藤岡篤子BLOG
CATEGORY : COLLECTION REPORT

2019-20秋冬コレクションの主役はこれ

ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリとコレクションサーキットを周り
今季のトレンドはだいたい、これで出揃ったとレポートをまとめる頃に
とんでもないどんでん返しに会う事がよくあります。

今季はパリのセリーヌがそれでした。
「デュアリティ」やロマンティックな「マスキュリンフェミニン」などが各都市に出揃い
リアルクローズがロマンティックにまとまってきたなと思っていたのですが
セリーヌの「70年代のニュートラの復活」を見て、衝撃でした。

70年代セリーヌの第一次黄金時代に出たのキャンペーンフォトを思い起させるルックの数々。トリオンフ(セリーヌのシンボル)モチーフを使ったプリントやベルト、刻印されたチェーンなど
まさに奇跡の復活です

あらゆるアイテムにトリオンフが用いられています。

1 (2)

0 (1) 0 (2) 0 (3)

創始者セリーヌ・ヴィピアナのアーカイブから探し当てた
オールド・オールド・セリーヌスタイル!

これがなんとも魅力的だったのです
メゾンのDNAが復活しました。
ネッカチーフを大きく巻いて、白のフリルブラウスに英国調チェックのキュロットスカート!

ルックとしては本当にそのままなのですが
展示会で見ると全部プリーツやボリューム、デザインが異なるキュロットだったのです。

2 (2)

キュロットに箱ヒダ、プリーツの膝下丈という、コンサバな感じが
いかにもパリシックなBCBGの上流階級トラッドを想起させます。

だけどエディ・スリマンは、単なるノスタルジーではなく、様々なテクニックで今風にアップデート
英国調のチェックの上にびっしりスパンコールをつけて
まるでコーティングしたように見せたり

3 (2)

モデルに全員ティアドロップ型のサングラスをかけさせ、
エディ好みのロックなBadgirl風に装わせています。

4 (2)

今季のキーワードの一つはゴールド
最後のイブンニングのセットアップに用いられたゴールドのスパンコールは
九人の職人によって1200時間かけて仕立てられたという。

5 (2)

なんだかこのブログはセリーヌのことばかり書いてしまいました、、。
他にもご紹介したいブランドを用意していたのですが
文字数がもうそろそろ尽きるようです。
セリーヌのショーが終わってから、みんなと話す話題はもうセリーヌばかり。
女心は鷲掴みされました。

