藤岡篤子BLOG
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アレキサンダーマッキーン スカーフ

オールドボンドストリートにあるアレキサンダーマッキーンのブティックは入る人が絶えず、店内は大混雑。試着室は順番待ち、スカーフは買いやすいし、アイコンのスカル柄が飛ぶように売れていました。

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私もこの時期にいるのは運命と思って2枚買いました。思ったよりずっと高かったけれど、天才の死を悼むにはふさわしい出費だと思いました。

遺作となったプラトス アトランティスから1枚、スカルを1枚です。もう作らないとお店の人も言っていたので貴重な思いでの品になりそうです。

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ビアンカ ジャガー

11時のKinder AgguUiniのショーにあのビアンカ ジャガーが娘のジエイドと一緒にらフロントローに。

60年代のフッションアイコン T.カプーティの自伝にも登場するほどの伝説の女性です。

純白のバンツスーツが素敵でしたが、写真はNG.でもサインはしてもらいました。

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黒のマキシコートに大きなサングラス貫禄で似合っていました。

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オートクチュールニュース/ ジヴァンシ-

ゴスな雰囲気に甘いピンクを加えたジヴァンシー

鳥の羽根蜘蛛の巣レースでゴシック風の装飾がもはや特徴と言っても良いリカルド・ティッシのジヴァンシ-。

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この春夏はプレタポルテよりぐっとロマンティックさを強調。
大きく花びらのようにオーガンジーを重ね、巻き上げて立体にした
ピンクのブラウスや、ドレスが登場してきました。

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カラーはピンクベージュホワイトでプレタと同じ傾向ですが
プレタでは白黒を強調、クチュールではぐっと
甘さフェミニンさが強調されました。

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シャンデリアのプラダ、子猫のミュウミュウ ミウッチャ・プラダの2都物語

シャンデリアのプラダ、子猫のミュウミュウ 
ミウッチャ・プラダの2都物語

MiuMiuSS10_10.jpgパリコレクションの最終日最後のコレクションはこのところミュウミュウと決まっていて、ショーが終わり、会場であるパリ市で最高級の住宅街アベニューフォッシュにある邸宅をでる頃にはすっかり夕暮れて、あ~パリコレも今日で終わりと感慨深かったのですが、今回はそのあとにランバンがあるなど、スケジュールがちょっと混乱気味でした。

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それでもミュウミュウの雰囲気はパリのフィナーレを飾るに相応しいものでした。ショーが表現したのは「現代におけるイノセンスの複雑性」。幼さ女性らしさを隔てる微妙な境界線が描き出され、イノセンスの象徴として様々なモチーフが登場しました。子犬ツバメ女性のヌードなど子供っぽさの残るあどけないプリントがモダンなスタイルに用いられ、今シーズンのスパイスになっています。

MiuMiuSS10_17.jpgプリント オン プリントの使い方が多く、色数は多くありませんが、シャツ衿に子猫が描かれるなど、意外なところにモチーフが潜んでいます。

楽しかったのはイブニングのグループです。

フィギュア選手の衣装にあるような、肌色チュールクリスタルの刺繍、そこにコットンピケを合わせたコントラストのあるドレスが提案されました。

タイトミニか、ローウエストパンツそのほっそりしたシルエットはボディコンシャスと言うより、グラフィックな感覚。ミュウミュウらしい可愛らしさにちょっぴり皮肉がきいた。

絶妙なオリジナリティに溢れたコレクションでした。

Prada_ET_FL_SW014.jpgミラノでは、実質的な初日にプラダのショーが開催され時間に遅れないようにと、しょっぱなから緊張しまくりの一日でした。
今回のテーマは、現実とファンタジーを行き交うちょっと皮肉で楽しい旅がテーマです。現実の世界から届いた空想ポストカードがそれぞれの服を表現しています。カラーパレットは、白、黒、グレーのモノトーンが中心ですがネオンのようなグリーンやブルーなどがフラッシュのように取り入れられています。

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Prada_ET_FL_SW045.jpg壁に遮られ、二つに分かれたショー会場の壁には、重厚な建築物ホテル、トロピカルなビーチが映し出され、まさに「ファンタジックな旅」の気分!ビーチの風景写真はなんと「立ち入り禁止の人気のビーチ」という事です。グリーンの椰子の木に青いという絵葉書のような風景がプリントされています。

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そして、今シーズンのハイライトになったのはキラキラ輝き揺れる「シャンデリア」です。

Prada_ET_FL_SW033.jpg私は、見ていてまるで美しい鎧だなと感じましたが皆様はいかがでしょうか?

