藤岡篤子BLOG
CATEGORY : PARIS

ディオールはバージャケット アーカイブの研究

ディオールはもともと由緒ある上流社会のマダムのための服

ガリアーノがムッシュディオールのヘリテージに
モダンなメリハリをつけ、強烈な印象に作り変えたのは
ご存じのとおりです。

今回はチームとして初めてのプレタポルテ
前回はスタイリングまでガリアーノがやっていたので
実質的には初めてというわけです。

ブランドの原点であるバージャケットや、ムッシュが「生命の色」
言って愛した「」や「オレンジ」がたくさん使われました。

ロールカラーなど50年代調のトップスに
大きく膨らませたギャザースカートの
レトロなセットアップ

このニットドレスは編みが凝っていて、通常のジャカードにさらに
フロント部分にリップル編みを加え、立体感を演出しています

赤に続いてベージュのバリエーションが多いのも
今回の特徴ですが、オーガンジーを2枚重ねて
張りを出したフィット&フレアードレスには、大きなリボン結びが
デザインアクセントになっています。

白いバージャケットはスペンサーに近いショートジャケット
ペプラムも短く、ブラウスのような感じですが
下に黒いシャツを合わせています。

プリントは淡いモザイクの幾何柄プラスチックプレートや
小さなスパングルが散りばめられ

ディオール本来の、品の良いお嬢様ドレスに仕立てられています。

 もうひとつクチュリエらしいデザインとして「リボン」があります
結ぶというより、帯をたらした感じの大きさが新鮮でした。

得意の繊細なニットドレスも健在、シンプルなチェックは
モノトーンで登場しました。

白黒チェックのウエストにひねりを入れただけのシンプルなドレスや
プラスティックプレート使いでモダンなトップスの
フィット&フレアースカート 

モノトーンといえば、ディオールのアイコン「バラ」のプリントも
白地に淡いグレーという清楚な使われ方でした。

ひざ丈のオレンジのドレスはフィット&フレアーの基本に戻ったライン。
アクセサリーは今回はほとんどなくシンプルに着ています

今回はデイウエアもカクテルもショートかひざ丈が多いのですが
イブニングだけはフルレングス
ディオールの伝統をしっかり守ります。

黒の シフォンに大きなサテンンリボンを通した
クラッシックなスタイル

ジョン・ガリアーノが解任されたときから
すっかりディオールのショーの会場に
居ついてしまった感じの??お花を身体に飾った
殉教者風の男性は今回も健在で
皆のフラッシュを浴びてご機嫌でした

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今シーズンのハイライトはシャルレーヌ王妃とブリジット!

セレブリティの多さはパリコレクション名物ですが
ロイヤルファミリーとくれば警護も厳しく、会場も盛り上がります

今回はAKRISにモナコのシャルレーヌ王妃の来場です。

もちろんAKRISの服に、ルブタンと協業したベージュのハイヒールを履いて、
元アスリートとは思えないバランスのとれた着こなしで
ほっそりと見せていたのはさすがです。

モデル並みのプロポーションと切りそろえた前髪とシニヨンにした金髪の
若々しいヘアスタイルが良く似合い、大きな瞳が美しく、とてもチャーミング。

会場全員がうっとりとパパラッチになってしまいました。

もう一つのハイライトはシンガーのブリジット!
ヴィクター&ロルフのオープニングでライトが付いた時
あっけにとられてしまいました

10メートルの竹馬にのったデュオ「ブリジット」が
カーテンの上から首を出し、歌い始めたのです。

お洋服のテーマは大きなリボンステッチ
太いリボンステッチをカラーコントラストにした
お人形のような服がデイウエアからイブニングまで
たくさん登場しました。

イブニングドレスもステッチアクセント
だんだんリボンの幅が変わっていくところも
遠近法みたいでおかしかったですよ

ターコイズブルーやピンクなどリボンの色も
トレンドカラー

大きなリボンステッチとフリルというドール感覚が
今回のデザインテーマです

フィナーレは大盛り上がり
お洋服も可愛かったし、歌い続けたブリジットにも
拍手喝采!

