藤岡篤子BLOG

2018年に注目すべき80年代とは?

2018秋冬はフェミニズムへの態度が半世紀ぶりに
問われてきたシーズンであることは間違い無く
女性の「強さ」への解釈が様々な角度から試みられました。

その中で注目されたのが80年代、世の中全体に勢いがあり、
女性の大きな肩は、時代の象徴でもありました。

NYコレクションのマーク・ジェイコブスのテーマ「Extreme(極端)」は、驚くほど
その80年代をデフォルメしたものでした。

大きくパッドが入った肩、ツータック入りのハイウエストのスカート、誇張されたようなリボン結び。その上メイクやヘアはディスコクィーンのような赤やブルーに染めたテクノカットでした。
日本ではYMOの全盛期!

今54歳のマーク・ジェイコブスこそ青春期を80年代に過ごし、華やかだった80年代のニューヨークをよく知るデザイナーですが、やはり、今振り返ると「Extreme]と名付けるしかないほど、過剰さが当たり前だった時代。ここまでの誇張はシンボルとして大切にいたしましょう。

同世代ではトム・フォードが80年代をテーマにしています。

大迫力のカラーアニマル&ファー!
スポーティにはまとめていますが、アメリカの80年代当時テレビの人気番組だった。
ダラス」や「ダイナスティ」の絢爛豪華なヒロインたちを思い出します。

ミュウミュウの大きな肩のショートコートと花柄ドレスの組み合わせは
60年代の匂いもミックスされています。

可愛いですね〜
これはレトロな優しさと強い肩とのコントラストが、切ない女らしさを漂わせていて、
胸キュンの組み合わせです。

では現実的にどんな80年代のインフルエンスが
実際私たちのファッションに入ってきそうでしょうか?

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アルベルタ・フレッティも同世代ですね

肩の強調はボディを綺麗に見せますし、ツータックのテーパードパンツ
ミレニアル世代には受けそうな気がします。

シルエットが新鮮ですし、アスレジャー的なイージーさもあります。
パープルにシルバーのチェックって、、すごい
ブーツも光ってる!

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ドルチェ&ガッバーナも同世代

ミニスカートもホットアイテムだけど、さり気なく着ているトレーナーは、なかなか80年代的!
金糸、銀糸のアーカンサスの刺繍に彩られ、ワッペンでカスタマイズしたカジュアルな
ストリート系とは一線を画しています。

トレーナーでもゴージャスさがポイントになります。

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ワンピースドレスではボディコン、ミニ、大きい肩の三点が揃えば立派なエイティーズ

サンローランのクチュール仕立てのビーズ刺繍ドレスや、イザベル・マランのメタリックな輝きは、お立ち台に立ったら、周りが引くほどゴージャスですが
レストランドレスとしては、最高のお嬢様ドレスです。

ディテールが技巧的でシンプルすぎないのも重要です。
キラキラ、ギラギラと眩しい女らしさは80年代ルックの条件

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完全復活のアニマル柄ですが、今季はフィギュアではなく、レオパードやゼブラなどが
様々な素材につけられ、編まれ、起毛されマルチな表情を楽しめます。

マックスマーラは、着やすいブラウンからトープカラーで全身アニマル柄にも
関わらず、穏やかな品の良さを漂わせています。

少しコンサバにトータルカラーでまとめると、80年代調の過剰さが薄まって
着こなし易くなるのではないでしょうか?

MSGMのような、大胆なグラフィカルなカラフルアニマルも
スカーフプリントっぽくて新鮮です。若々しく着るならこっちですね
それにしても80年代ルックの提案は、青春時代を過ごしたデザイナーからばっかり。
MSGMのマッシモ・ジョルジェッティだけはまだ子供だったころかな?

80年代を通過した人と、知らなかった人、それぞれの80年代の解釈が面白いですね。

これから少しずつまとめたトレンドから不定期にご報告しますね。

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