ミウッチャさんによれば、このシャンデリアこそ、今シーズンのプラダを解くキーアイテムで、現代の女性達が抱く装飾品への執着を表現し、同時に過去へのノスタルジー象徴にもなっているそうです

シャンデリアのパーツはプラスティック製で軽量ですがクラスプは煌めきながら、足元のサンダルで揺れたり、バッグの口金に用いられたりプラダの特製シャンデリアは、全身を彩ります

プラダやミュウミュウを見て、いつも感じるのは、ミウッチャさんの美の迷宮に迷い込んだような気分になることです。ユーモアのある女はとびっきり魅力的でかなわないな!!

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2010 春夏トレンドアイコンは誰?

2010年春夏最大の話題は、あのフィビー・フィロの復活!「セリーヌ」のクリエイティブディレクターとして久々の表舞台です

クロエ時代の数々のヒット作に思い出深い人も多いはず
フィビー・フィロ、H&Mがコラボレーションする話題のジミー・チューの今シーズン話題を呼んだトレンドアイコンをお届けします

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フィビーを知らない人はいないと思うけれど、ざっとおさらいすると
元クロエのデザイナー。2006年に家族と一緒に過ごしたいという理由で
チーフデザイナーを辞任。2008年にLVMH参加の「セリーヌ」のクリエイティブディレクターに就任して、半年の猶予を経て今回デビューショーになりました。

ステラ・マッカートニーがクロエのデザイナーとして就任したとき、
セントマーチンの同級生で友人のフィビーがアシスタントとして付き
クロエのイメージが若々しく変身、何と就任前の5倍の売上げに成長。
その後、ステラの独立にともなって、フィビーがチーフとなりバッグを始め
爆発的な人気ブランドになったのは有名な話です。

ヴァンドーム広場の一角で開催されたコレクションの
客席では娘を抱いた夫も愛嬌を振りまき、
LVMHのアルノー氏、息子のアントワン,娘のデルフィーヌ
等アルノー一族も勢揃い。フィビー・フィロ就任への期待が伝わってきます

コレクションは意外にもミニマリズムでびっくり!
ヌードカラーのボディスにモダンでトラッドなスカート。
上品で落ち着いた雰囲気は変わりませんが、甘くガーリッシュな愛らしいデザインになれた
フィビーファンにとっては、予想を上回るニューフィビーの世界。
穏やかな生活と成熟が生み出したフィビーの変身は
「セリーヌ」を大人の洗練されたブランドへと導いてゆくようです

ジミー・チューの星形スタッズ付きのバッグは日本が世界一売れました
そういう訳でもないでしょうが、H&Mの次のコラボレーションの相手はジミー・チュー。
H&Mの商品は秘密ですが、ファーストラインをご紹介しましょう

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CIMG8181.jpgプラットフォームはもう定番ですが、堅実な定番のパンプス、それもヒールバリエーションを用意するというビジネスマインドを感じる品揃え。しかも全シーズンヒットしたグレデュエーターサンダル、サマーブーツの進化版など安心して履ける新商品が目白押しです。
もちろん得意のアニマル柄も定番として登場しています
このあたりのジミー・チュー定番の人気アイテムがH&Mで提案される可能性大とみました

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ルイ・ヴィトン VS シャネル 魅惑の人気ブランド対決

今シーズン、ダウンモード気味のトレンドにドラマティックを入れたビッグッブランド対決です。ルイ・ヴィトンシャネルの代表的なコレクションを見てみましょう!

パリコレクションの実質的な最終日のビッグイベントはルイ・ヴィトン
ルーブル宮殿の中庭に張られたビニールテントは、最近ではコレクションの風物詩です。

2年前、ニューヨークで2時間、パリコレで1時間半遅れでスタートし、オーナーのアルノーさんを激怒させたマークは、このところオンタイムに始めるのが慣例になっています。
だから、30分遅れで開始が当たり前のパリ時間に慣れた私たちにとっては、その日は緊張して行動します。
それでも空席が出たりするのが、一瞬気がゆるむ人が多いのでしょうか?