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セリーヌのアイパッドケースとボンディング

セリーヌのこの秋冬のキーワードはラグジュアリーカー(高級車)

のディテールや木目調のプリント、力強さなど、フィビー・フィロが

今シーズン表現したいことを凝縮すると「高級車」に集約されると言うことです。

コレクションには沢山のボンディング素材が登場しましたが

実は展示会で触ってびっくりするボンディングもありました。

ボンディング無しでは造れないスカルプチャーフォルム

今季のトレンドですが、ここまでボンディングの張り感に

こだわったのはセリーヌがNO1です。

例えばこのアーガイルを思わせる幾何柄のセーターです。

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42ゲージのタイツのような薄さのタートルネックセーターをぴったりと

首にはわせるように着せたのも今回のハイライトでしたが

やっぱり触って驚いたのは,このセーターでした。

素材はカシミアで滑らかな艶のある表面。

でも何だかドロップドショルダーから袖にかけて、

ニットとは思えない張りと固さがあります。

その理由は、裏にムースでボンディングしてあるから。

ポリウレタンのフォームバックが薄くコーティングされ

着ると、カシミアのあの質感ではなくちょっと固い裏地に触れてしまいます。

担当の方も「せっかくカシミアなのにね」と苦笑していましたが

贅沢な物を大胆な切り口で再構築する、フィビーのこだわりを感じました。

もう一つの話題はアイパッドケース

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講演会では、言葉が出てこず、iBookなどと言ってしまいましたが

アイパッドケースがいよいよ登場です。

いまや、どのブランドでもiPhoneやiPADケースはたくさん出ていますが

エキゾチックスキン使いでもないのに、ここまで高価なケースは

セリーヌがNO1です。

日本では多分39万円以上になりそうとのことでした。

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やっぱりジャケット命 シャネルの魅惑

シャネルの会場はこのところずっとグランパレ。

1900年パリ万博に建てられた鉄とガラスの壮大な建築を縦横に使って

メガトン級のコレクションを見せています。

プチトリアノンや氷山のフェイクファー、

映画の「去年マリエンバートで」のフランス式庭園

は記憶に新しいところです。

コレクションの中日。朝、会場に足を踏み入れると

墨絵のように描いた白黒のカーテンが壁面に張られ

会場いっぱいに、粗いウッドの通路が造られ,そこは炭坑の坑道??

水蒸気が立ち上り、白煙の下には石炭がごろごろ転がっています。\

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シャネルマークの大きなパネルは立っているけれど、

いったいモデルはどこから登場するの?

と、きょろきょろしていると大きなパネルがドラマティックに倒れ始め

坑道とのブリッジに。

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白煙たなびくバックステージから、モデル達が登場です。

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今季はカール・ラガーフェルドの「色に飽きた」発言を受けて

コレクションはモノトーンが中心。

だけど展示会で見るとグレーにはラベンダーメランジされていたり

カラーバリエーションは豊富です。

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今シーズンのハイライトはダブルジャケット

ジャケットの重ね着のように見えますが、実はフェイクレイヤード

中で繋がっています。

展示会でなければ分からないことがたくさんディテールに秘められていました。

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バッグやブーツもダブルで繋がり、ニットとメンズシューズが接続したブーツや

クラッチとショルダーがついているダブルバッグなども登場し

ダブルファンタジー」がたくさんありました。

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シャネルはこういうトップシークレットのアイディアを惜しみなく

展示会で披露してくれます。

コピーされるのは、本物の証し」というココ・シャネルの

精神が脈々と息づいているようです。

フィナーレも幻想的でうっとりしてしまいました。

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ルイ・ヴィトンは「フェティッシュ&ファッション」

パリコレクション最終日は全員大慌てでした。

19時予定のルイ・ヴィトンの予定が、急に朝10時に変更されたからです。

ヴィトンと言えば、時間通りに始まる世界で唯一のコレクション。

10時と言ったら10時にジャ~ンと始まるのです。

私はパッキングやチェックアウトをしながら、

着込めるだけ着込んでショーに飛び込みました。(荷物軽くするため)

大きな黒いテントが張られたルーブルの庭には、不気味な黒い風船がぷかり、

ぷかりと数え切れないほど浮いています。これはいったい何かの象徴?

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とテントの入り口を見ると、

アニメで見るようなサロンエプロンを着けたメイドさん達が

羽根ばたきで、一生懸命お掃除中です。

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LVの金バッジを胸に付けよく見るとストッキングもLVのレースタイツ!
素敵!!

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テントの中は圧巻でした

何と4基のクラッシックな籠形エレベーター(パリ風の格子戸風)に、

ドアボーイまでついて。昇降しながらモデルが登場するのです。

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フェティッシュ」とは直訳で呪術崇拝、

心理学用語では性的倒錯も含んだ意味です。

映画「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングのように、

軍の制帽仮面をカチューシャのように付けて、モデルさんは登場です

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ベーシックなアイテムを大きなカーブ構築的に仕立て、

素材も凹凸のあるコーティングなど

シックで凝っています。

レディライクでありながら,謎めいた女性像。

マーク・ジェイコブスにとって女性は

永遠の汲めども尽きぬミステリアスな存在なのでしょうか?

