藤岡篤子BLOG
CATEGORY : EXHIBITION

sacai luck  テープとレース

sacai luckは2006年にsacaiのランジェリーラインとして
スタートしたブランドですが

2010年に独立したブランドとしてコレクションをスタート
スポーティでリラックスした持ち味で、あっという間に人気ブランドになりました。

世界のコレクションを見ているセレクトショップのあるバイヤーの方が曰く
「いろいろセレクトしてバイイングしているけれど、
 結局売れるのはsacaiなんだよな、、!」

と言うわけで、日本の女子のみならず、男子にも人気沸騰中!

 

パワ-全開のsacai luck 2014秋冬展示会を御紹介いたします
今季の展示会では「レース」と太幅の「グログランテープ」使いをクローズアップ

レースは、トレンドの幾何学柄にカットアウトされた
アラビアタイルを思わせるスクエアモチーフ。
この柄に今シーズンは決定のようです!

ドレスにもスカートにもあらゆるアイテムでこの幾何学柄レースが用いられました
メインのディスプレイだけでも、まず、セータに合わせた膝下丈のタイトスカート

まるでカーゴパンツのようなフラップポケットミリタリータッチ
のごっついベルトが付いて従来の甘いロマンチックなレースの
イメージとは全く異なるレースの使い方が新鮮です。

ウエストにグログランテープを使ってペプラム付きのレースのシャツジャケット

フロントジッパーをグログランテープ使いでアクセント
マーメイドラインのドレス

シンプルなサックドレスタイプは、ちょうど膝丈!
簡潔なのに装飾性があって、甘いのにクール!!

単品でもティーシャツのバックにレースの差し込みや

カットソーボーダーのティーセーターやチュニックドレスにも
レースがアクセントになっています

何とキルトスカート登場です
しかもこんなに思い切った使い方!! 白、黄色。ブルー、黒 どれも可愛かった!

ちょっとユニフォームタイプに触れた膝丈セミタイトスカートも。
ここでもフラップポケット使いに、太いベルトループ

レースにわざわざハードなごつさを加え、大人っぽく仕上げています

でも何と言っていっても今回目立ったのは
グログランテープでの切り換えアクセント。

ブルゾン、スカート、ティーシャツ 色んなアイテムにアクセントを添えています

袖のトリミングやボタンホールのディテールもグログラン!

本来フォーマルな印象のあるグログランを
大胆にスポーティに、ジオメトリックな用い方でアクセントに持って行く!

さすがですね!
クラッシーなドレスブランドでは、ラブリーディテールによく見られるのですが
こんなにスポーティでワーク的なディテールは初めてです。

人気の秘密がこんな発想にも感じられます。

 

パーカやマーメイドスカートの変化トリミングも「技あり」!!という使い方です

ツィードのタイトスカートのサイドからゆらゆら揺れるプリーツのディテールが
本当にsacaiらしい女子力の高さを感じさせます

まだまだ続くスウェットの背中にも太いグログランが水平に潔くすっくと!
カモフラージュをモノトーンプリントで表現しているのが爽やか。

ボーダーニットのお袖がニットとグログランという近くで見ないとわからない
カモフラージュぶり!新鮮です

と言うところが今シーズンの見どころですが

もちろん他にも魅力的なアイディアはたくさん。
異素材の組合せは、sacaiの独壇場ですが、今季もティーシャツの
バックがインサイドプリーツになったり、シャツ素材と合わせたり
(このシャツ地のブルーがまたトラッドで素敵でした)

シャツ地にカモフラージュをプリントした素材をティアードにして
バックに合わせたり、どれもメチャ欲しいものばかりです!

ニットと布帛の組合せはミリタリー感覚のディテールが多く見られます

プリーツスカートとショーツの組合せは、今季のボトムの定番でしょうか?
多いです。

英国調のストライプ生地は、あくまでも柔らかくフェミニンなデザインが主流
一部ワークテーストもありますが、着てみると
オーバーサイズなところが女らしいんです

最も気になったのは、このベルベット!!
中綿入りのようで、それでいて透けてていて圧着感のある不思議な素材!

触ったり、透かしたりいろいろやっていたら
なんと「それベルベットなんですよ!」
「ええっ!」 「これをベリベリはがすとべルベットが現れるんです」

そうですね。確かにベルベットって、2枚の生地の間にパイル地を織り込む物なので
その原型というわけです!