他のブランドでキーテーマになるものは、また続きを書きますね〜
To be continue

CATEGORY : COLLECTION REPORT

CHANEL涙のお別れコレクション

CHANELのコレクションは朝10時半スタートに長年決まっています。入場するのに
時間がかかるから、その日はちょっと緊張して30分前には会場に着くようにします。

会場が面白いので、それをじっくり見る時間も欲しいし。
今回はカールラガフェルドが亡くなった最後のコレクションだけに、
会場に入る前から、もうドキドキ。

30分以上前にグランパレに到着したというのに、もう会場前は人でいっぱい。

セキュリティ一も厳しい〜。

会場に1歩入るとそこは雪国でした。
サンモリッツやシャモニーなど、ヨーロッパ有数の高級スキーリゾートの
シャレーが立ち並んでいました。

1 1a 1b 1c 1d 1e

早く来て良かった〜。まだ着席していないステージをゆっくり探検。
席の上にはいつもの様に香水やコスメのミニバッグが置いてあります。
これも嬉しい

ショーのスタートは、1分間の黙祷で始まり、その後カールの肉声で、
CHANEL就任当初のコメントが流れました。

最初声をかけられた時は、「もうこんな古いブランドはやめた方が良いと言われた」などと、
貴重な話が聞けました。

そして、ファーストルックは、白黒のツィードのコートを着たお気に入りのモデルだった
カーラ・デルヴィーニュでスタート。

2a2

その後に白黒やブラウンのチェックシリーズが続きます。

2b 2c 2d 2e

CHANELの白黒はチェックもスタイリングも素敵

3a 3b 3c 3d 3e 3f 3h

CHANELと言えばツィードですものね。
今回は特に若々しい感じです。

4 4a 4b

その後はカラーにシフト。カラーもカラフル感満載でパステルはなしです。

5a 5b 5c 5d 5e 5f 5h 5j

復活したダウンもCHANELでは可愛く、デザインされて登場しました。
6 6a 6b

そしてまたキラキラの黒白。ビジューやイブニングがシンプルなデザインで提案されます。

7a 7b 7c 7d

そしてメインテーマ雪の世界を可愛いニットを中心に提案されます。
白の雪玉のようなドレスを着たペネロペ・クルスが一輪の花を持って登場。
カールへの献花でしょうか?可憐でした。

8 8a 8b 8c

カイヤ ガーバーなど、可愛い系モデルが着ると白がいっそう清純に感じられます。

フィナーレでは涙を抑えるモデルもいて、見る方も万感の思いが。
でも湿っぽくなく、CHANELらしいゴージャスな華やかさが漂うコレクションで、
これこそカールが望んだショーだったのではと強く感じました。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

Simone Rochaの美しいファンタジー -2019-20秋冬ロンドンコレクション速報-

シモーネロッシャは、モンクレール ジーニアスの1人に選ばれたように、
独特の才能を輝かせる、ロンドンの若手を代表する1人です。

いつも、会場に特別感があって、今回はどこでやるのだろう?と会場への期待も膨らみます。
今回はリージェントストリートのRCA(ロイヤル アカデミー オブ アート)美術大学が会場。
アートに彩られた校舎は、見て回りたいほど素敵でした。

1 2

ショーは小部屋に別れて、モデルさんが丁寧に一回り目の前を回ってくれます。
最初のルックから釘付けでした。黒のトレンチの上に黒のレースを重ねて

Sinone Rocha_SW (1)Sinone Rocha_SW (4)S__5595141

黒の魅惑にボッーとしていると、次はピンク。品の良いことこの上なく、大人で可愛らしく、
肌なじみの良いピンクが、、透けたオーガンジー、レース、サテンでレイヤーで表現されました。
ベージュとピンクのレイヤーもすごく素敵でした。
こんなに合う色だなんて、予想もしませんでしたが、さすがジーニアスです。

Sinone Rocha_SW (9)Sinone Rocha_SW (19)S__5595144S__5595143

ゴールドもアンティークのような抑え気味の輝きが上品で、黒の光沢同様、
リアルクローズにも着られるスタイリングになっています。

Sinone Rocha_SW (24)S__5595150 Sinone Rocha_SW (25)S__5595151

最後は赤とフローラルです。どれもファンタジーに充ちて、着てみたいものばかり。
トレンドは自分で作り出すもの。と気概も感じたのはショーでした。
ちなみにショーが終わったあと、みんな口々に言っていたのは、「ピンクが着てみたい」でした。
同感。

Sinone Rocha_SW (39)Sinone Rocha_SW (81)S__5595155   S__5595158

CATEGORY : COLLECTION REPORT

Burberry 英国Love溢れるリカルド・ティッシ  -2019-20秋冬ロンドンコレクション速報-

実力を問われるデビュー2回目のコレクションはテート・モダン美術館で開催されました。
地下に降りてゆくと、お部屋は二つに分かれ、ゴールドの間とシルバーの間に。
私はシルバーの方でした。

今回のテーマは「テンペスト」。シェークスピアとは関係なく、英国の2面性を表現したものです。
ちなみに、ゴールドは、権威的なものを表し、私たちが案内されたシルバーは自由を象徴するということでした。どおりで招待状がシルバーだったんですね。

始まると、ものすごい勢いでモデルさんがウォーキングしてきます。自由を表すシルバーの
お部屋はステージが蛇行していて、とても私の腕では写真が撮りにくく💦💦

男女とりまぜて106点というメガコレクション。
ノーティカルがもうひとつのテーマなので、冬にも関わらず、タコのプリントやPコート、
見えないけれど、コートの下には、帆船のプリントやオパール加工のシャツを着ていたり、
全くショーだけでは、見えてこないリカルドの才能にため息をつくばかり。

