一年ほど前に、ショールームが表参道のパラシオタワーから六本木ヒルズの森タワーに移った。それを忘れて表参道に行ってしまい、約束の時間に30分も遅刻してしまった。
広報の石井さんごめんなさい
デイリーユース感覚が強いコーチだが、最近は展示会でも創設期の伝説のディレクター、ボニー・カシンの雰囲気を漂わせるクラッシックでモダンなアメリカンエレガンスの服や小物も組み合わせて見せバッグだけにはとどまらない、コーチ伝統の世界観を見せている。
2009AWの展示会場も、メインディスプレイは金ボタン付きのピーコートにジーンズ。まずファッションでコーチワールドを表現、スカーフにサングラス、レインブーツ、ファーブーツなどバッグ以外のアイテムも豊富に揃い、すべてショップで販売される。
それぞれのバッグには、サブリナやオードリー、サッチェル、クレアなど女性の名前が付けられているのも特徴(アメリカの台風みたいです)。
今シーズンの一押しは、広報の石井さんが手持ちで説明するほど熱の入ったマギーのショルダーシリーズ。80年代風のチェーンがストラップにアクセントとして付き、クロコダイルの型押しにエナメルコーティング大きなタックが中央にはいるシンプルなボリュームタイプ。この秋はバッグだけではなくスカートにもドレスにも深タックが大流行しそう!
SATCのキャリーやサマンサが夢中になりそうなキラキラスパンコール使いもニューヨークっぽく洗練されている。
レオパード柄がスパンコールでできているアマンダやクレアのシリーズは、ゴールドのショルダーチェーンも付いていて、ツーウエイにもなるトレンド感満載!
光り物は、09AWのお約束だけど、ミンクのバッグにゴールドチェーン、ボールチェーンやクリスタルのフリンジだけで作られたパーティバッグは、他のブランドでは全く見なかったもの、クリスティンの黒のバッグもよく見ると小さなスパングルがびっしり!
羽根のがま口型、サテンのショルダー、スパンコールのクラッチも充実。
デザインは持ちやすく定番だけど素材がキラキラというのが今年らしい。
大人のパワフルな可愛らしさを刺激するものばかり
個人的に欲しいのはポピーのお財布。赤にシルバーのロゴがデザインされたとびっきり可愛いパースはサイズ的にはほどよい大きさ。風水的に赤い財布は金遣いが荒くなると言われたことがあって、、、身に覚えもあるし、、、迷うところです。
機能的にジップを使ったケンブリッジはショルダーからクラッチまで。
クラッチが増加しているのも特徴で、色使いがワインとグリーンと言うシックさ。
コーチで手袋というのは意外だけど、実はこれが優れもの。滑らかなレザーにシックな色が付けられ、裏にはカシミアニットが貼ってあるという贅沢さ。私も一つ持っていますが、これは名品と言って良いほどお薦めです。