わたしも、この状態で見た事がなかったので驚きました\(◎o◎)/!
プレベルベットというわけですが、素材感が新しい~

sacaiはファーストラインは、トレンドセッターとして
パリコレクションでも人気ですが

sacai luckも、リアルクローズとアバンギャルドのバランスが取れた
独自の魅力を持っていて、ますます人気が出そうですね! 楽しみ~(^ニ^)

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Spring2015ステラ・マッカートニー来日

ニューヨーク、ミラノに続いて発表された2015年春コレクションが
東京六本木ヒルズの毛利庭園で開催されました。

今回の来日は、2015春のコレクションの発表と来年2月の予定されている
旗艦店青山店の移転の発表のためです。

現在の南青山から、靑山みゆき通りへ移転、六本木ヒルズ店とともに
2大旗艦店となり、この1年間の北京、台湾、上海、香港などへの出店と
拡大とともに、ますますアジアへの攻勢を感じさせます

また今回は、仕事及び動物愛護活動への取り組みを通して
動物愛護運動に取り組んでいる滝川クリステルとともに
モダンウーマンとしての生き方」や「社会とのつながり」などの講演会を
靑山学院講堂で講演会も開催しました。

生き方も積極的で行動的で、まさにモダンウーマンの鏡!

パリやロンドンでは良くコレクション会場や展示会場で見かける
ステラ・マッカートニーですが

日本では昨年の六本木ヒルズの2号店のオープニング以来1年ぶりの来日です。

筋金入りのベジタリアンなので、ますますほっそり&すっきり綺麗になって
コレクション会場で見かける表情とは、また違う余裕のある雰囲気です

まず、六本木ヒルズのブティックに集合して
屋上の毛利庭園に案内される趣向でスタートしました。

ステラのブティックの前には、ステラが大好きな色のお花がとりどりに
カートに飾られています

ガーデンパーティは、ステラのシグネチャーと言っても良いほど
ステラが愛するパーティ!パーティはいつもガ-デンです。
そういえば、前回も英国大使館のお庭で小雨の中、開かれましたね。

雷雨が心配されていましたが

東京タワーが真正面に見える毛利庭園は6本木の真ん中と思えないほど
涼しくて気持ちの良い夕べです。

庭園の入り口には、ビアカウンターが設けられ
英国のビール三種と東京の地ビール1種が楽しめます

シャンパンではないところが、ステラらしい英国のこだわりでしょうか?

エントランスに向かって向かって歩くと大きくSHOSESの文字が!

こういう風に庭園の中に靴やバッグがディスプレイされています
全て2015春のコレクションから

サテンのアンクルストラップサンダルやチャンキーヒールにスタッズ使い等
ステラの定番と言って良い、でも新しいバリエーションが並んでいます
今季はフェイクの爬虫類(パイソン)が多く使われているのが特徴です。

正面にはSTELLAの文字が、カラフルなネオンで色んなロゴタイプで輝いています
生い茂る樹木で見える文字と見えない文字があって
これはこれで、凄く可愛い!

今回はエレクトリックエネルギーとムーブメントがキーワード。
懐かしい遊び心を醸し出すコレクションですから、ぴったり!!

会場の中にも大きくBAGSと書かれたバッグの新商品が展示されています

ステラスーパーヒーローズ」プリントのパッチワークを施したトートやクロスボディバッグ、

ステラのシグネチャーである「ファラベラ」は、カラフルなストーンエンブロイダリーが施されています

ミニリュック、クラッチ、パイソン柄も登場

ますます装飾的に充実して、欲しいものばっかり!!

ガーデンパーティですから、1箇所でポーズをとると言うより、
モデルさんは三々五々という感じで
あちこちを覗いて廻ったり、フィンガーフードやかき氷を食べたり
自由にゲストと一緒に遊んでいる雰囲気です。

背が高くて、カッコ良い服を着ているのがモデルさんという
見分け方!!

みんな、いつもなにか食べているというのもご愛敬(^ニ^)

フラフープがみんなメチャ上手でビックリ!
いまでも流行っているんでしょうか?

ライトシルクのクレープデシンブロッサムプリントした
エフォートレスなパンツやマキシスカート

今回大ブレイクしている「ステラスーパーヒーローズ」のプリントやジャカードも
流れるようなラインのドレスや、ショートパンツスーツに。

ステラも今日は「スーパーヒーローズ」の装いで!
でもスーパーヒーローズって何でしょう?

大胆なボーダーは配色が素敵!ゆるりと
オーバーサイズのポロとワイドパンツに合わせて

コントラストを効かせたボーダーはアシンメトリードレス等
さり気なく色んなアイテムに用いられています

パーティは雷雨の予報を見事に裏切り
涼風さえ感じさせる、絶好のガーデンパーティの夕べ

ビールだけの飲み物だったのですが
東京地ビールが意外に美味しいのでびっくり!

