藤岡篤子BLOG
CATEGORY : COLLECTION REPORT

ユニークはクラッシックな機能デザインを再発見

会場に入ったら、もう終わりつつあったカフェに駆け込み
コーヒーの紙コップを抱えつつ、駆け込みました。

トップショップのインハウスのデザインチームがプロデュースしている
ユニークは、本物の「革」「毛皮」は使わないというポリシーのもと
いつも可愛いフェイクファーやレザーを上手にウール素材と合わせています。

オープニングは、アーミーグリーンマキシコートにアーミーキャップ
登場

今季のロンドンはマキシコートが多く、
意外にも下にはスリムなパンツを合わせた着こなしが多く見られます。

ユニークもクラッシック実用的なデザインをモダンに再生させるというコンセプトでした。
リラックスしたグレートコート、つまりマキシビッグシルエット
膝丈コートなどが、着こなしに強い印象を与えています。

英国調のメンズツィード、ヘリンボーンは多く登場するのですが
織柄あり、プリントあり、特に白黒の古典的な「柄行き」に焦点が当たっています。

白いパッチワークをジオメトリックに施したヘリンボーンのモダンな使い方のコートも

アメジストから赤茶にかけての深い赤みの色調が台頭しています。
コートからドレス、スカート。それに深いひだ使いも。
プリーツというよりボックスプリーツです。

紺と赤、黒とオレンジというトラッドで懐かしい配色と柄も
プリントからバルキーのニットジャカードまで使われています。
今季は、正統派の秋色がたくさん出ていますが無地ではなく、
配色で見せるのが基本ですから大胆な配色より、小さい「モチーフ」使いが重要になりそうです

ユニークにはお洒落な若いジャーナリストたちが詰めかけます。
マキシスカート率高し
メンズも細身のバイカーズジャケットなどで決まったお洒落メンズ
(端にいる男子に加藤ミリヤが頼んでツーショット撮っていました、、)

加藤ミリヤはトップショップの今春キャンペーンのプリントドレスを着ていました。
何でもトップショップから御招待で来られたそうです


サッチェルバッグも引き続きネオンカラーをあちこちで見かけます
ピンク黄色が人気カラーです

フィナーレで全部確認!
やはりトレンドカラーはオリーブ、カーキ、アメジスト、そしてニット
バッグも抱えて持っています。

さあユニークが終わったらサーポールのポール・スミスのショーに
走らなくちゃ!

CATEGORY : COLLECTION REPORT

観客が60年代ミューズ ヴィヴィアン・ウエストウッド

会場のゴールドスミスホールに近ずくに連れ、
ヴィヴィアンらしい恰好をした人たちが目につき始めます。

若い人は少なく、どちらかといえば60年代、70年代のヴィヴィアンの
黄金期に青春していたような年齢層です。

派手なメイクに派手なお洋服の年齢不詳の男性
やたら、知り合いが多いらしくハグしまくっている様子も派手!!

新聞配りの男子はなかなかスタイリッシュなスタイルでサングラスも
かっこ良い!完成度高し

ロンドンコレクションの会場の周りには、スナップ目当てのパパラッチが
いっぱいいるのですが、彼らの方がお洒落していたりして、
逆にスナップされていたりします。

メンズ風トラッドで決めたな女子パパラッチ

男の子たちはパンツが短めなので、ソックスのお洒落が気になります
ちょっとカラーが入るのがポイント見たい!

リアーナの友人というインド系の女子はパパラッチのフラッシュを浴びていました。

ゴールドスミスホールは、金融関係の建築物なので
絢爛豪華なインテリア、シャンデリアも凄い!
「金」を扱うって、やはりゴージャス感が必要なんですね。

ショーの席についてお向かいの席を眺めたら
あら!なんと真っ赤なマキシドレスをきたジョー・ウッドが!!

ローリングストーンズやフェイセスのギタリスト ロン・ウッドの別れた妻。
元モデル。グルーピーからロックミュージッシャンと結婚した
絵にかいたような60~70年代のセレブカップルでした

3年ほど前に別れ、ジョーは現在ビジネスウーマンとして
有機の化粧品をプロデュースし、大成功を収めています。

良く見ると、若いころの可愛かった面影もあり(いまも、魅力的でした)
ジョージ・ハリソン(&エリック・クラプトン)の恋人だった
パティ・ヴォイドにも似ています。

ロックミュージッシャンは丸顔で可愛いタイプが好きなのかしら???!!

