藤岡篤子BLOG
CATEGORY : PARIS

90年代の甘い思い出 カルヴェン

デザイナーのギョーム・アンリの90年代は高校生時代
パリジャンではなく田舎の高校生だったギョームのドキドキする思い出は

廻りにいた同級生のクールな女の子たち

生意気で、蓮っ葉な様子をするけれど、実はとっても清潔感に溢れていて!
彼女達の、カジュアルだけど、ちょっとくずした着こなし
何とも言えずかっこ良く、
そのエッセンスがまず一つ目の2014年春夏のキーテーマになっています。

 

イメージガールは、90年代のドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、リブ・タイラー
などがあげられています

もう20年前以上とは、、、、、! 昨日のようです。

日本ではジュリアナ東京が大流行していた時代
大きめの肩が落ちたジージャン、まるでボーイフレンドから借りたような大きいサイズを

わざと着たり、リバティ風の小花柄をさりげなく着こなしたり

そんなイメージがあちこちに散りばめられています。

当時は、グランジも大流行していたのですが、
その感覚は全くなくクリーンな点がカルヴェンガールの特徴です。

シャツやジージャン、小花がらの薄地にもデニムステッチが施されたり
細かいディテールと繊細な素材で表現されています。

デニムも大流行していましたし!

当時流行していたウエスタン感覚は、ベルトのようにウエストにビーズ刺繍が施されています。素材は張りのあるシャンタンやキャンバス

ギンガムの花柄アップリケもコートからドレスまで服のあちらこちらに施されています。
バッグや靴にも小花柄がたくさん!
素材は圧倒的にコットンが多く、そこにポリエスエルメッシュや
ジャカードが合わされていました。

もう一つのテーマはメゾンのアーカイブです。
1945年に創立されたオートクチュールメゾンのカルヴェンは50年代に黄金期を迎えます。

その当時を絶妙なアトリエの技術で再現した50年代風のコートなどは
美しいコクーン風のシルエットで、まさに大人のレディライクな雰囲気です。

構築的なシルエットでゴージャスなクチュールの世界と
カジュアルな気取らない女子高生の着こなしがミックスされた。

シンプルでいて洗練されたディテールに凝った
いつまでもうっとり見ていた
カルヴェンの世界です。


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ドリス・ヴァン・ノッテン 絶品のゴールドとラッフル

前シーズン、国宝級の建造物オテル・ド・ビルでコレクションを開催した時
入場制限をしてしまい、招待状を持ってる人も、締めだされていました
その反省か、今回はセーヌ川のほとりにある大きな会場でのコレクションです。

みんなゆったりと座れ、遥か彼方からゆらゆらと現れるモデルに
何だかデビュー当時のドリスを思いだしてしまいました。
 

大きな会場の客席の向かい側には、きらきらと輝くゴールドが
日本の屏風のように
壁面を覆っています。

ファーストルックは白のドレスにゴールドの大きなラッフルがついた服!!!!

前回までの「フラワー」に代わって今回「ラッフル」が服を彩ります。
モダンな白の膝丈ドレスにのサイドとバックが大きなゴールドラッフルで縁取りされています

そのあとも得意のオーバーサイズのゆったりしたコートやトップスが続き
ドリスが大好きな
エスニックモチーフのボーダーやビーズフリンジのディテールが

トップスのヘムのあちこちに施されています。

まだ展示会に行っていないのですが
きっとそれぞれ意味のある装飾だと思います。 

早く聞きた~い!!

 

このところ継続している「フローラル」は黒地のサテンにロココ調の大きな花柄が描かれ
またジャカードも同じ柄でたくさん提案されています。

トップスが花、ボトムがジャカードという組み合わせが基本になっています
トップスを締めるのは「帯締め」のような細いベルト


お花柄は大きい簡潔なものか3Dのコサージュ
黒のニットにも大きなラッフルが横切り、先シーズンのオーストリッチを思わせる迫力です。

赤黒、ペールオークルに黒と黒はアクセントカラー
「3D」というキーワードは、ミラノでもたくさん出ていました。

モダンロマンス」と大きく見出しが躍ったドリス・ヴァン・ノッテンのコレクションは
もう観客の心をわしづかみです。

フィナーレには金箔が施された長いランウェをバックにモデルがずらりと並び
ギターのソロ演奏をバックに、ゆっくりと全てを見せてくれました。

これに続くニナ・リッチ、ランヴァンでも「白」と「キラキラ」が驚くほど多く
パリはパリ!!!!!!!という独特な感じです。

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ウォーホールとマグリッド ディオール

今シーズンもディオールはアンバリッド(廃兵院)の広場に
大きなテントを張ったメガトンコレクションです。

車も大渋滞で、途中で降りて走ったら、
もうすごい人とパパラッチが取り囲んんでいます
女優もたくさん到着してたようですがもう自分の席に着くので精いっぱい!

