FTF2016-17年秋冬のファッショントレンド
2015年9月4日
もうジェンダーレストかノームコアと言っているところはないと思いますが
これはもう時代の潮流として「エフォートレス」などと同じような
ライフスタイルに関わってくるキーワードで、正確に言えば
ファッション用語ではないと思います。
2016年秋冬を考える時は
これらはもうベースに流れているとして捕らえ
トレンドの要素は、逆に底流や継続とは反対にある要素から
ピックアップして行くのが新鮮かと思います。
まず、始めに考えたいのが「女らしさ」をストレートに取り込むこと
カジュアルでエフォートレスなグズグズしたシルエットの服には
もうそろそろ飽きが来ているのでは?
もう一度構築的なシルエットの美しさと、それを具現化するハリのある素材について
考えたいと思います。
フォーマル過ぎるタフタ等のドレッシー素材ではなく、
ウールやシルクジャージーにコーティングで張りを演出
ポリウレタンフォームバックをサンドイッチにした先染め柄やニットなども新鮮です。
クチュール感覚のフォルムの表現にはテクノ素材を用いるというのが、
新鮮さをだすポイントです
ツィードのジャケットやスーツもホットアイテムとして大推薦!
メンズ感覚も装飾的なツィード素材を中心に凹凸感のあるテキスチャー素材で
メンズアイテムを仕立てて行くのが、新鮮で馴染みやすいとお思います
ケープコートはどのテーマにも登場しますがメンズ感覚では特に重要!
メンズスーツに、白襟やカフス、リボン使いという清楚な感じも凄く新鮮ですね!
スポーツがカムバックするのも、注目です
若い感覚なのですが、もうストリート感覚ではなく、ヘビーデューティ感や機能性も
ありながら、ハイエンドのオシャレ感満載のタウンスポーツです。
英国のロックフェスに行く感じでしょうか?
70年代のオピュレントな雰囲気は、そのままワイルドウエストな感じを加えながら
マキシやペザントに変化し、フォークロア装飾を加えながら、大人っぽい
エスニックへと変化し、ここではオパール加工や刺繍、シフォンのプリーツなど
柔らかい素材使いとニット、毛皮など
テクスチャーコントラストのあるコーディネートが
大切になってきます
カラートレンドもこくのあるディープカラーと色味のあるニュートラルカラーが
コントラストを描き、久々に秋冬らしい豊かですが、少し色味をずらした
ニュアンスに富んだ深い色彩の陰影が、ウールならではのリッチ感を表現します。
ただいま最終資料の調整中です
どうぞ、お楽しみに!
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