コレクションお洋服はブリティッシュを基本にしたいつものヴィヴィアンスタイル。
今回は「我が家に勝る場所はない」キャンペーン」を支持した、Tシャツが登場しました。

気候変動避難民と呼ばれる、気候変動が及ぼす悪影響で
家や土地から引き離された人たちへのチャリティTシャツです。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

BOXPARKは若者の宝箱

リバプールストリートにオープンしたボックスパークは黒いコンテナを
つなげて重ねただけの期限付きのショッピングモール?(小規模ですが)は
本当のブラックボックスです。

3年から5年ぐらいを目途にした商業施設だそうです
平日でも遅くまで人波が絶えません。

ラコステカルバンクライン、デッカーズ、エビスジーンズから
カングルノースフェイスなどヤングスポーツブランドに混じって
マリメッコ等も入り、日本でいえば一坪ショップに似た感じでしょうか
皆同じ大きさの間口でディスプレイを競っています。

カングルのお兄さんはいかにもロンドンっ子な感じでお勧め上手でした。

週末からの寒波に備えてニットキャップを購入!                                                





そこから歩き始めるとAPC、自然派化粧品のイソップ
キッチンスタジオなどが軒を連ねているのですが
従来のブティックとは異なるウインドーディスプレイになっています。

化粧品のMACもウインドーにはグラフィティが描かれ
ロンドンらしいアヴァンギャルドな感じに!



コンランが新しく始めたグロサリーとダイニングALBIONがあります。
店頭ディスプレイも素敵で、客層は完全にトレンドと一致

いまロンドンは有機で美味しい食への関心が高く
街のファーストフード店でも、フレッシュ、オーガニック、美味しいを
売り物にしたところが増えて人気を呼んでいます。

店先には野菜や果物が可愛らしく置かれています。

年齢層は幅広いのですが、お洒落な人ばかり
食品売り場も小さいですが、自家製パンや有機野菜、美味で貴重な
チョコレートやビスケットなどが並び、お土産に買いたかったのですが
長旅を考えて断念。

代わりにお茶を飲みました。
ポットでコーヒーを頼んだら、こんな大きなホーローポットで供されたのでびっくり!
お水も大きなホーローポットで。花瓶にも使えそう
ロンドンと言えばスコーンクロテッドクリームですね。

大好物です!

すぐそばには、ロンドンんで一番入会金が高い
アスレチックジムやレストランが入ったビルが
そびえ立っています。最上階にプールがあるそう!

ここだけ周りとは全く異なる造りで、ちょっとスノッブですね!
イーストエンドに最も高価なジムがあるなんて。

イーストエンドのディープゾーンに入ってゆくとヴィンテージショップが多くなってきます。

有名なメゾントロア ギャルソンLOVEのドアが素敵!
中は完全な70年代のインテリア小物とアクセサリーで大人の雰囲気

ついでにこのお店をやっている3人が始めた「1,2,3」という三階建の
ブティックも話題になっています。

このエリアは60年代から70年代のモダンなインテリアグッズと服が主流なのですが、
ここで最近、注目されているのがヴィンテージショップのBRITSです。
店頭を撮影する人が多いので驚きました。
すぐ近くには「ファッションストリート」という地名が!!




中はカフェがあり、のんびりくつろげるソファもあり
古着を見た後には、座り込んで談笑するカップルや女の子同士が目につきます。

洗練されているというより、こういう店がイーストエンドにできたという驚きです。
落書きが多いのもこの街の特徴です。

それぞれに個性があって、競作しているよう!あなたはどれがお好きですか?



昔ながらの美味しいコーヒー屋さん、行列の絶えないパン屋さんなども残っていて、
街は面白いコントラストを見せています。

特にシティとイーストエンドとの境界は、古いレンガ造りの落書きされたビルと
モダンな高層ビルとのコントラストが最も良くわかる場所

古いビルをカラーでリニュアルしたスタイリッシュな雰囲気が街を
独特な新しさに見せていて、もはや150平米で一億半ば(円)は軽く超えるとのこと。


今日イーストエンドを案内していただいたのはニールズヤードジャパンの社長K氏
かっこ良いKさまに案内された半日ツァーは、夢のようにあっという間に過ぎました。
日本でも人気抜群のK様、今日は私が独占いたしました!!

