藤岡篤子BLOG
CATEGORY : BLOG

パリコレクション最終日 トリを飾るのはルイ ヴィトン

コレクションはルーブルの中庭に建てられた特設テントで開催された。
グラフィティに彩られたテントのすごさは見ての通り!

008-11.jpg

今回のコレクションはテントも含めて、コンテンポラリーアーティストであるリチャード・プリンスとのコラボレーションがテーマ。
リチャード プリンスは画家、写真家として、広告写真の複写などの作品で知られモダンアートの写真としては、サザビーオークションで最高値で取引されたことでも知られる。

テントの一見落書き風も近くで見ると、モノグラムの上に世界の都市や女性の特徴などがグラフィティ風に描かれて圧巻。日本の女性に対するコメントも発見!
まず中庭に入り、このテントを眺めながらアペリティフをいただく。肌寒さを吹っ飛ばすほど熱気が溢れている

ショーが始まるとオープニングは透明ウレタン素材でできたナースドレスと黒いチュールのマスクを付けたナーススタイル。ナース帽にLOUIS VUITTONの一文字をつけたナースがずらりと並ぶ。モデルが通り過ぎるとスカートの後ろは何と切り開かれている。
星空のステージをバックに、繰り広げられたのは、デヴィッド・リンチの倒錯を思わせるような世界だった。

008-2.jpg
フロントローには、カトリーヌ・ドヌーブを始め、ビクトリア・ベッカム、カニエ・ウエスト、リー・ラジウル等がずらりと並ぶ。
でも美貌とオーラの輝きでは、カトリーヌ・ドヌーブが最高!!

008-3.jpg

CATEGORY : BLOG

チュルリー公園

ランバンのテントはチュルリー公園のちょうど真ん中あたり、ちょっと行くと
ルーブル美術館のピラミッドが見えるところにに貼られた。

まわりには、観光客と散歩するパリの人々でいっぱい!
テントの賑やかさに何が起こっているのか、わざわざ見に来る人もいるが
みんな、のんびりと深まり行く木々の彩りを楽しみながら 秋の夕暮れを散策している。

007-1.jpg

CATEGORY : BLOG

ランバン

ランバンのパリコレクションはチュルリー公園に設営された特別テントで開催された。
テントの中は、豆電球が吊され、お祭りのような賑やかさ。いろんなアイスクリームのケースを下げたウエイターが行き交い、さながら夜市のような楽しさだ。
コレクションのテーマは「ライトネス」鳥が羽ばたくような軽やかさを薄く軽い素材を用いて表現した。

006-1.jpg

「コレクション ブランシェ」
ランバンでいよいよブライダルが発表!
16ルックからなるブライダルコレクション「コレクションン ブランシェ」
が発表された。
ショー形式で発表された後に、展示会場には子連れや中年、若いカジュアルなカップルなど、様々なカップルがくつろいだ様子で登場した。
アルベール・エルバスが描いたユーモラスな壁面のクロッキーがチャーミング!

006-2-2.jpg

ロングからミニ丈まで、アルベール・エルバスが最も美しいと思うシルクチュール、タフタ、レース、モスリン、洗いをかけたファイユ等で仕立てられ、カラーは純白、アイボリー、シェルカラー、パウダーカラー、プラチナなど様々。
2008年1月に発売予定
価格 64万円から143万円台の予定

006-2.jpg

「マルグリット」
ヴァン クリーフ&アーペルとのコラボレーション・エンゲージメントリング「マルグリット」も発表された。アルベール・エルバスが「コレクション ブランシェ」のためにデザインした。
プラチナ製
クリームホワイトのパール 12~13mm
ダイアモンド 一石  0.3カラット
20石 合計 0.27カラット
予定価格  2425500円

006-3.jpg

CATEGORY : BLOG

ジバンシィ

ジバンシーのショールームは、プラザアテネやフォーシーズンズホテルなどラグジュアリーホテルが連なるアベニューモンテーニュにある。

デザイナーのリカルド・ティッシは、ファッション業界のプロフェショナル達が太鼓判を押して推薦した実力派。
ムッシュジバンシーの引退後、ジョン・ガリアーノ、アレキサンダー・マッキーンなど英国の若手実力派が引き継いだ。そのあと満を辞して登場したのがイタリア人のティッシだ。
特にジャーナリストの圧倒的な支持を受けただけに、舞台などの仕掛けはないにもかかわらずコレクションはスペクタクル感に満ちている。

2008年春夏のテーマは「グラディエーター」
強さを象徴するのは、大きなはと目使いと鋭角的なカッティング。スェードに大きなはと目を使い視覚的な迫力は満点!
薄いジャージーにも大小のはと目が留められ、繊細さと力強さの接点にあるアンバランスな魅力を見せている。
通常のはと目だと重すぎるので、軽量化を図っているとか。