Burberry_FL_SW (99)

本物のファーは使わない宣言をしましたが、シープスキンは可愛いボーイブルーに
バーバリー本社の住所を書き込んだり、タイポグラフィがアクセント。
ファーはフェイクですが、ボリュームたっぷり。

Burberry_FL_SW (114) Burberry_FL_SW (14)

レディースは「ガール」「レディース」の2部に分けて展開。
最初はストリートスポーツウエアをレイヤードしたスタイリングショーの時は、
分からなかったのですが、展示会で見ると、こんなに重ねてたの?と驚くばかりのレイヤード。
ラガーシャツを上下に縫い合わせ、お袖も、よく見ると、ラガーシャツの襟になっています。
展示会で見て、初めて組合わされた単品が分かります。

Burberry_FL_SW (1)
Burberry_FL_SW (6) Burberry_FL_SW (12)

後半はレディースです。品のあるコンサバティブなマダムのファッション。
と思いきや、細かいラップスタイルのドレスやタイトスカート。
箱ひだだったり、細かいプリーツにビジューを沢山つけたり、一見コンサバティブ、よく見ると
オートクチュール的な装飾で彩られています。

Burberry_FL_SW (274)Burberry_FL_SW (150) Burberry_FL_SW (262)

【最後】
リカルド ティッシは、ロンドンのセントマーチンズで学びました。
90年代、時分の青春時代にすごしたロンドンのパンクで自由な精神と、
現存するクラス階級の権威を対称させ、ゴールドとシルバーに分けたわけです。
それにしても英国Loveがすごくて、ややビックリ。

フィナーレには、べっ甲模様で、丸くくり抜かれた黒のドレスがとても素敵でした。
ゴールドのスパンコールドレスも、スパンコールが小さいので、大袈裟さより、
アンティークな感じでリアルクローズな感じです。

Burberry_FL_SW (240)Burberry_FL_SW (223)

最後にメンズで、最も印象的だったのはこれです。007??の映画を思い出しました。
高所から飛び降りると、パラシュートが開き、大きなユニオンジャックが、大画面に広がる。
そんなことを思い出しました。

Burberry_FL_SW (28)

 

 

CATEGORY : COLLECTION REPORT

モリー・ゴダード可愛さの秘密 -2019-20秋冬LONDONコレクション速報-

LVMHプライズのファイナリスト、英国若手デザイナー支援の受賞など
数々の賞を総なめにしているモリー・ゴダード

今季のショーは英国連邦外務省のホールを舞台に開催されました。
これはgreat Britainキャンペーンの一環で、優れたデザイナーに与えられる特権です。
1c 1d

英国らし格調のある建物。政府機関だけに入場も厳重で、手荷物検査から、
パスカードを身につけ、写真会場以外は写真禁止でした。

最近は見なくなった高いランウェイがあったので、珍しいなと思っていたら、
これは、演出だったんですね。

2 2a 2b

ステージの周りを歩き、そのあとでステージに上がると、床に仕掛けられた送風機で、
ビッグなシルエットが軽やかに舞い上がる仕掛け。

モリーの得意なオーガンジーやシフォンの大きなふんわりドレスが、風のように揺れ動きます。

3 3b

シャルトルーズとピンクの組み合わせが新鮮です。 3c

ふんわりドレスばかりではなく、アーガイルやノルディックなニットをカラフルにまた、
ニュートラルにアレンジしたり、どれも等身大の可愛いいものばかり

4 4b 4c 4d 4e

4f 4g

圧巻のフィナーレはピンクのドレスオンパレード。
どれも風に吹かれて舞い上がり、ファンタジーがかき立てられます。
シンデレラのような夢見るドレス。
リアーナが愛用するのも、分かります。
誰でもお姫様になれそう。

5 5a 5b

インテリアの素晴らしさも手伝い、うっとりと過ごしたコレクションでした。
最後に登場したモリーが一番似合っていました。

6 6a 6b 6c

MOLLY GODDARD Steve Wood © Copyright

 

CATEGORY : COLLECTION REPORT

ミレニアル世代が大躍進!新星は誰??

