藤岡篤子BLOG
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カシミア専業メーカーとして、テキスタイルでもデザイナーに大人気のアニョーナ。

春夏にはカシミアガーゼという極めつけの逸品を提案し、反響を呼んだ。

夜になると夏でも気温が下がるヨーロッパではサマーカシミアは必需品だ

2008/09秋冬には、カシミアニットと言えば細番手という常識に囚われることなく、バルキーなカーディガンやコートなどを発表した。

カシミアは柔らかく光沢がある繊維だが、細い毛質のため、ピリングが起こりやすい。

そのため細番から中番手(8G~10G)で編み織りをするのが普通だが、今回は写真に見られるようにバルキーカーディガンやロングベストなどトレンドアイテムをフルカシミアコーディネートで提案した。

カラーは暖色系のリッチなベージュ系の組み合わせに統一

ラグジュアリーで洗練されたニットカジュアルは先発のロロ・ピアーナに続く新たな大人のリラックスウエアを提案している

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2008年秋冬ホーガンのテーマは「旅」

1986年に誕生したホーガンはクリケットシューズをベースにしたスポーツシューズブランドだ。同じ会社のトッズがドライビングシューズからスタートしたのと似ている。

2000年にはバッグも登場し、ニコール・キッドマンなどセレブ人気で「ホーガンマニア」という言葉も生んでいるほどだ。

今シーズンのテーマは「旅」

展示会場は航空機内に見立てたインテリアと旅先のクロゼットが作られた。
人気のスポーティなシューズを始め、機能的なデザインのバッグが並び、その横に展示されたのが、今シーズンの特別プロジェクトで作られたレザーウエア。


今回のコラボレーションの相手はサクーン・パニクガル氏。タイ系アメリカ人。パーソンズ・スクール・オブ・デザインで学び、 シグネチャーラインも発表している。
2006年にはヴォーグ/CFDA(米国ファッションデザイナー協議会)ファッション基金の入賞者となり、2007年には、新進ウイメンズデザイナーとしてスワロフスキー賞にノミネートされた新星だ。

「旅」のテーマにあわせ、ジェットセッターのオンとオフにあわせたレザージャケットが中心になった。手の込んだステッチや中綿使い、ニットの組み合わせなど、レザーブランドならではの技術とセンスを発揮している。7月に世界同時発売。残念ながら日本での発売は未定。

ホーガンだけではなく、最近は「バリー」の例にも見られるようにレザー専業メーカーのウエアへの参入が増加している。知名度も売り場もすでに定着している、有名ブランドのアパレル参入はこれからも続きそうだ。

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アートとのコラボレーション

アレキサンダー・マッキーンとクリスト

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ネオダダイストで「梱包アート」で有名なクリストが、マッキーンの舞台の大木をラッピング。薄い布で厳重に巻かれた樹木は、オープニングで発光し、会場は幻想的な雰囲気に変わった。

ジュンヤ ワタナベ

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「ジオメトリックスカルプチャー」のテーマを表現。ラッピングされた顔と頭、ヘアーを担当したのは加茂克也。タワーのように立ち上がったヘアーの中身はジオメトリックな球形やボックスを積み重ねたもの。

ヴェルサーチ

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オランダのコンテンポラリーアーティスト、ティム・ロエロフとのコラボレーション。
イブニングドレスのプリントや会場のヴィジュアルとして流された。90年代のスティーブン・メイゼルの広告写真をモチーフにしたユーモラスなコラージュは段ボール製

リチャードアベドンの写真展もミラノのギャラリーで開催。

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ヴェルサーチの広告写真を80年代から90年代にかけて撮っていた。肖像写真の代表作も多数展示され、見応え充分。

キャシャレルとイーリーキシモト

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新デザイナーに起用されたイーリー・キシモト初のコレクションは、サンジェルマン・デプレのブティックで、展示会形式で発表された。
ウインドウには、馬や招き猫、大仏の仮面のお面(全て東京の東急ハンズで購入)をかぶったマネキンがずらり。山のような人だかりになった。店内には、岸本若子さんのスケッチなどが飾られ、貴重なクリエイションの過程も見られた。

