BLOG

90’sバイブスを大人っぽく! フィリップリム

2022年7月12日

3.1 PHILLIP LIM(フィリップ リム) 2023リゾートは、
アメリカのラッパーLL Cool Jの1990年代の楽曲
「Around the Way Girl」にインスパイアされた。

80-90年代のバイブスを感じさせる
アシッドウォッシュのデニムや
オーバーサイズのトラッカーシャツ。

チノパンやスウェットといった
実用的なアイテムに、
クリスタルの装飾、クラッシュベロア素材など、
トレンドのY2K感覚をさりげなく織り交ぜた。

ボディースーツは、ウエストにほどよいカットアウトを配し、
オーバーサイズのトップスも
細いウエストに巻き付けて結ぶなど
フェミニンさはマスト。

リムが描くのは、堂々と自立した大人のシティガール。

上品なラップスカートや折山パンツ、
ひだの深いキュロット風タックスカートなど
きちんと感のあるアイテムと合せ、
全体を上品でウェアラブルに仕上げた。




2023年春夏完全予測トレンド
セミナーお申込受付中です!
お申し込みはこちらから

 

 


「TASAKI×チェンソーマン」 異色コラボレーションはいかにして誕生したのか The New York Times Style Magazine:Japan 掲載

2022年6月22日

【掲載のお知らせ】
ニューヨーク・タイムズ社が米国で発行している
『T: The New York Times Style Magazine』の日本版
T JAPAN web にて
藤岡篤子のインタビュー記事が掲載されました。

6月22日(水)掲載
「TASAKI×チェンソーマン」
異色コラボレーションはいかにして誕生したのか

老舗ジュエラー TASAKIと
『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気マンガ『チェンソーマン』の
異色のコラボレーションについて
モードの歴史をふまえて 解説しています。

ぜひ掲載をご覧ください。
https://www.tjapan.jp/fashion/17546430


ファッション界はサステナ人気が沸騰!!

2022年6月17日

Photo : 左 Philosophy di Lorenzo Serafini、右 Marine Serre

作り手であるデザイナー達のみならず、マーケットの消費者の意識にも
サステナブル人気が沸騰中!

2022年メットガラでも
セレブリティがアーカイブやヴィンテージのドレス、
アップサイクルのドレスを纏う、
一度着たドレスを再び着るなどし、
時代を牽引している影響も大きそうだ。

Philosophy di Lorenzo Serafini(フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ)
初のアップサイクル カプセルコレクション
“Philosophy Re-styled by Lorenzo Serafini 001″を発売。

メゾンのアーカイブストックに
新たなイマジネーションを与えたもので、
その制作過程で、新しい資材の購入や
ゼロからの制作は一切行っていない。

袖を切り落とし、ミニ丈にアレンジするなど
軽やかに若々しくアレンジされた、ロマンティックなフラワードレスや、
ビジュー付きのホワイトパンツスーツなど
パーティーシーンも想定したコレクションで、
発売まもなく完売のアイテムも。

Marine Serre(マリン・セル)
2017年LVMHプライズでグランプリを受賞、
ブランド設立当初から、アップサイクルに取り組み
ファッション界のサステナブルな潮流を切り拓いてきた。

今ちょうどマーケットに並ぶ 2022SSコレクションは
1990年-2000年ころに流行した
絞りの凹凸が面白い古着のトップスを
何枚もつなぎ合わせ アップサイクルしたもの。

テーラリングの高い技術により、
アップサイクルとは思えない、独創的なコレクションを生み出す。
サステナブルなアイディアが、他にないメゾンの個性に!

再生素材の利用、
染色など生産工程での配慮などの取り組みに加え、

自社の在庫や古着素材の
アップサイクルやリメイクによって
新たなファンタジーを生み出すやり方が
良い循環を生んでいる好例だ。


2023年春夏完全予測トレンド
セミナーお申込受付中です。

お申込はこちらから


フェティッシュからノームコアまで! グッチ VAULTに注目

2022年6月16日

Photo: 左 ZANA BAYNE 右 Praying   共にGUCCI VAULTより

7月開催の完全予測トレンドセミナーに向け、
編集チームはトレンド取材の真っ最中。

今日は、
昨年始動した
GUCCI(グッチ)のオンラインスペース、
VAULT(ヴォールト)」に注目!