005-1.jpg

日本の展示会では、アニマル柄がグラデーションで登場。シフォンのブラウスは何気ないが大人っぽくて素敵!これは絶対欲しいと思ったアニマル柄は
トム フォードのサンローラン以来初めて。

005-2.jpg

バッグは紋章や角をディテールに使い、ティッシらしいハードなデザイン。
特にショルダーはダブルのストラップ使いでショーでは、サスペンダーのように両肩にかけて下げていた。

005-3.jpg

ストラップをぐるぐる巻いて甲部分を覆うサンダルは、今シーズンの特徴。
ブーティのように足首まで丈が長いのもトレンドだ。

005-4.jpg

CATEGORY : BLOG

エルメス

エルメスのショールームは本店のあるフォーブル サントノーレからほど近いマドレーヌ寺院のそばにある。パリによくある、見かけは何の変哲もない石造りのビルだが、黒い鉄のドアの呼び鈴を押すと、さっと重いドアが開き、背が高い栗色の髪の若いドアマンが迎えてくれる。
2008年春夏のテーマは「インド」
デザイナーのG・P・ゴルチエを始め、アトリエのスタッフはインドに滞在し、伝統や文化を研究したらしい。インスピレーションはインド特有の、赤い粉を掛け合って願をかける祭り。
コレクションのオープニングとフィナーレには、ステージに赤い粉が舞い散った。

エルメス定番のバーキンやケリーもホットなスパイスカラー。唐辛子のようなチリレッド、タンジェリンオレンジ、マーカサイトグリーンなどエキゾチックなブライトカラーで、カラフルに。今シーズンこれらの高額バッグの着用率が最も高かったのは、ロシアからの人々であった。

004-1.jpg

新製品は、スカーフを三角巾のように使ったバッグ。触ってびっくり!
極薄のなめしのきいたレザーの上にスカーフが貼ってあって、一見スカーフを垂らしたように見える。

004-21.jpg

いかにもインドらしい、ネール(故ネール首相が来ていたことからこう呼ばれる)カラーのジャケットに、ズアーブパンツ。今シーズンはジャージー使いが多くなった。 004-2.jpg

タンジェリン、オペラ、パープル、ターメリック、、。ショールームのラックには今シーズンらしいスパイスの効いた色がぎっしりと並ぶ。

004-22.jpg

エルメスのエコバッグ!?は3柄登場
シルクツイルのスカーフを折たたんで、レザーケースに収めたお買い物バッグ。
優雅で華やかなコンパクトバッグ。

004-3.jpg
ペーズリーは今シーズンを象徴するエキゾチックモチーフだ。
パープル、チリレッド、ゴールドのインディアントリコロールカラーがチャーミング

004-4.jpg

CATEGORY : BLOG

ステラ・マッカートニー 東京展示会

「クロエ」をやめて「ステラ・マッカートニー」ブランドを立ち上げ、「アディダス」「H&M]とのコラボレーションで、ますます人気沸騰のステラは、親の七光りなどみじんも感じさせない実力を発揮している。最近はレスポーザックとのコラボレーションを発表、自らも働く二児の母であることから発想したおむつやほ乳瓶などをいれるリュックなど(この発表会は後のブログで)を可愛らしくも落ち着いたグレイッシュパステルで発表した。

ショールームはエチエンヌ マルセルの古着屋が立ち並ぶお洒落で庶民的な街中にある門を一歩はいると石畳のアプローチがあって、石作りの階段に続くステラもよくいるのだが、今回は残念ながら会えませんでした。
母親リンダを乳癌でなくして以来、菜食主義者であったリンダの影響を強く受け、動物愛護運動に取り組んでいる。
コレクションでも、決して毛皮やレザーを使用しない。
パーティでも、テーブルに並ぶのは、とびきり美味しい有機のフルーツやスィートだ。

2008年春夏の小物は布テープ、キルト、ビーズ、ウッドなど自然素材で製作されている。

キルティングは春夏には珍しいが、ステラは薄い中綿を入れ、ハワイアンキルトのようなかすかな凹凸のデザインで、柄のような効果を出している。サンダルやトートバッグ、コレクションでは、Aラインの揺れるドレスに小さなキルトベストを合わせた。

003-1.jpg

布テープで編まれたバッグやサンダルも他のブランドではみられなかったものだ。布テープのパンプスはニュートラ風の正統派のデザインで、リラックスしながらキチンと感のある、履きやすそうなシンプルなかたちだ。

003-2.jpg

ビーズやウッドなどはネイティブアメリカン風のエスニックさが漂い、70年代のヒッピー風の手尽くりの雰囲気でとても可愛い!