ロンドンコレクション初日のことでした。
ショー会場に詰めかけるファッション界の人々の中で、ひときわ目立つ
ボリュームたっぷりなダークなフローラル柄の服があちこちに!

ロールスロイスでコレクションを回っている、
中国のブロガースージー・バブルもその一人でした。

決して大柄ではないにも関わらず、大きな分量に大きな花柄を描いたドレスを
着こなしていて、他の人に引けを取りません

「あの服はいったい??」と、一緒にいたロンドン在住のジャーナリストに聞いたら
リチャード・クインよ」と即答。

前回の2月のロンドンファッションウィークの最終日、私はもうミラノに発つ準備と、
展示会を周り、あまり重要そうではない(失礼)コレクションはパスしていたのです。
何しろ例年のミラノは初日がグッチからスタートですから、気が抜けません

ですが、その日がリチャード・クインの第1回目のコレクションだったのです(涙)
しかも、エリザベス女王までご臨席という前代未聞のデビューショー、、、。

1 1a

リチャード・クインはなんとデビューショーで、「英国クィーンエリザベス2世アワード」の
第一回受賞者となったのです。

2

なんとベースボールキャップにネルシャツ、スニーカーのいで立ち
周りの人が黒でドレッシーにしているのに対して、彼はなんとも無邪気な感じ

日本では羽生結弦選手が安倍首相に国民栄誉賞をもらった時でさえ礼服を着ていましたが
お国柄の違いでしょうか(笑)

2a

リチャード・クインの画期的な点は商業的な計算がクリアにできる新世代というところです。
セントマーチンズ卒業後、大学院へ、その途中で「H&Mアワード」を受賞
その賞金5万ポンド(約650万円)で、プリンターを購入

リチャードは堅実にも、自分のプリンターで、テキスタイルビジネスをスタートし、
得意のフローラルプリントで、バーバリーのようなハイエンドのブランドから、
チャールズ・ジェフリー・ラバボーイのような新進ブランドまでをクライアントに持つ
プリントデザイナーとしてサイドビジネスをスタートさせ、そちらも大成功

まだ30歳というのに、、堅実すぎる、、‼️
これまで決していなかったタイプのクリエイターです。

3

その後もリバティロンドンやH&Mとのコラボを成功させ、
シグネチャーとなるフローラルプリントの取扱店舗は、クィーンエリザベス2世アワード受賞後は倍以上に増え、独特なダークでシュールなフローラルは世界中に拡散されつつあります。

2019年春夏も絶好調!トレンドの流れが春夏にも関わらずダークな花柄になってきたのも、リチャードの存在があってこそでしょう。

4a4b4c

リチャード・クイン以外にも、イケてる若手が続々登場。

全員がミレニアル世代で30歳前後というのも、ある種脅威を感じます。
リアルで堅実、ロマンティックこういった特性を持ち、のびのびと個性を発揮して
時代のインフルエンサーとなりつつあります。

2017年のLVMHグランプリを受賞したマリーン・セル

5

「ルメール」のアーティスティックディレクターを務めながら、
自分のブランド「コシェ」を立ち上げたクリスタル・コシェは、パリのストリート感を映し出します。

6

LVMH特別賞受賞で、売り上げが2倍に伸びた、若くして大物感が漂うジャックムス

7

老舗パコラバンヌを見事に蘇らせたジュリアン・ドッセーナ

8

ケリング系列のアルテミスの傘下に入り、60年代のクレージュで「プラスチックよ、さようなら」といったヨランダ・ゾーベル

9

次のシーズンには、もっと活躍していること間違いなし!
あるいはどこかのビッグメゾンに引き抜かれて、再び話題になるかもしれません

何にしてもミレニアルは「恐るべき子供達」の世代に間違いないようです。

コレクショントレンドセミナーではこれらの若手を網羅しておりますので
是非、11/6(火)の最終公演をお楽しみください。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

Richard Quinnを知っていますか?