VAULTはグッチのクリエイティブ・ディレクター、
アレッサンドロ・ミケーレが
長年構想し実現したという、パッションに溢れた実験的なストア。

時空を超えて自由に変化する、
驚きや感動
価値ある美しいものへの探求心をテーマに、

AHLUWALIA(アル ワリア)、COLLINA  STRADA(コリーナ ストラーダ)、
CORMIO(コルミオ)、WALES BONNER(ウェールズ・ボナー)等々、
新進気鋭のデザイナーによる 限定アイテムが手に入る。

写真左 : ZANA BAYNE(ザナ・ベイン)
2010年にNYにてブランドを設立、職人による手仕事で
ハーネスやビュスチエなど
フェティッシュなアイテムを新解釈し展開。

レザーにリベットが施されたビュスチエやブラレットなど
一見ハードなアイテムも、
今季カットソーやシフォンドレスに重ねて活躍しそう。

男女の性別を問わず好きなものを着る、ジェンダーフリーの流れから
コルセットやランジェリーなど
フェティッシュなアイテムが好調!

写真 右 : Praying(プレイング)
言葉遊びによるアイロニーを利かせた
ひねりのあるデザインが特徴のデザインデュオ。
Vault限定のカプセルコレクションのテーマは友情。

Main Character ユニセックス スウェット”(二人用)”
肩のカットアウトは、
実はベストフレンドが”二人で同時に”着るためのヘッドホールだとか。
ノームコアにアイロニーでひと捻り。

グッチのヴィンテージアイテムのラインナップや
ライフスタイルの提案として、
GOHAR(ゴハー)のテーブルセッティングなども。
Vault限定のエプロンやキャンディのカトラリーレストなど、
日常をファンタジックに彩ってくれそう。

アディダスとのコラボや、メタバース空間 Robloxへの出店など
自由に変化し続けるミケーレの、気鋭のキュレーションに
今後も目が離せない。



2023年春夏完全予測トレンド
セミナーお申込受付中です。

お申し込みはこちらから

藤岡篤子 メルマガ登録はこちらから
https://f-fiori-cafe.com/mailmagazine/


「デカさ」が正解! ビッグテーラードが旬

2022年6月13日

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
Photo: 左 ACNE STUDIOS(アクネ・ステュディオズ) 、右 MIU MIU(ミュウミュウ)

22-23秋冬コレクションで
重要なキーワードの一つが、テーラリング。

シンプルでスタンダードなアイテムに、
テーラリングのさりげないフォルム変化が多く登場。
一方、
借り着したような、オーバーサイズすぎるテーラードも
モードな着こなしとして注目!

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
サイケな色合いのTドレスに、
まるで父親のクローゼットから拝借したような
ラペルも肩も大きな
白のビッグテーラード コートを合わせた。

ACNE STUDIOS(アクネ・ステュディオズ)
ボクシーなノーカラージャケットを
一枚のドレスの様に纏う。
ぶかっとしたサイハイブーツとの組合せが
イノセントな印象に。

MIU MIU(ミュウ ミュウ)
クロップド丈のインナーやミニプリーツスカートの
プレッピーなスタイルを
ビッグジャケットがモードに昇華。
英国調チェックのボクシーなジャケットは
丸く仕立てられた なだらかな肩が特徴だ。

今季は、
Y2K感覚のブラトップや
センシュアルなレース使いのインナー、
コルセットなどランジェリー風のトップスを、
ビッグテーラードと合わせて コントラストで遊ぶのも効果的。

VERSACE(ヴェルサーチェ)
STELLA McCARTNEY(ステラ・マッカートニー)

VERSACE(ヴェルサーチェ)
コルセット風トップスに
ボクシーなテーラードコートは重くなりがちだが
鮮やかな艶のあるピンクで、軽快&セクシーに。

STELLA McCARTNEY(ステラ・マッカートニー)
マニッシュなビッグテーラード アウターのインナーに、
センシュアルな赤のレース セットアップを。
白のショートブーツで着地するのが、スタイリングの鍵!



2023年春夏完全予測トレンド
セミナーお申込受付を開始いたしました。

今回は特別な講演として
DICカラーデザイン株式会社から
「アジアカラートレンドブック 」編集長 大前絵理様による 特別講義をお話しいただきます。
会場セミナーをご受講の方は無償でご聴講いただけます。
ぜひ、ご参加ください。
お申し込みはこちらから

 


2023年春夏 完全予測トレンド セミナー 申込受付開始!

