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雨とセレブリティ バーバリープローサム

2012年2月25日

ケンジントンガーデンに張られたに大きなテントはタクシードライバーでさえ
「あ~あれね」というほど、知れ渡っています。

シースルーのテントが緑に映えて美しい

シーズンを追うごとに、ギャラリーも増え、
以前にもお伝えしたギャラリー席は、もうすし詰め状態。

パパラッチの多さも尋常ではありません。
一人お洒落なパパラッチを発見!逆パパラッチさせていただきました。

本当にロンドンのパパラッチはお洒落な人が多く、多分ブロガー?
喜んで被写体になってくれます。

エントランスは普通に入ってゆくと恥ずかしくなるほどの
報道陣が待ちうけていて、わたしはそっとはいってゆきます
まるでアカデミー賞授賞式のよう!


ギリギリに入ったせいか、もう席に着く時間になってしまい
ロンドンでは珍しく、たくさんのセレブリティが招待されているのに
ミーハーする時間もなく残念でした。

「トランスフォーマー」に出た、バーバリーの香水のキャラクター
ロージー・ホワイトリー,ハティントンをはじめ、ブリットアイドル
だけではなくハリウッド系も来場するのが
バーバリーのグローバルな人気を物語っています。

席に着いたら、なんと韓国プレスが呼んだ「少女時代」の4人組が
隣の席に着席!!

誰だソヒョンで誰がティファニーだか、よくわかりませんが
まとめて「少女時代」!

バーバリーの新作を着ています。
日本のアイドルに比べると大人っぽいですね。
ヘアもメイクも、落ち着いた態度も!!

ショーが始まる筑前、いつものサマンサ・キャメロンを向かい側に発見!
黒のパンツスーツにグリーンのシャツ、素足!!!にハイヒール

少しやせて、見るたびに綺麗になってゆくような、、
女の人は視線に磨かれるというのは本当だと実感!

ショーはアイボリーのスリムなトレンチコートでスタート
今シーズンはギャバジンンツィード、特にヘリンボーンツィードとの
コンビネーションで、定番を蘇らせているのが目立ちます。

コートはブランドアイコンですから、トレンチが多く出ますが
ジャケットブルゾンの単品コーディネートがそれ以上に目立ちます。

今季は金ボタンなど留め具をアクセントにした、
機能的なデザインが多く、先シーズンのスポーツウエア
秋冬素材で進展させた印象です。

素材は、ウールギャバジン、そこにオイルコーティングレザー
ツィードはヘリンボーンソルト&ペッパーホームスパンといった
英国を代表する伝統ツィードが部分的に使われます。

他のブランドでは、べルベットがたくさん出ましたが
バーバリーでは、もっとスポーティにみじんコール(細いコーデュロイ)が
ウールやツィード、レザーと合わされて登場しています。

スポーティだけど、光沢があり、カントリー感覚もちょっとあって、新鮮でした。


ジャケットの多くはペプラムシャープに張りだし、シルエットを強調しています。
フロントは開けている着こなしでも、ベルトはマスト
必ずベルトで、全体の印象を占めています。

スカートも今季は大きくたたんで張り出した変形ペプラム風?タイトスカート。
全シーズンみられた太いボーダー柄も継続です。

カラーはベージュからオークル、ブラウンの秋色、そこに
カーキやティールブルー、ネイビーが入り、上品でコクのある。

秋冬色です。金ボタンがアクセント
コートドレスも多いのですが、基本はジャケットコーディネート
フクロウのマークのTシャツやセーターが登場し、コーディネートに
ユーモラスなタッチを加えていました。

残念ながら私はこれを撮れませんでした。

バーバリーはノートが忙しいので。

フィナーレは驚き!!

ミラノで開催されていた時も、フィナーレはいつも、金色の紙がシャワーの
ように降ってくるのがお約束なのですが

今回はなんと、すごい豪雨の音がして(雨が良く降っていたので
本当に雨かと思い、見上げました)、テントの上をすごい雨が流れています。

もちろんテントの上だけの演出

そこに全員ボーダーなど服と同じ柄行きの傘をさして、感動のフィナーレでした
場内に舞い降りてきたのは、透明のプラスティックの紙吹雪でした。

こうやってロンドンコレクション最大の山場が終わりました。
夜マックQを見たら、明日はミラノです。

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