フェンディ 新旗艦店がAVモンテーニュにオープン

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アーティスト ロリス・チェッキーニによる巨大なシルバーボールのオブジェが輝くブティックの奥では、アルノー一族を始め、カール・ラガーフェルド、シルビア・フェンディ、建築デザインを担当したピーター・マリノ等の関係者を始め、ジェイド・ジャガー、クラウディア・シーファー等の華やかな顔ぶれと美味しい料理(さすがイタリアブランド)で大盛り上がり。
だが、PETA(動物愛護団体)の活動が激しく入場には厳戒態勢が敷かれた。

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花のランウエイ エキサイティングなコレクション会場

遊園地やロマネスク様式のアーチ型の天井や柱をモダンに表現したり、エスニックな絨毯を敷き詰めたりと、創造溢れるインスピレーションで

シャネル

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いつものグランパレの会場に巨大なメリーゴーランドが出現。白馬の代わりに置かれたのは、巨大なシャネルバッグやジャケット、カメリアといったシャネルのアイコン。
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近くで見ても精妙な作りで、メイクと同じく柔らかなプラチナ色。フィナーレには実際動き出してモデル達を乗せて廻った。乗ってみたかった人多数あり。

プラダ

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毎シーズン会場のアートディレクションを担当する、オランダの建築事務所レムコールハースのシンクタンクがデザイン。ロマネスク時代の聖堂を思わせる横断アーチ、円筒形基柱などが修道院のような禁欲的な雰囲気に、大胆な傾斜のステージが架けられた。服があらゆる角度から見られることが特徴。全てゴールドにペイントされた。

YSL
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グランパレに白いビニールクロスを天幕のように大きく張り出し、モダンな回廊を思わせる構造。「テンション」がテーマの一種のテント

グッチ

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ビザンチン柄のカーペットを敷き詰め、ステージ横には大きなゴールドのグッチのクレストが飾られた。ゴージャスさはエルミタージュ美術館並み。

D&G

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映画「クイーン」にインスピレーションを採った英国調のコレクションに相応しく、ステージに吊られたカーテンまで全てグリーンのクランタータン「ブラックウォッチ」が舞台を飾った。

バーバリー
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まるで香水ボトルのように、バーバリーチェックに包まれた会場。フィナーレには枯れ葉が雪のように舞い散った。

エルメス

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全長70メートルのカシミール柄の絨毯は、このショーのための特注品。ランウエイからステージの背景まで一気に会場を貫いて敷かれた

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SURPRISEBEAUTY

コレクションはメイクアップアーティストがクリエイターと競演する夢舞台。
今シーズンも個性豊かなヘアメイクが、ショーを盛り上げた。

ナチュラルメイク全盛の今シーズン、アニメのヒロインから、月の輝きのようにクールな光沢、80年代調ポップまで個性的なメイクで話題の4メゾンをご紹介

■miumiuのアニメメイクにアイラッシュ

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日本の「マンガ」がインスピレーション。アニメのヒロインのように誇張されたカラフルなアイシャドウと長いつけまつげが大きな目を強調する。メイクはパット・マクグラス

■シャネルの輝きメイク

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「光沢」がキーワード。ヌーディな艶めく膚と同化するように、アイメークにだけわずかにゴールドが輝く。プラチナカラーが濡れたような効果を発揮。今回からビューティ部門のディレクターが変わり、ショーのメイクアップだけではなく、商品開発もファッションと連動してゆく予定

■YSLの80年代風テクノカット

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アシンメトリーなテクノカットと黒い唇は、80年代ポップ。YMOやハウスマヌカンを思い出させる。イメージには「トウキョウ」があり、素材にも同名が登場。

■ディオールのバービールック

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太いアイラインに縁取られた目と眉、ふくらませた大きなヘアースタイルは、バービー人形のよう。「女らしさを忘れずに」というマーク・ボアンの言葉にインスパイアされたという。擬人化した人形メイクの日本の「あげは嬢」の「盛り」に影響しそう

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パリコレクション最終日 トリを飾るのはルイ ヴィトン

コレクションはルーブルの中庭に建てられた特設テントで開催された。
グラフィティに彩られたテントのすごさは見ての通り!