ビールタンクを背負ったウエイターがサービスして廻ります
タンクもステラマーク付き。

サーブする手際もなかなかで、みとれてしまいます

「スーパーヒーローズ」はステラの今季のお気に入りらしく
服のモチーフから、バッグのアップリケ、クッキーまで登場しました

クッキーは、可愛くて奪い合い(!_+)

行列ができていた抹茶白玉の小豆アイスも!最近珍しい手で回すタイプ

お野菜のチップスや、インドのサモサなどベジタリアンらしいメニュー
が次々とサーブされ、美味しいビールも次々と登場

私はあまり飲めないので、それぞれ味見しながら
不思議になつかしいサウンドの英国カントリーバンドに聞き入ってしまいました
バイオリンにアコーディオン、ギター、、、こんなバンド初めてです。

お土産は Stellaの透明なキーホルダー

コレクションでも良く招待状代わりに送ってきたりしますので
カラフルな物から幾つも持っています。

コレクション始めようかな~

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CHANEL パリ☆ダラス@虎ノ門ヒルズ

開業前の虎ノ門ヒルズの5階 虎ノ門ヒルズフォーラムを借り切り
何部屋にも分かれた長いランウエイで、昨年12月のアメリカのダラスで開催された

パリダラス CHANELメティエダールコレクションが開かれました。

そもそもダラスは、ニーマン マーカスの本拠地。
ココ・シャネルが第二次大戦後クチュールを再開したときに
ファッション界のオスカーと言われる「ニーマン マーカス賞」を

 

創立者の一人スタンレー・マーカスから、贈られたCHANELにとっては、特別の場所と言えます
そんな由縁で、昨年はダラスで開催され、テーマも「ワイルドウエスト」「テキサス」が
インスピレーションに獲られています。

すでに暗くなっていた会場のあちこちには
ワイルドウエストにふさわしく、荒くれ男達が集まりそうなバーカウンターが作られています

ビリヤード台や道路標識?農作業具、動物の剥製が飾られ
ムードはテキサス

自分の席に着く前に思わずきょろきょろ!


テーブルに着くと、まずシャンパン!でもイメージは西部だからおつまみはチップス

プリッツェルブッシュ大統領の好物で知られるようにアメリカ人はプリッツェルが大好き!!)が無造作にカゴの中に置かれています

ふと前方を見上げるとパリダラス CHANELのゲートが!
大きな星条旗やバッファローの敷物がウエスタンムードを盛り上がります

そしてファーストルック登場!

ゴールドのツィードスーツにウエスタンブーツ
中に着ているのは、西部劇にでてくるシェリフが着るような
白いシャツブラウスに黒いボウタイ

やっぱりカッコ良いな!!
もう一瞬で虜です

ウエスタンブーツもツートンのブロッキングから動物柄のパッチワークまで
バラエティ豊かなミッドカーフから、膝下丈まで!

合わせる服は、アトリエの粋を凝縮した
CHANEL
ツィードのスーツと言う正統派

インディアンブランケット風のボーダーも、ニットからリバーシブルまで
様々な素材にアレンジされて、素敵なCHANEL風パターンミキシング!

ウエスタンにフリンジは是非もの。
シャネルツィードの
糸フリンジから、ワイルドなレザーフリンジまで
ワイルドな感じを演出しながら、雰囲気はエレガンス!!

ラグジュアリーにポニースキンも登場です

レザーやスェードもウエスタンには付きもの

レザーはちょっとビンテージ加工して、艶のある表面変化
パイピングもウエスタンシャツにはお約束です

へアリーなアンゴラツィードのシリーズはボウや白襟付きで
清楚な感じに!全体を大きなヘリンボーンみたいに見せるコード使い!さすがです\(^0^)

そしていよいよワイルドウエストの本領発揮のシーンへと深まって行きます
ナバホ風の大判ブランケット
をストール風にかけ、
アメリカの
星条旗を思わせる柄の編み込みニット、

メキシカンな刺繍のスカートなど
コーディネートのミキシングはもうため息が出るばかり!

さすがにカール・ラガフェルド,ポップとキッチュの絶妙なバランス

私が一番好きだったのはこの赤いポンチョ
ボーイズにも似合っていました!絶対この秋来そうですね。

騎兵ユニフォーム風にはワイルドレザーのフリルが
羽根、ツィードフリンジ!

ケープ特集
!?

フリンジフリルはだんだんとエキサイティングになって行きます


デニムはブルーからカラーブロッキングまで!
ラブリーで清楚
な雰囲気です

金ボタン付きのフツーッぽいシャツとスカートには、
フリル
のボレロなどを合わせ、ブーツもデニム
ドクターズハットも決まっています

ブルーデニムは白と組合せ、若々しくて可愛い~!

