藤岡篤子BLOG
CATEGORY : COLLECTION REPORT

ロマンティックなキャンドルに導かれてニナリッチ

夜8時からのショーはチュルリー公園に張られた特設テント。

チュルリー公園に入ると、テントまでカーペット(レッドではありませんが)

が敷かれ、アロマキャンドルがカーペットに沿って数え切れないほど

置かれ、揺れる灯りに導かれるようにテントに入ります。

もう寒くって、カメラを出して写す気にもならないパリの冷え込みです

(というわけで、こんなに感激しておいて写真なしです。すみません)

でもショーが始まると、一気にスィートクラス感のある

お嬢様系(いまどき貴重です)ニナリッチの世界が広がります。

テーマは「レディの肖像」でした。

オープニングは、ミンクのガルボハットに

ストレッチウールのジャケットにスカートのセットアップ

さすがにパリではグレーが増えます。

ミラノではほとんど見なかったコーディネートです。

1118.jpg
オープニングは黒のストレッチジャケットに、ストレッチスカート

ウエストには必ずベルトでマークです。

ガルボハットは今シーズンのマストハブ アイテム。

430.jpg
ケープ、ケープレット、ケープスリーブなどが

増加しているのも、今シーズンの特徴。

ファーの棒付きケープにひざ丈ドレスのお嬢様スタイル

527.jpg
ベージュ系は先シーズンのキャメルとは打って変わり

クールなピンキーベージュに変化しています。

そこにラメを入れて、品の良い光沢とゴージャスさを演出。

719.jpg
首元にはビジュウピンクの花びらプリントのドレス 。

ピンクはニナリッチのブランドカラーでもあります。

こんなスィートなAラインイブニング風ドレス

ベージュのレザーベルトでカジュアルに着こなしています。

足元もグレータイツに編みあげのハイヒールという

ちょっと崩した若々しいコーディネートです。

ピンクはニナリッチのシグネチャーカラーです。

ひざ丈のプリントの花弁プリントドレスはAラインにベージュの

革ベルトというカジュアルな着こなし。

812.jpg
スィートピーチベージュや上品なピンクはニナリッチの

得意とするところ!プリントドレスやニットで

光沢や濃淡使いで多く登場しました。

912.jpg
コートドレスは、今シーズンのキーアイテム

ブラウンにサテンのパイピング、大きくくられたネックに

毛皮のトリミング。ウエストには必ずベルトでマークして女らしく

クラッシックなアイテムの着こなしほどウエストマークは重要です。

1011.jpg
パープルでも、少しピンクに流れて、女っぽく甘いバーガンディ

パリでは目立ちます。バーガンディのコートに

同色の花弁を濃淡でプリントしたドレスを合わせます。

黒のタイツで、足元はすっきり。

335.jpg
フィナーレでは、黒のレースから甘いピンクやコーラルが勢ぞろいです。

イブニングにも黒いタイツって、若くてカジュアルさがあって

コンサバではないのが良いですね。

1216.jpg

これはフィナーレですが、最後に登場してきたガルボハットのモデルが

ファーストルックです。

 

CATEGORY : COLLECTION REPORT

グラフィックがキュート!! D&Gの新たな世界

ショーの会場に一歩はいると、もう今シーズンの

世界が目の前に広がっているD&Gのコレクション。

先シーズンは会場いっぱいにお花が咲き乱れるガーデンが

作られていたのですが、今シーズンはDとGを中心に置いた

色々なタイポグラフィーが、ステージからバックステージまで

カラフルに描かれていました。

グラフィティとは違い、リズミカルでとても楽しくハッピーな雰囲気です。

152.jpg

登場してきたお洋服も、柄はをベースにした

カラフルなタイポグラフィーが中心です。

234.jpg

カラーもオレンジからピンクのハッピーカラーが主役です。

タイポグラフィーからピアノの鍵盤のようにもみえる、エスニックな幾何柄で展開され、

不思議なパターンオンパターンのコーディネートです。

ちなみにもう日本での展開がないので、展示会で確認することができませんが

ドルチエ&ガバナでは、音符やピアノの鍵盤が登場してきたので

関連はあるとにらんでいますが。

334.jpg
オレンジのビッグジャケットは80年代的な感じ

ボーイジョージとか1,吉川浩司(DのGのプレスいわく)みたいな

カラフルでビッグショルダーをスリムなパンツとフラットシューズに

合わせています。
429.jpg
イエローにオレンジすべてがモチーフ使い、黒でしめています。

526.jpg

626.jpg
サングラスに小さなクラッチバッグは、必携の小物です。

718.jpg
コレクションでも毛皮が増加しています。

D&Gではカジュアルにイエローのパーカに毛皮をライナーにつけました。

811.jpg
大きな文字から小さな文字まで、

カラフルな大小のタイポグラフィーがとってもリズミカル

新しいモチーフの誕生を感じさせます。

910.jpg
フィナーレでは、今シーズンのトレンドカラーがずらりと勢ぞろい。

オーストリッチのミニスカートにジャカードセーター

ソックスにサンダルです。

 