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今回のコレクションはテントも含めて、コンテンポラリーアーティストであるリチャード・プリンスとのコラボレーションがテーマ。
リチャード プリンスは画家、写真家として、広告写真の複写などの作品で知られモダンアートの写真としては、サザビーオークションで最高値で取引されたことでも知られる。

テントの一見落書き風も近くで見ると、モノグラムの上に世界の都市や女性の特徴などがグラフィティ風に描かれて圧巻。日本の女性に対するコメントも発見!
まず中庭に入り、このテントを眺めながらアペリティフをいただく。肌寒さを吹っ飛ばすほど熱気が溢れている

ショーが始まるとオープニングは透明ウレタン素材でできたナースドレスと黒いチュールのマスクを付けたナーススタイル。ナース帽にLOUIS VUITTONの一文字をつけたナースがずらりと並ぶ。モデルが通り過ぎるとスカートの後ろは何と切り開かれている。
星空のステージをバックに、繰り広げられたのは、デヴィッド・リンチの倒錯を思わせるような世界だった。

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フロントローには、カトリーヌ・ドヌーブを始め、ビクトリア・ベッカム、カニエ・ウエスト、リー・ラジウル等がずらりと並ぶ。
でも美貌とオーラの輝きでは、カトリーヌ・ドヌーブが最高!!

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ランバン

ランバンのパリコレクションはチュルリー公園に設営された特別テントで開催された。
テントの中は、豆電球が吊され、お祭りのような賑やかさ。いろんなアイスクリームのケースを下げたウエイターが行き交い、さながら夜市のような楽しさだ。
コレクションのテーマは「ライトネス」鳥が羽ばたくような軽やかさを薄く軽い素材を用いて表現した。

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「コレクション ブランシェ」
ランバンでいよいよブライダルが発表!
16ルックからなるブライダルコレクション「コレクションン ブランシェ」
が発表された。
ショー形式で発表された後に、展示会場には子連れや中年、若いカジュアルなカップルなど、様々なカップルがくつろいだ様子で登場した。
アルベール・エルバスが描いたユーモラスな壁面のクロッキーがチャーミング!

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ロングからミニ丈まで、アルベール・エルバスが最も美しいと思うシルクチュール、タフタ、レース、モスリン、洗いをかけたファイユ等で仕立てられ、カラーは純白、アイボリー、シェルカラー、パウダーカラー、プラチナなど様々。
2008年1月に発売予定
価格 64万円から143万円台の予定

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「マルグリット」
ヴァン クリーフ&アーペルとのコラボレーション・エンゲージメントリング「マルグリット」も発表された。アルベール・エルバスが「コレクション ブランシェ」のためにデザインした。
プラチナ製
クリームホワイトのパール 12~13mm
ダイアモンド 一石  0.3カラット
20石 合計 0.27カラット
予定価格  2425500円

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フェンディの展示会

今年はバゲットが誕生して10周年。記念したイベントも目白押しだが、記念バゲットも登場した。カラフルで「フェンディ」の文字がキルティングされている。床も壁もシルビア・フェンディを始めとするスタッフが書いたグラフィティ。モザイクのようで可愛い!

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ネイティブアメリカン風のフリンジとレザースパンコール使いのバゲットは、これまでなかったもの。可愛くて展示会でも一番人気

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インドミラーとフリンジ使いも大人気のニューバゲット

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アスペジの展示会ではトレンドラインを作っているデザイナーのローレンス・スティールとばたり!以前ミラノコレクションで自分のコレクションを発表して大人気だった!何年ぶりだろうか?懐かしくて思わずハグ!

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ブレラにあるグッチの展示会に行く途中、ポンタッチオ通りで少し道草。このあたりは美術館や大学があって文化のにおいが強い。可愛いウインドウに釣られて文房具屋にふらりと入ってしまった

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フェンディ:ミラノコレクション第二の山場

ミラノコレクション第二の山場の日。ミラノ中を車で走り回る毎日、相変わらず強い雨にまいってしまう。肌寒い!
フェンディのコレクションはショールームで開催される。付近の小さな道路は駐車で車が通れないほど。隣の小さなカフェはショーを待つ人でいっぱい!急なフェンディ景気に湧いていた。
スペース好きなカール・ラガーフェルドが作ったのは。透明ビニールのチューブが床から壁面までとりまく未来感覚のステージ。ショーが始まるとチューブに液体が流れ始め、明るい色から、次第にダークな色に変化するという仕掛けだった。

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フィナーレに登場したカールとシルビア・フェンディ。カールはちょっと太った感じ?!

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