イブニングはキラキラがいっぱい!
プレタポルテではありますが、フランスを代表する
熟練の伝統技が光ります

ラストルックがこれ!
白ずくめの
インディアンです!

チュニックシャツとパンツだけの組合せなのに、フリンジと羽根のインディアン風の
髪飾りで大迫力!

CHANEL族の酋長ですか?!(O;
後ろ姿まで撮ってしまいました

フィナーレはいつもながら緊張が解放され、ゆっくりとコレクションを愛でることができるので
本当にうっとりと眺めてしまいます

迫力のフィナーレでした

ショーが終わり、かってのスーパーモデルジェリーホールから、KPOPビッグバンやら
人気芸能人やモデルの撮影大会

それと同時に、ウエイター達はウエスタンらしいタコス
ポークのビスケットサンド
ポップコーンミニバーガーなどを

サービスし始め、私もちょっとだけ味見!
タコス美味しかったです! >^_^<

食事の予定があったので、その辺りでやめておきました
飲み物はバーではいくらでもサービスされていたようですが

私は、ノンアルコールの
サングリアを!

心地よい興奮が残る、素敵な夜!

もう一度見たいくらい!CHANELのショーを見るといつもそう思います

 

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タイムレスな感動 ルイ・ヴィトン

幻惑的と言っても良いほど、私達を夢心地に誘い込んだマーク・ジェイコブスの手による
ルイ・ヴィトンから、モダンなニコラ・ジェスキエールへと変わったとき、

マークの大ファンだった私は、正直どう変化するのか
ちょっと気をもんだりしたものです

でも、モダンでスポーティ、新しい素材やアイディアには
目から鱗の斬新さに溢れています!

可愛くて大人ぽい!

これまでなかったエレガンスの提案でした!

パリのコレクション会場を思わせる、ブラインドの付いたオフィスを思わせる会場での
展示会場の選び方はさすがにルイ・ヴィトンです。

今回は60年代調をタッチとして基調としながらルイ・ヴィトンのトランクのアーカイブからアイディアをとった様々なディテールが加えられています

まず今シーズンはウルトラハイネック!!がポイントです

先季からタートルネックが多く提案されていましたが(ステラとか)
今シーズンは、ネックは高く煙突のようにそびえ立っています。

他のブランドでも目立ったトレンドでしたが
ルイ・ヴィトンはまさに
チムニーネック(煙突ネック)
張りのある厚みのあるリブニットで、清潔なモダンさを!

 

地厚な編み地を縦横に、またお袖と編み地違いで構成するなど
繋いでありますいでありますよく見るとシンプルなデザインでありながら、
凝った仕立てになっています

凄いなニコラ!!

スカートはほとんどが台形のミニ丈
スェードやレザーで仕立てられ、
LVのアーカイブのトランクにアイディアをとった
革ベルト
が結ばれています。

これって今シーズンのアイコンアイテムに決まりですね

一見スーツに見えるワンピースドレスにはレザーとともに
二コラが大好きな
ポリウレタンフォームバックが多用され
不思議な構築感と柔らかさを漂わせています。

こんな可愛いスタジャンも!ジャージーにノルディック調のニットを繋いであります


胸元のLVマークが、若々しくてスポーティ!
これが欲しくて買っちゃう人、絶対にいますね

スェードにキラキラ刺繍!ギャラクシーのような輝きと
スェードのマットな質感の対比
なんとも上級なテクニック!

さり気ない物に見えながら、実は凄い発想が隠されています

白いリブニットとレザーの組合せが印象的なスキッパーカラーのドレス。
何となく60年代が匂います
フランソワーズ・アルディとか
ツィッギー
とか着ていたような感じ!

まさに60年代のコスモコールなどレス
大胆なカットと、大きな綾織りで、シルエットは構築的です。

エスニック感覚もスパイスのように効いているのも、今季の特徴です
レザーと
更紗のような植物柄プリントを合わせ

不思議なカットのベルスリーブになっています。
これは中にボディが入ると、より素敵です

単品ではベロアのパンツもありました

白襟のトップも、よく見るとLVのアイコンが織り出されたり
ブラウスタイプからジップアップまで可愛らしさのバリエーションが!

今シーズン私が一番好きだったのが、このファンシーツィードとレザーの組合せ
レザーは全部
フルグレイン加工で、すこしヴィンテージな感じ。

それに大きなループヤーンのカラフルなツィードが花が咲いたように寄り添います
この組合せ、最高にカッコ良い!

