藤岡篤子BLOG

新生ロエベ J・W・アンダーソン

コレクションの当日がJ(ジョナサン)・W・アンダーソンの
30才の誕生日だったという事です。

ファッション界のアンダー30アレキサンダー・ワンだけと思っていた私は、
ちょっとビックリ!

若手だとされていたラフ・シモンズがすでに40才代後半ですものね
更に次世代が育ってきても不思議はありません

30才のアレックスや、ジョナサンからカール・ラガフェルド(81才)、
ジョルジョ・アルマーニ(80才)まで幅広い年齢層の、
それぞれが、独特の個性でキャラクターを確立しているというのが
ファッションをよりエキサイティングに、奥深い物にしていると思います。

なのに、ゴルチエのように62才でプレタポルテ引退する人もいて
ファッション業界って、本当に自由な感じがします。

さて、話題のジョナサンですが、ロンドンのシグネチャーコレクションとは
一線を画した、素晴らしく洗練された大人のコレクションを見せました。

テーマは「本当のラグジュアリーを知る女性

ショーの舞台に選ばれたのは、名建築で有名なユネスコイサム・ノグチの庭園です
安藤忠雄のメディテーションルームを背景に
朝一番の清々しい空気に包まれた開放感溢れるコレクションでした。

上質で着心地が良く、リラックスしたロエベにぴったりのコレクションは
ロエベならではのとろけるようなスェード、レザー
リネン、コットンを合わせたナチュラルな素材感が特徴でした。

まずファーストルックは、黒のコラムラインのシンプルなドレスに
胸元にひらひらのリボン飾り!と思いきや

スェードのカラーサンプルのような端切れを無造作に重ねたアクセント

バッグにも注目!スペインの扇子のようなデザインです
他にもバッグは豊作!新作がたくさん出ています。

ドローストリングのフリンジをアクセントに!
ポケットに大きく布をたたんで捻ったようなディテールでボリュームを付けたり
ニットと麻のマキシスカートを、さらりとテキスチャーコントラストで見せたり
素材を扱いなれた、30才とは思えない手練れぶりです!

最も印象的だったのはロエベらしいスェードとレザーの表裏をひらひらと
打ち寄せる波のようアシンメトリーに扱ったデザインのトップスやドレスで
かなり多く登場したので、ジョナサンのお気に入りの逸品なのではと推測しました!

シャープなスポーツグラフィックのカラーコントラストも
若々しくて素敵でした。

柔道着の帯のようなステッチの入ったベルトの大きな結び目がアクセントです。

私のお気に入りはこのティーシャツ!ボタニカルな風景画にバンビ
いたりするのですが、なんとなく可愛い!
レザーパンツに合わせるなんてスタイリッシュです。

屋外と屋内を使用したコレクションでしたので
モデルが近くから遠くまでよく見えます。

コンクリートの打ちっ放しとオーガニックな服が素敵なコントラストです。

30才の誕生日を迎えたジョナスは、ジーンズにコンバースオールスターでした
若者ですね!

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