ロンドン在住こだわりのK様お勧めの店をご紹介いたします。
まず、ロンドンでただ一つピエール・マルコリーニのチョコレートを売っている。
お店なのですが、外から見るとどう見ても果物や雑貨やさんんです。

小さくて凄く可愛い!!中でエスプレッソも飲めます。


すぐ近くにある昔ながらのコーヒー屋さん
何とベンチのような椅子が作り付けで、そこにいるだけでのんびりくつろげそうです。
古さと気取りのなさが心地よくいつまでも居たくなりました。

もし小腹が減ったら、絶対に「レオン」!
持ち帰りもその場で食することもできるグロサリーです。
チェーン店だそうですが、目抜き通りには決してみないお店

このエリアには昔からのマーケットもあって
訪れた日にはアンティーク市場が立っていました
Kさまはこのソニー製のトランジスタテレビにくぎ付け!

このマーケットの近くには、伝統的な英国の機能ウエア
例えばマッキントッシュのような防寒,防風、防水などの機能に優れた
バーヴォー」「オールセイント」などが立ち並び、アニエスbなども
パリとはまた違う店頭の雰囲気でした。



ロンドンにいらっしゃる予定の方には、ぜひお勧めしたい
新しい顔のイーストエンドです。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

シャツの季節 ブラジェール プリーツ

シャツが今季のコアアイテム

もうボウブラウスなんて影も形もなく、
2012年春夏はシャツの季節です。

ロンドンでもクリストファー・ケーンがスラッシュ等オリガミ風の
テクニックを使ったシャツバリエを出していましたが
ミラノに入ると、ぐっとテクニックが微細に込み入ってきます。

やっぱり大人の街ですね!

基本デザインを変化させるのではなく
張りのある素材、スカーフ素材などで、
主役級の存在感が生まれます。

張りのあるコットンの半袖シャツやシャープな開襟シャツを出した
ジル サンダーのように
造形美を感じさせるシャツは、パリのセリーヌに繋がって行きます。

アキラーノ・リモンディのように同色でかなり重厚な刺繍を施した、クチュール感覚も登場

NO21のように
ベーシックなにスカートと同じプリントや輝き刺繍などを施し、
華やかなアクセントを付けたデザインはかなり多く、
NYのジェイソン ウーもやっています。

レトロな感じが新鮮なのがスカーフプリントのシャツです。

今季はスカーフプリントをテーマにしたD&Gや、アーカイブのスカーフ柄を
復刻したエミリオプッチなどが意外にスポーティなパンツなどに合わせています。

プッチはスカーフをベルトのようなアクセントにも使っていて
60年代のリゾートの雰囲気を再現しています。

シャツが出てきたので、当然シャツドレスもたくさん提案されています。

これも4都市を横断的に出ています。

白だけではなくボッテガヴェネタのように革の部分使いや、
ジェイソン ウーのように社交界風のフィット&フレアー、
クリーンなジル サンダーなど

ディテールやシルエットのバリエーションは豊かです。

アールデコが注目されているので、当時コルセットの代わりに
出現してきたブラジエール(ブラジャー)にも注目が集まっています。

もちろんボトムにはブルマーガードルタイプが
一緒に出てくることも多かったです。

可愛い車プリントのプラダから、ランジェリーのようなプッチ、チェックのNO21まで
50年代風だけではない、様々なデザインが登場

完全にビスチエ代わりになってきており、ドルチェ&ガバナのように
ジャケット付きでアンサンブルで提案されたり、あえて重ね具着風な着こなしも!
パリでも増えていました。

若い子には流行りそうですね

アールデコでもう一つ重要なのはプリーツです。

今季はトップスがシャツ、ボトムがプリーツスカート
言う組み合わせがすご~く増えています。

でも制服調ではなく
風に揺れるフェミニンな雰囲気で
例え素材が革であってもアコーディオンプリーツやサンレイプリーツが
圧倒的に多くなっています。

アコーディオンのプラダ、コーティングや、
プリーツをリボンのように叩いて使ったボッテガヴェネタも、面白い使い方でした。

今シーズン私が一番好きだったのが総プリーツのドレス

ロンドンではバーバリープローサム、ミラノではプラダ
パリではクロエが徹底して提案しています。

あまりにも素敵なので
都市を横断してご覧下さい

 