2022年6月8日

~2023年春夏完全予測トレンドセミナー 7月開催のお知らせ~

コロナ明けの喜びと、冷静さを取り戻したファッションへの
アティテュードを基本に考え、
今年の実績から予測した2023年のマーケットを予測いたします。

今回の特別な講演として
DICのアジアカラートレンドブックのチーフ編集者である大前絵理様による
「2023年のアジアのトレンド」を
会場セミナーご受講の方は聴講が可能です。

会場セミナーにお申し込みいただくと
無償で、ご聴講できますので
どうぞ、こちらの講演もご期待ください。

グローバルな視点で、日本のマーケットを考える
日本の実需から来年を予測してゆく。

これからのマーケット予測には欠かせない2大要素が揃った
2023年春夏マーケット完全予測セミナーにどうぞご期待ください。

【会場・日程】
2022年 7月15日(金)
1 部:13:30 – 15:00
 特別講義:15:10 – 15:40
2 部:15:50 – 17:20
両部:13:30 – 17:20

会場 : DIC株式会社2F 大会議室2、3
東京都中央区日本橋3-7-20 ディーアイシービル 2F

【ウェビナー(動画)配信 日程】
2022年 7月26日(火)、7月28日(木)
1 部:13:30-15:00
2 部:15:15-16:45
両部:13:30-16:45

※会場セミナーはお席に限りがございます。
お早めのお申込みをお待ちしております。

お申込みはこちらから


JAFCA ColorTrendMagazine「流行色」2022 SUMMER No.609 掲載

2022年5月31日

【掲載のお知らせ】
藤岡篤子が、
JAFCA ColorTrendMagazine「流行色」2022 SUMMER No.609にて
2022-23年 秋冬ヨーロッパ コレクションの
トレンド傾向について詳しく解説しています。

ミラノコレクション後半からウクライナ侵攻もはじまり
前シーズンとは対照的に、慎重なクラシックムードが漂った、2022-23秋冬シーズン。
その中でも解放される明日への希望から、Y2K感覚は継続。

ぜひ本誌をご覧ください。

左:BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ) 右:GUCCI(グッチ)


上品vsポップ ジュエリーの重ね付けで華やかに!

2022年5月27日

Photo: 左 FENDI(フェンディ)、右 OSCAR DE LA RENTA(オスカー デ ラ レンタ)

今日はアクセサリーに注目!

スタイルを完成してくれるアクセサリーは
今季、重ねづけが進化。

この夏すぐにでも取り入れたい
ポイントを二つご紹介!

まず、スーツやブラウスといった
シンプルな装いにも取り入れやすいのが
きらりと控えめに輝くジュエリーの重ね付け。

DIOR(ディオール)

華奢なメタルやラインストーン、小粒なパールなどの
繊細な輝きで、

耳のふちに沿うイヤーカフ、
チョーカーやTネックレス、
ウェットに撫でつけた髪にもヘアアクセサリーをプラスするなど

繊細な輝きをいくつも重ねて
煌めかせるのがポイント。

一方、
そろそろ楽観的にパーティーへ出かけたい!という
輝くスパンコールや、肌見せ、
ふわふわとしたシフォンドレスなどの華やかな装いに、

更に輝きを強調するような
ジュエリーの重ね付けが効果的。

MIU MIU(ミュウミュウ)
MSGM(エムエスジーエム)

クリスタルやラメでキラキラと輝く
ポップな星や、ガーリーなお花モチーフなどが
Y2K感覚を盛り上げてくれる。

ネックラインを強調するチョーカーも
二重につけたり、
長さを変えた重ね付けで、躍進。

ヴォリューミーなバングルやリングとの、トータルコーディネートで
ゴージャスな存在感を楽しんで。



藤岡篤子 監修
2022-23秋冬 ファッション トレンド ブック 好評発売中
https://f-fiori-cafe.com/trendbook/


藤岡篤子 2022-23秋冬コレクション 個別訪問セミナー お申込受付中

2022年5月16日


コロナ禍でも
リアルセミナーを安心して受講したいという声にお応えし

fプロジェクトでは、
藤岡篤子が企業様へ個別に訪問する、
個別訪問セミナーを実施しております。

企業様やサロン様へ個別に訪問し、セミナーやトークショーの形式で
コレクションやファッションのトレンドについてお話しいたします。

研修にぜひお役立てください。

5名様以上で訪問可能です。
東京より遠方の場合は交通費の実費をご負担いただきます。

お申し込みは
セミナー情報ページ 訪問セミナーのお申込から
https://f-fiori-cafe.com/fts2022-23aw-seminar/


当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。