ブルネロ・クチネリのニットとドリス ヴァン ノッテン
2012年11月13日
ブルネロ・クチネリは大好きなブランドのひとつ
ショールームに伺うたびに、まるでお家に招待されたようなくつろいだ気分になり、
上質でシンプル、だから品が良くて余分な装飾がないニットを
うっとりとしながら手触りを確かめ、色使いの美しさに目を見張っています。
今シーズンはテープヤーンの紙のような感触で編まれた
オーバーサイズのアースカラーセーターと変形プリーツスカートの組み合わせや
ファインゲージのノースリーブニットにカットリボンで作ったフリルの袖が甘すぎず
大人にぴったりの穏やかな品の良さと愛らしさがミックスしたものが、
着やすくてしかも、トレンドの雰囲気があってとても素敵だと思いました。
シンプルな台形のシルエットのチュニック丈のセーターに大判のスカーフを
首元に巻いたさり気ないけど、ゆとりのあるリッチさを感じさせる
コーディネートも素敵でした。
ヘアーバンドも今季は色んなところででていますね!
カチューシャと違って頭を一巻きするタイプです。
ルイ・ヴィトンのコレクションでも同じタイプがでていました。
もう一つはチュニックカーディガン
今季はチュニック丈がブラウスからニットまで登場しています
トレンドの丈ですね!
アンサンブルツイン(真ん中の写真)なのですが、半袖やかぶりタイプになっていて
カジュアルさが増しています。
ロングカーディガンでプルオーバースタイルは珍しいですね!格好いいです!
下はランニングやチューブトップでも良いし、季節を通じて活躍しそう!
アクセサリーは今シーズンは、ニュートラルカラーのビーズをびっしり付けた物が目立ちます。
もう一つ気になったのはスプリングダウンとキルティング
杢糸使いの深みのあるコットンに薄い中綿を入れたダウンベスト
バイカーズのように斜めにジップを入れてあるのがスポーティに見せるポイント
ティーシャツの上に着るかぶりのベストも、ボトムは細身のラップマキシスカートを合わせ
リゾートの夕暮れなどに着たい感じです。
春のダウンは大流行の気配で、ダウンの専業ブランド「HERNO」では
こんな綺麗な春色の半袖やダウンベストを提案しています。
春先だけではなく、サマーファーと同じで、夏でも夕刻肌寒い時は羽織りたくなります
中綿は入っていないけれど、キルティング効果で陰影を出したドリス ヴァン ノッテンは
ブルゾンからコート、ドレスまで、花柄にキルティングを施し表面効果を演出しています。
今季のドリスはアイディアが一杯で、コサージュもそのひとつ。
ドレッシーにではなく、ベーシックなティーシャツやドレスの前面だけに
同系色のリボンコサージュをびっしり付けています。
立体的だけど、色使いのカジュアルさと着易そうなところが新鮮!
プルオーバーで気になったもう一つのタイプは、スポーツメッシュや
シアー&マットの切り替え。
これはカラフルな今年のトレンドにはなくてはならないレイヤーアイテム
下には必ずカラーモチーフを着て透ける効果の着こなしを楽しみます。
ああ~もっとお見せしたい物がたくさん、、ストライプやボーダーも
テクスチャーが変わってきて、凄く新しい印象になっているし、柄パンの次に
必ずくるボールド柄、、、
2013年春夏は、久しぶりに新しいアイテムや着こなしが大量に出現
楽しい季節になりそうです。