CATEGORY : COLLECTION REPORT

ACNEの白、BURBERRYのセーター 、C・KANEのシャツ

スウェーデンのデニムメーカーAcneは総合ブランドとしてとみに人気を
高めていますが、今回のコレクションは特に素晴らしかったのは
速報でお伝えした通りです。

片面にミラーを貼ったステージで一人(恐らく)一点のすごい数のモデル達が
足早に歩いたステージだったのですが、全体の印象は
スポーティで清潔で、かつスタイリッシュ

デニムメーカーを脱却し、総合カジュアルブランドとして打ち出す
姿勢は強烈です。

今回の特徴は徹底的にの打ち出しとその配色

純白のセットアップマキシコートワイドパンツなどが多く提案されましたが
クリーンなカラーとラインを、少し緩めに着こなす
レイドバックした雰囲気がストリートブランドならではのカジュアル感。

スカートはミッドカーフ丈の長めが中心
デニム地のマーメイドスカートなんてジュンヤさん以来の新鮮さ
パンツはゴムウエストウルトラワイドが新鮮です。

と言ってもラップ系でないところがさすがにスウェーデンですね。

張りのある薄手のシャンブレーのチュニックは
ミニマルだけどオーバーサイズで緩さが感じられます。

ラメコーティングのようなスカートはその輝きと張りの強さでカジュアル感満載

極め付けのスタイリングはこれ
ハイ&ローとはこれのこと

ライラックのクチュール仕立てのトップスにバイカーズパンツ

他のブランドでも多く見られましたが、
スポーツとクチュールの結びつきは今シーズンのハイライトのひとつです。

バーバリープローサムのコレクションはトリではありませんが
ロンドンコレクション最大のスケールと見せ場となっています。

今回はアフリカントライバルなタッチをカラーと素材で漂わせながら
ウエアラブルで魅力的な服がたくさん登場してきました。

全部好き!と言っても良いほど大好きなコレクションだったのですが

ストローのキャップが可愛かったのは今更、言うまでもありませんが
よく見るとキャップの上にポンポンが付いているのが
なんともキュート!!

ちなみに楽屋ではこんな感じで無造作におかれていました。

なにげにボーダーの配色がエキゾチックで新しいなと思っていたのですが

身頃と袖部分の編み地や糸の太細が変わっていたり
積み木細工のようにプラスチックプレートがアップリケされていたり

シンプルなデザインに3D効果がぎっしりです。

靴はウエッジソールでボーダー、オープントゥーのアンクルブーツは
レザーのパンチング性です。

封筒型クラッチもエキゾチック配色で

 

来春私が着たいのはこれ!!
シンプルなクルーネックセーターに、更紗の巻きスカート

多分一番普通のコーディネート

でも、自分が着るのはこれ
似たような物もう持っているかも知れないけれど欲しい!!!

モダンコンサババランスが絶妙です。

バックステージでも可愛い~
プリントはワンアイテムにしてシンプルに着こなすのがお薦め

ロンドンからパリまでアナ・ウイントァーはこの更紗の
トレンチコートを着ていました。

早いと言うか早すぎる
今年のアナはプリントや柄物のコレクション週間でした。

やっぱりがほどよく欲しい気分ですね!

ロンドンで最も話題の若手デザイナークリストファー・ケーン

日本でインタビューしたときはお姉さん同伴でした。
今でもそうらしいです。

今回はトレンドのシャツをオリガミのような
鋭角的なカットで、刺繍をしたり、パネルを付けたり
いろんなバリエーションを出していました。

スカートは殆どミニ丈でしたが、ジャカードで光沢や花柄を出したり
レース使い等決してマスキュリンなコーディネートはしていないところが
今シーズンらしい気分です。

たくさんのシャツの提案をしたケインですが、オープニングはこれ!

先シーズンのトラッドの象徴チルデンセーターをこういう風に
レイドバックしたバランスに変え
トラッドの表情を新しく見せています。

まだまだ続く今シーズンのハイライト。次号もお楽しみに!