中に入ると、大きな球形のシルバーボールがオブジェのように
置いてあって、よく見るとルネ・マグリッド青空になっています。
銀色に光り、鏡のように周りを写し出す巨大なボール
席を探す人も鏡の中にいるようで、方向感覚を失いそうです。
それもシュールです!!

ちょうど隣の席がアメリカで、アメリカンヴォーグの名物コラムニスト
アンドレ・レオンタリンが隣の席に座った、これもまた有名な
ストリート写真家ビル・カニングハム(消えそうなぐらい細いです)と熱弁おしゃべり中でした。

これションスタートの一瞬、ミラーボールと化した「青空」にも全員の緊張が映し出されます。

コレクションは、アンディ・ウォーホールの作品から
ハイヒール女性の顔のイラストが引用されました。

すべて、どの作品からの引用されたか作品名が、リリースに書いてあります。
ポップなモチーフですが、ものすごくエレガントにさりげない取り入れ方です。

そういえば、ラフはジルサンダーのメンズコレクションでも「レオナール・フジタ」を
取り上げてましたし、絵画に注目してるんでしょうか?
展示会は明日ですから、聞いてみます。

しょぱなからイブニングのウォーホール刺繍です。
部分的に繊細に施されているので、アートが目立つのではなく
小花モチーフなどと絡めながら、華やかな洗練された雰囲気に昇華されています。
デザインはややアシンメトリー感がありますが、基本はシンプル

その後ムッシュディオールのアイコンをラフ流にモダナイズして提案したバージャケットを始め
ドリス」「ミス・ディオール」「アリゾナ」など1947,48年の名作が
2013年の流儀で蘇りました。

グレイ白黒ダブルフェイスのレザーなどに真紅ペールピンクが配され
クラッシックでありながら、フェミニンさが匂い立ちます。
モノトーンに時々ほんのり紅がさされるような感じ!
何よりも気品が漂います!!

ラフらしさが全開になったのは、ニットのシリーズとぺプラム使い!
このぺプラムビスチエとスリムなパンツやタイトスカートの組み合わせは絶品バランス!!
黒白の大胆なケーブル編みも見事な迫力。
ショーの後で、みんなで興奮してしゃべっていたのも
「ニットがすごく可愛かった!」が最大意見でした。

伝統の千鳥格子のドレスの上にもニットのスカート

客席から見るとモデルさんが歩くと、ミラーに映ったように見えます。
なんだか幻想的!

後半はイブニングドレス
白と黒のオーガンジーを重ねた2種類のドレス
今季は、カラーはほぼモノトーンに絞られています。

グレイのメンズウーステッドのドレスとオーガンジーの組み合わせも素敵でした!
カクテルドレスの上に羽織るアストラカンコートも上品なリアルクローズ!

そして、うっとりのフィナーレ!
もう一度見られて嬉しい!服も演出も最高でした。
名残を惜しみながら次のコレクションへGO!!

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ジンジャーとアステア ドリス・ヴァン・ノッテンはダンス!

オテル・ドュ・ヴィルの豪華な市庁舎の大ホールを舞台に
軽快なダンスのステップの音楽でスタート。

ジャズっぽいBGMが大人っぽく、ドリスにしては色っぽいなと思ってたら
テーマは、フレッド・アステアジンジャー・ロジャースのダンス映画でした。
チークダンスがイメージです。

オープニンングはビッグチェスターコートにインド刺繍をアクセントに施したもの
メンズ仕立てのメンズ素材。そこに女らしい刺繍やフェザーをカラフルにあしらった
ドリスらしいマスキュリン&フェミニン

今シーズンはFred&Ginger、チークダンスとなずけられ
50年代のフレッドアステアとジンジャー・ロジャースが出演した映画音楽が流れ、
ノスタルジックで楽天的な雰囲気で溢れます。

大きな肩のメンズのチェスターコートは大きさを強調するように、
細いベルトでさっくり結ばれています。

(みんなオジサンコートと呼んでいました!愛情をこめて)
ドリスもボーイフレンドの服を借り着したような着方を提案しています。

ライトグレーのフェルトやメルトンなどフォルムをしっかり作ることができる素材が主流
ソフトンベージュのブークレーツィードやフェイクのボアも可愛かった!
壁紙柄をジャカードにした花柄もトーンを抑えたシックな雰囲気でした。

メンズのクラブストライプなどカレッジタイプのストライプも薄地素材にプリントされ
部分刺繍が施されたり、ミックスが絶妙です。

そしてダンスに欠かせない、フリンジマラブーの羽根が華やか!
マラブーはメンズストライプのトップスやタイトスカートのフロント部分につけられ
なかなか新鮮!もちろんイブニングにも!