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定刻の14時半過ぎに始まったショーは、ネオンが輝く摩天楼が描かれたステージをバックに巨大アフロヘアーのモデルが登場する意表を突いた演出。
ニューヨークコレクションでも、装飾的な重ね着(と言うかパーツのコラージュ)が多かったマークですが、ルイ・ヴィトンは、それをクチュール仕立てにして、ある意味完成形に高めたもの。
中国の女優コン・リーがフロントローにいました。

lv.jpg招待状はモノグラムをカットアウトした切り紙細工だったのですが、それが象徴するように、今シーズンもモノグラム全開。ルイヴィトンのアイデンティティをここまでやるのかと言うぐらい強烈に打ち出します。
デニムには、ぼかしたモノグラムが見え隠れし、大きくたすき掛けしたショルダーバッグやリュックにも、モノグラムの刻印プリントが。

足元は健康サンダル風、ワークウエアのフラップポケットエポーレットのディテールとスポーツのメッシュドローストリングのミックス、クチュールツィードダンガリーデニムの組み合わせ、サボ風のブーツなど、デザインも素材もテーストも全てがカオスのように混じり、ファンタジーなLVワールドを見せてくれました。コレクション速報ではこの辺りをじっくり見て頂きます。

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さて、もう一方の人気ブランドのシャネル

こちらはうって変わって、優しい大自然に抱かれる気分です。

cha2010-27.jpgお花がテーマではないけれど、優しさに満ちた自然の草花は、まさに今私たちが欲しいもの!

水彩画クレパスで描いたような柔らかな色彩の招待状からみても、シャネルの春夏の狙いは心落ち着く静かな女らしさでしょう!

トップに登場したピンクベージュのブラウスは花びらを重ねたようなパフスリーブにベージュのツィードが合わされています。
今回はベージュにベージュのほの暖かい品の良い組み合わせが目立ちます。
ベージュのリネンパール貝ビーズ刺繍スナールヤーン毛羽立たせたりとリネンの表情も色々です。
ベージュゴールドを合わせたほのかな輝きも素敵!

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花のコサージュアップリケした白いニットのアンサンブルは清楚で本当に可愛かった!久々に登場したカメリア以外の「」。今シーズンのアイコンになるんじゃないでしょうか?

シャネルといえば黒白ですが、今年のドレスはヘムラインにオーガンジーコサージュを付けたクリノリンのスタイル。展示会で見たら、中にはちゃんと固いパニエが入っていました。もちろんドレスと一緒に売られます。

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シャネルの全てを見せます!第2弾/ニューフェイスがいっぱい!

日本ではすごい台風が来たらしいですが その余波もなく、飛行機も無事に飛び、秋晴れの東京に帰ってきました。パリからシャネルの速報を送ったのですが、接続が悪かったせいかステージの写真がほとんど着信していず、くすん、、皆様にホットニュースをご覧いただけずとても残念でした。

さて、気を取り直して,シャネル第2弾です

今シーズンもパリコレで一番の盛り上がりをみせたのは、王者の風格やっぱりシャネルです。
シャネルの朝必ず雨が降るというジンクス通り、今シーズンも雨でオープニング。ショーの翌日は、カンボン通り31番地のブティックの裏手にある本社で展示会が開かれます。
ショーに出たお洋服から、靴バッグ、髪飾りにいたるまで2010年春夏のシャネルの全てが、ここで見られます。

今シーズンのテーマは前号でお伝えしたとおりマリー・アントワネットが田舎暮らしを摸して建てた「プチトリアノン

だから、会場のグランパレいっぱいに作られた草むらと藁の山、ニワトリ、茅葺きの家など舞台装置も,まさに18世紀の大自然。

服やバッグも,自然素材やストローサボのようなサンダルまで登場しました

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の持ち手のバスケットや、ストローを編んだバッグに赤いお花を付けたもの、リリアン編みのようなざっくりしたデザインも登場。

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ケシの花や朝顔に見えましたが、(知ってましたか?シャネルではカメリア以外の花は全て『』と呼ぶそう)そのプリントをキルティングしたチェーンストラップのシャネルバッグ、粗い質感を出したリネンのバッグなど革のバッグがほとんど見られなかったのが、もう一つの特徴と言えるでしょう。

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ざっくりタイプだけではなく、シルクサテンの艶やかでカラフルなバッグや口金付きのお財布のような小型のデザインもニューフェイスです。