バッグもツィード使いが新登場

 

1958年に誕生して以来愛され続けた「ロックイット」も
今シーズンは再解釈され、こんなにカラフルにソフトに!

アンクルブーツはレザーストラップ付きで登場!
ポインテッドトォ
でスタイリッシュ!

なんとなく60~70年代にパリで大流行した「ティルビリー」を思い出しました

やっぱり眠い目をこすりながら行って良かったルイ・ヴィトンの展示会!
パリコレクションの感動がまた蘇り、、、

名画は何回見ても感動があるように、
ルイ・ヴィトン・バイ・ニコラ・ジェスキェール!
やっぱり名作です。

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グレーと、ニット、スウェットの行方 2015年春夏

まず、スウェットはもう出尽くした感もあったのですが
まだまだこんなドレッシーで装飾的にデザインされた方向がありました!

さすが、アレクシス・マビーユです

ミッドナイトブルーのスウェットにのチュールレースと、分厚いレースの
両極で素材のブロッキング!

ダークカラーだけのミキシングでカラーコントラストしていないところが、新鮮です

しかも、大きなリボンウエストのラブリーなスカートと合わせて
スウェットがスポーティなんて誰にも言わせない!!! そんな迫力さえ感じます

グレーはコレクションでも主流になっていましたが、
全体にライトからミディアムグレーが中心になっていました

そんな微妙なグレーをあえてグラデーションバイヤスで接ぎ合わせた
トム・ブラウンのシンプルドレス
着ると絶妙なフレアーが生まれます。

裏地のトラッドストライプがちらりと見えるのがトムらしいですね

トム・ブラウンはコレクションは、ゴシック的だったり、ホラー?な感じさえありますが
実際のMDラインは、トラッドベースにちょっと冒険を加えた、着やすくて魅力的な物が主流です

トレンチコートはラメ感のあるコーティングが施され、ベーシックさはそのままです。

旬のニットドレスもメランジ使い。シンプルなデザインながら、アシンメトリーに
スポーツストライプ
アクセントを入れたモノトーンが粋な感じです。

ニットのセットアップもさり気なく素敵でしたよ!
トム・ブラウンって、本当にコレクションと、店頭に並ぶ物が別の人物が作ったかのように違います!
あの凄いコレクションは、トムの脳内カオスを表しているのでしょうか?

コスモスのようなカラーネップセーターには、トロンプルイユの白襟やカフスがつき
ダーツまで入って、シルエットを出しています。

シンプルに見えながら、手が込んでいます

ニットはくるところまで着ましたね!
ブークレーニット
で、インバーテッドプリーツのミニスカート!
新しい
です。

スウェットもアート感覚が必要!
ニール・バレット アメリカンコミックのようなモチーフをネオプレーンに!

バスキアとコラボしたルシアン・ペラフィネのカシミアニット
アートムード台頭してきました!!

そういえばルシアン・ペラフィネは、ルイヴィトンでブレークする前に
すでに村上隆さんとコラボしていて
目を付けるのが、とても早いです!!

可愛らしくガーリーなシー バイ クロエ
トレンドの宝庫!

トレンドを先取りしながら、着やすいデザインに落とし込まれていて
本当にお洒落なリアルクローズと言えるでしょう!

今季もデニムを切り替えでフレアーにしたミニスカートや
大きなポケットが付いたブルゾンがとても可愛かったです!

スポーツ素材を使いながら
もうスポーツの範囲には入らない甘さとの境界線にある服です。

 

フレアーをバイヤスに接いだ、こんなアシンメトリーさも、この秋だけではなく
来春の感じを予感させます

やっぱりお袖は大きい!!
ベルスリーブ
やバタフライスリーブがカジュアルにも登場してきました

ブラウスにもベルスリーブ!!レースやカフスがトランペットスリーブだったり!


スウェットもレース使いや、メンズチェックをピンクにして使ったり
ボーイッシュだけど、たまらなく女の子っぽい!


アンディ・ウォーホールのファクトリーにいた
ベリーショートのイーディー・セデュイックが似合いそうです。

アート感覚やスポーツ素材をフェミニンに!
色んな要素が、次のシーズンにも繋がって行きそうですね

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メゾンキツネとビューティフルピープル

自然光がはいるショールームにぴったりの
優しい自然体のお洋服が並ぶメゾンキツネ

2014/15秋冬はプリントのシャツドレスニットのバラエティが広がっていて
フレンチストリート発のトラッドベース、メゾンキツネの個性がひときわ輝いていました

レトロな、「子供の頃着てましたね!」とプレスの方が仰ったけれど
この服は70年代調!まだ生まれていないのでは?と聞き返したほど
タイムレスなシャツドレス。

黒いベルベット襟は子供服みたいで、お出かけや発表会の時着ていたような
育ちの良い服です。

メインにディスプレイしてあるのは、プリントのシャツドレス
最も基本的なデザインですが、コントラスト配色のストロングカラーととろりとした素材使いが
新しさを感じさせます

これ以外にも、ペーズリー柄や、フラップ付きなどバリエーション豊かに
シャツドレスが展開されています

プリーツスカートも!