ピンクが今季はたくさん出ていますが、このボケボケピンクドレスの向こうには
ちょうど真向かいに座っていたアナ・ウインターがばっちり映っています。
今シーズンアナの出席率はロンドンコレクションから異常によく
理由はなんなんでしょうか?

ビーズ刺繍はドリスのお得意ですが、今季はジャンパーや
タイトスカートにも使われ、もちろんメンズ素材に刺繍が施されています。
グレンチェックやメンズツィードにビーズ刺繍!
新鮮なコントラスト。これぞパリって感じがしました。

この展示会でドレスを2枚発注、、、一枚はビーズびっしりドレス、もう一枚は
メンズ素材のシンプルなタウンドレスです。
素敵だったので抵抗できませんんでした(笑)

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今週の一皿

ドリス・ヴァン・ノッテンのショールームはマレーにあり
いつも帰りに、近くのお気に入りのカフェでお昼を食べます。
ちょうど時間がある日なので、ちょっとゆっくり。

いつもお薦めの定食を食べるのですが
今日はブーダンノワール(血のソーセージ)「おいしいよ~」と
言われ、食べたら日本で食べるより、ずっと柔らかくてジューシー!
美味しかったです。

その後、夕食代わりに、超人気店コントワーを通りかかったら
まだティータイムをやっていて、席も空いていたので、ショー会場の近くだった事もあり即入店
夕食代わりに、大好きなババを山盛りのシャンティクリームとラム酒で食べてしまいました
ミラノで食べられなかった分を取り戻している感じです。


こんな写真がとれるのも、そろそろ難しくなってきそうです。
ディオール、サンローランとこれからメジロ押しですから!

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ステラとクロエ祭り ガールズパワーが炸裂!

ガーリーブームを巻き起こした起爆剤の2人。
甘さスポーティさを兼ね備えながら全く異なる個性の持ち主です。

まず「サー ポール・マッカートニーの愛娘」と言う肩書きはとっくに取れ
今はポールがステラのパパと言うわけで、コレクションには必ずフロントローに着席です。

場所はステラが愛するパリのオペラ座。前回はパリ市庁舎の格調のある会場でしたが
ステラは、ゴージャスで風格のある場所が好きなようですね!

国宝級の建物に悠々と入場できるのもステラのショーがあるから!
Thank you STELLA!
シャンデリアも素敵です。

オープニングはスポーツメッシュの透けるジャンパーとマキシスカート
オーバーサイズのトップスにスリムボトムの組み合わせ

白のメッシュに白のポリエステルのドレスやスカート、ゆったりパンツが合わされます。

今シーズンはオーバル(楕円)の大きなカラーブロッキングがグラフィカルに
合わせられ、人工的な白と鮮やかでスポーティなコントラストを描きます。


白黒、白オレンジ、白グリーン
細かいプリーツのドレスに、大きなオーバルの切り替え、あるいは
プリーツ風に見えるシフォンテープをびっしりと打ち付けていたり展示会で見てびっくり!

一見グラフィック処理に見える箇所も、ハンドクラフトで有機的な暖かさを感じさせます

もう一つはレースがとても可愛らしく、
甘さ控えめスポーティなアイテムに用いられ、爽やかでした。

こちらはシルクコットン製のアイレットレースでした。
色は白と黒ですが、直線裁ちでも可愛く見えるところがステラの持ち味です。

今季はオーバーサイズのスポーツウエアというステラの定番に
ローウエスト使いで更にリラックス感を漂わせ
肩肘張らない軽快な女子力を披露しています。

アクセサリーや雑貨類ではルーサイトというアクリル樹脂を大きく使い
クリスタルのような効果を出し、新たな展開に広がっています。

さて、日にちが変わり、場所もチュルリー公園のテント

クロエの日はなぜか何時もピーカンで、陽射しの強い席に座った人は
暑いは、眩しいは、日に焼けるはで、防御策が大変です。
景色は綺麗ですが、今回の日本人席は日陰側で良かった!

