藤岡篤子BLOG

Richard Quinnを知っていますか?

ロンドンコレクションの初日に見かけた風船のように膨らんだ、
ビッグシルエットのフローラルプリントのドレス。

着ていたのはロールスロイスでコレクションを回るリッチブロガーのスージー・バブルでした。

「あの服は一体??」と唖然とする私に、ロンドン在住の友人が
「リチャード クインよ。コレクションを始めたばっかりの若手よ」と教えてくれました。

ダークでシュールな配色とモチーフ、巨大といっても良い大きさ。あまりの強烈な印象に
リチャード クインの名前はしっかりと脳裏に刻み込まれました。
スージーの写真を撮らなかったのは痛恨です。

代わりに例えばコレクションからこんな写真を。

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ロンドンといえばリバティや、キャス・キッドソンなど小綺麗で可愛い花柄という
先入観を見事に打ち砕き、ダークでシュールなフローラルの世界を確立しています

今年の2月のコレクションは第一回「英国デザインクイーンエリザベスⅡアワード」を受賞。

H&Mリバティ社とのコラボも成功を収め、急激に知名度を挙げている若干28歳の
コスチュームデザイナーであり、テキスタイルデザイナーでもあります。

今季は、黒のマスクで覆ったオープニングでしたが
シュールで大柄の作風はブレません

日本で大人気となるかどうかは、バレンシャガ のビッグシルエットと同じように
一部のファッション好きの人達だけになるかもしれませんが
影響力の大きさは、計り知れないものがあります。

2019年春夏のコレクションより

Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 ParisPictures by Lena KnappovaTo Wear Spring Summer 2019 ParisParis Fashion Week Richard Quinn Summer 2019 Paris Pictures by Lena Knappova To Wear Spring Summer 2019 Paris Paris Fashion Week

その後、ロンドンからミラノ、パリへと移りましたが、ダークカラーに大柄のフローラル、
黒をアクセントにしたフローラル、大柄のぼかしなど
リチャード クインの流れを思わせるフローラルが今シーズンは主役になりました。

それぞれのデザイナーが自分の持ち味で、素敵なダークフローラルを演出していました。

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黒地の大柄から白地の花柄、そして小花柄をパッチワーク感覚で

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MSGMはシュールなぼかし柄の転写プリントが登場

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クリスチャン ・ワイナンツは、爽やかに黒のアクセントにしたフローラルをパッチワークプリント

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ブルマリンは全部暖色系でまとめた大花柄のぼかしが、すごく可愛かった

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真打はドリスヴァンノッテンのブルーやグリーンのぼかし柄

クリーンなぼかし感が、ドリスらしい洗練を見せています
今季最高のフローラルでした。

Dries Van NotenDries Van Noten

花柄もシーズンによって変化してゆきます
春夏なのにちょっとダークサイドを感じさせるのは、若いブランドの特徴かもしれません。

 

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