CATEGORY : COLLECTION REPORT

春の花のようなショルダーケープのアクセント

白の季節と宣言したパリコレクションの最終日、
ミウミウがどんな変化球を投げてくるのか?

それを見届けるのは、ジャーナリストとしての醍醐味でもあります。

場所は先シーズンから使っている社会経済評議会ビルとでも訳しましょうか、

イエナにある素晴らしい石造りの由緒ある建造物が舞台です。

天井が高くゆったりした美しい階段があって
そこをモデルさんがウォーキングします。

今回は柱が真紅に塗られていました
ミウチャさん何をやる気でしょうか?

中ではウエイターがシャンパンやスィーツのサービスをしていますが
そろそろ胃が疲れてきていたので、見るだけ、、、。

スィーッは春色で見るからに美味しそうでした。

ファーストルックを見てびっくり!

なんとのシャツにグレーのハイウエストのフレアースカート
足元はベルベットのミュール
モデルには赤いシャドウで強いメイクが施されています。

白の季節が吹っ飛んだ瞬間です。

その後も黒とグレーの配色が続き、カジュアルなセットアップ
ティペットのようなショルダーケープのような
新しいアクセサリーが肩や袖を覆いながら着こなしのアクセントになっています。

そこにアンクルブーツやゴールドの金具が付いたハンドバッグが
豪華に完成度を高めて行きます。

MiuMiuはどんなにカジュアルなスタイルでも、決して若過ぎはせず
ゴージャスに見せてしまうところが作り手の品の良が表れるのではと
常々思っています。

セメントグレーの明るいグレーのバリエーションが
様々なテクスチャーで組み合わされ、軽快でありながら落ちついた印象に
組み合わされています。

そしてモノトーンの世界から一転して
ピンクに彩られたカラーの世界に転換します。

パッチワークアップリケ、幾何から、更紗などの
プリントジャカードなどが色とりどりに登場してきます。

レースもたくさん色んなアイテムに登場しました
そう、白黒写真が急にカラー写真になったような不思議な感覚です・

ショルダーケープも素材、バランス様々です

可愛いな!次のコレクションの時はきっとこれを来ている人は多いだろうな!
合わせやすくて、着やすそうだもの!

イブニングもレースシャーリング使いで可愛いし
ボリュームも配色もアイディアが新しい

MiuMiuを見ていると本当のアヴァンギャルドはこういう風にして
身近に忍び寄ってくるのだろうなと
しみじみと感じます。

パリコレクションの最終日はこうでなくちゃね
ではまた来年の2月会いましょうね、パリ

CATEGORY : COLLECTION REPORT

愛と生きる喜び、純粋な楽しさを求めて ルイ ヴィトン

ルーブルでコレクションを開く唯一のブランドとなったヴィトンですが
いつも20分ぐらいのショーのために、贅沢に大きなテントを張ります。

前回はテントの中にエレベーターを作って驚かせましたが
今回はなんと本物のメリーゴーランドがステージいっぱいに廻っていました。


でもテントに入る前にもヴィトンらしいこだわりがあちこちに
散りばめられています。

メイド姿は定番になりそうですが、今回は白に変わりました。

トレンドの白のユニフォームはリボンタイ付きのシャツにサロンエプロン
白のフレアースカートにバレーシューズという可愛くもヨーロッパの
定番メイドスタイル。と思いきや案内する手先を見ると
なんとLVのレース編み地の手袋をしているんです!可愛い~!欲しい~!

売るのかな?なんて期待しながら中に入ると、朝10時前というのに
アルコールドリンクがサーブされました。

朝ご飯抜きで駆けつけた人も多いので、みんなアルコールがほどよく廻って
朝からみんなよい機嫌。

コレクションはパリの贅沢さをこれでもかと見せてくれました

と水彩画のような淡いパステル、そこにふわふわしたオーガンジーや輝き素材
2枚重ねレースのロマンティックな雰囲気と

髪に付けたカチューシャやティアラ
まるでお伽の国のプリンセスのようでした

生きる喜び」これが今回のルイヴィトンのテーマです

まずスタートしたのは、ティアラを付けた白いレースのドレス
そこにオーガンジーをもう一枚重ねて、ふんわり揺れ、透明のようで
すりガラスを通したような不思議なエアリーな感じを演出しています

レースの柄そのものも大きいのですが、シャツの大きなアイレットレースにもびっくり。
大きな丸いボタンもアクセントですが、先シーズンに較べると
ぐっとラブリークチュールな感じが増しています

カラーはからペールピンクイエローコーラルミントグリーンなど
トレンドカラーが透明感のある素材で表現されています
シャツにレースやクロコのタイトスカートとなんて粋でお洒落!