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多分、知っている人は本物のシャネル通!ほとんどの人は知らないカメリアと並ぶ、もう一つのシャネルのアイコン!それは「麦の穂」なんですよ!

cha2010-16.jpgマドモアゼルは縁起を担ぐ人だったので「豊穣な実り」を意味する麦の穂のデザインは、刺繍アクセサリーに多く使っていました。カール・ラガーフェルドもボタンの刻印などによく使っていたのですが、カメリアほど華やかさがないのであまり知られていません

今シーズンのコレクションは「麦の穂」で構成されていると言っても言いすぎではないぐらいアクセサリーはゴールドの「麦の穂」をデザインしたブローチやブレスレット、イヤリングが盛りだくさん。あくせくしている時代に、豊かさや実りをもたらす麦の穂はシャネルの祈りにも似た思いなのかも知れません。


展示会ではコレクションに登場した靴がずらりとならんでカラフルで壮観です。ピンクが多いのも今シーズンをとおしての特徴です。

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お洋服もクロッシェの花やコサージュ付きでラブリーでグッと若々しく、アイコンの「麦の穂」を金で刺繍した黒のテーラードジャケットも今年らしい物です。
ピンクタフタのドレスには、ウエスト回りにスェードコサージュが飾ってあったり、甘くなりすぎないデザインになっているのはさすが大人のシャネルです。

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シャネルのテーマは「マリー・アントワネットのプチトリアノン」!

シャネルがある日はパリコレクションもピーク。

今シーズンもグランパレの壮大な建築の中に草原干し草の山を作って気分は山小屋 「アルプスの少女ハイジ」?かと思ったらなんとテーマは「マリー・アントワネットのプチトリアノン」。

プチトリアノンとは マリー・アントワネットヴェルサイユ宮殿離宮に作った農村を模した小集落ですが、ショーの開始は「こけこっこー」と時を告げる鶏の声で始まるという凝りよう!

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招待状も柔らかな水彩画で描いたお花が描かれ、いつもより優しい雰囲気です。
あたたかみのあるピンクベージュシフォンブラウスリネンのようなかっちり感のあるのベージュのパンツを合わせた「ベージュ オン ベージュ」のコーディネートでスタート。

白でオープニングするパリコレが多い中で、ベージュのスタートはナチュラルな感じで久々にシャネルに若々しさが戻ってきました。

CIMG84311.jpg中盤では朝顔の花のアップリケやプリント、クロッシェまで登場し、かつてなかったほど 素朴な可愛らしさが漂います。そういえば、前日のサンローランでも、赤とグリーンの小花刺繍プリントで登場しちょっとびっくり!みんな日本風「カワイイ」が大好きになったのかな?

シャネルでは、いつもメンズモデルが登場してくるけれど、今回は何とウエディングまで出てきました。ガーデンウエディングって感じのカジュアルなカップルスタイルでした。

おまけはプリンスフロントローにいたこと!わざわざ?プリンスの前のステージがせり上がりバンドが演奏するというサプライズもあり、会場は大盛り上がりでした。

玉木宏君が斜め前に座っていて、結構カッコ良かった!
ディオールの黒のスーツに、スタッズきらきらの(ブランド名ど忘れ!ごめんなさい)靴を履いていました。玉木君は靴マニアで、履くことより、コレクションするのが大好きだそう!
玉木君の写真とシャネルのお洋服写真は次号のブログをお楽しみに!

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Dsquared2 「森ガール」出現!

26度の暑さに残暑厳しい湿度の高さ

ミラノのコレクションは、スケジュールのハードさとともに自然環境も厳しい~!

前シーズンは4日間昼ご飯抜きの記録を作りましたが今シーズンの新記録は、午後に8件の展示会を回ったことです
もちろんお昼はフェンディロロピアーナで美味しそうに飾り付けられたスナックをつまみ食い!頻繁につまむので、体重は減るどころか、ひょっとしたら増えてるかもと新たな心配も加わりました。

朝9時から夜12時過ぎまでのハードな生活のミラノからやっとパリに入りましたので、ミラノのホットな情報を送ります。

朝9時のショーに「森ガール」出現

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毎回大きな話題のDスクエアードですが、今回も不景気な話題を吹き飛ばすような森のキャンプ場を舞台に、森ガール、森ボーイたちが、セクシーでカッコ良い重ね着を見せました。

デザイナーダンディーンももうすぐ来日するので期待も高まるブランドです。

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