藤岡篤子BLOG

英国貴族の華やかさとマスキュリンが溶け合うディオール

英国を代表する詩人であり、放蕩貴族ジョン・ウイルモットをテーマにしたコレクションは「マスキュリン・フェミニン」の着こなしが何とも魅力的です

メンズのジャケットは本格的仕立てながら軽くウエストは細く絞られ、テーラードの襟は2枚重ねです。

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英国を象徴する「ウインドペン」をバイヤスに使ったトレンチドレス
ショーの時にはブラウスとチェックのタイトスカートに見えたコーディネートは実はワンピースだという驚きも!

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そのうえアイレットレースの柄はかって王朝時代に流行した
貴婦人の「付けぼくろ」の模様にアイディアを採った柄行だそうです

パリの展示会では、入らなかったニュースでした

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普通のアイレットブラウスに見えますが、実は10時間もかかる
La Galante」という手仕事のオープンワークが施されています

アイレットレースのデザインテーマは「付けぼくろ
16~18世紀に渡って貴婦人達に愛されたお洒落ですが
歯痛を和らげるため、こめかみに張った黒い膏薬が起源だそう!

日本の時代劇では良く長屋の女将さんが張っているのを見かけますよね?
日本では庶民の薬で、お洒落には発展しませんでした

同じ起源でも、国によって変わる物ですね

今シーズンの特徴は薄くなめされた革使い。コートやスカートにも多く使われましたがレースと合わせてアイレットレースとしても用いられ、フリルのティアードスカートにもなりました

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ピンクのアフガンラムのショルダーバッグは犬を抱いているようなほっこり感です

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ディオールのアクセサリーは、ついこの前までルイ・ヴィトンにいた
カミーユ・ミッチェリがデザインしています。
今シーズンは、細い毛足をなびかせたフラジールなネックレスが提案されました

ふわふわと漂うような首元は、ファンタジックフェミニン
マスキュリンな服と合わせると女らしさが際立ちます

ライバルブランドに引き抜かれた感じもややありますが
同じLVMHグループなので、何だか平和そうな移籍話でした。

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人気のバレーシューズはもう定番と言って良いでしょう
ディオールもレースに包まれた繊細リボン使いのバレーシューズを提案しています

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お土産は「D ダイバッグ」とも呼ばれた、故ダイアナ妃が愛した
ディオールの定番カナージュ柄のバッグをかたどった
チョコやヴァニラ味のクッキーでした。可愛かったので思わずぱちり!
とても美味しかったです!

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