レースや光る素材の上にシフォンやオーガンジーを重ねるなどの
素材レイヤードも多く使われました
薄く霧がかかったようなフェアリーな雰囲気です
デイタイムからイブニングまで登場しています

ボディスやセーターとショーツもティアラを付けてラブリーに

グレンチェックのコートにはレース刺繍が施され、コントラストを効かせて
また黒も少数ですが登場し、淡い印象のコレクションにアクセントを付けています

最後に登場したのは友情出演??のケイト・モス
オフィシャルフォトには登場していないので、急遽出演したのかも知れません

マークも白のシャツに白いパンツで登場し、「白の季節」を
印象づけました

CATEGORY : COLLECTION REPORT

シャネル グランパレが幻想的な深海に 

このところグランパレのコレクションが定着したシャネル

毎シーズンシャネルの日が近づくと
今回は何を見せてくれるのか、わくわくした気分になり、
疲れてきた心と体を一気に上げてくれます。

今回は会場は白一色に染め上げられました。

白い、白い、白い魚にヒトデ海藻珊瑚も真っ白
ガラスと鉄でできたグランパレの中に一歩入ると
白のファンタジーの世界が広がります。

ショーのオープニングは意外にもピンク味のベージュのドレスでスタートです。

張りのあるサマーツィードジャケットにエナメルのショートパンツを合わせて
フリル付きのセーターが可愛いでしょ!

ミラノやロンドンではカラーが定着してバリエーション豊かに登場しましたが
パリに入ると、どっと白が増えました
そのパリらしさを象徴したのがシャネルです。

白もニュアンスを含んだ様々な白、砂金が光るような白から
ビニールオパールのような虹色の光沢まで
ほとんどの白が光を反射するような、存在感のある「カラー」になっています。

白い開襟ジャケットはサイドがギャザーで
新しいボリューム感。
下に合わせているのはボトムにボリュームのあるニットドレス

ロールカラーのスクエアドレス。今季はロールカラーが
とても増えています
白のツィードが青く発光するようなテープが織り込んであります

シンプルなスクエアドレスに海藻のように
揺らめく発光ラインがアクセントに

サマーツィードのノースリーブジャケットの下にも
海藻状のオパールテープが。

白の服にパールボタンとベルト、足元はシルバーの輝き

もう一つの白は、白の素材に大胆に黒で直線的なステッチングや
パイピングを施し、ジオメトリックなシャープさをデザインしたもの

これがフィッシュネットや、サマーツィードなど
エアリー凹凸感のある素材に用いられ
シャネルらしいクチュール感にカール・ラガフェルドの
アヴァンギャルドさが組み合わさった、2012春夏のハイライトです。

透明ビニールもワンルックだけ登場しました

サマーツィードからジャージーに至るまで
黒のシャープなアクセントが使われ
硬軟自在なコントラストを見せています

スラブヤーン使いのツィードにも黒のジオアクセントが不思議なコントラストを見せ
ます

今回のトレンドに張りのある軽量の素材、オーガンジー
薄手のタフタなどがたくさん出ていますが、シャネルでも
ふわふわしたふくらみのあるデザインディテールがたくさん出てきました。
シンプルなドレスにお袖やポケットが大きく膨らんだ
素材変化で見せるシルエットも天使の羽根のようで新鮮!