ロンドンコレクションの初日に見かけた風船のように膨らんだ、
ビッグシルエットのフローラルプリントのドレス。

着ていたのはロールスロイスでコレクションを回るリッチブロガーのスージー・バブルでした。

「あの服は一体??」と唖然とする私に、ロンドン在住の友人が
「リチャード クインよ。コレクションを始めたばっかりの若手よ」と教えてくれました。

ダークでシュールな配色とモチーフ、巨大といっても良い大きさ。あまりの強烈な印象に
リチャード クインの名前はしっかりと脳裏に刻み込まれました。
スージーの写真を撮らなかったのは痛恨です。

代わりに例えばコレクションからこんな写真を。

1small

ロンドンといえばリバティや、キャス・キッドソンなど小綺麗で可愛い花柄という
先入観を見事に打ち砕き、ダークでシュールなフローラルの世界を確立しています

今年の2月のコレクションは第一回「英国デザインクイーンエリザベスⅡアワード」を受賞。

H&Mリバティ社とのコラボも成功を収め、急激に知名度を挙げている若干28歳の
コスチュームデザイナーであり、テキスタイルデザイナーでもあります。

今季は、黒のマスクで覆ったオープニングでしたが
シュールで大柄の作風はブレません

日本で大人気となるかどうかは、バレンシャガ のビッグシルエットと同じように
一部のファッション好きの人達だけになるかもしれませんが
影響力の大きさは、計り知れないものがあります。

2019年春夏のコレクションより

Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 Paris Pictures by Lena Knappova To Wear Spring Summer 2019 Paris Paris Fashion Week

その後、ロンドンからミラノ、パリへと移りましたが、ダークカラーに大柄のフローラル、
黒をアクセントにしたフローラル、大柄のぼかしなど
リチャード クインの流れを思わせるフローラルが今シーズンは主役になりました。

それぞれのデザイナーが自分の持ち味で、素敵なダークフローラルを演出していました。

sacai
黒地の大柄から白地の花柄、そして小花柄をパッチワーク感覚で

3small

MSGMはシュールなぼかし柄の転写プリントが登場

f

クリスチャン ・ワイナンツは、爽やかに黒のアクセントにしたフローラルをパッチワークプリント

4-2small

ブルマリンは全部暖色系でまとめた大花柄のぼかしが、すごく可愛かった

5small

真打はドリスヴァンノッテンのブルーやグリーンのぼかし柄

クリーンなぼかし感が、ドリスらしい洗練を見せています
今季最高のフローラルでした。

Dries Van NotenDries Van Noten

花柄もシーズンによって変化してゆきます
春夏なのにちょっとダークサイドを感じさせるのは、若いブランドの特徴かもしれません。

 

【お申込受付中】
いよいよ10日後開催
藤岡篤子 ファッション・トレンド速報セミナー2019春夏4都市コレクション

お申込、詳細はこちらから
https://f-fiori-cafe.com/?p=21818

CATEGORY : COLLECTION REPORT

待ちに待った新生バーバリー❤

リカルド ティッシによる新生バーバリーのお披露目コレクションが、
中心部から離れた古いビルを会場に開催されました。
1歩足を踏み入れると、漆黒の世界。

burberry 0919 (1)

足元もよく見えない会場で席まで案内して頂きました。
なんとソファ席!が2列だけ。

burberry 0919 (2) burberry 0919 (3)

席の上には何やら素敵なポーチが置いてあります。

burberry 0919 (4) burberry 0919 (5)

バーバリーの新しいロゴをプリントしたスカーフでした。
私が好きなトラッド柄です

tuikatuika2

リニューアル中のリージェントストリートのお店も、新しいロゴで覆われています。
同じロゴのスカーフです。

burberry 0919 (6) burberry 0919 (7) burberry 0919 (8)