この後にシャネルの展示会
(ヴィトンが夕刻という前提でぶつからないように午前に設定してあったのです。
走りました!)

ミュウミュウのコレクション、ステラ・マッカートニー。アレキサンダー・マッキーン

の展示会を駆け巡り,空港へと急ぎました。

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モデルも感涙 胸を打つディオールの演出

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ロダン美術館の周りは、ニュースメディアとパパラッチ、

自称ブロガーの素人カメラマンが重なり合うように

ごった返し、中継車まで出ていました。
普段は閑静なロダン美術館前には、カメラマンが密集し

開門できない状態でした。
いつもは見かけない報道カメラマンンも たくさん。
ニュース番組の中継車も横付けです。
ショー会場には早く入りました。

鏡張りにシャンデリアが映えてガリアーノ好みのゴージャスさが漂っていました。

リムジンが付くたびにパパラッチに囲まれ、車も渋滞

こんな騒動の中で、果たしてショーは開かれるのか?

いったいどういう演出になるのか、ディオールのショーはいつも2部構成でした。

コレクションショーが第一部だとすれば、

第二部はガリアーノのワンマンショー、いろんなコスチュームプレイで

登場し、彼の頭上には金粉まで舞う始末でした。

その熱狂がディオールらしさでもあったのですが

当然解雇された彼が登場するわけもなくかといってそのままショーを始めるには、

あまりにも社会問題になりすぎています。

さすがにいつものセレブリティの顔触れも、アルノーさんご夫妻も顔を見せず

来場したのは、広報を務める息子のアンントワンと娘のデルフィーヌだけ。

粛々とした雰囲気のなかで、まず登場したのは

最高敬遠責任者のシドニー・トレダノ氏。
声明は見事でした。

ガリアーノの名前は一言も出さず(ここはポイントです)

今回の不祥事をわび、ディオールは、これまでの歴史の積み重ねの上で

成り立っており、これからも伝統と技術の素晴らしさを生かしながら

ブランドを継続してゆくことを宣言しました。

つまり、ガリアーノより、ディオールを選択したことを明言したわけです

事件が明るみに出て以来、素早く、停職、解任の処置をとり、

コレクションの冒頭にトップが出てきて、謝罪。

ブランドの素晴らしさと継続をそのままアピールするなど

LVMHの危機管理能力の辣腕ぶりを改めて感じさせました。

そしてその率直な態度にみんなは盛大な拍手!

ディオールも被害者というサイドに立ったわけです、

ショーはいつもより体数が多い62ルック。若々しくカジュアルで軽快でした。

ミニにマキシだけのマントなど、コーディネートも新鮮でした。

そしてフィナーレには、予想したとおり

白衣を着たアトリエの人たちが50人ぐらい登場

会場が割れんばかりの拍手に包まれました。
感動的でした。

会場を後にするモデルたちも涙でマスカラが落ちている人たちもいました。

英国調のチェックや赤、グリーンなどトレンド感は満載でした。
ミニスカートにマキシ丈のケープが 新鮮でした。
カラフルで一気に若返ったディールにメディアも好意的で

翌日の新聞は表紙から中面までディールばかり。

ディオールも、事件を予測していなかったせいか

百貨店のボンマルシェでは、ディオールのアーカイブ展覧会、

ヘラルドトリビューン紙では、カバー広告まで用意していました。

表紙の中面もディオールばかり。
 

英国の新聞ヘラルドトリビューンは ディオールアディクト

のラッピンング広告を会場で配っていました。

LVMHは巨大な広告費をディオールにかけています。

今回は時計の新作発表も予定されているそう。

ショー終了後も、人種差別への抗議の小さなデモ隊とのもみ合いや

「KING IS GONE」と書いたプラカードを持った

ゲイの人 話かけると以外と普通の人でした。

ガリアーノを神と崇めていたらしい

英国のデイリーメールの記者から「あなたは間違っている」

と言われたら、へらへら笑っていました。

英国大衆紙の記者もインタビューするなど

終わっても騒然としていましたが。
それを横目で見ながら、次のショーへ急ぎました。

もう次のデザイナーも発表されました。

多分ワンポイントリリーフですね 。

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ドリス ヴァン ノッテンはパリの市庁舎が舞台

先シーズンに引き続き、パリ市庁舎(ホテル ドゥ ウ゛ィル)

の奥にあるとっておきの豪華な広間でコレクションを開きました。

天井のフレスコ画や、ゴージャスなシャンデリアに圧倒される

空間の中で、ドリスの、カラフルでデイリーなお洋服が絵画のように

映えました。

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パリ市庁舎の大広間。ミラノのパラッツォとはまた異なる大空間です。
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ロマンティックなキャンドルに導かれてニナリッチ