003-3.jpg

持つと驚くほど軽いウッドの木彫サンダルやクラッチバッグなど
ナチュラルな感触で、ステラらしい個性とオリジナリティに溢れたデザインが並んだ。

003-4.jpg

CATEGORY : BLOG

ジャン・バティスタ・バリ

パリコレクション終盤はショーが終了した展示会が軒並み開催される
コレクションの合間を縫うように展示会のスケジュールを入れる

002-01.jpg

ジャン・バティスタ・バリは、現在パリで最も熱い視線を受けているデザイナーだ。

002-02.jpg

カール・ラガーフェルドとのパートナーからウンガロのクリエイティブディレクターを歴任した実力は、ヨルダンのラニア王妃を始め多くのセレブリティから愛されている。一時期とは異なり、一目でブランドがわかる服を着ている人が少なくなったコレクション会場でもバリのコレクションのフロントローには、彼の服を着こなした女性がずらりと並ぶ。

展示会場を訪れたとき、ちょうどバリはクルーズライン用のモデルのオーディションの真っ最中。陽光が差し込む気持ちの良いアトリエでは、コレクションの服とクルーズラインがずらりと並べられていた。
パールのネックレスは大好きでバリがいつも身につけているもの。オーディションの途中で話をしていたら、突然私のデジカメで二人の写真を撮ってくれた。カ・ン・ゲ・キ!

002-03.jpg

今シーズンのコンセプトマップを見せてくれた
ピンク、白、イエローなどネオンカラーで彩られたコレクションのイメージソースは、70年代に活躍したモデル「ヴェルーシュカ」ヨルダンのペトラ遺跡を訪れた際、ヴェルーシュカがサイケデリックな服をまとった姿が頭に思い浮かんだという。
もう一つのコンセプトは、モダンアーティスト「ダン・フレヴィン」の「光り」。
フラッシュが反射したような鮮やかな光りと陰を思わせるカラフル感が溢れた。

002-04.jpg

CATEGORY : BLOG

アレキサンダー・マッキーン

2008年春夏のコレクションは、「イザベラ・ブロウ」に捧げられた。
イザベラ・ブロウは、エディター、スタイリスト、ジャーナリストと幾つもの顔を持つ
ファッション界のスーパーアイコン。2007年5月にガンのため48才で死去した。

マッキーンやフセイン・チャラヤンなど新人の発掘に才能を発揮した
全く無名であったアレキサンダー・マッッキーンのセントラル・セント・マーチンズ大学の卒業作品を5000ポンド(約120万円)の高値で購入。マッキーンを発掘し、活躍の場を与えるなど、多くの新人デザイナー達の希望の星となった。
今シーズンのコレクションは、トレンドとは無縁に、恩人イザベラへのオマージュであり、「イザベラが愛した物。自分が好きなもの」で構成された。
イザベラがいつもかぶって自らが宣伝役を務めていた帽子のデザイナー「フィリップ・トレーシー」とメタルアクセサリーデザイナー「ショーン・リー」の三人のコラボレーション「チームイザベラ」によって製作され、アート作品のようなフィリップ・トレーシーの帽子やアクセサリーがひときわ目を引いた。

001-02.jpg

会場はパリ郊外の巨大なスポーツセンターで開催された
会場内は巨大な蝶々が羽根を広げたような電飾空間に装飾され、招待状もイザベラを描いた物であった。

001-12.jpg

CATEGORY : BLOG

フェンディの展示会

今年はバゲットが誕生して10周年。記念したイベントも目白押しだが、記念バゲットも登場した。カラフルで「フェンディ」の文字がキルティングされている。床も壁もシルビア・フェンディを始めとするスタッフが書いたグラフィティ。モザイクのようで可愛い!

CIMG2662.jpg

ネイティブアメリカン風のフリンジとレザースパンコール使いのバゲットは、これまでなかったもの。可愛くて展示会でも一番人気

CIMG2668.jpg

インドミラーとフリンジ使いも大人気のニューバゲット

CIMG2675.jpg

アスペジの展示会ではトレンドラインを作っているデザイナーのローレンス・スティールとばたり!以前ミラノコレクションで自分のコレクションを発表して大人気だった!何年ぶりだろうか?懐かしくて思わずハグ!

CIMG2685.jpg

ブレラにあるグッチの展示会に行く途中、ポンタッチオ通りで少し道草。このあたりは美術館や大学があって文化のにおいが強い。可愛いウインドウに釣られて文房具屋にふらりと入ってしまった

CIMG2687.jpg