暗闇の中で待つことしばし、なんと屋根が動きだし、
暗闇からあっという間に、ロンドンの初秋の青空が天井に全開です。

そして日本の襖や障子を思わせる仕切り、カーテンなどが一斉に登場し、
広い会場を仕切ります。

そしてショースタート。
オープニングはバーバリーへのリスペクトに溢れたトレンチコートでした。

burberry 0919 (9) burberry 0919 (10) burberry 0919 (11) burberry 0919 (12) burberry 0919 (13) burberry 0919 (14)

そしてロゴプリントが様々にアレンジされて、ブラウスやスカートに大活躍。
アニマルもぐっと品よく、ドレッシーな品格を纏って。

burberry 0919 (15) burberry 0919 (16) burberry 0919 (17) burberry 0919 (18)

コートも赤が若々しくてとびきり可愛い

burberry 0919 (19) burberry 0919 (20)

赤と黒は今回のテーマでもあります

burberry 0919 (21) burberry 0919 (22) burberry 0919 (23) burberry 0919 (24) burberry 0919 (25)

着やすそうで、エレガント。
新たなバーバリーには、これから大きな未来が開いているようです。

burberry 0919 (26) burberry 0919 (27) burberry 0919 (28) burberry 0919 (29) burberry 0919 (30) burberry 0919 (31)

フィナーレはシックな黒のイブニングドレスで洗練された大人の雰囲気が漂います。

burberry 0919 (32) burberry 0919 (33) burberry 0919 (34) burberry 0919 (35)

全部で134ルックのメガトンコレクション。
90年代に大活躍したステラ テナントから、リカルドのミューズであるマリアカルラまで登場、
懐かしの顔ぶれが並んだ、コレクションでもありました。

ロンドン最大の話題のコレクションを見て、なんとも充実感に満ちた1日が終わりました。
もちろんこのあとも、幾つかショーがありましたが、もう心は満足でいっぱいでした。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

2018年秋冬ファッションの決めてはスカーフプリント

実は昨年の秋からすごく気になっていて、昨年9月に開催した
FTF(ファッショントレンドフォーキャストセミナー)2019春夏では大きく提案していたのですが
予想以上に早い展開で、2018年秋冬から本格的にファッションシーンの牽引役になりそうです

この秋冬は、モチーフが多くて、80年代調、60年代調のインスピレーション源が
派手に目につくのですが、同時に、コンサバティブというより、品の良いブルジョアシックが実は背景に流れていて、これが最も大きなファッションに影響を与えるものではないかと思っています

詳細は時間がないのでここでは省きますが

よろしければコレクショントレンドセミナーでご覧くださいませ

 

色々刺激的なビッグルックのダウンや

1 1a

80年代のゴージャス✖️スポーツ

2 2a

ストリートから英国調のチェック、そのバイアス使いなどまで、様々なチェックの登場

33g 3h 3a

メランジやオルテガ柄のバルキーニット

4 4a

 

と今季は、柄使いやボリューム感が大きなトレンド要素になっています。

その中で気になるのがスカーフ柄なのです
70〜80〜90年代の初期まで、エルメス、セリーヌのニュートラ調から始まり

ジャンニ・ヴェルサーチの華麗な柄まで
姿を変えながらスカーフプリントは長く愛されて着ました。

このスカーフ柄の上品なヨーロッパ調、トラッド感覚、普遍性が
この激動するトレンドの中でブルジョア感覚の「コアモチーフ」としても、登場しているのです。

バーバリーからグッチ、MSGMまで、幅広いブランドの個性によって再解釈され
エレガントにもストリート感にも、アレンジされ、魅力的な主役素材になっています。

伝統的なアーカイブプリントをパッチワーク風にあしらったり

5 5a 5b 5c 5d

若々しくグラフィック感覚を入れながら21世紀風にアップデートしたり
MSGMはフィナーレが全てスカーフプリントでした!!

6 6a 6b

こんな可愛いバッグももスカーフ柄で仕立てられています。

7

2018年秋冬はスポーツ、80年代が全盛期を迎えていますが
その底流にブルジョアシックのエレガントでフェミニンな要素がしっかり流れています。

目立つことなく存在感を輝かせるブルジョアシックの王道が
まさに台頭して来ているといえるでしょう!!

3 / 3412345...102030...LAST »