夜8時からのショーはチュルリー公園に張られた特設テント。

チュルリー公園に入ると、テントまでカーペット(レッドではありませんが)

が敷かれ、アロマキャンドルがカーペットに沿って数え切れないほど

置かれ、揺れる灯りに導かれるようにテントに入ります。

もう寒くって、カメラを出して写す気にもならないパリの冷え込みです

(というわけで、こんなに感激しておいて写真なしです。すみません)

でもショーが始まると、一気にスィートクラス感のある

お嬢様系(いまどき貴重です)ニナリッチの世界が広がります。

テーマは「レディの肖像」でした。

オープニングは、ミンクのガルボハットに

ストレッチウールのジャケットにスカートのセットアップ

さすがにパリではグレーが増えます。

ミラノではほとんど見なかったコーディネートです。

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オープニングは黒のストレッチジャケットに、ストレッチスカート

ウエストには必ずベルトでマークです。

ガルボハットは今シーズンのマストハブ アイテム。

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ケープ、ケープレット、ケープスリーブなどが

増加しているのも、今シーズンの特徴。

ファーの棒付きケープにひざ丈ドレスのお嬢様スタイル

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ベージュ系は先シーズンのキャメルとは打って変わり

クールなピンキーベージュに変化しています。

そこにラメを入れて、品の良い光沢とゴージャスさを演出。

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首元にはビジュウピンクの花びらプリントのドレス 。

ピンクはニナリッチのブランドカラーでもあります。

こんなスィートなAラインイブニング風ドレス

ベージュのレザーベルトでカジュアルに着こなしています。

足元もグレータイツに編みあげのハイヒールという

ちょっと崩した若々しいコーディネートです。

ピンクはニナリッチのシグネチャーカラーです。

ひざ丈のプリントの花弁プリントドレスはAラインにベージュの

革ベルトというカジュアルな着こなし。

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スィートピーチベージュや上品なピンクはニナリッチの

得意とするところ!プリントドレスやニットで

光沢や濃淡使いで多く登場しました。

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コートドレスは、今シーズンのキーアイテム

ブラウンにサテンのパイピング、大きくくられたネックに

毛皮のトリミング。ウエストには必ずベルトでマークして女らしく

クラッシックなアイテムの着こなしほどウエストマークは重要です。

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パープルでも、少しピンクに流れて、女っぽく甘いバーガンディ

パリでは目立ちます。バーガンディのコートに

同色の花弁を濃淡でプリントしたドレスを合わせます。

黒のタイツで、足元はすっきり。

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フィナーレでは、黒のレースから甘いピンクやコーラルが勢ぞろいです。

イブニングにも黒いタイツって、若くてカジュアルさがあって

コンサバではないのが良いですね。

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これはフィナーレですが、最後に登場してきたガルボハットのモデルが

ファーストルックです。

 

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ミュウミュウのテーマは「オーディション」

これまでアヴェニューフォッシュという
パリの最高級住宅地にある豪邸を会場に
パーソナルな雰囲気のコレクションを開いてきたミュウミュウですが、

今シーズンは、なんとルーブルの前に広がる
パレロワイヤルの中庭にテントを張ってのショーでした。

大理石の床から簡素なウッドデッキのキャットウォークに変わりましたが
とってもパワフルでパリコレクションのトリにふさわしい迫力でした。

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テーマは「オーディション」
「常に美しく挑発的な女性を求め、セレブリティ熱狂する現代社会を表現」

と言う内容です。
テレビを中心に「プロジェクト ランウエイ」などデザイナーからモデルまで
オーディション番組が花盛りですが、ライブの躍動感に呑み込まれ、
一つの側面だけを見て熱狂する人達や、
出場する人達の安易さへ込められたアイロニーを感じました。

クリエイティブとは瞬間のものではなく、継続して持つ力を発揮できるもの。
こんなミューチャ・プラダの創造に対する思いが伝わってきそうです。

モデルのメイクオーディションを風刺したように見るからに濃いメイク
太い眉、強いアイライン、長いつけまつげ、真紅の唇、ヘアーはセンターパーツで
ゴシップガール」のような若いイメージです。

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コレクションは、サステナブルな膝丈ドレスや
ビッグなジャケットという馴染みのあるアイテム
メタリックカラーを差し込み、プリントの蛍光色がマッチしたモダン力強い構成でした。

私が気になったのはスワンやヘビ、
天国に咲く花?などの大きなフィギュアモチーフです。
シュールな感覚とリアルなメイクが描き出すコントラストがなんともファンタジックでした。
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