ツィードのドレスも懐かしいような可愛らしさ!
ヒップハングラインの切り替えでプリーツ! 

これは60年代お嬢さま風のレトロですね

同じ素材で60年代に大流行した「30センチスカート」!
本当に30センチかどうかはともかく、非常に短い長方形や台形のスカート

ルイ・ヴィトン
も今シーズンはこのレングスをたくさん出していました

フラップポケットに金ボタン付きの長めのショートパンツもお揃いです

ゴールドのジッパーにもキツネの刻印! こんなところにもキツネたる刻印が! 
神は細部
に宿ります 

ボウブラウスドレスもローウエスト切り替えのプリーツスカートで
このコンサバなデザインがたまらなくチャーミング!

センスがあるから、コンサバが上品になる見本です
トップスはオーガンジーのジャカードです

実はセーターがとても好きでした
ボーダーではなくリブのブロッキング!と言うのがポイント

清潔なカジュアルさの新しいバランスですね
カーディガンも金ボタン付き

今年のキツネはニットにインターシャで登場です
もちろんこれまでのキツネのワンポイントマークは健全です

ネックが重なっているデザインや、今シーズン初めて挑戦したという
ペルーのアルパカ
の手編みニットはジグザグ模様

手持ち感があって、とっても暖かさそう!
下にヒートテックを着れば、コート無しでも大丈夫そうです

カモフラージュ柄も赤のハイライトカラーで
カーキとは決別!!

絶対来ますね!このアート感覚デザイン、2015春夏でも注目しています!

「マクドナルド見たいでしょ!」とプレスの方も仰っていましたが
ミラノのモスキーノもこれやっているし

マクドナルドは世界的なファッションアイコンになりつつあるのでしょうか?????
フライドポテトの携帯ケースも爆発的人気だし!!

ジャケットはルダンゴット風の襟だけど、ぐっとカジュアルに四角いシルエットで!
グレーと赤です

今シーズンは挑戦しました!とゴージャスポニースキンが登場
コートは100万円越えです!

レザートリミングのショートダッフルやチェスター風のウールコートは
可愛らしく品が良くて、キツネの本領発揮アイテムでした。

トレンドと言われる要素は無くても、とびきりのチャーミングささえがあれば
タイムレス
の証し。これこそ本当に個性的な魅力だと思います

ビューティフルピープルは、我が道を行きながら
トレンド満載!

どれをとってもトレンド感が溢れていますエントランスに飾られたコーディネートは、
ふわふわ
のオーバル型のコートに、ダッフル風のトグルボタン

合わせてあるのは、リブのニットパンツ

ソフトなライトグレーメランジコートは襟無しのトレンチ
これもふわふわで気持ちよさそうな感触!

優しい大人の女らしさを感じます

トップスにもスカートにもスポーツグラフィックが施されています

特に好きだったのが、タータンチェックと無地を革テープでトリミングしたセミタイトスカート
同じ手法のスウェットドレスも

配色が凄く新しいと思いました
ライトブラウンにミッドナイトブルー フォレストグリーンのトリミング!

ミッドダークなカマイユ配色 モダンな感じです。

こんなに可愛いファーミトンも一緒においてありました
今シーズンは本当にこのタイプが目に付きますね

ロンドンのソフィア・ウエブスターからパリのセリーヌ、東京のビューティフルピープル
やっぱりピンクが一番旬な感じがします

売れそうな値段でしたよ!!



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白雪姫とハート♡ レッドバレンチノ

皆さま RED VALENTINOREDはどういう意味かご存知ですか?
私はずっとブランドのシンボルカラー「赤」だと思っていました。

今回の展示会で、敏腕プレスIさんから「Romantic」「Eccentric」「Dress」の頭文字をとった
ブランド名と聞かされてびっくり!知らなかった!
 

と言うか、展示会にいた人達も全員知らなかった!
「ロマンティックでエキセントリックなドレス」なんですね!

