イタリアンの歓びに包まれて 愛と美味しい食事
2011年9月29日
D&Gのラインが今シーズンで終了し、来シーズンからは
ドルチエ&ガバナのショーの一部に組み込まれることが
D&Gのコレクションの後に発表されました。
来シーズンからは、ドルチェ&ガバナのコレクションの一部として発表されるそうです。
重大な決心をしたせいか、今回のドルチェ&ガバナのコレクションは何かをふっ切ったような
イタリアのエッセンスを詰め込んだ、言いかえるとドルチェ&ガバナらしい
素晴らしいコレクションでした。
会場に入ったら、まばゆいばかりに飾り付けられたイルミネーションにびっくり!
ステージから天井、会場全体にカラフルな南イタリアの小さな町の
お祭りのようにカラフルな豆電球が飾られているのです。
うっとりしながら、立ちすくんでいると聞こえてくるのは
50年代から60年代のイタリアンポップソングやマンボのBGM
なんだか本当にどこかの町のお祭りに紛れ込んだみたい!
オープニングにいつも流れる「カバレリア・ルスティカーナ」がこれほど
心に染みたコレクションは久しぶりでした
テーマは「イタリアンビューティ」
地中海料理の豊かな味と香り、テーブルを彩るクロッシェのクロスなど
イタリア特有の歓びに溢れたコレクションでした。
会場でもお昼だったせいか、イタリアらしいフィンガーフードが
サーブされていました。
イタリアの美は「愛と食にあり」ということでしょう。
ドレスやショーツアンコンストラクテッドなジャケットにも
たくさんの食材のプリントが使われました。
トマト、ズッキーニ、ナス、玉ねぎ、唐辛子などイタリアの
食の伝統の伝えるカラフルな食材達!
アクセサリーにもグラマラスで官能的に、これらのトマト、オニオン、パスタ
小さなマリア像がネックレスやブレスレット、イヤリング、そして、
ショルダーバッグにに使われています。
私が気になったのは70年代に日本のニュートラに欠かせなかった
籐で編まれたバッグです!
カラフルで色々な大きさが登場しました。
ドルチェ&ガバナに言わせると南イタリアのバールに置かれている
籐編み状のプラスチックの椅子を思わせる素材だそうです。
ショーの最後を華やかに盛り上げるのは会場に飾られたイルミネーションと
同色のカラーストーンのブロケードや、マルチカラークリスタルが刺繍されたドレスです。
シンプルなデザインなのに、素材と職人技の素晴らしさで
フィナーレは様々なカラーストーンんで装飾されたボディスーツの
モデルたちのパレードは、まるで打ち上げ花火のように
ステージをきらきらと輝かせました。
モデルたちが引き上げた後に珍しく2人はステージに残り
たくさんの人から祝福を受けていました。