アメリカントラッドの老舗ブランドブルックスブラザースが発表した
「ブラックフリース バイ ブルックスブラザーズ」の人気がめちゃ高い。
ニューヨークで評価の高いトム ブラウンを起用した新ブランド。
2007年秋冬に発表していらいすっかりモードブランドとして定着の気配だ。
トムブラウンはCFDA(米国ファッション協会)で
2006年メンズウエア デザイナー オブ ザ イヤーをはじめ
多くの賞の実績がある、今最も熱い視線を浴びているデザイナー。
伝統と保守を重んじる富裕層を中心に歴代大統領に愛されてきた
189年の歴史を持つ名門ブランドだが、80年代以降
ミラノやパリのヨーロピアンシックに押されて鳴かず飛ばずになっていたのは事実。
そこで、てこ入れされたのが「ブラックフリース」と言うわけだ。
トム自身があえて自分の名前をブランドにせず、
ブルックスブラザーズのアイコンである黄金のフリース(羊)を
ブラックに変えて使ったという。
伝統を生かしながら、トムがこだわるディテールやバランスに変更することで
グラフィカルなモダンさを出している。
2008年春夏では、
シアサッカー、マドラスチェック等伝統のアメリカントラッド素材、
パッチポケットに紺白や赤白のパイピング、ブレザーなど
ブルックスブラザーズらしさが満載、だけどシルエットはぴったりで小さく、
丈はグッと短い。
このあたりがかっこいいんですね~!
トラッドの救世主は、何だか90年代の初頭に登場して
グッチにルネッサンスをもたらしたトム フォードを思わせるんですけれど、、。