クロエもリラックスした抜け感が魅力ですが、ぐっと甘さが増し、女の子っぽいのが特徴
今回はオーバーサイズ、あるいは逆にクロップド丈のトップスにミニという
バランスの新しいカジュアルセットアップが多く登場しました。

プリントはバイカラー配色のボタニカル

クリーンな白が様々な素材で用いられ、改めて2013年春夏は「白」と確信。
コットンのポプリンなどハリ素材が中心です。
プリーツやフリルなど透けながら揺れるアイテム!注目して下さい!


服と同素材で作られた小花のコサージュがパンツやブラウス、
スカートに付けられているのが服がシンプルなだけにとても効果的です。

透けるプリーツのアシンメトリーやレイヤーが造形的でロマンティック

ベージュやピンクの優しい色が添えられました。

フィナーレも壮観です!山のような観客の間に揺れる白のシフォン
可憐です

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ワイルドじゃない! 洗練のトーマス・ワイルド

もとスーパーモデルのポーラ・ワイルドが手掛ける「トーマス・ワイルド」は
インディアンの聖地パームスプリングスから発信されています。

ストリート感覚とセレブリティ感がミックスされたリッチな
大人のちょい悪女感が雰囲気を作っています。

フロアに入ると、まず目に付くのが、スカルのスタッズが付けられた靴やバッグ
キルティングもスタイリッシュです。

真紅とゴールドのコントラストがゴージャス!

ポーラがお薦めのフリンジ付きショルダーバッグをかけて見せてくれました
最近気になるこのタイプが増えてきました。
フォークロア調にならないところがカッコ良いですね!

お洋服は白、黒、赤のパートに分けられ、
やはりゴールドスタッズチェーンがアクセントに。

かなり大人の洗練が漂います。
十字架を思わせる刺繍やアクセントが多く、洗練にゴスの雰囲気が合わさって
日本にはなかなかないデザインです。

もう一つ気になったのが、大きなフリルラッフル
ハリのあるダッチェスサテンでアシンメトリーなネックのドレスや、
グレーのブラウスにグレーシフォンのリボン刺繍が施され、
立体的でシャープな印象。光るドッツに留められエレガントな雰囲気に

このドレス大好きです。
買える価格でしょうか?気になります

赤いドレスはかなり「オレンジカウンティの妻達(リッチでお洒落なロスのセレブ妻達を描いた
アメリカの人気ドラマ)」を彷彿させます。

女友達同士のランチでも、結構マキシドレスを着たりしているのを見ました
ロスは結構自由な雰囲気ですね。

大人のお洒落ショーツはふりふりだったり、ドローストリングだったり
セクシーで可愛らしさも!

私が一番素敵だと思ったブラウス シルクジョーゼットの2枚重ねでスワローテール
シンプルでエレガント、、、だけど平凡じゃない!
多分購入???

ジュエリーもボリュームがあって、さり気なくダイアモンド使い
ご本人の指がもっとも似合います。

パリの展示会はミラノと違いビジネスライクな対応が多いのですが
トーマス・ワイルドでは、ポーラの人柄を反映してか
お洒落で美味しいスィーツも用意され、優雅な雰囲気のなかでゆっくり
見ることが出来ました

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ダミエル・ビュレンに啓示! ルイ・ヴィトン

遅刻しないようにドキドキと早起きして、
恒例となったコレクション会場ルーブルの庭へと急ぎます.。
今回のエントランスはサンジェルマン通りからです。

30分前に着いたというのに、エントランスはすでに大混雑
ルーブルに一歩足を踏み入れると、大きな市松柄が目に飛び込んできました。
江戸のふすま柄のようです。

昨日まで覆われていたルーブルでは、こんなテントが立てられていたのですね
テントが市松なら、階段も市松、、、「和」かしら???

ルイ・ヴィトンのロゴももとはと言えば、日本の紋様から取られたものだし、、
などと思いながら会場に入るとビックリ!