イブニングはミニが多かったのですが、さすがに素材は豪華!
ミントグリーンのオーストリッチがパフスリーブのように
スカートのふわふわ感を強調しています
今シーズンはパールのベルトが復活です

前から見ると、ひだがまるで貝殻のように重なっています。
後ろ姿ですが、お袖とスカートのバッスルシルエットは
今シーズンのシャネルの特徴が良くわかります。

スカートはニットのポンポンつかいでふわふわ
切り替えはすべてパール使いというシャネルらしいアイコンデザインです

オーガンジーをたたんで貝殻の幾重にも重なった層のように
仕立てています

白の延長でベージュのバリエーションも魅力的でした
特にピンク味のベージュはほんのりと甘く女らしく
しかもベーシックな感じもあり、ウエアラブルという点ではピカイチです。

グレーも白に近いセメントグレーがシルバーと一緒に登場しています。

白に近いセメントグレーも、ジオメトリックに分割され
部分的に小さいひだやドレープ、パイピングが施されています

セメントグレーにはシルバーのアクセントが胸元とヘムラインに。
シルバーのテーピングもアクセントです

グレーのサマーツィードもクールに輝き、パールのアクセントが生きています

シャネルらしいイブニングドレスも健在です
プリントをたたんで波のような揺らめき見せたり、フィッシュネットに
パールや光るテープを絡ませたり
インスピレーションはどこまでも海の底のファンタジーです。

海藻のようなユラユラした感じを演出するためか、プリントが
タックでプリーツ状にたたまれています
トップスにはシルバーに輝くフィッシュネットが。

フィナーレのトップに登場したのはピンク味のベージュ
パールアクセンントをあしらったクラッシックドレス
白を従え圧巻でした

ラグジュアリーブランドには 必ず撮影で飛び回るブライアンの姿が。
今日はさすがに特注のシャネルジャケットで決めています

シャネルを見るとパリコレクションを見た充足感が
味わえるとある雑誌の編集長が言っていましたが
まさにその通り、ダイナミックでゴージャス、世界中どこへ持っていっても
通用するラグジュアリー感こそ、パリコレクションの醍醐味です。

だから、シャネルのブティックは、いつ行っても
世界中のお金持ち国の言葉が飛び交っています
日本語が聞こえなくなってきたのがさびしい限りですが。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

ディオールはバージャケット アーカイブの研究

ディオールはもともと由緒ある上流社会のマダムのための服

ガリアーノがムッシュディオールのヘリテージに
モダンなメリハリをつけ、強烈な印象に作り変えたのは
ご存じのとおりです。

今回はチームとして初めてのプレタポルテ
前回はスタイリングまでガリアーノがやっていたので
実質的には初めてというわけです。

ブランドの原点であるバージャケットや、ムッシュが「生命の色」
言って愛した「」や「オレンジ」がたくさん使われました。

ロールカラーなど50年代調のトップスに
大きく膨らませたギャザースカートの
レトロなセットアップ

このニットドレスは編みが凝っていて、通常のジャカードにさらに
フロント部分にリップル編みを加え、立体感を演出しています

赤に続いてベージュのバリエーションが多いのも
今回の特徴ですが、オーガンジーを2枚重ねて
張りを出したフィット&フレアードレスには、大きなリボン結びが
デザインアクセントになっています。

白いバージャケットはスペンサーに近いショートジャケット
ペプラムも短く、ブラウスのような感じですが
下に黒いシャツを合わせています。

プリントは淡いモザイクの幾何柄プラスチックプレートや
小さなスパングルが散りばめられ

ディオール本来の、品の良いお嬢様ドレスに仕立てられています。

 もうひとつクチュリエらしいデザインとして「リボン」があります
結ぶというより、帯をたらした感じの大きさが新鮮でした。

得意の繊細なニットドレスも健在、シンプルなチェックは
モノトーンで登場しました。

白黒チェックのウエストにひねりを入れただけのシンプルなドレスや
プラスティックプレート使いでモダンなトップスの
フィット&フレアースカート 

モノトーンといえば、ディオールのアイコン「バラ」のプリントも
白地に淡いグレーという清楚な使われ方でした。

ひざ丈のオレンジのドレスはフィット&フレアーの基本に戻ったライン。
アクセサリーは今回はほとんどなくシンプルに着ています

今回はデイウエアもカクテルもショートかひざ丈が多いのですが
イブニングだけはフルレングス
ディオールの伝統をしっかり守ります。

黒の シフォンに大きなサテンンリボンを通した
クラッシックなスタイル

ジョン・ガリアーノが解任されたときから
すっかりディオールのショーの会場に
居ついてしまった感じの??お花を身体に飾った
殉教者風の男性は今回も健在で
皆のフラッシュを浴びてご機嫌でした

20 / 34« TOP...10...1819202122...30...LAST »