1010.jpg
フィナーレ
ニットのセーターからカットソー、シャツまで

カジュアルなイブニングはいかにもD&Gらしいひねり方です。

もう日本で展開されないなんて本当に残念です。
今シーズンはスリムからワイドまでパンツの季節が到来です。

 

CATEGORY : COLLECTION REPORT

グラマー&フェミニンのプラダ

グラフィックでカラフルなチェック構築的なコートドレス

後ろが大きくカットされたモダンなドレスには

大きなボタンが付いて、60年代的なスペーシーイメージです。
今シーズンの代表作が一堂にディスプレイされ、

もっとも打ち出したいアイテムが一目でわかる

魅力的なショールーム構成です。
525.jpg

ファーストルックは黒のコートドレスにピンクベージュのキャップ、

シルバーのボタンで60年代グランムールを感じさせます。
151.jpg

こちらがファーストルックの帽子
1 (2)12.jpg

白のウールドレスは、大きなシルバーボタン使いがアクセントで

少しローウエストの切り替えが60年代風。

前から見るとクラッシックなドレスですが、後ろは大きくカットされていて

やっぱりスペーシーでモダンです。
233.jpg

2 (2)10.jpg

大胆なカラー使いとジャイアントチェックが、英国調というくくりを

絶対に感じさせないプラダ流。

アーティスティックで素敵です。
333.jpg

白い縁取りのドレスは、白い大きな丸ボタンがアクセント。

大きな襟がクラッシックなメンズを感じさせます。

襟と身ごろの大きなチェックがグラフィックアートのようで新鮮です。
428.jpg

ショールームでも素敵なものばかりで時間がいくらあっても足りません。

私のベストルックはこの、モンドリアン風のチェックのドレスです。

チェックのアイディアが、伝統から離れていながら、それでいて

親しみを感じさせる絶妙なスケールと、配色がプラダの革新性を強く感じさせます。

625.jpg

まばゆいぐらいの大きなスパンコールがたくさん出ましたが

ファーと同じような扱いでデザインされているのが、とても新鮮です。

このコートドレスはボトムがエコファー、トップの方が

毛皮の毛先を思わせる細いスパンコールでできています。

テキスチャーコントラストも
717.jpg

ピーチベージュのウールドレスのフロントもエコファーです。

今シーズンの大きなテーマです。
89.jpg

今シーズンの足元はとても不思議でした。

ソックスとストラップシューズの組み合わせに見えましたが

実はストレッチスェードにレザーやパイソンを

組み合わせて、カラフルでカジュアルな足元を演出しています。
109.jpg

ストレッチブーツをアップで見ると

本当にソックスにストラップシューズを合わせているようです。

服と同じボタンが付いています 。
99.jpg

小さくて、カラフルなのが、今シーズンの特徴

手袋も手首サイズです。

クラッチは手首を通してもつのが今シーズン風

服と同じ大きなボタンで留められたストラップシューズに見えます。
1117.jpg

こんな風に手を通して、クラッチ風に持ちます。
1215.jpg

CATEGORY : COLLECTION REPORT

ミューズはアンジェリカ・ヒューストン

今シーズンのインスピレーションは

写真家ボブ・リチャードソンが撮影した退廃的で官能的な

アンジェリカ・ヒューストンガウチョスタイル。

フリーダは一目に見てひらめいたそうです。

それはネットで検索していただくとして、

今回のショーは本当にさまざまなカラーが色々な素材感で

組み合わされ、フリーダも色と素材のミックスは「チャレンジ

だったと言っていました。

翌日の新聞は一面中面もグッチばかりです。

149.jpg

展示会でもカラー別に分けられたラックが、

今シーズンのカラートレンドを伝えてきます。

ジェイドグリーンからバーガンディティールグリーンなど

女らしさが、濃厚にセンシュアルに漂います。

230.jpg

2 (2)8.jpg

2 (4)3.jpg

2 (3)6.jpg

2 (5)1.jpg

いかにもフリーダらしいのは、ちょっとお嬢様っぽい

クラッシーな雰囲気があること。

水玉ボウ使いブラウスやひざ丈の柔らかいドレス、

そこにボリュームたっぷりのカラーファーを組み合わせます。