今度は蒸気機関車に続いて、予想した飛びものではなく
エスカレーターが4機キラキラ輝く黄色の星が
またたく天井の下に設置され、広い会場は黄色と白
大きく塗り分けられた市松になっています。

朝からシャンペンが振る舞われますが、私はお水かコーヒーが欲しい派です。

10時きっかりに暗くなりショースタート

煌めく星の下エスカレーターが一斉に動き出します
モデルさんが二人ずつペアで登場

ペアは今トレンドですね!
数歩歩いて、左右に分かれてグルリとランウエイを廻ります。

まず市松というより「ダミエ」柄のお洋服が次々に登場
今回は、コンセプチュアルアーティストのダニエル・ビュレンがインスピレーション

ダニエル・ビュレンは、あのパレロワイヤルを260本のストライプの円柱で飾ったアーティスト。世界文化遺産に指定されています。フランスの5本の指に入る現代作家です。
ストライプを用いたアートやインスタレーションで有名

黄色と白から始まり、ベージュと白の組み合わせが新鮮
カーペットのように繊維をパイルのように立てたものからカットワークまで
シルエットがシンプルなだけ、素材は3Dで触感が伝わります。

丈は先シーズンに引き続いてミディ丈から膝が隠れる丈が多く
夜の服はほっそりとしたマキシ丈です。

最後に黒が登場しましたが、ぬめり感のある素材の輝きで、
先シーズンのようなオーナメントの輝きではありません。

どの服にもリボン付きのカチューシャを付け、バッグはお洋服と同系色など
比較的おとなしめになっています。

フィナーレにはエレベータいっぱいにモデルさんが並んでおりてきて圧巻でした。

そしてマークが駆け下りてきて、また駆け上がり約10分でショーは終わりました。
張り詰めた緊張感とともに思い切りエンターテーメントで楽しませてくれました。

さて、次はMIUMIUへGO!

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風力発電とソーラーパネル シャネル

原子力大国フランスへのアンチテーゼかと思うほど、
舞台には風力発電機がずらりと立ち並び
ランウエイにはソーラーパネルが敷き詰めてあります。

グランパレが、太陽光と風力発電の聖地になりました。

これが今シーズンの招待状とプレスリリースです。

「前回の水晶の時はミネラルがテーマだったんですが、今度はエコとは関係ないんですよ」
と広報のYさん。じゃあテーマは?と聞くと「今回はないんですよ」、、、

ファーストルックを見てすぐにわかりました。

今回は純粋に綺麗なもの、そしてシャネルが、カールが愛した
シャネルのアイコンがずらりと揃ったのです。
大粒の真珠を散りばめたドレスやスーツ、パールの大ぶりのネックレス、ブレスレット、髪飾り
服も黒か白のどちらか。あるいは白黒です
まさに古典的なシャネルルック

パンツスーツはぐんとスリムになり、トップスは、クロップド丈です
アクリルの透明のツバ簿広いカンカン帽(ココシャネルが愛したカノチエ帽の巨大版!)
をバッグのように各自手に持っています

そして、ここからが多分カールが一番見せたかった箇所ですね
カラフルで軽やかなシャネルツィードの数々
コバルトブルーやコーラルピンク、アクア、グリーン、赤など
春らしい華やかな色がミニ丈の軽やかなプロポーションで登場してきます。

白襟は大きな丸襟やシャツドレス風もあり、カフスも白
シャネルの原点的なアイコニックなデザインです
白いパネル風に見せたクロップドトップとの組み合わせも
他には見られない大胆さ!

白の太いトリミングなど白を効かせた配色がデザインされています。

デニムが大きく取り上げられたのも今季のシャネルの特徴です
パールが付けられ、エレガントな感じに。
シリーズとしてショーで展開したのはシャネルとミュウミュウだけでした。

夜の服はソーラーパネル柄のタンクドレスや、テント型の大きなメッシュレースドレス

シフォンのプリント地を割いてフリンジのように使った花びらのトリミングのように
みえるドレスや幅広のパンツスーツも幻想的で素敵でした

リゾートっぽい白地に刺繍のエスニックなスリムマキシや

フラフープのような巨大なシャネルバッグを持った水着は
いかにもカールらしいユーモラスなもの

こういう物がぽんと混じるとシャネルらしい粋な感じが漂うんですよね!

100メートルはあるランウエイをモデルパレード
多分一人一点で体数分だけモデルさんがいます。

余裕たっぷりのカール・ラガーフェルド
ネクタイが異様に大きく思えたのですが
メンズ的には、これでよいのかしら??


コレクションを通して見えてきたのは
未来への明るい展望

本来のマドモアゼルらしいユーモアとウィットを取り戻した。
シャネルは、「エコ」と言う手段を提示しながら
その先に見えてくる明るい未来を
軽快なカラフルさに託したように思えました。

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