エキセントリックでロマンティックな本領発揮の今シーズン、やっぱり
おリボンとハート
がたくさん散りばめられた可愛くも小悪魔的なお嬢さま服のオンパレードです

今シーズンは白雪姫やこびと、狼、スワンなど童話がテーマ!
だから童話にちなんだモチーフが、あちこちに潜んでいます

エントランスにディスプレイされたコートとドレスは、今シーズンの代表的なルック。
ダークなボタニカル柄の中に

よーく見ると、フクロウなど可愛い森の鳥や小動物の姿が!

雑貨も、バッグや靴のヒールが狼?キツネ(赤頭巾ちゃんだと狼ですよね?出典不明)

バッグの留め金は小人です!

指輪は白雪姫が食べたであろうリンゴ! 毒入り??可愛いな!

こんな手編み風の素朴なニットが今シーズンたくさん出ていますが
さすがレッドバレンチノ!
穴あきパンク風をこんなに可愛くレーシーニットに変身!

ジャカードのミニスカートはハート柄です

この秋はスポーツ要素は絶対に必要ですから
パーカスーツや、ウインドブレーカー、スタジャンなども登場

でも、モチーフはハートマークだったり、ベルベット製だったり

こんな
お嬢さま風こだわりで、バレンチノらしさが満載!

白雪姫シリーズは充実しています
リンゴのスェットタイプセーターなど心引かれます

ニットドレス、りんごシリーズも充実

童話シリーズでは「スワン」もありました。

これは見ようによってはシュール!!
シャツ襟、ファー襟がスワンの顔、ティーシャツには本物のフェザーが!!
スワンの首から顔を襟にするって、、、まるでアリスにでてくるスペードの女王みたい

「これいかがですか!」って薦められましたけど

どう見ても「無理だと思います!」

スワン小物も大充実

ちょっとポップな星柄のブラウスとスカート。上はソフトなボウブラウスで70年代風
マーメイドスカートは、ぐっとシャープに、シルエットコントラスト

定番になっている一見ヒョウ柄のハートモチーフは、ジャカードやニットで今季も様々なアイテムに・
やっぱりチュニックが多いですね!

レッドバレンチノらしいデニムや、ピンクのセットアップ、ピーコートも
お嬢さまルックの定番です

カジュアルだけど、レッドバレンチノらしい若さと品の良さがある
今季、私が一番好きだったルックです

 

 

 

 

 

 

CATEGORY : EXHIBITION

どれを着る?ファーベスト?ケープ?ロングカーディガン?

セーターやカーディガンだけではなく、ドレスやスーツ、ケープ
パンツまでアイテムが広がって来ていて、ニットがこの秋は凄く魅力的

セリーヌもゆったりリラックスしたオーバーサイズのカーディガンを提案していますが
他のブランドでも展示会にお邪魔すると
シンプルでゴージャスなロングカーディガンがたくさん展示されています。


どれをとってもシンプルですが素材の上質感が伝わってくるゆったりしたエレガンスが漂います。
若い人へと言うより、キャリア、マダム層にぴったりの豊かなライフスタイルを感じさせる
レイドバック感です

カラーもトレンドのグレーより、キャメルの正統派カラーが目立ちます

ファー使いや、ボタン留めだけではなく、トグル風の留め具が付いた緩いジャケット風のアレンジも!

ロングカーディガンに続いて、御紹介するのは羽織るタイプの大判ストールケープです。

今シーズンはアクネステュディオが片袖を通して着るジャケット代わりのストールを
たくさん出していますし、バーバリープロサムは、大きなウールスカーフを
さらりと肩にかけ、ベルトで留めてベストのような着こなしを見せています。

私が一番楽しみにしているのは、ケープ!!!!
ポンチョも多いのですが、サンローランが出したケープの
行儀の良い可愛らしさが忘れられません

 サンローランは、インナーにウルトラミニのメタリックドレスを合わせ、
小悪魔的なチャーミング
さを演出していますが、本来クラッシックなデザインのケープだけに、

若く着るには超ミニか、ウルトラスリムを合わせるのが王道でしょう!

ケープは実際バリエーションが広がっていて
ニューヨークではシャツやセーターの上に短いポンチョを着て
レイヤーする着こなしも目立ちました。

ニットのポンチョ短くても、長くても可愛いでしょ!!ロングは、久しぶりの登場です

ミラノではぐっと大人のムードです。プルオーバーのニットあり、布帛とニットのコンビのポンチョ風
トッズのアレキサンドラ・ファッキネッティはユニフォーム風のケープレットです

ファーベストもさり気なくセータやティーシャツ、ジャケットの上に合わせ着こなします
もうずいぶん長く流行していますが、なんだか今頃欲しくなりました


強いグラフィック感がでてくる冬の前に、こんなロマンティックで
女らしい巻きものや、羽織もので、肌寒い初秋を楽しみたいですね!