テキスタイルミックスとカラーのマッチンングは見事です。

シフォンニットツィード毛皮

オレンジにパープル、ブラウン、アクセントに必ず

カラーバッグが合わせられます。

キュロットにひざ丈タイト スカート、そしてイブ二ンングのマキシドレス

330.jpg

3 (2)12.jpg

3 (8)2.jpg

3 (3)6.jpg

3 (7)1.jpg

3 (4)7.jpg

3 (11).jpg

今シーズンのバッグはショルダーとハンドバッグの

二個持ちがフリーダの提案です。

働く女性には、仕事とプライベートの両方のバッグの

使い分けが必要でしょう!!と言っていました

3 (9)1.jpg

バッグは小型になりつつあり、カラフルになっています

3 (6)2.jpg

3 (10).jpg

どれををとっても「フィルム・ノアール」のヒロインのように

強く自信に満ちて、エロティック。官能的な女らしさです

圧巻はイブ二ンングドレス。

フローラスカルプチャー」と呼ばれるお花のオブジェが

首から肩にかけて華やかに彩りました。

花弁を一つずつハンドクラフトで仕立てたものです。

クチュールのハイテクニックを使いながら

若さの魅力を伝えるものです。

426.jpg

今シーズンは帽子がとても増えてきましたが

それをいち早く、つば広中折れ帽で、最もフェミニンに

見せてくれたのがフリーダ・ジャン二―二でした。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

グッチ90周年記念フィアットチンクエチェントの発表

先シーズンのモーターボートに続いて

今回はイタリアの国民的名車「フィアット チンクエチェント

をグッチが手掛けました。

発表会では、黒に赤とグリーンのWEBカラー

入った黒のフィアットが発表されました。

5 (3)4.jpg

5 (4)3.jpg

524.jpg

実際は黒に加えて、白も制作されているそうです。

内装もGGのロゴが入った白のレザーシートで

お洒落度はかなり高いです。

6 (2)7.jpg

624.jpg

これで街を走ったら、かなり目立つこと請け合いです。

日本でも発売予定

まだ確定ではありませんが、1500万円ぐらいとのこと。

グッチファンには必須のコレクターアイテムです

CATEGORY : COLLECTION REPORT

クリストファー・ケインの客席には?

ファーストルックは、

グラフィック柄のニットモチーフをモザイクのようにつなげたニットスーツ

グラフィック柄にレーザーカットされた、

のタンクトップ、ボトムにはスリムで足首丈

ベルボトムを合わせて、ニット尽くしで見せたコレクション。

ですが、写真が全部ボケてしまい、キチンと写ったのは

悲しいことにフィナーレの後ろ姿でした。

147.jpg

写真はプロの手によるものを後でご用意しますが

ロンドンで見た最高のコレクションの一つでした。

やっぱりニットかなりトレンドですね。

ところで、来場したセレブリティですが、各国の有名ファッション誌の

編集長がずらりと並び、

アレクサ・チャンヤスミン・ル・ボン

(90年代のスーパーモデルで夫はデュラン・デュランの一人)

デイジー・グローも始まる直前に席に着きました。

アレクサ・チャンはネイビーブルーのマル首セーターにひざ丈のひだスカート

ロケット付きのペンダントがアクセサリーの、

シンプルで上品なスロー二ースタイルです。

228.jpg

2(2)1.jpg

2(3)1.jpg

CATEGORY : COLLECTION REPORT

スーパーブランドのパワー全開! 雪を降らせたバーバリー

今回は場所を変えてケンジントン公園に巨大テントを張って

コレクションを見せたバーバリー。

気のせいかテントも大きくなっているような、、、!

公園だけに冬とはいえ風情のある木々が雰囲気を出しています。

3 (2)11.jpg

329.jpg

このブランドは超ロンドン級といってよいでしょう。

こじんまりとや、家族的になどのロンドンにありがちな

小規模のコレクションが多い中に燦然とそびえたつスーパーブランドです。

ケンジントンン公園のクィーンズゲートの入り口には

すでに喧騒が漂い、近づいてゆくとそれが

パパラッチギャラリーのエリアから聞こえてくるのがわかります。

バーバリー名物パパラッチエリア!!

