティックの中心に飾られ、ゲストは一緒に撮影というのがイベントのお約束着ぐるみのパンダちゃんも人気者でした

 

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そして何より嬉しかったのは、このパンダのミニがケータイストラップになったお土産!!

ケータイのアクセスコードもこんなに可愛い」

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シュールレアリズムとポートレート ~Dolce&Gabbana

09/10AWコレクションでは「シュールレアリズム(超現実)」が大きなテーマの一つだった。テーマに使ったドルチエ&ガバナを中心にクローズアップして見てみよう。

今回のシュールを象徴するのは、シュールレアリストの巨匠サルバトール・ダリとデザイナーのエルザ・スキャパレリ

厳しい現実から逃避するかのように、非現実的なアートの世界に着想し、アクセサリーから、服のプリントに至るまで、巨大なポートレートが登場するなどコレクションには「シュール」のキーワードが散りばめられた。

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キーワード——————————————————

エルザ・スキャパレリより

●ショッキングピンク
エルザといえば、ショッキングピンク。エルザの本の装丁もこの色だ。

●巨大なリボン
足元からウエストまでを何重にも包むリボン

●オブジェボタン
人参など野菜モチーフから太陽まで。エルザの代表作「バラを持つ手」の
ブローチは、ドルチエ&ガバナによってボタンに使われていた

●モンキーヘアー 漆黒のロングヘアーファー
今回アレキサンダー・マッキーンやジヴァンシーがシンボルのような使い方をしていた。

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lv2751.jpg●バニーカチューシャ
ルイ・ヴィトンがやってましたね!

●トロンプルイユ(だまし絵)
大きなロブスターを描いたり、コムデギャルソンは頭は鰐、足はタコという不思議なイラストを描いた

dg1135.jpg●ゴールドのフリルをシーム部分へ挟み込む

●バタフライ
エルザはアクセサリーからボタン、プリントなどに大きく起用していたがドルチエ&ガバナは、服全体のシルエットがバタフライ。
大きく立ち上がった両肩のシルエットをバタフライスリーブと呼んでいる

●手袋
親交が深かった晩年のピカソが描いたボディペインティングをそのまま手袋に仕立てたのは有名な話。ドルチエ&ガバナは、手袋のヘッドアクセサリー、スカーフなどで表現していた。

サルバトーレ・ダリより

lip.jpg●時計
作品「記憶の固執(柔らかな時計)」の溶けた時計を彷彿させる時計のアクセサリー

出典がはっきりしているだけでも、これだけのキーワードが散りばめられている

エルザ・スキャパレリ、ダリ、マン・レイ(彼の写真プリントをエルザ・スキャパレリはよく使っていた)など、特徴的なディテールはファッション的にも要チェック。

ただし、展覧会、回顧展などは開催されておらず、突然に出現してきたトレンドで
「現実と非現実の間を遊ぶ」というコム デ ギャルソンのコンセプトを思い出す

※文章内に表示されているアーティストの書籍を集めてみました。
参考にしてください。
Elsa Schiaparelli
Salvador Dal醇^
Man Ray

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コレクションリポート特別編~BEAUTY & MODELS

ブルジョア風ナチュラルVS派手色グラムメイク

デヴィッド・ボウイ風のグラムメイクや
ヘアピンで押さえたサイバーデコなヘアメイクが目をひいた。
一方で、シャドウ効果を強調したナチュラル風も魅力的。

先シーズンを風靡したアップスタイルは、今シーズン後れ毛が目立つ。リラックスしたさり気ない雰囲気に。コンサバティブの復活に伴って、バレンチノのようにロイヤルファミリー系の手入れの行き届いた感が漂うナチュラルヘアも新鮮だ
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上段左から時計回りに
グッチ ミウミウ ディオール スポルトマックス ルイ・ヴィトン ヴァレンチノ

メイクアップの現場から
舞台裏ではメイクアップアーティストやスタイリストが大活躍。
ジルサンダー(JIL SANDER)(写真右)のステージでは、
7・3に分けた前髪を気品漂うシニヨンにしたスタイルがステキ。

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バックステージではモデルは女王様
ネイルからヘアーまで、かしずくようにメイクアップアーティスト達がモデルが囲む。ケータリングも「ラデュレ」や「コーヴァ」など一流どころのサービスでモデル達にも大好評

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コレクションリポート特別編~STELLA McCARTNEY

ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)

ステラは前回と同じくロンドン出身のアーティスト
ジェイク & ディノス・チャップマン(Jake and Dinos Chapman)のモダンアートを背景に。

朝9時にスタートする直前、嵐の前の静けさ。未だ冬の寒さが残るパリらしく、座席には赤いハート型のカイロが置かれていた。ちなみに招待状はエレクトリックヨーヨー。つくとキラキラ輝きながら廻る。

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子どもを抱いて、ママの素顔を覗かせた
ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)。

35才のステラ・マッカートニーは三人の子どものママ。
バックステージでは、ステラがショーの最終チェックで慌ただしい中、子ども達は、物珍しげに遊んでいた。
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サー・ポール・マッカートニー
45分も遅れてスタートしたコレクション。最後に着席した大物は父親のポール・マッカートニー。大物の風格と言うよりも、ちょっと年取っちゃったね!離婚騒動のせい?

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今シーズンのセレブクイーンはカニエ・ウエスト(Kanye West)の新しいガールフレンド。パリコレの期間中、ほとんどのショーに出席したカニエは、ステラのショー音楽を担当していた時期もあった。

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奇抜なカッコウで出没していたカニエだが、今シーズンは普通のストリート系。

ニューガールフレンドは、ショーごとに着替え、パパラッチのフラッシュを一身に浴びていた。スキンヘッズを金髪に染め、スタイル抜群!

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