おまけにファーミトンです
なぜだか目に付くファーミトン!

一体これは何なんでしょうか?
セリーヌも片手に付けているし、ソフィア・ウエブスターは、アームウォーマーのようなつけ方です
カラフルだからグレーが主流の今シーズンにはうってつけのアクセサリー!

また、欲しいものが一つ増えました

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スポーツグラフィック? ルイヴィトンvsプラダ 

スポーツグラフィックが最も効果的に提案されたのはミュウミュウです
見ているときから、可愛くて可愛くてもう大絶賛状態!!

ボマージャケットベンチウォーマーコートなどスポーツアイテムを
フローズンパステルのメタリックジャカードで仕立て、肩に大きなカラーブロッキング

今シーズンNo1の可愛いスポーツガールでした

マークバイMJでも新生英国チームのアトリエの手によって、英国の80年代
スーパーアイドル「スパイスガールズ」のジンジャーをアイコンにとった
コレクションが披露されたのですが

これはモトクロスを思わせるスポーツウエアのオンパレードでした
80年代って、そういえばロゴブーム?!

プラス 日本のアニメ 忍者もモチーフでしたが、、。


実はこれフィナーレにマークが履いてきたジーンズ

とは言え、スポーツを感じさせないトリミングもたくさん出ています
例えばプラダ

ドイツ前衛主義がテーマなので、スポーツの軽快さより、
軽量素材使いでさえ重厚さが漂います。

オーガンジーレザートリミングやアフガンラムのファートリミングという重さが
矛盾した組み合わせが魅力的!!

ついでながら
シアー素材をレイヤードにしているメゾンは幾つかあって

ロンドンで今回インスタレーション形式で見せたTOGA
オーガンジーをレイヤーしています

肩幅の広いグレイのテーラードコートやジャケットには、
ゴールド黒のムートンの縁取りでアクセント
クラッシックを彩る存在感の強いトリミングこそ、この服の主役です。

よく見るとレザーとムートンの両方がひとつのコートに使われています

シープスキンコートは全身カラーブロッキングと言って良いほど
カラーアクセントが決め手

赤、紫、黄色と黒との強烈なコントラストを見せます
ゴールドも登場

30年代のアールデコと70年代調をミックスしたドレスには
ゴールド、シルバーのレザーテープでトリミング!

曲線と直線の世界をクールに引き締めます。

パリではニコラ・ジェスキェールによる新生ルイヴィトンはコレクションの
ほとんどがトリミングやブロッキングによってデザインされています

でもスポーツではなく、すご~くレトロな、近未来的な感覚
これはこれで凄く不思議な可愛らしさで、ずっと見ていると
ニコラの迷宮
に迷い込んだような腑に落ちるような落ちないような

本当に不思議な感じでした。

会場はシャッターを上げた朝の自然光でしたが
それすら人工的に見せるパワーがニコラには備わっていそう!

何しろオープニングから革のコートの上襟だけつや消しのオーカーブラウンが付けられるなど黒のアクセントがブロッキングでもトリミングでも用いられています

ジンジャーベージュのスカートにピンクベージュのトップスという
ニュアンスカラーの組み合わせでも、黒のトリミングが

効いてモダンアートのよう!

70年代を思わせるレザーのブロッキングトリミングはコートややジャケットに施されて
懐かしさが近未来にも見えてきます。


ドレスやスカートにはレザーだけではなく、プリントやニットも異素材ブロッキングです
革は光沢、マット、スェードと様々な表情で駆使されています。

革をあらゆる角度から検証したようにも思えます。

よく見ると襟だけリブニットだったり!予想を上回る異素材組み合わせ


そういえば懐かしいツィードジャケットもフィールドジャケットのような
メンズ調のブロッキングで復活しています。

こんなに革尽くしのコレクションはヴィトンと言えども初めてではないでしょうか?
黒い革トリミングと言うワンパターンに陥りがちなクセのあるアクセントを逆手にとって

スポーツ全盛のシーズンにあえて70年代!
プラダもルイヴィトンも70年代! ひょっとして今振り返るべきは「失われた70年代」?

最後にルイヴィトンのコレクションでもフロントロゥでもプラダを着ている
アナ・ウインタ-
をご覧下さいませ!

ちなみに、向かって左隣の赤毛の女性は、
70
年代からヴォーグ誌でヘルムート・ニュートン等と組んで
優れたファッションシューティングをした名物編集者グレース・コディントン

親子のようにも(失礼)見えるけれど、実際は6才違い!

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