ここではアナがインタビューに答えていたり、

今や英国のトップアイドルとなったサマンサ・キャメロン首相夫人

などが続々と詰めかけます。

アメリカのミシェル・オバマと英国のサマンサ・キャメロン

いずれもバリバリのキャリアウーマンであり、エレガント

知性的なのに可愛い雰囲気が愛されているようです。

4 ana.jpg

まとめて撮らせちゃえということなのでしょう、

決められた狭い場所にパパラッチが鈴なり

その前にTVエリアがあり、その辺りにはセレブが必ず立ち止ります。

だから、それをまた見物する人たちも多く、

入場するまで時間がかかって大変です。

11(1.jpg

1116.jpg

入るのは大変でも、やっぱり良かったとしみじみとコレクションの

素晴らしさの余韻を味わえるのもバーバリーの底力です。

ミラノでも、木の葉や金色の紙吹雪等が良くフィナーレで

降ってきましたが、今回は雪に見立てた白い紙吹雪

映像で輝く星が降るような演出もあり、クリストファーが大好きな

ダフィ」の鼻にかかった歌声が流れる中で、

冬のロマンティックな美しさを堪能しました。

623.jpg

1214.jpg

驚いたのはファーストルックがオレンジ!!

今シーズンは、オレンジが多いのですが

ファーストルックのコートドレスはちょっと60年代調

スペーシーな感じもあり、クチュール的でもありました。

716.jpg

7 (2)5.jpg

先―ズンはハードなロック感覚がありましたが

2011秋冬はぐっと女っぽくクラッシックな格調まで感じさせます。

カラーでスタートし、そのあとはブロックチェックのバリエーション

これが大ぶりでモダンなんですよ。

すごく素敵!

810.jpg

秋冬のチェックはカントリーっぽくなりがちですが

とても洗練された配色と、スリムに大胆に凹凸を付けたシルエットで

ウルトラモダンになりました。

ファーももこもことシェアードコントラストが新鮮です。

白と黒もまるでダルメシアンみたいな使い方で

型にはまっていません。

だから、あ~又白黒なのか!という感じを受けず、とても新鮮でした。

98.jpg

9 (2)7.jpg
もちろんトレンチもたくさん出ていましたが、トレンチだけに

こだわらず、優しく、気高く、包み込むような

暖かさの魅力を見せてくれました。

カラフルメランジツィードニットの組み合わせ、

ニットのセットアップなど、ここでもニットは大活躍!

2011AWの一押しトレンドになりそうです。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

jazzkatzeの冒険

デザイナー周布歩美さんから手描きのお手紙つきの

招待状が来ていたのでびっくり!

初めてのロンドン進出にかける意気込みが伝わってきます。

レディガガもここの服に興味津津という噂が飛んだことがありましたが

本当に着たんでしょうか?どなたかご覧になりましたか?

東京で見ると、アバンギャルドに見えたりしましたが、

今回はロンドンで見るせいか、とっても大人しく可愛く見えました。

テーマは「バラ」80年代のイタリアの作家ウンベルト・エーコ

作品「バラの名前」からのインスピレーションだそうです。

オープ二ンングから、モノトーンのバラのプリント

さまざまなアイテムに使われました。

146.jpg

1 (2)10.jpg

1 (4)3.jpg

1 (5).jpg
カラーもずっとモノトーンに少し赤のタッチが入ったり。

ネイビーのひざ丈ニットドレスなどスロー二ーな感じが

入ったのもロンドンだからでしょうか?

227.jpg
スロー二ーとは、スローンストリートにタウンハウスを持ち

スローンストリートでお買い物をする

ロンドン中産階級貴族の子女のことです。

若くてお金持ち,ラップドレスやひざ丈のキルトスカートなど

コンサバなお洒落を好むのが特徴。

ケイト・ミドルトンさんはそう呼ばれています。

ウイリアム王子の母親ダイアナ元妃は80年代

スローンレンジャー(同様の意味ですが、直訳するとスローンスクエア

あたりをよく歩いている人って感じでしょうか?)と

呼ばれていました。

スローンスクエアやストリートという

ロンドンで一番高級でスノッブな場所がホットとされているのは

30年前と同じです 。

CATEGORY : COLLECTION REPORT

ミニマリズムに変身?アンソフィ・バック

先シーズンまで破れかぶれのロンドンらしいセクシーパンクで

コアなファンを持っていたアンソフィ・バックが大変身!

328.jpg

3 (2)10.jpg

3 (3)5.jpg

驚くほど静かでミニマルな大人のクチュールを提案しました

直線シルエットにゴールドメタルのアクセント、

ほとんどがマキシタイトでした。

とてもきれいだったけれど、変身が激しすぎて驚くばかり

20 / 31« TOP...10...1819202122...30...LAST »